東京街歩き：両国編

2022/11/27 - 2022/11/27

3年ぶりの東京、５泊して街歩き・グルメを堪能しました。
３日目は、初めての両国。
相撲の街でちゃんこ鍋を味わいました。

エリア 東京

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

アパホテル両国駅タワーは、大浴場・露天風呂・プール・フィットネス・バイキングレストラン・鉄板焼き・コンビニ・カフェを備えたアーバンリゾート。

アパホテル＆リゾート 両国駅タワー 宿・ホテル

クリスマスオーナメントが可愛い。

シングルルームにはクィーンサイズベッド、客室の狭さは感じません。

機能的で使いやすい。

バスルームはトイレとのユニットバス。
広い大浴場があるので使いませんでした。

大型液晶テレビは、YouTubeが見れます。
大浴場の混雑状況も確認できます。

２階の施設が豪華です。

江戸を意識した雰囲気の造りとなっているのが印象的。

横綱の錦絵がいいね、大相撲の街らしい。

素敵なカフェスペースがあります。

初めての両国、街の散策に出かけます。
舟橋聖一生誕の地には、幕末の大老井伊直弼の生涯を描いた「花の生涯」の碑が建てられています。

舟橋聖一生誕の地 名所・史跡

両国国技館の正面の歩道にある「両国さかさかさ」。
天からの恵みである雨水を集め、その水を花壇への水やりや打ち水などに有効活用しているのだそうです。

両国さかさかさ 名所・史跡

仕組みの説明書き。
素晴らしいアイデアですね。

ポンプが設置されています。

両国江戸NOREN は、旧両国駅舎をリニューアルした施設。
館内には江戸の町屋を意識した吹抜け空間が広がり、天ぷらや蕎麦、ちゃんこなど様々な和食が楽しむことが出来ます。
日本相撲協会監修による原寸大の土俵が設置、雰囲気抜群です。

両国江戸NOREN 名所・史跡

中にある「両国観光案内所」では観光マップ、各種イベントパンフレットなどを豊富に揃えています。

両国観光案内所 名所・史跡

両国駅構内に「両国ステーションギャラリー」があります。
鉄道の歴史が中心の展示となっています。

両国ステーションギャラリー 名所・史跡

ステーションピアノもあります。

有名な浮世絵師、葛飾北斎はここ両国に住んでいました。
「すみだ北斎美術館」もあります。

至る所に北斎の浮世絵が展示。

ベンチにも北斎漫画。

国技館通りは、駅から回向院へと続く道。

国技館通り 市場・商店街

通りには、歴代の横綱のブロンズ像が数箇所に設置されています。

国技館通りの力士像 名所・史跡

実物手形もあります。

貴乃花関の手形。
以前に両国を訪れたのは2003年、国技館で行われた彼の断髪式以来です。
　

土俵入りの雄姿、かっこいいですね。

回向院さんに参ります。

回向院 寺・神社・教会

振袖火事（1657年）の死者を埋葬し供養したのが起源。
人、動物すべての生あるものを供養するという理念から、さまざまな動物の慰霊碑、供養碑、ペットの墓も多数あります。

力塚の碑は、相撲協会が歴代相撲年寄の慰霊の為に建立したもの。

御本尊は阿弥陀如来。

本堂前ホールの天井中央部には、仏法を護持する鳴き龍が描かれています。

旧国技館は、天保4年（1833）から回向院で相撲興行が始まったことから、明治42年（1909）にその境内に建設されました。
ドーム型屋根の洋風建築だった、とあります。

旧国技館跡 名所・史跡

吉良邸跡（本所松坂町公園）は、「忠臣蔵」で知られる吉良上野介義央の江戸上屋敷跡。
元禄15年12月14日（1703年1月30日）、亡き主君・浅野内匠頭長矩の仇討ちに元赤穂藩の四十七士が吉良邸に討ち入りました。

本所松坂町公園 公園・植物園

かつて吉良はこの一帯に広大な屋敷を構えていましたが、本所松坂町公園として残るのは、吉良邸の北側の一部のみ。

園内には、吉良首洗い井戸と邸内にあった松坂稲荷社があります。

吉良上野介義央公座像。

北斎『仮名手本忠臣蔵十一段目』討ち入りの図。
何度も映像で見ている討ち入り、実際にこの場であったと思うと感無量です。

「鏡師中島伊勢住居跡」の説明板。
伊勢は、幕府御用達の鏡師。
宝暦十三年（一七六三）、後の葛飾北斎となる時太郎を養子とした、とあります。

鏡師中島伊勢住居跡 名所・史跡

両国には相撲部屋が点在しています。
時津風部屋の立て札。

「とし田」さんは大正10年創業の和菓子司、現在は三代目さんです。

とし田 専門店

二代目さんは「両国力士もなか」「どらやき ごっつあんです」など、相撲の街両国らしい看板商品をつくりました。
甘党の多いお相撲さんたちは、とし田の和菓子がお気に入りだそう。

可愛い「すもうねこ」の焼印を押したどら焼きが人気です。
ねこちゃんこ（栗入りこしあん）は、ふんわりとした皮、こしあんは甘すぎず上品なお味、ほっこり栗が美味。

ちゃんこ巴潟さん、予約して伺いました。

ちゃんこ巴潟 グルメ・レストラン

外観も店内も相撲の雰囲気満点、落ち着ける空間です。

自由に選べる4大ちゃんこが人気です。

国見山を注文、鶏ガラスープの塩味ちゃんこです。
とりガラを水から半日煮詰め、塩で整えたスープに旬の魚貝やとり肉、野菜等を入れたちゃんこ。

鮮度のよい中羽いわしの身を当たり鉢で念入りにあたって隠し味を加えた秘伝のいわしつみれがご自慢。
美しい盛り付けの具材、豪華ですね。

鮭と白身魚・牛肉・海老・鳥肉・ほたて・白菜・玉ネギ・しいたけ・水菜・えのき茸・ごぼう・焼豆腐・油揚げ。
手際よく入れて下さいます。

出来上がってスープを一口、あっさりしていますが深いコクと上品な味わいが素晴らしい。
いわしつみれが絶品、ふわふわでいわし独特の風味が感じられてとっても美味しい。

ご飯と共に頂く力士味噌が美味。
念願の相撲の町でのちゃんこ鍋、至福の時間が過ごせました。