羽黒・余目旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今回の旅行で月山と鳥海山を散策することが大きな目的だった。レンタカーを借りて、まず月山八合目に行って弥陀ヶ原を散策を楽しみにしていた。次に、出羽三山神社も楽しみだった。随神門から続く長い急な石段を苦労して上り切った時の達成感としんどさは記憶に残る体験になった。下山して約1時間の時間は鶴岡市内で致道博物館の見学に使った。<br />10月27日(木)ホテルをチェックアウトして、レンタカー会社に行き、レンタカーで出発。まず、月山八合目を目指すが、四合目で通行禁止になっていたので、次の目的地である出羽三山神社に行く。随神門から神橋、五重塔を経由して長い石段を上って、やっとのことで頂上に到着。羽黒山三神合祭殿、鐘楼と建治の大鐘堂などを見学して下山。鶴岡市に行く致道博物館を見学。ホテルにチェックインする。近くの居酒屋で夕食。

2022年秋、「どこかにマイル」と全国旅行支援で東北の旅 2.レンタカーで月山、出羽三山神社を目指す

1いいね!

2022/10/27 - 2022/10/27

182位(同エリア191件中)

0

35

旅四郎さん

今回の旅行で月山と鳥海山を散策することが大きな目的だった。レンタカーを借りて、まず月山八合目に行って弥陀ヶ原を散策を楽しみにしていた。次に、出羽三山神社も楽しみだった。随神門から続く長い急な石段を苦労して上り切った時の達成感としんどさは記憶に残る体験になった。下山して約1時間の時間は鶴岡市内で致道博物館の見学に使った。
10月27日(木)ホテルをチェックアウトして、レンタカー会社に行き、レンタカーで出発。まず、月山八合目を目指すが、四合目で通行禁止になっていたので、次の目的地である出羽三山神社に行く。随神門から神橋、五重塔を経由して長い石段を上って、やっとのことで頂上に到着。羽黒山三神合祭殿、鐘楼と建治の大鐘堂などを見学して下山。鶴岡市に行く致道博物館を見学。ホテルにチェックインする。近くの居酒屋で夕食。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.5
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
レンタカー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
楽天トラベル

PR

  • 10月27日(木)前夜、コンビニで買ったサンドイッチをホテル・モンテエルマーナ仙台の2階にあるドリンクコーナーで食べる。ブレンドコーヒーとアメリカンコーヒー、グレープフルーツジュース、オレンジジュース、冷茶があるので飲み物を買う必要はない。午前8時20分にチェックアウトして、予約したレンタカー会社に向かう。

    10月27日(木)前夜、コンビニで買ったサンドイッチをホテル・モンテエルマーナ仙台の2階にあるドリンクコーナーで食べる。ブレンドコーヒーとアメリカンコーヒー、グレープフルーツジュース、オレンジジュース、冷茶があるので飲み物を買う必要はない。午前8時20分にチェックアウトして、予約したレンタカー会社に向かう。

    ホテル モンテ エルマーナ仙台(ホテルモントレグループ) 宿・ホテル

  • レンタカー会社に向かう途中に、河北新報社の前に建っている「働く少年の像」を見つけた。この像は1957(昭和32)年に建立された。

    レンタカー会社に向かう途中に、河北新報社の前に建っている「働く少年の像」を見つけた。この像は1957(昭和32)年に建立された。

  • 午前8時40分位に写真のタイムズカー仙台駅西口店に到着。「たびらい」のサイトでウエブ予約した。免責補償料、消費税含めて4日間で17840円だった。午前9時に開店するので、荷物を預かってもらって、開店まで近くを散策。五橋公園があったので、ここで少し時間をつぶす。レンタカー会社に戻って、手続きを済ませて出発。

    午前8時40分位に写真のタイムズカー仙台駅西口店に到着。「たびらい」のサイトでウエブ予約した。免責補償料、消費税含めて4日間で17840円だった。午前9時に開店するので、荷物を預かってもらって、開店まで近くを散策。五橋公園があったので、ここで少し時間をつぶす。レンタカー会社に戻って、手続きを済ませて出発。

  • レンタカーは写真のマツダ「デミオ」だった。1300㏄でそこそこ馬力もあって運転しやすい車だったが、カーナビの性能はイマイチで出てこない施設などもあって、多少苦労した。県道211号線を走って月山八合目に向かう。月山は出羽三山の主峰で標高1984m。弥陀ヶ原を散策するのが目的だった。

