2022/11/20 - 2022/11/20
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この旅行記のスケジュール
2022/11/20
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松川温泉バス停
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久昌寺
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長松院
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祗陀寺
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千手院
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大慈清水
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2022年11月中旬の週末に、岩手県の八幡平(はちまんたい)市と盛岡市へ一泊二日の一人旅に行って来ました。
年末の足音が聞こえてきそうなこの時期、今年最後の週末温泉一人旅にしようと思って選んだ場所が北東北の一角、岩手県でした。
どうせ行くなら『秘湯』感漂う山奥の湯宿に行きたい…
旅の1日目は東北新幹線に乗車して、盛岡駅経由で岩手山および八幡平山麓の松川温泉の旅館に直行し、晩秋から初冬に移ろう時期の寒さを身体に感じながら『これぞ乳白色の硫黄泉』と呼ぶに相応しい、源泉掛け流しの温泉を堪能しました。
2日目は県庁所在地の盛岡市に移動して、盛岡城址と古くからの建物が今も残る趣きのある街を散策し、往きと同じ盛岡駅から東北新幹線に乗車して帰宅しました。
本編は中編の盛岡市前半の旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この前編は『2022年11月秋の週末一泊一人旅~岩手県松川温泉・盛岡①:『八幡平の秘湯』松川温泉~』です。
https://4travel.jp/travelogue/11791752
旅の2日目の11月20日(日)は、松川温泉バス停9時45分発の岩手県北バスに乗車して盛岡駅前を通り過ぎ、11時45分頃に終点の盛岡バスセンターに到着しました。
松川温泉からバスセンターまでの運賃は、大人片道1,210円でした。盛岡バスセンター 乗り物
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バスセンターに到着した時点で12時前でしたので、昼食を摂ることにしました。
ところが、日曜日のお昼にバスセンターの周辺でお店を開けているところがない…
『盛岡三大麺』の一つ、わんこそばを食べようと、郷土料理の老舗『東家本店』さんを訪れましたが、当日はお店の改装で休業中でした。東家 本店 グルメ・レストラン
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しかたないので、バスセンター西棟1階にある『そばの南部』さんに来店し…
そばの南部 盛岡バスセンター店 グルメ・レストラン
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昼そばBセット、税込700円を頂きました。
かき揚げそばとおにぎり1つが付いています。
おにぎりの具材は『みそ漬け』にしましたが、店員さんに確認しないで注文して食べてみたところ、入っていたのは大根の味噌漬けでした。
東京近辺でお目にかからないおにぎりですが、地元では一般的なのでしょうか。そばの南部 盛岡バスセンター店 グルメ・レストラン
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そばの南部さんで昼食を頂いた後は、バスセンター3階にある『HOTEL MAZARIUM』さんに併設されている日帰り入浴施設『KANAN SPA』を利用しました。
毎日早朝の5時30分から9時の間と、12時30分から24時の間で営業されていますが、日中12時30分から15時までの入浴料は大人990円です。
事前に盛岡中心部でもっとリーズナブルな銭湯を探してみましたが、他に1軒しかなく当日日曜日は定休日でした。HOTEL MAZARIUM 宿・ホテル
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ここで、松川温泉で身体に付いた硫黄臭を洗い流しました。
バスセンターは今年2022年10月に建て替えられたばかりですので、館内の入浴施設も新しく綺麗です。
男湯の浴場には普通のお湯と炭酸水のお湯の2つの浴槽がありますが、いずれも水質がなめらかで優しいお湯でした。
当日他に利用客の方が4~5名いらっしゃいましたが、皆さん浴室内のサウナがお目当ての様でした。HOTEL MAZARIUM 宿・ホテル
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KANAN SPAで着衣も着替え、きれいさっぱりしました。
バスセンターの3階には、盛岡に縁のある世界的なジャズピアニスト『穐吉(あきよし)敏子』さんを紹介するコーナーがあります。盛岡バスセンター 乗り物
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立ち寄り湯を済ませてから、午後の盛岡市内散策を開始しました。
旅の2日目も前日と同様に晴天で、気持ちよく旅を続けることが出来ました。
最初に盛岡バスセンターから徒歩5分程のところにある『久昌寺』を訪れました。大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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頭でっかちな楼門型の山門です。
屋根の大きい方が、バランスよく安定するのでしょうね。大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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久昌寺は江戸中期の1656(明暦2)年に創建された曹洞宗の禅寺です。
寺院の建物は創建後幾度の火災で焼失し、現在の建物は1916(大正5)年に再建されたものです。大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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久昌寺のある『大慈寺町』は江戸時代に寺院が集まって形成された、南部藩20万石の城下町盛岡の寺町です。
しばらくこの辺りを散策してみましょう。大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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次に訪れたのは『長松院』です。
山門の左側に立っているのは、枝垂れ桜かな…大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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長松院は江戸前期の寛永年間(1624~1644年)に創建された、臨済宗妙心寺派の禅寺です。
江戸時代は南部藩の中級・下級武士の菩提寺だったそうです。
