2022/12/18 - 2022/12/18
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kumasukeさん
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娘の用事の付き添いでやってきた、九州・鹿児島。
予定の予備日として設定されていたが、用事が無くなったので1日フリー
娘の予定が入っていたら、一人で行ってこようかと、実はこっそり企んでいたのが
「特急 指宿のたまて箱」に乗って、JR日本最南端の駅「西大山駅」に行くことなのだ。
「西大山駅」は実は今、日本最南端の駅ではない。なぜなら、沖縄にゆいレールが出来てしまったのだ。
それ言ったら、最西端も最南端もゆいレールに...
良いんです。「西大山駅」が最南端で(笑)
さて、企んでいた時から目を付けていたのが
JR九州のHPにある「JR九州ネット予約」でしか購入できない「指宿レール&バスきっぷ」(往復JRタイプ)
鹿児島中央駅~西大山駅の往復乗車券と、同区間の特急・指定席つき。で2,300円×2=4,600円が3,150円になるという超お得な切符。
しかし、この切符・・・このお値段の最大の理由で、最大の欠点が…
きっぷの購入はネットのみ。きっぷの受取はJR九州のみどりの窓口のみ。
しかも、きっぷを受け取ってから指定券を窓口で発券。指定席特急券はネット利用不可。おいおい、JR九州管内の人しか、効率的に買えないじゃない!!購入と同時にネットで全部できませんかね?
指定券って、1カ月前から販売しているので、今回のように数日前に九州に上陸すると、既に満席で買えない可能性も大!! しかも「特急 指宿のたまて箱」は全席指定。。。おいおい
往復普通列車となると、1,310円×2=2,620円が3,150円と全然お得じゃない。
JR九州さん。せっかく良いきっぷなので、利用者にもう少し優しくしてください。おねがいします!!
なので、当然の如く九州上陸まで、購入を控えて、チラチラとJR九州のサイトで「いぶたま」の空席をチェックしていたのだ。
そして前日には隼人駅で「かごしま満喫きっぷ」を購入した時に、駅員さんについでにお願いして、念のため「いぶたま」の空席をチェックしてもらって…それぞれ数席の空席が有る(並びの席は×だったが)が確認できたので「検討してみます!」というと「では、明日、お待ちしていますね」と言われたのでありました。
で、娘にそんな話をして、最南端の駅に行くだけのプチ旅なんだけど…と言うと、付き合ってくれることに。
ネットで「指宿レール&バスきっぷ」(往復JRタイプ)を購入。翌日の朝に、指定券を発券することにした。
きっぷの名前の通り、帰り道をバスにすることもできる。
今回は往復JRタイプにしました。
https://www.jrkyushu-kippu.jp/fare/ticket/293
予定する行程
隼人駅 9:30
↓ 日豊本線(普通 鹿児島中央ゆき)
鹿児島中央駅 10:08
鹿児島中央駅でお土産の調達・白熊を食べる
鹿児島中央 11:56
↓ 「特急 指宿のたまて箱3号」
指宿 12:48着
指宿 13:27発
↓ 指宿枕崎線(枕崎行き)
西大山 13:45着
日本最南端の駅「西大山駅」到達!!
