2022/01/08 - 2022/01/08
6183位(同エリア9247件中)
momotchiさん
- momotchiさんTOP
- 旅行記78冊
- クチコミ13件
- Q&A回答2件
- 31,304アクセス
- フォロワー22人
この旅行記のスケジュール
2022/01/10
-
電車での移動
北陸新幹線はくたか563号(上越妙高駅~金沢駅)
-
駅弁 鱈めし(ホテルハイマート)
-
駅弁 さけめし(ホテルハイマート)
-
電車での移動
IRいしかわ鉄道(金沢駅~森本駅)
-
車での移動
タクシー
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
前回の「ちょっと贅沢な駅弁食べ歩きの列車旅(金沢~上越妙高編)」からの続きです。
今回は上越妙高から北陸新幹線で金沢の宿に向かいます。車内では上越地方の駅弁を楽しみます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー JR特急 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
目的の駅弁も購入出来たので少し早いですが新幹線ホームに向かいます。乗車するのは「はくたか563号」金沢行きです。
-
北陸新幹線の車内には喫煙ルームが無いためか、ホームに喫煙ルームが設置されていました。ここでゆっくりとタバコタイムです。
-
14時15分、乗車する「はくたか563号」が入線して来ました。
-
「はくたか563号」の11号車に乗車しました。席は6A席、6B席です。グリーン車は青色を基調とした車内で、シートやカーペットの格子模様は兼六園横の成巽閣の群青の間をモチーフにデザインされたそうです。ヘッドレストはやはり可動式で、その横に読書灯のランプが取り付けられています。
-
肘掛には読書灯にリクライニングシート、フットレストの代わりのレックレストボタンが付いています。
-
14時16分、「はくたか563号」は金沢駅に向け発車しました。
-
今日三回目の駅弁タイムです。今回の目的の一つ上越妙高駅の駅弁を早速いただきます。一つ目は「鱈めし」(ホテルハイマート、1,200円)です。この駅弁は、東日本エリアの駅弁を対象にした第1回目の「駅弁味の陣」で駅弁大将軍に選ばれた駅弁なのでとても楽しみにしていました。
-
包装紙から取り出しフタを開くと、棒鱈の甘露煮、焼きたらの子、たらの親子漬け、野沢菜ワサビ漬け、奈良漬けなどがご飯の上に敷き詰められています。
-
甘露煮は色濃く味も辛そうな感じですが、齧ってみるととても美味しく私好みの味付けです。骨も柔らかく全て食べられるようにしっかり煮込んでありました。
-
焼きたらの子はレアに仕上げられています。たらこはそのまま生で食べても美味しいですが、表面を軽く焼き上げる事で食感や味が際立ってきているように感じました。
-
たらの親子漬けは上越市の北隣柏崎市を代表する名産品のようで、甘酸っぱいく酢の物の一種のような感じの珍味で、どちらも日本酒の肴に合いそうです。
-
ご飯は昆布が混ぜこまれたもので、上に錦糸卵が乗っています。昆布で炊込んでいるのか味もしっかりしていて、ご飯だけでも十分食べれそうな感じです。野沢菜ワサビ漬けのピリッとした辛味はご飯にもとても合い美味しくいただくことが出来ました。
-
鮭好きの妻には「の」(1,200円、ホテルハイマート)をチョイスしています。この駅弁も第8回の「駅弁味の陣2019」で「鱈めし」に次いで二度目の最高賞の駅弁大将軍を受賞したそうです。同じ業者が2度も最高賞を受賞したのは珍しいのではないでしょうか?
