②寿命が縮まったかも！酸ヶ湯温泉へ向かうが、国道で立ち往生！

2022/12/04 - 2022/12/05

初日は移動のみで、「ルートイン十和田」の小さめのお風呂。
2日目は奥入瀬渓流温泉の「森のホテル」にて、たっぷりの源泉掛け流しの湯を楽しめました。

さて、3日目は楽しみな酸ヶ湯温泉の千人風呂です。2年ほど前、ゴールデンウイークに行ったらまだ3mの残雪があった酸ヶ湯温泉。
この時はコロナ禍で窓が全開のため広々とした千人温泉に湯けむりがなく、立寄りでは温泉を満喫できませんでした。

今日はそのリベンジへ！酸ヶ湯温泉まで友人Mが2泊の予定で今朝到着。私は車で送ってもらってMと酸ヶ湯温泉で合流の予定です。

送ってくれた友人2人も立ち寄りで酸ヶ湯を楽しむ予定でしたが、、、、忘れられない1日となりました。

写真は森のホテルから奥入瀬の入り口ちかくを通る日中のみ開通している山道。

エリア 青森

• 旅行の満足度: 3.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 1.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨晩は遅くて撮影できなかったのですが、部屋を入ると空間、そしてトイレ。中は洋室。和室の部屋もあるようです。

部屋からの景色。森、山しか見えません！さすが青森。

下に見えるのが露天風呂を囲む塀のようです。

廊下。

今朝は洋食。初日は洋食で2日目は和食らしい。

ロビー近くのスペース。全面森という素敵な空間。

奥にちょっと変わったアートっぽい壁掛けが並ぶ。

たくさんテーブルと椅子が並ぶけれど時期的に？誰も使ってない。

ホテル正面。

ちらほら雪が降りつつありましたが、大したことなく。さあ、元気に酸ヶ湯温泉へ向かって出発。

喫煙嬢はお休み中。運転者と友人が酸ヶ湯温泉体験に同行。私はこの夜は酸ヶ湯温泉に宿泊して前回のリベンジ！

意気揚々と3人でホテルを出ます。国道102号線。奥入瀬の入り口あたりです。

奥入瀬渓流 自然・景勝地

奥入瀬川かな。

昨晩からの雪は結構降ったみたいです。

道は凍結していませんがゆっくり行きます。

酸ヶ湯温泉への道、青森と十和田間の国道103の一部は11月末から春先まで既に通行止め。
その為少し迂回して行きます。

だんだん山の中。

映画「八甲田山」を思い出します。観たことないけれど話しは知っている。明治34年にあった実話に基づいて制作された、新田次郎原作、高倉健主演の、あの映画です。

なんだか雪が止まずにすごいことに。慎重に運転する友人。

たまに行き交う車が来ると安心。

そのうち対向車も来なくなり、帰りは大回りして青森市内から帰ることにした方が良いかも、などと話す。

ここからは写真がありません。

地図で見ると、右下の国道102号線にある奥入瀬渓流の森のホテルから、国道103号に出て、④は通行止めですが、右折して394と40号線を回って国道103号線に合流。そこを左折して酸ヶ湯温泉へ行くという順路になります。

マーカーでつけた感じの道のりです。
④の道は冬季、11月末から閉鎖になっていますが、右回りは昼間は通行できます。

また、冬でも青森駅から酸ヶ湯温泉までは毎日バスが2、3便くらい走っていますし、酸ヶ湯温泉の送迎バスも毎日2往復出ています。この国道103は通年バスが通ってるので安心です。

迂回路394と40号線は山の中ではありましたが、割と順調でした。ところが青森市からくる国道103号線へ入った途端に、対向車が多くなりました。

ほどなく親切な車が一台が止まって窓を開けて、この先、八甲田ロープウェイ付近で車3台による事故のため通行止めで行けない、と教えてくれました。

ところが止まったのが上り坂の途中だったため、再度発進する時にスリップして登れなくなってしまいました。

すったもんだやってるうちに車が一回転、180度回転し、今度は急な下り坂。

そこでまた滑ってコントロール不能に。軽ーく崖側の雪溜まりに突っ込んで立ち往生。

この山道（国道ですけどね）は片側が山、片側が崖です。（白樺の木が立ってますがこの時は木は目に入らず崖！にしか見えませんでした）

ちょうど事故車を救済に来たパトカーとレッカー車が登ってきて、お巡りさんが声をかけてくれました。（多分事故車と間違えられた）
そこで抜け出し方を指導してくれて、そのまま酸ヶ湯温泉の方へ登って行ってしまいました。

