2004/05/07 - 2004/05/16
23位(同エリア68件中)
ともしびさん
観光2日目は「ハーメルンの笛吹き男」で有名なハーメルンへ。ガイドブックの受け売りですが、イタリアルネッサンスから派生したヴェーザールネサンスという、北ドイツ特有の建築様式の家が見応えありました。ブレーメンのマルクトの辺りは、威厳のある落ち着いた街という雰囲気でした。大人っぽいベトヒャー通りとちっちゃくて可愛いシュノーア地区。どちらも素敵でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
バスを降り旧市街に向かって行くと、ハーメルンの笛吹き男の装束の男性が、観光客を引き連れて案内していました。観光案内所辺りだったので、そこが始点になっているのでしょうか。ドイツでは笛吹き男ではなく、ネズミ捕り男と呼ばれているそうです。
-
ネズミ捕り男の家。この建物は、観光案内所方面からオスター通りに入ってすぐにあります。市参事会員ヘルマン・アーレンズの家です。立派な造りで、たくさんの小さな飾りが組み合わされたヴェーザールネッサンス後期のスタイルとのこと。1602~1603年にかけて建てられたそうです。家の名の由来は、ネズミ捕り男の伝説が壁に刻まれていることによると。とても立派で存在感のある家でした。ハーメルンでは、この家が一番印象に残りました。
-
今はレストランになっていて、こちらでお昼をいただきました。わかりにくいですが、レストランの看板にもネズミ捕り男の姿があります。
-
ライストハウス博物館です。1585~1589年築で、豪商ゲルト・ライストハウスの家として建てられたそうです。
-
外壁の色といい、装飾といい、優美な印象でした。彫刻はローマ時代の美貌の貞女ルクレチアの像だそうです。
-
博物館の入り口前に、笛吹き男の人形が立っていました。
-
ミュージアムの隣にある、シュティフツヘレンハウス。1556~1558年築。市参事会員のフリードリヒ・ポッペンディエックの家だそうです。もとは5階建てだったと。木彫りの装飾が目をひきました。
-
結婚式の家。1610~1617年にかけて市の自治会が市民のために建てたもので、昔は結婚の登記所、式場だったのだそうです。決まった時間になるとベルが鳴り、仕掛けの人形が出てくるそうです。教会の隣にあります。
-
ネズミが溺れたというヴェーザー川です。3日間降り続いた雨で、増水しているとのことでした。その為か、水も濁っていました。
-
こちらは、ガイドブックには出ていませんでした。ベッカー通りのrattenkrugという建物だと思います。今はレストランのようです。下にチラッと写っているのは童話にちなんだオブジェです。街の至る所にネズミや笛吹き男のオブジェがありました。作者がそれぞれ違うようで、作風も色々でした。
-
写真の裏にライオン薬局と書いてあるのですが、何だったか、、、思い出せません。
-
大聖堂聖ボニファティウス。
-
大聖堂聖ボニファティウス前の噴水です。間違えそうですが、魚の口から水が出ています。
-
ケースの左側に、童話にちなんだ土産物、パンで作られたネズミが売られていました。2ユーロで買ってしまいました。ここは土産物屋さんというより、ピザ屋さん?パン屋さん?でした。
-
今もテレビ前に飾ってあります。一度落としてしまい左耳が欠けましたが、意外と丈夫でボロボロ崩れることもなく、まだまだ元気にしています。これは何か加工した食べられないパンです。
-
広場に面した教会の横に舞台がありました。そこでハーメルンのネズミ捕り男の劇が行われたようですが、もうこの時には終了し、衣装姿の人たちが数人帰り支度をしているところでした。定期的に行われているそうです。
-
とても目立っていたネズミのオブジェ。
-
ネズミ捕り男の家の右脇の、男が笛を吹きながら、ネズミを引き連れて川へ誘った通り道、ブンゲローゼン通りです。今でもこの通りでは歌ったり楽器を鳴らすことが禁じられているそうです。家人がその道筋を辿ってみたいと言い出し、自由時間に地図を見ながらヴェーザー川まで行ってみました。歴史のありそうな美しい住宅街を通ってたどり着き、満足しました。ところが帰りは方向がわからなくなってしまい、子犬を散歩させていた中学生くらいの女の子に尋ねました。英語はまだわからないようでしたが、親切な態度で教えてくれて、無事に戻れました。あれから18年、もう子育てしてるかなあ、、、なんて時の流れに思いを馳せてしまいました。
