師走のベトナム11日間の旅　④　３日目　ニンビンへ小旅行、二つのボートツアー

2022/12/07 - 2022/12/07

「陸のハロン湾」と呼ばれる世界遺産の地域が見たくて、ハノイからニンビンへの一泊旅行を計画します。ニンビンのホテルはいつもの旅でやっているように自分たちでホテル予約サイトから手配しました。

ハノイ⇔ニンビンの往復と、到着後のニンビンで、こちらのリクエストした観光スポットを回ってくれるニンビンのタクシー会社も見つかりました。

1日目はギャラクシー洞窟ともいわれる、ティエンハー、そして、広大な敷地のバイデン寺、さいごはチャンアンのボートツアーで、観光を終える頃には辺りは漆黒の闇。

ベトナムに来てから、ずっとお仕着せの旅をしていたので、自分たちの思うままに動けるのはちょっと嬉しかったです。

エリア ニンビン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 船 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

おはようございます。
Ja　cosmo　Hotelの朝食会場。

そんなに広くはありませんが・・。

JA COSMO HOTEL & SPA ホテル

今日も、オムレツをリクエストしました。

そして、パンは食パン。

焼きビーフンや、トマトと白菜の炒め物。

デザートにシュークリーム。

今日もたくさんいただきました。

さて、今日はニンビンへの一泊旅行。
お迎えの車、渋滞に巻き込まれたのかちょっと遅れてきて8時45分出発。

2日間、ニンビンのタクシーをチャーターして、鍾乳洞や川下りをします。

車窓からの風景。

ハノイ市内のバイクの行列。

車とバイクがうまく共存して走っています。

事故がよく起きないなあと感心します。

ニンビンからハノイのホテルに迎えに来たドライバーさんは、まだ若い方。

スマホで検索しながらの運転。

なんとか、ティエンハー洞窟に着きました。

帰宅して,google　mapでこの洞窟の位置を確認したら、「この地図の場所は間違っています」という口コミが複数ありました。

ドライバーさん、スマホ片手に悪戦苦闘していたわけだと納得。

この建物がティエンハー洞窟の受付。

Galaxy Grotto Tour Center

おなじみの笠。ノンラーが山積みになっています。

ティエンハー洞窟行のボートを申し込むと、救命胴衣を着けてねと言われます。

1人120000ドン、2人で240000ドンでした。

1人で乗船する時は、2人分支払うようです。

申し込みをして、代金を支払い、救命胴衣を着けて、出発地点の川べりに行きます。

画面中央わかりますか？

案内役の船頭さんが、軽快に船をこいでやってきます。
この時の風景がとても素敵でした。

舟に乗り込みました。

素朴な風景が広がります。

舟は、洞窟の入口で降ります。

船頭さんの後をついていきます。

現地の人の手引きで、部族のボスに会いに行く・・そんな映画のシーンの登場人物になりきって一人ニヤニヤ。

木のトンネルを潜り抜けて着いたのはティエンハー洞窟。

船頭さんから懐中電灯を貸してもらい、いよいよ洞窟の中へ入りました。

ティエンハーとは、「無数の星」という意味。

壁が、このように結晶でキラキラ輝いています。

さて、洞窟を進むとまた船着き場があって、洞窟内を船で進みます。

頭がぶつかりそうなところに来ると、船頭さんの合図で身を低くします。

バナナがぶら下がっているみたいだけれど、鍾乳石。

探検・・というのがまさにぴったり。

舟での鍾乳洞見学を終えたら、元に戻り、次の洞窟へ。

木のトンネルをくぐっていく先は・・・。

ここにも立派な鍾乳石。

橋の下を、身をかがめてくぐり・・。

またもや鍾乳洞巡り。

船頭さん、撮影をお願いしたらはにかみながらOKのサイン。

素朴な方でしたが、足元の悪いところ、頭をぶつけそうなところに差し掛かると、気をつけてね・・と心遣い。言葉が通じなくても心が通じ合う。

ティエンハー洞窟の後は、バイディン寺に行きます。

広大な敷地なので、寺の敷地内は、シャトルバスの役目の電気カーが走っています。

バイディン寺 寺院・教会