西大山 14:34発
↓ 指宿枕崎線(指宿行き)
指宿 14:52着
指宿 15:07発
↓ 「特急 指宿のたまて箱6号」
鹿児島中央 16:00着
その後空港に向かい帰路に。。。
という、観光なしの完全乗り鉄仕様。下の娘好みの行程だ(笑)
とりあえず今回の鹿児島は、昨日の最古、今日の最南端、と、最〇〇をテーマにしてみたという事で。
観光旅行ではなかったので、まぁ、良しとしましょう。
指宿で一泊して、砂蒸し温泉とか体験できたら良かったなぁ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今日も隼人駅からスタートです。
昨夜、ネットで購入した「指宿レール&バスきっぷ」(往復JRタイプ)を受取り、「指宿のたまて箱」3号(ゆき)6号(かえり)の指定券を発券。
昨日調べてくれた駅員さんが同じく対応してくれた。3号は窓の小さい席、6号は並びはダメで前後の席を確保。「窓の小さい席だけ空いているって、正直ですねぇ」って話をしながら購入。
併せて、隼人から鹿児島中央ゆきの普通乗車券も購入。
で、ホームに向かうと、都城ゆきの「特急 きりしま」787系、カッコいい。
短編成化されてローカル特急ぽいのが寂しい。しかもワンマン。特急なのにワンマンって…JR九州、恐るべし合理化。途中で何かあったらどうするんだろう?運転士の負担が大きいなぁ・・・と思った。隼人駅 駅
-
まぁ、いつも通り予定に余裕がある時は遅れてしまい、9:06発に間に合わず、9:30発の列車となった。
到着した鹿児島中央ゆきは2両編成の817系
「鹿児島中央ゆきの普通列車です。13分ほど停車いたします。」とアナウンス。
13分待ち? まぁ、現地では当り前だから誰も騒めかないが…ちょっと驚いた。
817系は普通の車両なので、一眼レフぶら下げて写真バシバシ撮っていると、変な奴かもしれないが、JR九州の車両はJR東の車両と比べると独特で、それだけで撮りたくなっちゃうんですよ。本当は車内も木が使われていたり、お洒落なので写真に収めたいのですが、なんせたくさんの方が乗車されていたので断念。 -
鹿児島中央駅に到着。せっかく鹿児島に来たんだから、名物の一つくらい・・・と来たのが、元祖白熊のお店の支店、天文館むじゃき アミュプラザ店。
11時からのオープンでした。天文館むじゃき アミュプラザ店 グルメ・レストラン
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お店のディスプレイがこちら。
3人ほど先客がいる中、ちょっと待って11時の開店と同時に入店。 -
色々種類はあるが、初心者はノーマル「白熊」だろう。
と、注文。さすがに2つはきつそうなので、レギュラーサイズをシェアさせてもらう。(レギュラーサイズは2名でシェア可とのこと) -
実際の白熊がこちら。
「真上から見ると、熊なんです~」と店員さん。
写真だと小さく見えるが、レギュラーサイズ、かなりでかい。
独りで食べるのは、今の時期は正直・・・厳しい。
味は、あんまり練乳が得意でない私も美味しくいただける。
つまり、かなり美味しいという事だと。
しかし、店内が暖房が効いているとはいえ、ちょっと最後の方は震えが(笑)
因みに、先客の女性3人は、一人一つづつレギュラーサイズを注文してた。凄いっ
また、暑い時期に、一人で一人前頂きたいです。その時はアイス白熊にしようかな -
白熊を食べ終えた親子は、鹿児島中央駅に戻ってきた。
改札口まえの「さつまち鹿児島中央駅 みやげ横丁」でお土産を物色。帰り道に購入するため、あたりを付けておく。
そして、これからの車内で食べるランチとして、駅弁を購入 -
3番線から「いぶたま」は発車します。
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JR九州の駅名板。鹿児島中央駅って、昔は「西鹿児島駅」って言ったんだよね。
昔、寝台特急「はやぶさ」と「富士」ってのが有ってね、東京駅を17時前後に出発して、西鹿児島に「はやぶさ」が16時過ぎ、「富士」は18時過ぎに到着したんだよ~乗れなかったけど、乗りたかったなー
って、娘に話しをしてみた。
子供時代のkumasuke、憧れの地「西鹿児島駅」にやっと降り立つことが出来ました。残念ながらブルートレインではありませんでしたが。鹿児島中央駅 駅
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ホームには専用の表示が
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ホームの上にも表示されてる。
何となく懐かしい。 -
憧れの「ななつ星」の表示も。
2号車、7号車が同じ位置ってことは、こっち向きだと2号車で、あっち向きだと7号車ってことなのかなぁ? -
「指宿のたまて箱 2号」が入線してきました。
折り返し、私たちが乗車する3号になります。
1日に3往復設定されています。 -
もう、10年以上経っているんですね。
でも、スペシャリティ感は色褪せません。
特急らしく、到着駅で清掃がちゃんと入っていました。 -
普通列車用のキハ40系がこんなに変身するとは。。。
とはいえ、キハ40の特急列車って・・・とも思うが、
JR九州が、キハ47をベースに1億5千万円もかけて改装した車両です。
キハ47のエンジン220ps→300ps
そしてレールの継ぎ目などの縦揺れなどを抑えるために、可変減衰上下動ダンパを設置して、乗り心地を良くしているらしい。なるほど。
外枠だけがキハ47と言った方が正しいのだろう。 -
鹿児島中央駅では、黒い側でお出迎え。
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エンブレム的なモノや
