ウィーンの年越し～さよなら2022～

2022/12/31 - 2022/12/31

2022年12月31日はウィーンで迎えました。
ドイツ語で大晦日をシルベスター、元旦をノイ・ヤールというようです。
シルベスターのイベントは盛大！
その前にウィーンを観光しなきゃと歩き回りました。

エリア ウィーン(オーストリア)

ウィーン西駅近くのホテルからスタート。
駅にパン屋さんがたくさんあって、その中の一軒。
クロワッサンがお勧めのようでした。

ウィーン西駅 駅

しかしカラフルなサンドに目を奪われて、こちらを購入。

パンはパリッとしていて、野菜が新鮮。
お肉とのバランスも良くて、朝から幸せな気分になりました。

シシー博物館へ9時オープンに合わせて向かいました。
12/31の9時で10組くらいが入場待ちで、当日チケット購入でもすぐ入場できました。
オーディオガイド（無料）を借りて進みます。
30分後にみると、入場すぐの場所は混雑していました。
やはり混雑には早めの入場が良さそうです。

クイーンエリザベート、ニックネームシシー。
足首まである髪の毛を毎日2時間かけてセットしていたそうです。
ウィーン滞在中、この肖像画を何度も見ました。

入り口はお菓子の型などの小道具に始まり、食器やカトラリーなどの展示。
ゴールドが多くて素敵でした。

当日宮殿で働いていた人は5000人だとか！
華やかな生活を支えた小物がたくさん展示されていました。

伊万里や中国の焼き物の影響もあったとか。
伊万里に更に金の装飾を施したようです。

肝心のシシーの展示は階段を登った先。
何度もため息が出るくらい、素敵な展示でしたが撮影NG。
オーディオガイドを聞いて、ハンガリー人はシシーが好きだという意味が、よく分かりました。
ウエスト51センチ！マネキンのウエストの細さに釘付けでした。
驚いたりうっとりしていたら、3時間近く時間が経っていました。…オーディオガイド（日本語）は40分と書いていたのに、なぜこんなに時間がかかったのか謎です。
だけど、とても満喫しました。

歩き疲れたので、予定を早めてランチへ。
Klein Steiermark

ウィーンといえばシュニッツェル。
子羊のカツ、レモンを絞っていただくと聞いていましたが、ここはソースが選べます。オリジナルかチリか、の2択なのでオリジナル。
ジャムのようなものでした。私はレモンだけの味が好き。
フワッとして美味しかった。
大きなシュニッツェルの下には茹でジャガイモがたくさんあります。

子豚のロースト。
メニューに写真が載っていたので注文してみました。
とっても美味しい！
けれど確実に大きすぎる、4人でシェアして良いくらいじゃないでしょうか。
こちらのお肉の下には、フライドポテトがたくさん。

これより先にフリッターテンズッペ（牛肉スープ）もいただいてプラスビールも飲んでいたので、2人で頑張って食べました。
おいしかったです。ごちそうさまでした。

またシシー博物館まで戻ってお近くの王宮宝物館へ。
とにかく眩い宝石の宝庫です。
立派なクラウンがあれこれあってため息。

王宮宝物館 博物館・美術館・ギャラリー

宝石の数を数えて（パール除く）みたら、石だけで100個は超えてるみたい。
とにかく豪華絢爛でビックリ。

クラウンの他にローブや剣なども展示されていて、ものすごい重量だろうなぁと想像しました。

エメラルド！2680キャラット！！！
1000キャラット越えの宝石がこれ以外にもたくさんありすぎて、とにかくビックリの連続でした。

とにかく宮殿や素敵な建物が多いウィーン。

ホーフブルク宮殿 (王宮) 城・宮殿

外に出たらもう夕暮れ。
シュテファン大聖堂へ向かいます。
大晦日の17時時点で、すでに周辺はお祭り騒ぎ。

大聖堂の中ではミサが行われていました。
ミサの参加者も観光客もたくさん集まっていました。

お酒を飲んで語らっている人、頭にピカピカ光るものをつけている人、もうお祭りモードが止まらない。
けれど夕方はホテルに戻ると決めていたので、その前に光るカチューシャを購入しました。
卯年だからウサギのカチューシャ。

ホテルで休憩した後、カウントダウンに向かいます。
シュテファン大聖堂の最寄駅は下車不可になっていたので、手前で降りて歩きます。
市庁舎も幻想的。

ウィーン市庁舎 現代・近代建築

人人人！
噂には聞いていましたが、本当にすごかった。
飲み物を買って、押しつぶされない場所を確保して、おしゃべりしながら待機。

Happy new year!
ドイツ語がわからないので英語でカウントダウン＆あけましておめでとう！
「美しく青きドナウ」byヨハン・シュトラウス2世が流れてお祭りムードも盛り上がります。
おめでたいワルツに合わせて、花火がたくさん上がりました。
地下鉄に向かう途中、ポップな曲が流れていて、ノリながら前進する楽しい時間。
マンマミア♪みんなで大合唱でした。
楽しい年明けです。