-
ネズミ捕り男の家での昼食。お店の奥の部屋でした。ワゴンに一式を載せたスタッフ女性が来て、その場で調理してくれました。細長く切った豚肉をネズミの尻尾に見立てた、トマトソース風味の炒め物だったかな。ネズミの尻尾だよ~とパフォーマンスしている写真です。
-
みんなしてワクワクしながら見守りました。
-
出来上がり!私は食欲が無くてあまり食べられませんでした。
-
食事を終えて記念撮影しました。次はブレーメンに向かいます。
-
ブレーメンのマルクト広場にある聖ペトリ大聖堂。いかめしく見えます。ゴシックのようなロマネスクのような。メモには11世紀の地下の洗礼室・石柱に謎めいた馬の彫刻と書いてあるのですが、何のことか全く思い出せません。これは思い出したいです。この大聖堂を周り込んだ所に、1番よく目にするブレーメンの音楽隊の像があります。
-
大聖堂の所にあるブレーメンの音楽隊像です。いつも人に撫でられるのか、ロバさんの足と鼻がピカピカに磨かれていました。どういう謂れがあるのか知らないまま、来たからにはと、私も足と鼻を触ってきました。
-
マルクト広場の市庁舎です。1410年築で、下のファサードは1612年に加えられたそうです。写真はうまく写せていませんが、いかめしさと造りの細やかさをもつ立派な建物でした。前をトラムが走ります。
-
広場に面した家。
-
聖ペトリ大聖堂に向かって立つローラント像。自由と市民権の象徴とのこと。かなり大きい像でした。
-
ベトヒャー通りにある水道です。写真はわかりづらいのですが、水道管にブレーメンの音楽隊がいます。この通りはカフェイン抜きのコーヒーを作ったロゼリウスが私財を投じて1924~1931年に中世の街並みを再現させた通りとのこと。レンガ造りで大人っぽく洗練された印象を受けました。
-
細い小道のシュノーア地区です。ここで初めて雨で残念と思いました。全てが小さめでとても可愛い通りでした。
-
手前は1人しか泊まれないホテルで、その奥は街で一番小さい家だそうです。1人しか泊まれないなんて、何て可愛いんだろうと感激しました。
-
観光を終えホテルへ。この日はメルキュールコロンブスに宿泊でした。ブレーメン中央駅が目の前の、広くて清潔な部屋でした。せっかくなので、駅の見学に行きました。外観は昔ながらの感じですが、こちらも中は今ふうになっていました。地元のサッカーチームが優勝したらしく、賑わっている人達がいました。この日は、様々な建物を見ることができ、とても楽しい1日でした。明日はハンブルクとリューベックです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
北ドイツと世界遺産ぐるり周遊
-
前の旅行記
北ドイツと世界遺産ぐるり周遊1 マールブルクとカッセル
2004/05/07~
カッセル
-
次の旅行記
北ドイツと世界遺産ぐるり周遊3 ハンブルクとリューベック
2004/05/07~
ハンブルク
-
北ドイツと世界遺産ぐるり周遊1 マールブルクとカッセル
2004/05/07~
カッセル
-
北ドイツと世界遺産ぐるり周遊2 ハーメルンとブレーメン
2004/05/07~
ハーメルン
-
北ドイツと世界遺産ぐるり周遊3 ハンブルクとリューベック
2004/05/07~
ハンブルク
-
北ドイツと世界遺産ぐるり周遊4 ツェレ・ハノーファー・ヒルデスハイム・ゴスラー
2004/05/07~
ゴスラー
-
北ドイツと世界遺産ぐるり周遊5 ヴェルニゲローデとクヴェトリンブルク
2004/05/07~
クヴェトリンブルク
-
北ドイツと世界遺産ぐるり周遊6 ライプツィヒとワイマール
2004/05/07~
ライプツィヒ
-
北ドイツと世界遺産ぐるり周遊7 エアフルトとアイゼナハ
2004/05/07~
アイゼナッハ
-
北ドイツと世界遺産ぐるり周遊8最終日 ビュルツブルク
2004/05/07~
ヴュルツブルク
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 北ドイツと世界遺産ぐるり周遊
0
31