さて、ここからが、運転者がビビってしまい、ノロノロ運転。全ての車に抜かされました。見たら時速7キロ～10キロ。

今冬初の大雪でどの車もモタモタしてますが地元ナンバーはさすがに30～40キロで走っていきます。

ちなみに夏タイヤからスタッドレスに変えて来たこの友人の車。新雪では滑ってスリリングすぎる！！特に下り坂。

青森空港あたりまでは国道とはいえ山道です。除雪車も出ていますが、それでも速度はなかなか出せません。

結論から言うと、14時の青森駅からのホテルの送迎バスにも間に合わなくなり、私は酸ヶ湯温泉をキャンセル。昨晩宿泊の森のホテルに逆戻りすることに。

青森駅付近になんとか着いたのは14時15分くらいでした。市内の道はシャーベット状のぐちゃぐちゃながら凍結もなく運転は普通でしたが、恐るべし八甲田山麓は本当に怖かったです。（夏に来た時は特にどうということない道だったんですけどねー）

とにかく一回休もうと、ランチに入ります。青森東店。お腹ぺこぺこ。

ラーメン山岡家って、何も全国チェーンのラーメン屋に入らなくても。

ですが車で入れそうな駐車場の空いているラーメン屋へ吸い込まれました。

3人とも初めての利用なので、チケット購入に時間がかかる。

14：30頃の店内。映ってはいませんが利用者は数組。

無事ラーメンを食べられることに感謝。美味しかったです。

ついでに餃子も。うーん、これはちょっと残念な餃子であった。

帰りは青森市内から「みちのく有料道路」を通って行きます。

しかし3時半で既に夕暮れの雰囲気です。しかもPAが1箇所もない。

雪は止まず、

ずっと緊張。

ところが十和田市内にはいると雪は止んでいて、道路状況も普通にアスファルト面でした。

なんと！八甲田山の周りは青森一（多分局部的に日本一）の豪雪地帯だったんですよ。

暗くなる前に奥入瀬渓流温泉、森のホテルに戻ってきました。

室内は昨夜とほぼ同じ。

今晩は6階のツイン。昨夜は4階でした。同じタイプの洋室です。

昨晩と同じワインを今晩も。

何も知らずにゆっくり寝ていた喫煙嬢は、いるはずのない私がテーブルに現れたので驚いていました。

メニュー

サザエとサーモンのスモーク

ミートドリヤと真鯛のソテー

フィレ肉のソテーとデザートのカシスのソルベ

とりあえず無事に昨晩と同じ温泉に入れることに感謝。はぁ、疲れた。

冬の八甲田山麓を侮ってはいけません。この日の積雪は酸ヶ湯あたりで1メートルだったそうです。ああ、怖かった！！寿命が縮まったような気がする、、、

八甲田山麓へ行く方は12月初旬でもスタッドレスだけではなくチェーンも持って行かれた方が良いです。4WDなら大丈夫でしょうね。

この旅行記へのコメント （5）

• travelさん 2023/01/27 08:51:13

  酸ヶ湯温泉

  Siniさん、雪路の運転は寿命が縮まりますね。
  先日の報道では酸ヶ湯のお積雪量は4m弱で車が完全に埋まってました。
  私は4月下旬の酸ヶ湯温泉宿泊でしたが残雪が2m近くあり、豪雪地帯なんだと実感しました。
  もちろん青森駅から送迎バス利用です。
  温泉もお料理も熱燗も全て◎で満足しました。
  関西は例年なら積雪は珍しいのですが今年に限っては雪がしっかり降り雪質もパウダ－スノ－でさらさら、ほんと今年は寒いです。
  
  お礼が大変遅くなりましたがたくさんの旅行記への訪問有難うございます。
  南極の旅は勢いで行こうと決めたので特に思いで深いです。
  今から思うと綱渡りのようなアクセスで無事に旅を終えた時はほっとしました。
  
  　　travel

  Siniさん からの返信 2023/01/28 23:50:30

  Re: 酸ヶ湯温泉

  travelさん
  
  コメントありがとうございます。全く無謀なことでした。冬の青森を見くびっておりました。反省です。またいつか酸ヶ湯温泉はリベンジしたいと思います。
  
  またドロミティに行きたいと思っているのでtravelさんの旅行記にドロミティを発見して惹かれました！
  
  ホテルがどこもほぼ満室な上、自分のスケジュールとの調整がなかなかうまく行きません。
  
  南極もドロミティも一体、いつ行けることやら、、、
  
  Sini

• マプトさん 2023/01/03 16:12:02

  津軽の雪

  危なかったですね。
  津軽鉄道雪は、湿ってまとわりつく雪ですからおっかないですね
  無事で良かったです
  

  Siniさん からの返信 2023/01/03 22:41:04

  Re: 津軽の雪

  マプトさん
  
  本当に！慣れない雪道はスリップして、運転を制御できず、助手席に座っていただけでも、ゾッとしましたー。
  
  Sini

• マプトさん 2023/01/03 16:12:01

  津軽の雪

  危なかったですね。
  津軽鉄道雪は、湿ってまとわりつく雪ですからおっかないですね
  無事で良かったです