2022/11/07 - 2022/11/07
80位(同エリア340件中)
Reiseさん
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旧乾邸の特別観覧へ行きました。あらかじめ申し込み、抽選となります。なかなか当たらない~と友人から聞いていたので、ほぼ諦めていましたが、当選、見学できました。以前は6倍というような時もあったようですが、ガイドさんの説明によると、現在は2倍~3倍の間くらいだそうです。
最初は見学者全員がガイドさんの説明を聞き、見学注意や見どころなどを教えてもらいます。その後、ガイドさんの説明が続きますが、自由見学もしても良いとお聞きしたので、後半くらいからは自由に見学しました。
広いお屋敷で、迷子になりそうになりますが、ところどころにスタッフがおられ、ポイントを教えてくださり、とてもありがたかったです。
旧乾邸は敷地面積はおよそ1200坪、総工事費はおよそ20億をかけて作られた邸宅です。竣工は1936年。
乾汽船創業者の乾新兵衛宅として建設されました。設計者は渡邊節氏。
長男の乾新治氏とも交流があったとそうです。
渡邊節氏は商船三井ビルディングなども設計した、欧米の格調高く伝統的な設計が特徴です。
旧乾邸には和館もありましたが、阪神大震災で全壊し残っていません。
阪神間を代表するモダニズムの邸宅として風格を残した建築物です。
付近はもともと関西の経済界の要人も多く住んでいた場所であり、第二次世界大戦などで建物はなくなりましたが、旧乾邸は当時の建築の特徴を残し大切に保存されています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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阪急御影駅近くに車を駐車。事前に調べましたら、近くに駐車場が見当たらず。
歩いて旧乾邸へ。
途中で、近くに駐車場があることを発見。
悔しかった、、、。でも、散歩もたのしいです♪ -
坂道を登っていきます。
蘇州園の横の道を通ります。
蘇州園も行きたいなぁ~。 -
高台になっていきます。
眺めが良いです。
このあたりはかつて、関西の財界人も多く、大邸宅をかまえていましたが、
第二次世界大戦などで、ほとんどなくなったそうです。
残念なことです。 -
旧乾邸の大きな広い壁が見えてきました。
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外からお蔵も見えます。
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煙突も見えてきました。
ぐるりと回って、 -
玄関へ。
時間が決められていて、それまでこちらで待ちます。 -
玄関まわりの門柱の装飾も綺麗でした。
樹々も色づき始めています。 -
時間になり、受付を済ませて、なかへ。
玄関のアプローチが見えてきました。 -
窓も外からみても、レリーフがとても手が込んでいます。
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イチオシ
玄関のあちこちに手が込んでいて、きょろきょろしてしまいます。
車寄せの部分です。天井も微妙に模様が違います。 -
天井と小さな灯り。
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ランプシェードの装飾も細かいです。
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天井に小さな穴がいくつも開いているところが奥に見えます。
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このようになっているのですけれど、明るさが外から入ってきます。
面白いです。 -
正面玄関。
賓客を迎えるための門。 -
豪華な門でした。まわりの石のレリーフも素敵です。
葡萄の模様でした。
葡萄は繁栄の証し、商いをする人々は好んだ模様だそうです。
邸宅内のあちこちに、葡萄模様のものがありました。 -
様々なデザインを組み合わせている模様。
不思議な印象です。 -
重厚な雰囲気。
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玄関の近くに前庭があり、壁泉があります。馬の水飲み場だったそうです。
青いタイルと羊。 -
こちらは内玄関。
主や家族の使う玄関だそうです。 -
前庭から建物を観ます。
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外からも見える煙突。
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ベランダのあたり。
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煙突もよくみますと、細かい模様。
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玄関アプローチから。
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玄関からみて、右のほうにある脇玄関。
事務室へつながる玄関で、乾家で働く人々の玄関だったとか。
玄関だけで、三つもあります。 -
こちらは、玄関の中に、さらにある玄関。
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イチオシ
入って豪華さに驚くのが、こちらの階段と吹き抜けの玄関ホール。
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イチオシ
大きな窓から明るさ。
階段の欄干のレリーフとタペストリー。
印象に残りました。 -
イチオシ
乾汽船の設立者のお宅でしたから、船に関しての図柄なのでしょうか。
安芸の宮島の風景です。細やかなペストリーでした。 -
大きな窓。
しかも、窓には細かい幾何学模様。 -
玄関のカーペットはビニールのもの。
もう、今は手に入らないそうで貴重なものだそうです。 -
あちこちに、細かな装飾があります。
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繊細なデザイン。
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こちらの建物は映画などのロケ地にも使われています。
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イチオシ
ゲストルーム。上からみたところ。
豪華なシャンデリアと大きな暖炉。 -
今はもう、こんな豪華なシャンデリアもめったに観ることがありません。
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ヒーター口にも装飾。
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天井を見上げましたら、こちらにも幾何学的な模様。
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外のテラスにお庭に向けてベンチ。
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イチオシ
こちらにも大きな窓。
ところどころに色ガラスが入った窓。綺麗でした。 -
暖炉も大きい。
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細やかです。こちらにも葡萄の模様。
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書斎。
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二階に上がる階段は今は使えないようですが、この手すりの装飾が美しいです。
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至る所に、繊細な装飾がありました。
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地図によると、こちらは食堂であったところ。
ソファがありました。 -
明るいピンクの基調のお部屋で、可愛い雰囲気です。
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小さな配膳室が近くにありました。
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夫人のお部屋がこちらにあります。
