2022/07/02 - 2022/07/02
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Karenさん
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日本史の学びなおしを始めて特に興味を覚えた先史時代。今年の夏休みに北東北の縄文遺跡を巡ることにしました。その準備として東京近郊で縄文時代を知ることのできる博物館に行ってみることにしました。というのも青森で亀ヶ岡石器時代遺跡に行こうと思っているのですが、街のシンボルである「しゃこちゃん」はなんと現地ではなく、東京国立博物館で所蔵されていると知り、調べてみるとちょうど展示期間中だったのです。
ということで、東京近郊で先史時代巡り、まずは東京国立博物館へGO!
平成館の特別展に行くことはあっても、そのとなりの考古展示室に行くことはほとんどなかったのですが(特別展で疲れて余力なく...)、こちらをメインに行ってみると教科書に載っているものがあれもこれもあってその充実ぶりに驚きました。
- 旅行の満足度
- 4.0
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6月の終わりから40度にせまるような暑さがやってきた週末、上野の東京国立博物館にやってきました。本館のこの建物は写真を撮ろうとしてもその大きさにいつも四苦八苦します。。。
東京国立博物館 美術館・博物館
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平成館にある考古展示室にやってきました。入口では重要文化財の「埴輪 盛装女子」がお出迎えです。
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そして早速ですが今回の一番の目的、亀ヶ岡石器時代遺跡から出土した遮光器土偶です。
本当にユニークな形、脇に手を入れて持ってみたくなります。こちらとはべつに完全な形の遮光器土偶もあったのですが、なぜか足の折れたこちらのほうが親近感がわく存在に思えます。 -
しゃこちゃんの置かれていたコーナー。事前に『顔の考古学』(設楽博己著/吉川弘文館)を読んでいたのでこの土面、土偶のコーナーは興味深々。特に一番左のみみずく土偶は関東地方で出土しており、設楽先生いわく「ゆるキャラ系」とあったので見たかった土偶です。
しかし本当にこの土偶の造形、装飾、表情・・・日本の「可愛い」文化の源といっても差し支えないですよね。 -
こちらは動物を表した土偶。動物に対する愛情を感じられます。これも可愛い!
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時代がくだって古墳時代の石人。福岡県岩戸山古墳から出土したものです。歴史の教科書でみていたので、東京で会えてうれしい。
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そしてこちらも古墳時代、熊本県江田船山古墳から出土した鉄刀です。「ワカタケル大王」など、漢字が刻まれているのですが、刻まれている場所は刃の側面なんですね、写真では気がつきませんでした。
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そして、埴輪コーナー。「腰かける巫女」。お行儀よく腰かけています。
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「埴輪 盾持人」。先述の『顔の考古学』には盾持人に関する興味深い考察がされていて、私はまだ消化できていないのですが、要チェックな存在です。
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そしてトーハクの人気者、「埴輪 踊る人々」。表情とポーズがユニークですが、最近は踊っているのではなく、馬の手綱をひく馬子ではないかという説もあるそうです。現在こちらと「見返り美人」の修理プロジェクト(寄付のお願い)が行われています。
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ちょっと面白い土器を見つけました。縄文時代の「人形装飾付壺形土器」(青森県弘前市十腰内出土)。土器に人形がはりついていますが、どうしてこうしたのでしょう?古代の遺物は謎に満ちています。
考古展示室は旧石器時代から江戸時代までの様々な考古資料をみることができます。私の学びが進んだらまた違う見方ができるなと、通うこと必至です。 -
この日はランチに御徒町駅近くの「新橋登亭上野広小路店」でうなぎをいただきました。初めての訪問です。カジュアルな雰囲気のお店ですが、店内は新しく、心地よい空間でした。肝心のうなぎはフワッと蒸されていて、たれの味が好みにあって美味しかったです。リピート決定です。
東京近郊で先史時代巡り、次の場所に続きます。新橋 登亭 上野広小路店 グルメ・レストラン
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