    レンタカーは写真のマツダ「デミオ」だった。1300㏄でそこそこ馬力もあって運転しやすい車だったが、カーナビの性能はイマイチで出てこない施設などもあって、多少苦労した。県道211号線を走って月山八合目に向かう。月山は出羽三山の主峰で標高1984m。弥陀ヶ原を散策するのが目的だった。

  • 月山に向かう途中で見晴らしの良い場所に出たので、車を停めて風景を眺める。天気も良かったのでいい気持ちだった。少し走ると月山四合目で通行止めになっていると表示されていた。綺麗な景色が見えるかもしれないと期待して行ったが、森の中で見えるのは樹木があるばかり。諦めて出羽三山神社に行くことにした。

    月山に向かう途中で見晴らしの良い場所に出たので、車を停めて風景を眺める。天気も良かったのでいい気持ちだった。少し走ると月山四合目で通行止めになっていると表示されていた。綺麗な景色が見えるかもしれないと期待して行ったが、森の中で見えるのは樹木があるばかり。諦めて出羽三山神社に行くことにした。

  • 途中で、写真の月山ビジターセンターが見えたので、ここに立ち寄る。ビジターセンターは、出羽三山の自然景観や地形、気候の特色、動植物の生態などをわかりやすく展示・解説し、自然とふれあうきっかけをつくる施設。館内のボランティアの人に聞くと、月山四合目は何も見るものがないということだったので、最初にここに寄ったら良かったと思った。

    途中で、写真の月山ビジターセンターが見えたので、ここに立ち寄る。ビジターセンターは、出羽三山の自然景観や地形、気候の特色、動植物の生態などをわかりやすく展示・解説し、自然とふれあうきっかけをつくる施設。館内のボランティアの人に聞くと、月山四合目は何も見るものがないということだったので、最初にここに寄ったら良かったと思った。

    月山ビジターセンター 美術館・博物館

  • 午後1時20分頃に出羽三山神社に到着。鳥居をくぐると随神門がある。随神門は羽黒山から遠くは月山、湯殿山に至る広大な神域への入口。この門は初め仁王門として元禄年間秋田矢島藩主より寄進されたが、明治の神仏分離で随身像が祀られ随神門と名付けられた。

    午後1時20分頃に出羽三山神社に到着。鳥居をくぐると随神門がある。随神門は羽黒山から遠くは月山、湯殿山に至る広大な神域への入口。この門は初め仁王門として元禄年間秋田矢島藩主より寄進されたが、明治の神仏分離で随身像が祀られ随神門と名付けられた。

    羽黒山 随神門 名所・史跡

  • 随神門から継子坂を下ると、祓川に架かる朱塗りの神橋が見える。三山詣での人々は昔この川で身を清め、水垢離をとり登拝へと出発した。浸蝕谷にかかる朱塗りの美しい神橋の向かいの懸崖から落ちる須賀の滝と相対し、その景観は清々しく美しい。

    随神門から継子坂を下ると、祓川に架かる朱塗りの神橋が見える。三山詣での人々は昔この川で身を清め、水垢離をとり登拝へと出発した。浸蝕谷にかかる朱塗りの美しい神橋の向かいの懸崖から落ちる須賀の滝と相対し、その景観は清々しく美しい。

    祓川 (京田川) 自然・景勝地

  • 神橋、天然石の橋を渡ると写真の須賀の滝がある。1654(承応3)年、50代別当天宥が堰を築造して約8km離れた水呑沢から引水し祓川の懸崖に落し、不動の滝と名付けた。ここで山上と山麓を分け、山上には維新まで本坊を始め30余ヶ院の寺院があり、肉食妻帯をしない「清僧修験」が住み、山麓には336坊の「妻帯修験」が住んでいた。

    神橋、天然石の橋を渡ると写真の須賀の滝がある。1654(承応3)年、50代別当天宥が堰を築造して約8km離れた水呑沢から引水し祓川の懸崖に落し、不動の滝と名付けた。ここで山上と山麓を分け、山上には維新まで本坊を始め30余ヶ院の寺院があり、肉食妻帯をしない「清僧修験」が住み、山麓には336坊の「妻帯修験」が住んでいた。