お寺の拝観料は無料ですが、電気カーは有料なので、それが拝観料みたいなものかしら。　

電気カー。片道1人3万ドン。

三関門。まずはここまで、電気カーできました。

護法を祀るお堂はただいま修復中。

各国の旗。

緑の中を進んでいきますと・・

回廊が長々と続いています。

仏像がずらりと並ぶ様は壮観。

元は小さな仏教寺院だったそうです。

2006年から敷地内に増築に増築を重ね、今では東南アジア最大の仏教寺院だそうです。

ですから、建物もどこか新しい。

入口から電気自動車できたように、お寺にいるよりも、テーマパークに来ているみたい。

奥に見える塔からは、ニンビンの街が一望できるというのですが、先を急ぐ旅、今回は諦めます。

帰りも電気自動車に乗って入口へ。

最後にバイディン寺全図をみて、次の目的地に急ぎます。

14時30分、楽しみにしていたチャンアンに着きました。

チャンアン 洞穴・鍾乳洞

1人25万ドンです。

船に乗り始めたのが、14時45分くらい、3時間のコースです。

今日のチャンアンの日没は17時15分、終わるころには真っ暗かな。

お寺のあるところに来ると、船から一旦降りて、お参りします。

途中から気が付いたのですが、わたくしたち船客が下船中、船頭さんのお休み時間となるのですね。

こんな小さな祠。

お参りし終わるとまたボートに乗ります。

巨大な石灰岩のそびえたつ渓谷。

さあ、洞窟の入り口。

からだを低くして低くして・・。

この船は、わたくしたち夫婦のほかは、フランスからの一人旅の男性。

写真撮影を熱心にされているので、途中から場所を交代し、船首に乗ってもらいます。

また、船から上がります。

今度は、急な階段を登っていきます。

同じ船のフランス人のおじさまの後をついていくのですが、コンパスが違うので見失ってしまいます。

この祠をお参りした後、また同じ道を戻ります。

急な山道をここでいいのかなと迷いながら歩いていたら、行きあった地元の人と一緒にいたワンちゃん。

何とか船に戻れてホッとします。

さて、またまた鍾乳洞に入っていきます。

そして最後に、上陸したのはここ。

既に薄暗くなってきました。

暗くなりかけた中で、金色の仏様たちがより光りますね。

船を降りたら、もう真っ暗。18時近く。

どうやら、わたくしたちの船が一番最後みたい。

船着き場には仕事を終えたたくさんの船が停泊していました。

でも、提灯の下がった夜景、きれいだな。

今ボートツアーが終わったよとドライバーさんに電話したら、まだ、経験の浅そうな若いドライバーさん、こんなに時間がかかると思っていなかった模様。ほっとした感じだったよと、電話を掛けた夫。

待ち合わせ場所にちょっと行き違いがあったものの、何とか、ピックアップしてもらいました。

今日の宿ニンビン中心部のTHUY　ANH　HOTELに着いたのは18時。

お隣は、花屋さんなのかお供えにするような花かごが沢山店先にありました。

トゥイー アン ホテル ホテル

ホテルの目の前を通っているのが国道1号線。

これを北上すればハノイに戻れますし、南下すればホーチミンへ。

さて、今日の夕飯はどうしましょうかと街に繰り出します。

フォーでもいただきますか。

生野菜は極力食べない・・のが今回の旅のお約束。

「ネギや生野菜をいれないで」と、ハノイのガイドさんに書いてもらったメモを見せて注文したら、出てきたフォーは、鶏肉が載っているだけ。

これではおなかが満足しません。

フォーを食べたお店では、こんなお持ち帰り用のものも売っていたけれど、うーんちょっとね。

もう一軒、若い人向けのファストフード店に入りました。

ここだと、写真入りのメニューがあるので何とかなるかな。

バイン(フランスパン)とカレー。

昔の学校給食みたいだわと思いながら頂きましたが、うんおいしい。
特に、パンがおいしかったです。

おなかも満足して、のんびりホテルに帰ります。

おもちゃ屋さんでしょうか。
少子化で日本でおもちゃ屋さんを見かけることは少なくなりました。

本日の宿泊先Thuy Anh Hotel.

ツインルームは広くて快適。

風邪気味のお連れ様は、バスタブで温まろうか・・と思っていたのですが、シャワーのみの部屋で予想が外れました。

とりあえず、おやすみなさい。