青春18きっぷ＆「いまなら。キャンペーン2022プラス」で2泊3日も3万円切り☆寄り道は葦毛湿原♪

2022/08/22 - 2022/08/22

青春18きっぷなら2410円で京都から東京へ帰れます。が、9時間乗り通すのはちょっと厳しい(PHOも体力気力の衰えを感じます)ので、何処かで途中下車してひと息入れようと思う訳です。
東海道線を移動するにあたって最も辛いのは浜松熱海間の約150kmに亘る区間です。3月のダイヤ改正で新型車両の導入などが有りましたが、全てがトイレ付きとまではならず、スムーズな乗継ぎが却って仇となる可能性も残ったままです。
そもそもロングシートの2時間半って、それだけでも苦痛。しかも浜松(もしくは豊橋)からの上りは、途中駅の島田や三島止まりが有り、なかなか熱海へたどり着けない時間帯も生まれ、その点でも途中下車し難かったりします。
前置きが長くなりましたが、要はその区間を乗り越えられるように、手前の豊橋でリフレッシュして次に備えます。
で、今回は前々から気になっていた葦毛湿原を訪ねます。青春18きっぷの有効期間中の湿原って、夏しか無いでしょ。
豊橋駅からバスで約30分。サクッと行けちゃう湿原です♪

エリア 豊橋(愛知)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

JR京都駅
飛鳥から近鉄で約1時間20分(乗継ぎ1回10分待ち)。やっぱり人の多さが違います

京都駅 駅

京都タワー

京都タワー 名所・史跡

アクアファンタジー
終わり近くを少しだけ見られました。水煙飛んで来ました

夜は特に見逃せないPHOの好きな写り込み

鳥せい
鶏飯(とりめし、では有りません!!)950円が食べたくて、やって来ました。
ところが入口の注文カウンターに貼り出されたメニューに鶏飯が載ってません。エ~ッ！思わずお姉さんに尋ねちゃいました。そしたら、鶏飯は店内限定メニューなので、フードホール(フードコート、だから他店の品も手に入れられます)では食べられないそうです。それじゃ、店内へ

鳥せい 京都タワーサンド店 グルメ・レストラン

ついでに1本160円の焼鳥(ネギマとアイダ；心臓と肝臓を繋ぐ血管だとか)も。
ちなみに横の徳利の中身は出汁です。
鹿児島県奄美群島の郷土食である鶏飯がPHOは大好きです、ってか茹でた鶏肉とご飯って組み合わせの台湾なら鶏肉飯、中国南部からマレー半島で海南鶏飯、タイではカオマンガイって絶対、出どころは同じだよね。PHOはアジア鶏飯ベルトと呼んでいますｗ

農林水産省のHP「うちの郷土料理」にも載っている鹿児島県鶏飯は、ほぐした鶏肉、干し椎茸、葱、錦糸卵、蜜柑の皮(此処ではレモン)、パパイヤの味噌漬け(無し、要らない)、刻み海苔を白いご飯の上に載せて、鶏ガラスープをかけて食べるの

可愛い♪
さて、何処に在った絵でしょうか？

京都タワーのエレベーター
https://www.kyoto-tower-sando.jp/
PHOの訪れた地下1階フードホールは19店舗の料理を共通スペースで食べる事が出来るフードコートスタイルとなっています。ランチやディナーの食事をはじめ、バーやカフェも入っていて、お酒にお茶にスイーツもOK。実際お客さんがいっぱいで活気が有りました。いつの間にこんな風になってたんでしょ？

東本願寺御影堂門

東本願寺(お東さん) 寺・神社・教会

近江屋
東本願寺の先を烏丸通りからちょっと入ったところ。とても静かです。
京都駅に近くて大浴場が在るって条件で探して見つけたホテルです。素泊まりですが、何とか割り等は一切無しで京都宿泊税込み3500円ってメチャ安いでしょ

個室、しかもバス・トイレ付きです

大浴場

誰も居なかったので。これと全く同じスペースが左側に在ります。つまり線対称に湯槽2つ。ゆったり入れたのは良かったのですが、部屋のお風呂も備え付けがリンスインシャンプーで、持参したマイシャンプー＆コンディショナー(1回分のパック)を使う羽目に

有給使って月曜日の朝です。東海道線の上りが0番線って初めてかも。改札から近くて良かったです。早めに着いたので(乗るのは33分発の米原行き新快速；これが3月のダイヤ改正で1時間に1本に減らされちゃって不便)、セブンイレブンで買ったパンを朝食代わりにベンチで食べました。
此処から豊橋へ約3時間余りはほぼ快速、そしてロングシートじゃないので楽勝です♪

京都駅 駅

玉川
https://tamagawa-udon.com/　（但し、メニューは値上げ前の価格が掲載されてます)。
豊橋カレーうどんとやらを食べてみたくて、駅に近いこちらへ。
11時開店の数分前に到着しましたが、店内は既に8割方席が埋まってました。旅サラダで紹介されたとか、全然知りませんでした

玉川 豊橋広小路本店 グルメ・レストラン

牛炙り付き2100円がランチタイムは1950円、こういうのに弱いんです。ってか肉食べたかったし

豊橋カレーうどんとは、何と丼の底にご飯！しかもトロロがかぶせて有ります。うどんを食べ進めて行くとトロロに到達し、その先にご飯が待っていると言う強者です

牛炙りってステーキですよ！美味しい☆
カレーうどんには鶉の卵の他に素揚げした野菜、薄いけどチキンカツも載ってます。これだけでも十分豪華。下にトロロ飯入ってたので、途中で突き崩して食べましたが、とてもじゃないけど食べ切れず

長尾池
豊橋駅からバスに乗って約30分410円、バス停から10分ほど歩くと景色が変わります

林の中の道を進み

葦毛湿原
葦毛湿原は、「東海のミニ尾瀬」 と呼ばれ、弓張山地に三方を囲まれた標高70ｍ前後の緩やかな傾斜地に広がる湧水湿地です。
湿原の面積は約3.2ha在り、湧水湿地としては国内最大級の広さを誇ります。
湧水湿地って言うのは、尾瀬などの植物が長年にわたり堆積してしっかりとした水量を蓄えた湿原とは異なり、チャート(主成分は石英)の基盤岩の上に在り、岩盤から湧き出して来ると思われる水がその上を流れて行くような湿原で、渇水の季節には水枯れのようになる事も有るそうです

葦毛湿原 自然・景勝地

やっと入口。バス停から意外と距離が有りました(当たり前ですが）

おおっ、湿原だ！ってか木道が設置されてると湿原って気分。でも、結構歪んでたり、隙間が空いてたりして歩き難い

水っぽくないです。道が幾つも分かれてるので、法則的に分岐は常に右へと決めて歩きました。
でも、花が無いよ

サギソウ！
全然知らなかったのですが、葦毛湿原はサギソウの自生地としても知られているとか

何故か茎が途中から見えなくて、飛んでるように思ったの

ノリウツギらしい
アジサイみたいだけど(最近、色んなアジサイ出回ってますよね)

これは？

ノリウツギ
こうなってると葉っぱとかでもアジサイ属だとは判るけど、アジサイでは無いようだとも判ります

油を撒いたようなギラギラ
これって油じゃなくて鉄バクテリアの仕業です。湿原の特に水の流れの無いところで鉄バクテリアが増殖すると、水面に光沢の有る酸化鉄の被膜が出来、それがまるで油をこぼしたかのように見えるのだそうです

枯れてるけど、いっぱい。ミカヅキグサでしょうか？

ノアザミかと思ったら、マアザミのようです、多分

トカゲ

番♪
エッ、つがいってこの字？余計な事ですが、ちょっとビックリ。

サギソウの後ろに見えてる白い2つの丸はシラタマホシクサと思われます

神石山への登山道でも有ります

植生回復作業は湿原内のあちこち(各年異なる場所)で行われています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/7227.htm
植生遷移が進み、周りからの森林化が進んでいた葦毛湿原は平成25(2013)年から大規模植生回復作業が行われています

この辺は水が在りました。
葦毛湿原はそんなに広くないので、湿原を歩いてた時間は1時間も無かったです

バスはほぼ30分に1本。半端な時間に戻って来ちゃって、日陰も無い炎天下でジリジリ20分待つ事に。これでちょっとお疲れモードになったかも

豊橋駅
予定していた時間より早いので、路面電車に乗るとかも考えたのですが、15時07分発の浜松行きに乗ると、浜松から沼津(これが2時間超えの長丁場)、沼津から上野と乗換えがスムーズだし、それだと21時には帰宅出来てそうなので、素直に帰る事にしました。この辺の粘りの無さに年齢を感じます★

最後までご覧いただきまして、誠に有難うございましたm(_ _)m

豊橋駅 駅