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和室でした。
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庭に面した明るいお部屋です。お庭が一望。
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広いお屋敷。
最初は団体での説明をお聞きしていましたが、
都合にあわせて、個人的に自由に見学してもよい、、とお聞きしたので、自由に見学しました。
広い建物、迷子になりそうですが、ところどころにスタッフの方がいて、少し説明もしてくださいます。 -
こちらは内玄関。
家族用。 -
こちらは脇玄関。
邸宅で働く人々のための玄関。 -
こちらは勝手口。
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事務室。
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お風呂場。
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洗面所。
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二階へ。
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中廊下。
電気が素敵でした。 -
和室の部屋がありました。
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こちらは夫人の衣裳部屋だそうです。
うらやましい~一つの部屋が衣服だなんて。。 -
夫人の寝室。
1階にも夫人の部屋があります。 -
シンプルなドレッサー。
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窓からは下の庭が見えます。
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廊下の窓からも外の景色。明るいです。
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浴室がありました。
天井も豪華なタイルです。 -
今はソファーが置かれていますが、こちらが主人の寝室だったところ。
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こちらも、気持ち良い風景。
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大きなクローゼット。
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木造の装飾が豪華。
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ドアの上部分にも金属での細かな装飾。
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小さな窓から下のゲストルームをみることができます。
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さらに上に上がると、サンルームがあります。
この階段の欄干がまたゴージャスです。
綺麗~と身を乗り出しそうですが、これが、とても低くて、あまり近寄り過ぎると落ちそうで、怖いです。 -
どれだけ、手が加えらているか、、
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今までみたことのない、階段のレリーフ。
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下をのぞきこむと危険ですが、思わず1階の玄関のあたりをみてしまう。
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二階からは1階のリビングも上から観れます。こちらの階段は見学時は使えないようでした。
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イチオシ
玄関階段あたりにかけられていたタペストリーは安芸の宮島の様子。
知人から贈られたものだそうです。
周囲の雰囲気とも合って、とても素敵でした。 -
イチオシ
やはりこの玄関ホールあたりの階段の手すり、カーブやその装飾に目を奪われてしまいます。
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こちらにも葡萄模様が見えます。
細部にわたり、建築デザインのこだわり。 -
三階のサンルーム。
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とても広い部屋です。
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天井にある間接照明。
現代の物かと思いましたら、、、
電球などは現在のものを使っていますが、青い灯りは当時のものを図面をもとに再現されている、、と近くのスタッフが教えてくれました。
当時から、こんな設備があったなんて、とても斬新です。 -
これも大理石。
ひとつの大きな大理石を切ってつかっているそうです。
贅沢ですねぇ~。 -
わかりにくいですが、真ん中のガラスには、海と波の模様。
あちこち、手の込んだものばかり。 -
イチオシ
サンルームだけあって、明るく、さらに、周りの風景も見渡せて、
1日過ごしても飽きそうにない場所です。 -
バルコニーから海も見えます。
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バルコニーからの景色。
昔はどんな風景が広がっていたのでしょう~。 -
入口の車寄席あたりを上からみたところ。
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物置のような部屋もありました。
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入口の中扉の装飾をもう一度観て、
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入口の灯りとアンティーク風の画。
壁の色もきれです。 -
外に出て、庭を見学します。
それにしても、どこからみても、美しいレリーフがあちこち。 -
イチオシ
洋式庭園から邸宅を観た風景。
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広々とした芝生が広がります。
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座って、ここからも鑑賞ができるように。
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和式の庭園もあります。
かつて、この邸宅には和館があったようで、流水鑑賞的庭園も残っています。 -
あちこちに灯籠もあり、和館があったことが偲ばれます。
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樹々もあちこちに、常緑樹と落葉樹がバランスよく植えられています。
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もみじも綺麗に色づき始めていました。
それぞれの季節の美しさを感じる庭園です。 -
見学を終えて、歩いて駅の方向へ向かいますが、途中、水の風景のある公園を通ります。
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こちらも水の上に建った建物、ベンチがあって休憩できます。
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松が多くて、とても癒される場所でした。
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周囲の樹々も紅葉を始めていました。
もう、冬になるんですね~。
写真が大好きなので、ついつい撮りまくり、いつもながら、長い旅行記になってしまいます。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。_(._.)_
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