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暖簾やらいろいろと装飾がされている。
内装の写真は、色々な人が写りこんでしまっているので割愛するが、JR九州のホームページなどで確認してほしい。
木をふんだんに使った、温かい車内だ。 -
さぁ、いよいよ出発です。
出発すると、肥薩線の様なバリバリのローカル線を想像(期待?)していたのだが、住宅地が続く。
どうりでキハ200系などの新鋭ディーゼルカーが配置されているわけだ。 -
さて、3号は丁度お昼時を走ることから、周りの席でもお弁当を広げる人が多い。
鹿児島中央駅で購入したのはこちら -
黒豚角煮めし
箱の中に、ビッチリと角煮のスライスが敷き詰められて、卵と山菜。そして、デザートか?プチ大福入り。
角煮…美味しいよねぇ。
でも、出来立てか、温かくできれば、もっともっと美味しかっただろうなぁ。
駅弁向きの調理をしていないのでは?と思った。 -
娘のは「うなぎと鹿児島黒毛和牛弁当」
名物の欲張り系弁当ですな。
これも美味しかったようです。
でも、こちらの弁当も、見た感じですが、駅弁向きの調理はされていないような感じで、出来立てか温かくできると、もっともっと美味しかったのでは?と個人的見解。
それじゃダメだよね。。。次は違うお弁当にしよーっと。 -
さて、住宅地を抜け、海沿いになってくると見えるのが桜島。
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曇っていて見えないが、噴煙も上がっている模様。
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座席は、進行方向を向かっている2号車の4番CD席
進行方向左手の席(海沿い)は横向きにカウンター席になっている。
確かに4番の席は戸袋などのせいで、窓が小さいので、景色はこんな感じ。
でも、全然オッケーですけどね。
しかし、ちょっと残念なのは、窓が汚いなぁ・・・一応景観を楽しむ観光列車なのだから、内窓や戸袋窓を含めて、ちゃんと綺麗にしてほしいなぁ。火山灰の問題とか大変だと思うのですが、もう少し頑張ってください!! -
途中の停車駅、喜入駅に停車します。
乗降もできるのですが、扉が開くと、ドア上部からキリが出ます。
たまて箱演出です。
どうしよう、おじいさんになっちゃったら。 -
車内販売のカウンターの片隅に言霊サービス用のたまてばこが用意されてました。
こちらのカードにメッセージを書いて入れると、客室乗務員さんが後で放送で読み上げてくれます。
この「いぶたま」の客室乗務員さん。飛行機のCAさん的な感じですが、まー忙しい。
55分間の乗車時間中、観光案内の放送をし、車内販売をカートで行い、記念写真のお手伝いをし…と。しかも、列車は結構揺れる中、ものすごい体幹と、感心してしまいました。
因みに私、素敵な乗務員さんと記念撮影させていただいちゃいました。
スミマセン、無理言って。ありがとうございました。。 -
さて、指宿駅に到着です。
指宿駅では反対側、白い側が乗降口となりました。 -
白い方もイッパイ写真撮ります。
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白い方もなかなかお洒落です。
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いぶたま4号として、折り返していきました。
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ゆき(行き)用の切符です。
喜入駅と指宿駅で途中下車が出来ます。
西大山までって言うのがたまりません。
企画した人のメッセージが伝わってきます。これは、行かないと!! -
次は西大山駅に向かいます。
指宿駅の改札で「途中下車します」と言うと、「ん?西大山まで行くの?」とちょっと珍しそうに言われました。そんなにいないのかな?
時間があれば、砂蒸し風呂なんかも、体験したかったのですが・・・
今回は鉄分が勝ってしまいました。指宿駅 駅
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駅前のポストは、いぶたまカラーになっていました。
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昔ながらの改札口です
西大山駅の記念入場券も販売しています。
もちろん、購入しました。 -
こんなものが用意されていたので、中に入って記念撮影もしちゃいました。
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いよいよ、枕崎方面の列車が来ます。
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駅名板もすこし変わっていました。
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鹿児島中央駅を12:02に出発してきた普通列車です。
指宿駅で9分ほど停車して、枕崎へ向かいます。 -
すれ違いをした鹿児島中央駅ゆきのキハ200系です。
なのはな色ですね。 -
もうすぐ最南端の西大山駅に到着です。
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開聞岳も見えてきました。
何故か、ホームにはたくさんの人がいます。ビックリ!! -
前方ドアから降りたら、こんな感じです。
お目当てはこれだったのでしょう。
しかし、沢山の人の中で、乗車した人はおらず???