    須賀滝 自然・景勝地

  • 須賀の滝から少し歩くと写真の爺杉がある。樹高48.3m、樹齢1000年以上の羽黒山最大の老木。以前は婆杉もあり共に山の名物だったが、1902(明治35)年の台風で倒壊し、現在は爺杉だけが残された。1951(昭和26)年に国指定天然記念物になった。

    須賀の滝から少し歩くと写真の爺杉がある。樹高48.3m、樹齢1000年以上の羽黒山最大の老木。以前は婆杉もあり共に山の名物だったが、1902(明治35)年の台風で倒壊し、現在は爺杉だけが残された。1951(昭和26)年に国指定天然記念物になった。

    羽黒山の爺スギ 名所・史跡

  • 爺杉の近くに写真の五重塔があり国宝に指定されている。平安中期に平将門が創建したと伝わる。現在の塔は、約600年前の文中年間に庄内の領主で、羽黒山の別当であった武藤政氏の再建と伝えられるもので、東北最古の塔といわれている。杉小立の間に素木造り、柿葺、三間五層の優美な姿で聳え立っている。

    爺杉の近くに写真の五重塔があり国宝に指定されている。平安中期に平将門が創建したと伝わる。現在の塔は、約600年前の文中年間に庄内の領主で、羽黒山の別当であった武藤政氏の再建と伝えられるもので、東北最古の塔といわれている。杉小立の間に素木造り、柿葺、三間五層の優美な姿で聳え立っている。

    羽黒山五重塔 寺・神社・教会

  • 五重塔から一の坂に出る。石段参道には、一の坂、二の坂、三の坂の急な上り坂があり、なかでももっとも長く、急なのが二の坂。別名油溢しともいわれ、武蔵坊弁慶があまりの勾配に奉納する油をこぼしたと伝えられている。二の坂を登りきった左手に写真の二の坂茶屋がある。茶屋のおすすめはきなことあんこの力餅と抹茶のミックスセット。

    五重塔から一の坂に出る。石段参道には、一の坂、二の坂、三の坂の急な上り坂があり、なかでももっとも長く、急なのが二の坂。別名油溢しともいわれ、武蔵坊弁慶があまりの勾配に奉納する油をこぼしたと伝えられている。二の坂を登りきった左手に写真の二の坂茶屋がある。茶屋のおすすめはきなことあんこの力餅と抹茶のミックスセット。

    二の坂茶屋 グルメ・レストラン

  • 杉並木は随神門から山頂まで約2㎞続く。樹齢300~600年といわれる老杉約600本に囲まれた神秘的な道は映画のロケに使われたこともあるようだ。山頂まで2446段の石段が続く道をふうふう言いながら上った。一の坂から三の坂までの間にはあちこちに盃やひょうたんなどの絵が33個も彫られている。全部見つけると願い事がかなうとか。

    杉並木は随神門から山頂まで約2㎞続く。樹齢300~600年といわれる老杉約600本に囲まれた神秘的な道は映画のロケに使われたこともあるようだ。山頂まで2446段の石段が続く道をふうふう言いながら上った。一の坂から三の坂までの間にはあちこちに盃やひょうたんなどの絵が33個も彫られている。全部見つけると願い事がかなうとか。

    石段参道 名所・史跡

  • 参道の石段の尽きるところに朱の山頂鳥居があり、午後2時26分に到着。もと江戸講中より寄進された青銅の鳥居があったが戦争で供出され、後に庄内の生徒や学童の寄付によって建立されたものである。鳥居の手前の坂を十五童坂といい、坂の左に一山の貫主の住んだ執行寺跡、右に本社のかぎを取り扱った鍮取役という一生不犯の清僧修験の住んだ能林院が在った。

    参道の石段の尽きるところに朱の山頂鳥居があり、午後2時26分に到着。もと江戸講中より寄進された青銅の鳥居があったが戦争で供出され、後に庄内の生徒や学童の寄付によって建立されたものである。鳥居の手前の坂を十五童坂といい、坂の左に一山の貫主の住んだ執行寺跡、右に本社のかぎを取り扱った鍮取役という一生不犯の清僧修験の住んだ能林院が在った。

