瀬戸内くるり　天空の山城

2020/10/17 - 2020/10/24

広島空港でレンタカーを借りて　瀬戸内海をくるりと回りますよ
まずは、尾道観光　しまなみ海道からの四国上陸
道の細さ険しさに驚く　北海道育ちのふたり
愛媛、高知、ちょこっと徳島、香川と回り　瀬戸大橋で岡山へ
広島に戻り～のちょこっと山口にも行っちゃう欲張り旅

６日目　あいにくの雨空ですが　
天空の山城　備中松山城を見に行くよ

エリア 備中高梁(岡山)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

２０２０年　１０月　２２日
岡山城　黒くてかっこいいねー　が、行きません
相方さん、現存している城が見たいそうでね
今日は　別の場所へ行きますよー

烏城公園 (岡山城) 公園・植物園

なので、車窓から　さようならー岡山城・・・
あら；　岡山城が悲しんでいる？　雨が降ってきたー

岡山から車で１時間ほど走って見に来たのは
天空の山城　備中松山城
まずは、雲海展望台から眺めてみよう

天気が悪いので他に誰も来ていませんねぇ；
ここから少し歩いて登ります
野猿注意の看板があって　ちょっとドキドキ

さあ、どうだ！　見えるのかい？
雲海が見えるかどうかも運かいｗ

備中松山城展望台 名所・史跡

あー　やっぱダメだー　
雲海じゃなくて　どんより雲の中だね
お城も見えていないかもー

と、思ったら　あれ？あれれ？　アレじゃない？

なんとなく建物が見えなくない？

あった、あった！　やっぱりアレだー！！

真ん中の山にあるもんだと思っていたら

こっち、手前の山にあったのねー

ちゃんと見えてました　天空の山城

備中松山城ですよ

雲海に浮かんではいませんがに
背後から雲が立ち昇っているのもかっこいいじゃないですかー

あららら・・・　雲出過ぎ；

では、猿に出会わないうちに退散するとしましょ

途中の道路わきからも見えそうな場所があったので寄り道

こっちのほうがお城が正面から見えてるよ
でも、手前に木があるのねー
つぎは、お城に行ってみよう

車で行けるのは、８合目のふいご峠の駐車場まで
そこから山道を700ｍほど歩いて天守を目指しますよ

まず見えてきたのは、大手門跡
天然の岩盤の上に石垣を築いて土塀を建てているの
天然と人口のコラボレーションが山城の魅力

なになに？　
大河ドラマ「真田丸」のオープニングに使われた場所があるんだ
って、みたことないけど；

石垣の苔も味があるねー

なんだか自然観あふれて荒々しい感じがするね

なんと！　この土塀も昔から残っているものなんだって

山の上だからか？　木々の色づきも早いようです

馬を繋いでいた厩曲輪（うまやぐるわ）今ならば駐車場かな

天守はまだ先

向こうに見える山が展望台のある山かしらん？

江戸時代　あの忠臣蔵の浅野内匠頭や城主になったこともあって
大石内蔵助も　この城にいたんだって

ようやく天守が見えた

備中松山城 名所・史跡

標高430m　ん～　登って来たねー

この場所も　真田丸のオープニングに使われたんだって

では、入城料を払って　いざ本丸へ！

まずは、猫城主のさんじゅーろー様にご挨拶
と、思いましたが雨なので不在でした　残念

こちらが、国指定重要文化財の天守ですよ
天守の高さはありませんがどっしりとした力強さがありますね

なるほどなるほど
正面の出窓は石落としも兼ねているのね

そして、この連子窓　
四角い角材の角が外側に向けて付けられているの

外からは城内が見えにくく　
こちら側からは広角に敵の動きを見ることができる
別名　武者窓と言うそうだ

窓の隙間から　二重櫓

天守からの城下の景色　ちょうど雲の隙間から見えたー

天守2階には　天和3年　
城の大改修を行った水谷勝宗が御社壇を安置したの
って・・・　柱の影になっちゃってますね；

急な階段を下りて１階に戻りまして

木の色が新しく見える部分は修繕された場所かしらん？

１階にはお城の説明や展示物などが

蕪懸魚　屋根の三角の部分の下に付いている飾り

お城の外に出て　アレ、アレだ　あそこの飾りだよね

本丸東御門　これは、復元されたもの

天守の横を通りまして

奥に見えるのが　腕木御門　これも復元されたもの

さらに奥　天守の裏手にあるのが　
江戸時代に建てられたものが現存している　二重櫓

ちいさなお城ですが　ワイルドな感じでかっこよかったね

突然　パーン！！っと鉄砲の音が　敵の襲来か?
と、思ったら　野猿を追い払うための空砲なんだってー

歌人　与謝野寛が詠んだ歌
「松山の渓を埋むるあさ霧にわが立つ城の四方しろくなる」
奥さんの与謝野晶子と訪れたときに詠んだそうですよ

では、山を下りますか

また、雨が強くなってきちゃった
麓が霞んで見えなくなったね