しかし、非常に危ない状態で撮影されている方も。。。 -
そして、発車時には撮り鉄でもない、普通のおば様でしたが、車両すれすれのところで撮影されていました。本当に危ない。この方たちは最近いる迷惑な撮り鉄と一緒でした。マナー最悪でした。
※この写真は安全な位置からズームレンズで撮影しています -
列車が居なくなると、人はあっという間にいなくなりました。
どうやら、定期観光バスでしょうか?観光バスが見学のために立ち寄っていた模様でした。駅前の商店ではそのお客さんたちが居らっしゃいました。
しかし、ホームに入るには、入場券が必要なのは無いですかね?
本当は、切符を持っていない人は、勝手に入ってはいけないのでは無いですかね?
これ、ホームに入る時にお金を回収できる何か(任意でも良いので)が有ると良いなぁと思ったのは私だけでしょうか?
SUGOCA(やSUICAなど)をかざすと、入場券代が引かれて、その代わりに駅名入りの記念入場券的レシートが出てくるだけでも良いと思うのですが…どうです?
でも、そんな機器管理コストの方が高いか… -
JR日本最南端の駅です。
頭にJRと付いてしまいましたが。。。
まぁ、ゆいレールは別でも良いのではないでしょうか?だめ?
そしたら、最西端もだよー -
最東西南北駅が紹介されていました。
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駅前には幸福のポストと称するポストが設置されていました。
駅前には10台ほど止まれる駐車場も。
綺麗にされており、地域の方たちにも支えられているのでしょう、きっと。
無人駅のため改札が無いので、自由にホームに入れますが・・・ -
また、大量の乗車しない冷やかしの観光客が来ると嫌なので、早めにホームで陣取ってました(笑)
今日は天気が不安定で、急な通り雨にやられました。さむーい。西大山駅 駅
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上り列車がやってきました。これに乗って指宿まで戻ります。
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今日の開聞岳はスグ雲に隠れてしまいます。
2分ほど停車してくれるので、通しで乗車しても写真撮影が可能です。 -
指宿駅へ到着です。
指宿駅 駅
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反対側のホームには、乗車する「いぶたま6号」が既に停車中でした。
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運転席窓も額縁のようになっています。
停車駅の案内表示もありますが、指宿、喜入、鹿児島中央しかありません。 -
車内はこんな感じです。うーんかわいい。
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手作りの観光案内が置いてありました。
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フリースペースです。ベビーサークルも用意されています。
木の手すりも、なんかいいですよね。 -
車内のライトも名前入りです。
発車してすぐの放送で、本日のいぶたまプリン、いぶたまスイーツ、いぶたまチョコパンは全て完売となっております・・・
うおー 行きに買っておけばよかった。おやつにしようと思っていたのにな。
ざんねん。 -
ふと運転室をのぞいてみると、普段の車両では見かけないスイッチが。
そう、煙発生器です(笑) -
帰り道の桜島もなかなか見えません。
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放送でも「こちらから、桜島が見えるハズですが・・・」となってしまいました。残念。
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鹿児島中央駅が近づいてきました。
おお、なのはな車両だ、
415系だぁ、これは懐かしい。 -
鹿児島中央駅に到着しました。
煙(霧)が出る出口から、乗務員さんがお見送りしてくれます。
これで、最南端の駅と指宿のたまて箱乗車の旅はおしまいです。
何も観光らしいことはしていませんが、この「いぶたま」乗車も観光ですよね。大満足です。
この後、駅でお土産を購入して、リムジンバスで鹿児島空港へ向かいましたとさ。鹿児島中央駅 駅
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この旅行記へのコメント (1)
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- マプトさん 2023/01/03 09:08:05
- 駅弁
- 駅弁食べながらの汽車旅、いいですね
とんこつ弁当が懐かしいですね
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