    羽黒山 自然・景勝地

  • 鳥居をくぐると写真の羽黒山三神合祭殿がある。1818(文政元)年に建てられたは総漆塗りで威風堂々としたたたずまいが特徴。社殿は合祭殿造りと称する羽黒派古修験道独自のもの。高さ28m、桁行24.2m、梁間17mで主に杉材を使用し、内部は総朱塗りで、屋根の厚さ2.1mに及ぶ萱葺きの豪壮な建物である。2000(平成12)年、国の重要文化財に指定された。

    鳥居をくぐると写真の羽黒山三神合祭殿がある。1818(文政元)年に建てられたは総漆塗りで威風堂々としたたたずまいが特徴。社殿は合祭殿造りと称する羽黒派古修験道独自のもの。高さ28m、桁行24.2m、梁間17mで主に杉材を使用し、内部は総朱塗りで、屋根の厚さ2.1mに及ぶ萱葺きの豪壮な建物である。2000(平成12)年、国の重要文化財に指定された。

    出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会

  • 三山の開祖蜂子皇子は羽黒大神の示現を拝し、山頂に羽黒山寂光寺を建立、次いで月山神、湯殿山神を勧請して羽黒三所大権現と称して奉仕したと云われる。明治の神仏分離後、大権現号を廃して出羽神社と称し、三所の神々を合祀して三神合祭殿と称した。祭殿正面には三山の扁額が掛かり、出羽三山の神々が祀られ参拝すれば一度に三山を巡るのと同じ利益があるといわれる。

    三山の開祖蜂子皇子は羽黒大神の示現を拝し、山頂に羽黒山寂光寺を建立、次いで月山神、湯殿山神を勧請して羽黒三所大権現と称して奉仕したと云われる。明治の神仏分離後、大権現号を廃して出羽神社と称し、三所の神々を合祀して三神合祭殿と称した。祭殿正面には三山の扁額が掛かり、出羽三山の神々が祀られ参拝すれば一度に三山を巡るのと同じ利益があるといわれる。

    出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会

  • 三神合祭殿は一般神社建築とは異なり、一棟の内に拝殿と御本殿とが造られており、月山・羽黒山・湯殿山の三神が合祀されていることから、合祭殿造りとも称される。独特の社殿で、内内陣は御深秘殿と称し、古来17年毎に式年の造営が斎行されている。また御本殿長押には、二十四孝の彫刻があり、三神合祭殿額の題字は副島種臣の書である。

    三神合祭殿は一般神社建築とは異なり、一棟の内に拝殿と御本殿とが造られており、月山・羽黒山・湯殿山の三神が合祀されていることから、合祭殿造りとも称される。独特の社殿で、内内陣は御深秘殿と称し、古来17年毎に式年の造営が斎行されている。また御本殿長押には、二十四孝の彫刻があり、三神合祭殿額の題字は副島種臣の書である。

  • 三神合祭殿のすぐ近くに鐘楼と建治の大鐘堂がある。切妻造りの萱葺きで、小さいが豪壮な建物である。最上家信の寄進で1618(元和4)年再建され、山内では五重塔に次ぐ古い建物である。鐘は建治元年の銘があり1275年の鋳造で、東大寺・金剛峰寺に次いで古く且つ大きい。鐘の総高2.86m、上帯には飛雲丈、池の間には雲中飛行の天人や池注連華など、羽黒の鐘にのみ見える希有なもの。

    三神合祭殿のすぐ近くに鐘楼と建治の大鐘堂がある。切妻造りの萱葺きで、小さいが豪壮な建物である。最上家信の寄進で1618(元和4)年再建され、山内では五重塔に次ぐ古い建物である。鐘は建治元年の銘があり1275年の鋳造で、東大寺・金剛峰寺に次いで古く且つ大きい。鐘の総高2.86m、上帯には飛雲丈、池の間には雲中飛行の天人や池注連華など、羽黒の鐘にのみ見える希有なもの。

  • さらに奥には写真の東照社がある。1641(寛永18)年、第50代天宥別当は徳川幕府の宗教顧問である東叡山の天海僧正の弟子となり、羽黒一山を天台宗に改宗する条件で、東照権現の羽黒山勧請の周旋を申し出た。天海僧正は鶴岡城主酒井忠勝に働きかけ、1645(天保2)年藩主は社殿を寄進した。爾来、歴代の藩主の崇敬庇護のもと維持されてきた。明治時代に東照宮は東照社と改めらた。

