2022/09/01 - 2022/09/04
4462位(同エリア6680件中)
ちゃおさん
清水寺山門前は修学旅行の高校生で凄い人出だ。皆さんは限られた日程の中で京都市内のより多くの名所旧跡を回る予定になっているのか、ここ清水寺でも山門をバックに写真を撮ったり、元気な生徒は山門まで登って写真撮りをしているが、多くはここでUターンして、又、次の場所に向かうようだ。何人かの先生が添乗員に混じって大声を出して、生徒がバラバラにならないように目を光らせている。旅行中に事故でもあったら大変な事になる。自分の進退を問われることになり兼ねない。大声にも気が入っている。
その大賑わいの山門、ここでは仁王門と呼ばれているが、その渋滞を避けるように、正面右側にある幅広の石段を選んで、上に見える三重塔に向かう。山門もそうだが、この三重塔も見事な朱色に染まっている。元々ここは紅葉で有名な寺ではあるが、これだけ見事な朱色の五重塔があれば、紅葉の時期で無くても十分に色彩を堪能できる。
山門からは200m程の距離か。ずっと上り詰めで漸く三重塔に着いた時はほっとした。この三重塔も山門も重要文化財。その重文を直接手で触って、なでることができるのだ。塔の前の漱ぎ水もここでは普通に流れていて、柄杓も備わっている。コロナ禍で多くの寺社で漱ぎが禁止され、柄杓も取り片づけられていたが、ここでも漸く平常が戻ってきたようだ。山門からここまで登ってくる人はごく限られ、一人ゆっくりと手口を漱ぐことができた。
三重塔を反時計回りに1周し、見晴らし台から京都の街並みを眺める。過去2回はここへ来ている。ここから眺める京都の街並みが懐かしい。1000年の都。幾たびかの戦禍に巻き込まれたが、街の形状は1000年前と変わらないさろう。街が四角く、碁盤上に区切られている。ここまではフリーゾーンで、観光客は自由に来られるが、この塔の直ぐ横にチケットブースがあって、ここから先、清水の舞台、本堂へは有料となる。チケット代400円を支払い、本堂に向かった。ここから直ぐ先で、周り回廊も見えている。
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ちゃおさんの関連旅行記
東山・祇園・北白川(京都) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
8