本堂には盛岡市文化財に指定された子安延命地蔵菩薩坐像をお祀りされています。大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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長松院を出てから、次に『祗陀(ぎだ)寺』を訪問しました。
大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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祗陀寺の起源は室町前期頃までに遡りますが、江戸前期頃にこの地に創建された曹洞宗のお寺です。
大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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本堂入口の左側にお祀りされている『ぽっくり地蔵』様です。
大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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小道を挟んで祗陀寺の右隣に建つ『千手院』です。
天台宗の寺院です。大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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千手院の境内はこじんまりとしています。
写真右手前は不動明王と弁財天をお祀りする『護摩堂・弁天堂』、左奥はご本尊の秘仏『千手観世音菩薩』をお祀りする本堂です。
弁天様はお寺でも神社でもお祀りされていますが、お寺はインドの女神『サラスヴァティ』、神社は『市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)=厳島神社の祭神』ですね。
江戸期以前の神仏習合時代は、同一神として崇められていた様です。大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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お寺巡りをしながら『鉈屋町(なたやちょう)』にやって来ました。
古い家屋が軒を連ね、大慈寺町と同様に『みちのくの小京都』盛岡らしさを感じられる街並みです。
盛岡は戦時中2度空襲を受けましたが、この辺りは爆撃の対象ではなかったため、今も当時の建物が残っています。大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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年季の入った現役の酒屋さん。
大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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住居として使われている町家は適度に補修されながら、今も昔の佇まいのままです。
この通りは昔の遠野街道で、また近くに北上川に面した船着場があって、かつては大変賑わっていたそうです。大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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途中で再び大慈寺町方面に向かい、町名の由来となっている『大慈寺』を訪れました。
大慈寺 寺・神社・教会
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イチオシ
訪問当時の盛岡の紅葉は、終盤といったところ…
大慈寺 寺・神社・教会
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大慈寺は江戸中期の1673(寛文13)年に創建された黄檗(おうばく)宗の寺院です。
中国明代末の僧、隠元禅師が日本に亡命して開いた禅宗のため、山門や本堂の様式が中国風です。大慈寺 寺・神社・教会
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境内にある『原敬』の墓に行ってみました。
1918(大正7)年に政党に所属し、華族ではない『平民』として初の内閣総理大臣に就任した原敬はここ盛岡市出身、実家は元南部藩士です。
首相就任後は、当時の国民の要望だった普通選挙の導入に慎重で、第一次世界大戦後の世界的な軍縮の潮流に協調的な政治姿勢の彼を急進的な右翼が仇敵視し、1921(大正10)年11月4日に東京駅で暗殺されました。大慈寺 寺・神社・教会
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写真右側に原敬、左側に奥様の浅夫人の墓標が並んでいます。
原敬暗殺事件の後も、5.15事件や2.26事件という同様の事件が続いて政党政治が衰退し、代わって台頭した軍部が暴走して日本は日中戦争、そして太平洋戦争に突入していきました。
そして、最近では今年起きた安倍元首相の襲撃事件で明るみに出た、某宗教団体と政界との関係問題、これからどう収束するのでしょうか…大慈寺 寺・神社・教会
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イチオシ
原敬のお墓の前でいろいろと想うことはありましたが、参道の落ち葉を踏みしめて大慈寺を後にしました。
大慈寺 寺・神社・教会
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再び鉈屋町に戻ってきました。
大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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町家の格子戸に隠れる様にある、手動ポンプの井戸です。
大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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そのお宅の隣に地域の共同水場『大慈清水』があります。
大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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大慈清水は湧水を4段の水槽で上から順番に流す構造になっています。
水槽の用途は決められていて、上段左から飲料水用、米とぎ用の水槽です。大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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下段左から野菜・食器洗い用、洗濯物の濯ぎ用の水槽です。
岩手県を代表する都市で今も綺麗な湧水が湧き、それを地域の住民の方が日常生活で使われ、そして大事に守られていることに感心しました。大慈寺 鉈屋町界隈 名所・史跡
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イチオシ
大慈清水からしばらく歩いて、『もりおか町家物語館』に到着しました。
左隣の『鉈屋町番屋』の火の見櫓が目印です。もりおか町家物語館 名所・史跡
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番屋は大慈寺地区コミュニティ消防センターとして、2010年に新しく建てられたものです。
もりおか町家物語館 名所・史跡
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さっそく、町家物語館に入ってみることにしましょう。
入館は無料です。もりおか町家物語館 名所・史跡
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町家物語館は、かつてこの場所で酒造業を営んでいた『岩手川酒造』の建物を改修したものです。
最初に店舗兼主人宅だった母屋から見学しました。もりおか町家物語館 名所・史跡
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イチオシ
1階から2階に続く箪笥階段です。
古民具の好きな方は要注目です。もりおか町家物語館 名所・史跡
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立派な神棚ですね。
もりおか町家物語館 名所・史跡
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イチオシ
吹き抜けで天井が非常に高い1階のこの部屋は、かつて店の主人が座って使用人に指示を行っていた場所で、いわば会社の『社長室』です。
2階以上に部屋を造ると使用人が主人の頭を踏むことになるため、わざわざこの様な構造にしているそうです。
現代では建物の最上階に社長室を造って、社長が従業員を『踏みつけて』いますが、なかなか面白い発想です。もりおか町家物語館 名所・史跡
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坪庭は至ってシンプルです。
もりおか町家物語館 名所・史跡
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母屋と繋がる『文庫蔵』の1階には…
もりおか町家物語館 名所・史跡
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原敬をはじめ、盛岡にゆかりのある著名人達の紹介コーナーがあります。
もりおか町家物語館 名所・史跡
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これは、盛岡の夏の風物詩『さんさ踊り』の人形でしょうか。
もりおか町家物語館 名所・史跡
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蔵の2階に繋がる階段を上ってみました。
もりおか町家物語館 名所・史跡
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文庫蔵の2階は『絵本の小部屋』として、絵本が展示・収蔵されています。
東日本大震災の被災地を巡回して、子ども達に絵本の貸し出しをされている『3.11いわて絵本プロジェクト』が運営されているコーナーです。もりおか町家物語館 名所・史跡
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イチオシ
落ち着いた雰囲気の屋根裏部屋ですね。
この部屋で本棚の絵本を取って自由に読んでいいそうです。もりおか町家物語館 名所・史跡
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母屋の2階は座敷です。
もりおか町家物語館 名所・史跡
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座敷の一角に昭和の家電製品をセットにした食卓が再現されていました。
もりおか町家物語館 名所・史跡
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母屋の2階の一室では、2022年10月14日から2022年11月27日までの間の金・土・日・祝日限定で、和服を着て街歩きをするイベントが開催されていました。
もりおか町家物語館 名所・史跡
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さすがかつての造り酒屋の母屋、内部は広いですね。
もりおか町家物語館 名所・史跡
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母屋を出て、広場を挟んで裏手に建つ『浜藤の酒蔵』に行きました。
元酒蔵の敷地内に建つ2棟の蔵の内の1棟です。もりおか町家物語館 名所・史跡
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浜藤の酒蔵の内部の通路には、酒造関係の資料が展示されています。
もりおか町家物語館 名所・史跡
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岩手川酒造は2006年に廃業し、現在は営業されていません。
かつて酒蔵で造られていた銘柄のガラス瓶です。もりおか町家物語館 名所・史跡
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鉄道が開通する以前は、北上川を使って船で貨物を運搬していました。
実寸を縮小して再現された当時の木造船が展示されています。
蔵の内部は他に多目的ホール『浜藤ホール』があります。もりおか町家物語館 名所・史跡
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浜藤の酒蔵と残る1棟の『大正蔵』とは、棟続きになっています。
大正蔵の連絡口近くには、昔懐かしいホーロー看板のコレクションが展示されています。
こういう古い街並みの街角にあると、よく似合っています。もりおか町家物語館 大正蔵 グルメ・レストラン
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近くには盛岡市が所蔵する岩手県出身の木版画家、舞田文雄氏の版画作品が展示されていました。
来年2023年2月5日まで展示されるそうです。もりおか町家物語館 大正蔵 グルメ・レストラン
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大正蔵の内部は『時空(とき)の商店街』というコンセプトで、盛岡特産のお酒や工芸品等のグッズを販売するコーナーが並んでいます。
もりおか町家物語館 大正蔵 グルメ・レストラン
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蔵の中央にあるイートインコーナーで『松ぼっくりジェラートシングル』税込350円を頂きました。
ジェラートの種類はいくつかありましたが、選んだのはミルク味です。
11月20日当日の盛岡の最高気温は14℃と少し暖かめでもあり、美味しく頂きました。もりおか町家物語館 大正蔵 グルメ・レストラン
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大正蔵の全容です。
もりおか町家物語館 大正蔵 グルメ・レストラン
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もう少しゆっくりとこの界隈を歩いてみたかったのですが、今回の旅で盛岡を観光出来る時間は実質半日しかありません。
次の目的地を目指して、町家物語館を出発しました。
本編旅行記を最後までご覧いただき、ありがとうございます。
この続きは『2022年11月秋の週末一泊一人旅~岩手県松川温泉・盛岡③:盛岡城址周辺~』となります。
https://4travel.jp/travelogue/11796102もりおか町家物語館 名所・史跡
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