    さらに奥には写真の東照社がある。1641(寛永18)年、第50代天宥別当は徳川幕府の宗教顧問である東叡山の天海僧正の弟子となり、羽黒一山を天台宗に改宗する条件で、東照権現の羽黒山勧請の周旋を申し出た。天海僧正は鶴岡城主酒井忠勝に働きかけ、1645(天保2)年藩主は社殿を寄進した。爾来、歴代の藩主の崇敬庇護のもと維持されてきた。明治時代に東照宮は東照社と改めらた。

    羽黒山東照宮 寺・神社・教会

  • 東照社の近くには末社が並んでいる。出羽三山には百一末社と称し、羽黒を始め月山、湯殿山の山嶺、または幽谷に多数の末社が散在している。末社は写真左から大雷神社、健角身神社、稲荷神社、大山祗神社、白山神社、思兼神社、八坂神社である。午後2時55分頃に羽黒山を下山する。午後3時30分頃に随神門を出て鶴岡市に向かう。

    東照社の近くには末社が並んでいる。出羽三山には百一末社と称し、羽黒を始め月山、湯殿山の山嶺、または幽谷に多数の末社が散在している。末社は写真左から大雷神社、健角身神社、稲荷神社、大山祗神社、白山神社、思兼神社、八坂神社である。午後2時55分頃に羽黒山を下山する。午後3時30分頃に随神門を出て鶴岡市に向かう。

  • 致道博物館に午後4時頃に到着。庄内藩の御用屋敷だった場所を博物館にした。館内に入ると写真の旧鶴岡警察署庁舎が見える。初代県令三島通庸の命で明治新政府の威信を示すために建設された。設計は大工棟梁の高橋兼吉が行いルネッサンス様式を模した擬洋風建築で、屋根の大棟、破風妻飾りなど在来様式も巧みに取り入れている。2018(平成30)年に修理工事を終えて、創建当時の姿になった。

    致道博物館に午後4時頃に到着。庄内藩の御用屋敷だった場所を博物館にした。館内に入ると写真の旧鶴岡警察署庁舎が見える。初代県令三島通庸の命で明治新政府の威信を示すために建設された。設計は大工棟梁の高橋兼吉が行いルネッサンス様式を模した擬洋風建築で、屋根の大棟、破風妻飾りなど在来様式も巧みに取り入れている。2018(平成30)年に修理工事を終えて、創建当時の姿になった。

    旧鶴岡警察署 名所・史跡

  • 内部には人力車や取調室、署長室、応接室があり、明治の鶴岡警察署の沿革などが解説されている。急な階段を上って2階に上がるとバルコニーから鶴岡市街や写真のように遠く月山が見える。森敦の小説『月山』では「臥した牛の背のように悠揚として空に曳くながい稜線」と形容している。

    内部には人力車や取調室、署長室、応接室があり、明治の鶴岡警察署の沿革などが解説されている。急な階段を上って2階に上がるとバルコニーから鶴岡市街や写真のように遠く月山が見える。森敦の小説『月山』では「臥した牛の背のように悠揚として空に曳くながい稜線」と形容している。

    旧鶴岡警察署 名所・史跡

  • 旧鶴岡警察署庁舎の向かいに写真の旧庄内藩主御隠殿がある。11代庄内藩主酒井忠発が建てた隠居所。「幕末に江戸中屋敷を一部移築したと伝わる藩主の隠居所。明治の廃城後は旧藩主の住居『酒井伯爵邸』とな」ったと説明されている。

    旧鶴岡警察署庁舎の向かいに写真の旧庄内藩主御隠殿がある。11代庄内藩主酒井忠発が建てた隠居所。「幕末に江戸中屋敷を一部移築したと伝わる藩主の隠居所。明治の廃城後は旧藩主の住居『酒井伯爵邸』とな」ったと説明されている。

    致道博物館 美術館・博物館

  • 建物内では、江戸時代の鶴ヶ岡城下の様子を紹介し、庄内地方で盛んに行なわれていた磯釣り関係の資料や庄内竿、旧庄内藩主酒井家に伝わる武具・調度品、歴代藩主の書画などを展示している。この時は「幕末から明治へ-西郷隆盛と庄内-」という企画展が行われていた。