-
イクラの醤油漬けも乗っていて鮭とイクラの親子弁当、とても美味しそうです。鮭はどこでも手軽に食べることが出来ますが、実は東日本から北日本でしか獲ることが出来ない魚だそうです。という事はここ新潟では美味しい鮭を食べることが出来るはずです。
-
鮭は良い感じに焼き上がっていて、ふんわり柔らかく鮭の脂の旨みも十分乗っていたそうで、ご飯には昆布の佃煮が適度にまぶされていて旨味がご飯に伝わり鮭とベストコラボだったそうです。デザートの杏子はシロップ漬けでとても美味しかったと妻の感想です。「鮭は美味しかったけど、骨が残っていて少し食べ難かった・・・」と妻は言っていました。プラスチック製の容器は小物入れなどに使えそうですが、今回は荷物になるので2つ共処分しました。
どちらの駅弁もとても美味しく郷土の味を楽しむことが出来ました。さすが「駅弁味の陣」で駅弁大将軍を受賞しただけのことはあります。この二つの駅弁を食べるがために遠路上越妙高駅まで来たかいがありました。ごちそうさまでした。 -
糸魚川駅を発後しばらく進むと姫川を渡ります。右車窓には日本海が見えています。
-
黒部宇奈月駅付近で右車窓に能登半島が見え始めました。
-
富山駅を発車後右車窓に富山港の入口に架かる新湊大橋が望めました。
-
15時19分金沢駅に到着です。10分の乗継時間で旧北陸線を運行しているIRいしかわ鉄道に乗換ます。
-
IRいしかわ鉄道のホームにやって来ました。15時29分発七尾駅行き普通列車に乗車します。
IRいしかわ鉄道 IRいしかわ鉄道線 乗り物
-
15時35分、IRいしかわ鉄道の森本駅で下車します。この駅からはタクシーで宿に向かいます。
-
森本駅から15分程で今夜宿泊する深谷温泉「元湯 石屋」(金沢市深谷町)に到着しました。この旅館は江戸時代から続く加賀藩ゆかりの老舗旅館だそうです。
深谷温泉 元湯石屋 宿・ホテル
-
昔ながらの大きな時計が置かれています。この時計を眺めていると時間が過去へ遡って行くような不思議な感じがしました。
-
館内には所狭しと美術品が沢山展示されています。
-
廊下にもさりげなく置かれています。
-
部屋の隅には火鉢が置いてありました。
-
※ 部屋の案内冊子より
今回の目的の一つモール温泉です。この温泉に入るため遠路金沢までやって来たと言っても過言ではありません。ここ「元湯 石屋」の温泉はモール泉という植物由来の有機物を含んだ珍しい琥珀色のアルカリ泉質の温泉です。温泉分析書によると泉温20.5°、湧出量39.6L/min、PH値8.6、強褐色、澄明、無味、無臭、メタけい酸も72.8mg含まれているようです。湧出量が少ないため、源泉掛け流しではないのが少し残念ですが・・・ -
※ 元湯 石屋のHPより
モール泉は肌がツルツルになる事から美人の湯とも言われ、今から30年程前頃までは、ドイツのバーデン=バーデンと北海道の十勝温泉の二か所だけにしかない珍しい温泉と言われていましたが、その後他の地域でもモール成分を含む温泉が確認されたそうです。昔、十勝温泉で初めて入ったモール温泉でこの琥珀色にとても感動し、また機会があれば是非楽しみたいと思っていた温泉です。 -
※ 元湯 石屋のHPより
琥珀色の湯を存分に楽しむ事が出来、妻もとても喜んでいました。
ちなみに、モール泉には泉質の定義がなく温泉法などとは別の概念で、一般的に分類上は単純温泉や炭酸水素塩泉などに分類されているようです。ここ「元湯 石屋」の温泉分析書にも「メタけい酸及び炭酸水素ナトリウムの項により温泉に適合する。ただし、療養泉には該当しないので泉質名はない」と書かれていました。 -
温泉を楽しんだ後は夕食です。
-
金沢の会席料理を楽しみます。
-
箸始めは、加賀の丸芋・・・
-
前菜は、お多福豆、わかさぎ山椒煮、能登ナマコみぞれ和え、林檎と甘藷のカステラ、飲む美容液・金沢の甘酒、くるみ煮、かぶら寿司・・・
-
造りは、七尾港の魚たち・・・
-
凌ぎは金時草うどん・・・
-
郷土料理冶部煮には、鴨や加賀の簾麩などが入っています。
-
治部煮はワサビを溶かしていただくそうです。
-
進め肴は、蟹味噌チーズ仕立・・・
-
石焼は、能登牛・・・
-
柚子胡麻味噌を乗せていただきます。
-
蒸し物は、蓮根はす蒸し・・・
留椀の合わせ味噌仕立ては撮影し忘れたようです。 -
デザートは、マンゴープリン・・・
-
この旅館には本格的な能舞台があります。金沢では歴代藩主が能をたしなみ奨励した事から町民にまで能文化が広まったそうで、能を愛した石屋六代目当主が1917年(大正6年)に、孫の誕生を記念し建造された総檜造りの能舞台だそうです。本格的な能舞台は、金沢でもこの旅館を含めわずかしか残っていないようです。
モール温泉をゆったり楽しみ、美味しい加賀料理に舌鼓、素敵な金沢を味わうことが出来ました。
今日は一日食べてばかりだったように思います。妻は久しぶりも列車での長旅で少し疲れたようです。朝も早かったこともあり今夜は早く床に入り休みたいと思います。
「ちょっと贅沢な駅弁食べ歩きの列車旅(金沢~大阪編)」へ続く…
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
momotchiさんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
43