2022/11/28 - 2022/11/28
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nanochanさん
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「旅行支援」というニンジンを鼻先にぶら下げられて、「それじゃ、行かずばなるまい」てなわけで、2泊3日で滋賀と京都を巡る旅に出掛けました。2日目の午前中は、大津・坂本をぶらぶらし、その後、坂本ケーブルで比叡山に向かい参拝、そして、比叡山ロープウェイと比叡山ケーブルで京都・八瀬に下り、そこからバスで東山に向かい哲学の道を歩きました。滋賀県への旅パート3は、午前中に訪れた「日吉大社」へのGo! 御朱印Tripです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
1<ホテル ボストンプラザ>
2日目の朝が明けました。宿泊したのはここ「ホテル ボストンプラザ草津 びわ湖」。駅から1分という最高の立地。草津は、草津宿本陣や東海道と中山道の合流地点など史跡がいくつか残る町です。ホテルボストンプラザ草津 びわ湖 宿・ホテル
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2<朝食>
朝食は、和風膳+ミニバイキングでした。旅行支援で安く宿泊でき、食事もおいしくて言うことありません。午前中活動できるエネルギーをたっぷり摂ることにします。 -
3<京阪電鉄>
JR草津駅から東海道線でJR膳所駅に行き、そこで京阪電車に乗り換え終着駅の坂本比叡山口駅まで向かいます。 -
4<坂本比叡山口駅>
9時過ぎに坂本比叡山口駅に到着。降りたのは自分を含め4~5人でした。紅葉を見にもっとたくさんの人が降りるかと思っていたのでちょっと拍子抜けしました。坂本比叡山口駅 駅
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5<名物 蕎麦屋>
駅のすぐ近くに名物の蕎麦屋「本家鶴喜そば本店」があります。ここは創業1716年という老舗で、建物自体も文化財となっています。是非とも食べたいところですが、開店時間が11時30分~ということで泣く泣く諦めます。 -
6<紅葉>
赤と緑のコントラストがはっきりした紅葉です。この分だと、日吉大社の紅葉も期待できるかもしれません。 -
7<穴太衆(あのうしゅう)>
ここ坂本は、戦国時代に「穴太衆」という石積み職人のいた里。卓越した石積み技術は、全国各地の城主にさぞ重用されたことでしょう。ふるさとの坂本にも、立派な石積みの通りが続きます。穴太衆積みの石垣 名所・史跡
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8<元里坊 旧竹林院>
日吉大社に行く前に「元里坊 旧竹林院」に寄っていくことにしました。里坊とは延暦寺の僧侶の隠居所で、坂本の地には今でもいくつか残っています。ここは廃寺となっていますが、国指定の名勝庭園があることで有名です。旧竹林院 寺・神社・教会
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9<庭園へ>
入園料は360円と格安。まず、庭園を訪れてみましょう。 -
10<借景庭園>
遠くに見える八王子山を借景として、地形を巧みに利用して滝組みや築山が配置されています。小さいながらも美しい庭園です。 -
11<金大巌(こがねのおおいわ)>
八王子山に向かってカメラをズームすると、急斜面に立つ2つの社が見えました。右が「牛尾宮」左が「三宮」。その背後に「金大巌」という高さ10mの巨石があります。ここが、日吉大社の始まりの地です。 -
12<庭園>
さて、庭園を進みましょう。 -
13<茶室>
奥に見える建物は、大正期に建てられた茶室。昔は寺院が建っていました。 -
14<四阿(あずまや)>
四阿付近の紅葉はほぼ散り終え、敷き紅葉に・・・。 -
15<緋毛氈(ひもうせん)と和傘>
茶室前には、お約束の緋毛氈と和傘。 -
16<茶室の中へ>
茶室の中に入り、室内から庭園を眺めることに。 -
17<二階からの眺め1>
まず、二階から。開放的な造りで、まだ残る紅葉がきれいに見えました。 -
18<二階からの眺め2>
朝方の低い陽光で、廊下にやわらかな影ができていました。
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19<二階からの眺め3>
先ほどの非毛氈と和傘が見えます。 -
イチオシ
20<リフレクション紅葉>
京都の「瑠璃光院」は、書院の机の天板に庭の紅葉が映り込む光景で知られていますが、ここにも「リフレクション紅葉」がありました。もう少し早い時期に訪れたなら、みごとな逆さ紅葉が見られたことでしょう。でも、十分楽しめました。 -
21<日吉大社 三の鳥居>
旧竹林院を後にし、日吉大社へ。三の鳥居をまっすぐ進めば西本宮へ、右手に進めば東本宮に至ります。今回は、時間の関係で西本宮だけを参拝します。 -
22<大宮川と走井橋>
境内を流れる大宮川に架かる三つの石橋は豊臣秀吉が寄進したもので、「日吉三橋」と呼ばれ国の重要文化財となっています。見えているのは一番簡素な造りの「走井橋」。 -
23<ふしぎな松>
橋の上にはU字形になった松の木。注連縄があるので、御神木のようです。しかし、何でこんな形になったの? -
24<山王鳥居 四の鳥居>
大宮橋を渡り緩やかな参道を上ると、日吉大社独特の「山王鳥居」が見えてきました。鳥居の上部に三角形の破風(屋根)が乗った形は「神仏習合」(仏教の胎臓界・金剛界と神道の合一)を表しています。日吉大社もみじ祭 祭り・イベント
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イチオシ
25<カラフル紅葉>
鳥居の先には、カラフルな紅葉が・・・。 -
26<西本宮参道>
時期がもう少し早ければ、きっと紅葉のトンネルが見られたことでしょう。 -
27<神馬舎>
参道右手にある「神馬舎」。木造の神馬がお出迎え。 -
28<神猿舎(まさるしゃ)>
すぐ横には「神猿舎」。山王神の使いはお猿さん。「魔が去る」「何よりも勝る」ということで「まさる」とよばれています。本物のお猿さんがお出迎えしてくれました。 -
29<西本宮楼門>
楼門は、天正14年(1586)に造られた国の重要文化財。檜皮葺の屋根を支える棟木の四隅に日吉大社の神の使いである猿の彫刻が配されているのが特徴です。 -
30<棟持ち猿>
これがその猿の彫刻で「棟持ち猿」とよばれています。 -
31<花手水1>
日吉大社では季節ごとに花手水が行われていて、その期間は週ごとにデザインがかわるそうです。
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32<花手水2>
手水場のそばには、こんなミニ花手水。 -
33<花手水3>
こちらは、落ち葉で作ったミニ花手水。 -
34<西本宮拝殿>
拝殿も楼門と同じく天正14年(1586)に建てられました。入母屋、檜皮葺で外壁はなく四方吹き放しの構造です。桃山時代に建てられた神社拝殿建築の遺構として大変貴重な存在ということで昭和39年(1964)に国の重要文化財に指定されました。 -
35<日吉大社 御朱印>
神社らしいシンプルな御朱印です。右上には、日吉大社ならではの神猿(まさる)の朱印。その上には、全国約3,800社ある日吉・日枝・山王神社の総本社であることを表す「山王総本宮」の文字。 -
36<西本宮本殿 国宝>
元亀2年(1571)9月の織田信長による比叡山焼き討ちで日吉大社は灰燼に帰し、秀吉治世の天正14年(1586)に再建されました。切妻造の母屋の前面と両側面に庇をめぐらすという珍しい造りは、「日吉造(ひよしづくり」とよばれています。日吉大社 寺・神社・教会
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37<狛犬>
狛犬は境内や本殿前に置かれている姿をよく見ますが、 本来、獅子や狛犬は本殿の中の内陣にて神様をお守するためのものでした。ここ日吉大社では、獅子や狛犬は本殿の入り口に置かれ、本殿も守護する古い形が残されています。 -
38<宇佐宮(うさぐう) 国の重要文化財>
西本宮の東隣にあるのが「宇佐宮」。西本宮本殿と同じ「日吉造」で、1598年(慶長三年)に再建されました。ご祭神はタキリビメ。 -
39<白山宮(しらやまぐう) 国の重要文化財>
宇佐宮のまた東隣にあるのが「白山宮」。宇佐宮同様、1598年(慶長三年)に再建。ご祭神はククリヒメ。
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40<紅葉の参道>
白山宮の参道にもきれいな紅葉が・・・。 -
41<ぜんざい>
歩き疲れたので、社務所前の茶屋でぜんざいをいただくことに。ほっと一息。 -
42<日吉大社をあとに>
満開は過ぎたとは言え、まだまだ美しかった日吉大社の紅葉でした。さて、この後は比叡山に向かうとしましょう。滋賀県の旅 Part4へと続きます・・・。
好日旅行2022 滋賀県への旅part3「大津・坂本」は以上です。最後までごらんいただきありがとうございました。次回は、延暦寺参拝後に京都の八瀬へ下り東山に向かう午後の旅をアップします。よろしければごらんください。
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