    建物内では、江戸時代の鶴ヶ岡城下の様子を紹介し、庄内地方で盛んに行なわれていた磯釣り関係の資料や庄内竿、旧庄内藩主酒井家に伝わる武具・調度品、歴代藩主の書画などを展示している。この時は「幕末から明治へ-西郷隆盛と庄内-」という企画展が行われていた。

    致道博物館 美術館・博物館

  • 奥に行くと写真の民具の蔵がある。江戸時代末期に建てられた2階建ての御隠殿に付属した土蔵。明治時代以降は旧藩主酒井家伝来の武具や調度品類を収納していたが、1956(昭和31)年に民具の蔵と改称、現在は庄内地方の民俗資料を展示している。1階は北前船の模型を展示し日本海海運関係資料や商家の看板など商業関係資料、製蝋用具が展示されている。

    奥に行くと写真の民具の蔵がある。江戸時代末期に建てられた2階建ての御隠殿に付属した土蔵。明治時代以降は旧藩主酒井家伝来の武具や調度品類を収納していたが、1956(昭和31)年に民具の蔵と改称、現在は庄内地方の民俗資料を展示している。1階は北前船の模型を展示し日本海海運関係資料や商家の看板など商業関係資料、製蝋用具が展示されている。

    致道博物館 美術館・博物館

  • 2階は黒柿細工、竹塗り、瓦人形など鶴岡の伝統工芸品や日本刀、桶、下駄、提灯など職人用具と技法が紹介され、乗合い馬そりも展示されている。<br />

    2階は黒柿細工、竹塗り、瓦人形など鶴岡の伝統工芸品や日本刀、桶、下駄、提灯など職人用具と技法が紹介され、乗合い馬そりも展示されている。

    致道博物館 美術館・博物館

  • 民具の蔵の隣に写真の重要有形民俗文化財収蔵庫がある。庄内地方の暮らしを今に伝える貴重な資料群。所蔵する膨大な民具のうち、8件5350点が国の重要有形民俗文化財になっている。1階は最上川水系の漁具、庄内浜と飛島の漁具を展示。

    民具の蔵の隣に写真の重要有形民俗文化財収蔵庫がある。庄内地方の暮らしを今に伝える貴重な資料群。所蔵する膨大な民具のうち、8件5350点が国の重要有形民俗文化財になっている。1階は最上川水系の漁具、庄内浜と飛島の漁具を展示。

    致道博物館 美術館・博物館

  • 地下1階はばんどりのコレクション、大宝寺焼・酒器・くりもの・仕事着のコレクションが展示されている。写真左にばんどりと大宝寺焼・酒器展示。庄内地方では荷物を背負う時、背中に着ける背中当てを「ばんどり」と呼んだ。奥に庄内地方の仕事着が展示されている。

    地下1階はばんどりのコレクション、大宝寺焼・酒器・くりもの・仕事着のコレクションが展示されている。写真左にばんどりと大宝寺焼・酒器展示。庄内地方では荷物を背負う時、背中に着ける背中当てを「ばんどり」と呼んだ。奥に庄内地方の仕事着が展示されている。

    致道博物館 美術館・博物館

  • 重要有形民俗文化財収蔵庫の隣に写真の旧渋谷家住宅がる。出羽三山の山麓・田麦俣から移築した民家。多層民家と呼ばれ、山峡の豪雪地帯に適した構造になている。明治時代に養蚕用に通風や採光を目的とした高ハッポウとよばれる高窓を取り付け、カブト造りといわれる均整のとれた美しい茅葺き屋根となった。国の重要文化財に指定されている。

    重要有形民俗文化財収蔵庫の隣に写真の旧渋谷家住宅がる。出羽三山の山麓・田麦俣から移築した民家。多層民家と呼ばれ、山峡の豪雪地帯に適した構造になている。明治時代に養蚕用に通風や採光を目的とした高ハッポウとよばれる高窓を取り付け、カブト造りといわれる均整のとれた美しい茅葺き屋根となった。国の重要文化財に指定されている。

    田麦俣の多層民家(旧渋谷家住宅) 名所・史跡

  • 美術展覧会場では年間を通じて、特別展・企画展・個展・グループ展が行われ、この時は酒井家庄内入部400年特別展「藩祖・酒井忠勝」が実施されていた。展示は領内の総検地、鶴ケ岡城の整備や城下の町割り、新田開発を実施し、酒井家400年の基礎を整えた酒井忠勝の事績を辿るというもの。写真は展示されている酒井忠勝所用の兜付紺糸威二枚胴具足。

    美術展覧会場では年間を通じて、特別展・企画展・個展・グループ展が行われ、この時は酒井家庄内入部400年特別展「藩祖・酒井忠勝」が実施されていた。展示は領内の総検地、鶴ケ岡城の整備や城下の町割り、新田開発を実施し、酒井家400年の基礎を整えた酒井忠勝の事績を辿るというもの。写真は展示されている酒井忠勝所用の兜付紺糸威二枚胴具足。

    致道博物館 美術館・博物館

  • 重要文化財の写真の旧西田川郡役所は1881(明治14)年に初代県令三島通庸の命で建てられた。設計・施工は大工棟梁高橋兼吉・石井竹次郎。突出したバルコニーと中央に塔屋・時計塔がある木造2階建て。20mの高さを有する疑洋風建築で、要所にルネサンス様式の模倣が見られる。2019(令和元)年の山形県沖地震による建物の亀裂で耐震補強を含む保存修理のため内部見学はできなかった。

    重要文化財の写真の旧西田川郡役所は1881(明治14)年に初代県令三島通庸の命で建てられた。設計・施工は大工棟梁高橋兼吉・石井竹次郎。突出したバルコニーと中央に塔屋・時計塔がある木造2階建て。20mの高さを有する疑洋風建築で、要所にルネサンス様式の模倣が見られる。2019(令和元)年の山形県沖地震による建物の亀裂で耐震補強を含む保存修理のため内部見学はできなかった。

    旧西田川郡役所 名所・史跡

  • 午後6時30分にホテルイン鶴岡に到着。チェックインの時、楽天トラベルで予約したので全国旅行支援が受けられないということで、ホテルの方で支援が受けられるように手配してくれた。楽天トラベルの予約もホテルでキャンセルしてくれた。料金は楽天トラベルでは5500円だったが、全国旅行支援で3300円になった。

    午後6時30分にホテルイン鶴岡に到着。チェックインの時、楽天トラベルで予約したので全国旅行支援が受けられないということで、ホテルの方で支援が受けられるように手配してくれた。楽天トラベルの予約もホテルでキャンセルしてくれた。料金は楽天トラベルでは5500円だったが、全国旅行支援で3300円になった。

    ホテルイン鶴岡 宿・ホテル

    観光スポットから少し外れるが、レストランやスーパーマーケと近くにあって便利 by 旅四郎さん
  • さらに、写真の山形県の地域クーポン3000円分がもらえた。クーポンは宿泊した日と翌日しか使えず、発行した県内で使わなければからない。ホテルで美味しい店を紹介してもらって、そこに行くことにした。

    さらに、写真の山形県の地域クーポン3000円分がもらえた。クーポンは宿泊した日と翌日しか使えず、発行した県内で使わなければからない。ホテルで美味しい店を紹介してもらって、そこに行くことにした。

    ホテルイン鶴岡 宿・ホテル

    観光スポットから少し外れるが、レストランやスーパーマーケと近くにあって便利 by 旅四郎さん
  • ホテルから歩いて10分程の写真の海鮮居酒屋「魚亭 岡ざき」で夕食。マグロを中心とした新鮮な魚を数多く仕入れているとのこと。地域クーポンはお釣りが出ないので少しオーバーする位の金額で注文している。

    ホテルから歩いて10分程の写真の海鮮居酒屋「魚亭 岡ざき」で夕食。マグロを中心とした新鮮な魚を数多く仕入れているとのこと。地域クーポンはお釣りが出ないので少しオーバーする位の金額で注文している。

    魚亭 岡ざき グルメ・レストラン

  • ウニの入った丼は品切れになっていたので、写真の大トロ・イクラ丼とビールを注文した。脂の乗った大トロは絶品で、イクラも大粒で美味しかった。帰り道にあった主婦の店パル店で翌日の朝食を購入してホテルに戻る。

    ウニの入った丼は品切れになっていたので、写真の大トロ・イクラ丼とビールを注文した。脂の乗った大トロは絶品で、イクラも大粒で美味しかった。帰り道にあった主婦の店パル店で翌日の朝食を購入してホテルに戻る。

    魚亭 岡ざき グルメ・レストラン

1いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

この旅行で行ったグルメ・レストラン

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP