2022/08/06 - 2022/08/06
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Karenさん
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今年の夏の北東北縄文遺跡の旅に向けた東京近郊の博物館で先史時代巡り、多摩ニュータウンにある東京都立埋蔵文化財調査センターにやってきました。今年始めた日本史の学びなおしでは、NHK高校講座の日本史をWeb視聴しているのですが、その番組の中でこちらを知りました。なんと多摩ニュータウンは約32,000年前から人が暮らし始め、縄文時代には大きな村が作られ、遺跡もたくさん見つかるのですが、縄文時代後期後半にはなぜか人々の姿が消えてしまうそうです。多摩ニュータウンならぬ多摩Ancientタウン。
ということで東京近郊で古代巡り、東京都立埋蔵文化財調査センターへGO!
- 旅行の満足度
- 4.0
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京王や小田急の多摩センター駅から歩いて5分ほどのところに東京都立埋蔵文化財調査センターはあります。なんと、今年のこの猛烈な暑さの中、冷房設備が故障しているということで、巨大な送風機が稼働している中で見学しました。送風機といただいたうちわのおかげで、思ったよりは涼しく見学できました。
東京都埋蔵文化財センター 美術館・博物館
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展示は旧石器時代から始まります。こちらは多摩ニュータウンから出土した土偶ですが、東京国立博物館で見てきた複雑な造形の土偶に比べてシンプルで小さくて素朴です。「背面人体文土偶」というそうです。
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こちらはすべて土製品です。ミニチュアの土器をはじめとして、鏡、玉、勾玉と、全部土で作っていることに、縄文人の思いが感じられるようです。
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こちらは企画展示のコーナーなのですが、中部高地(長野)の黒曜石と北陸のヒスイを関東地方まで運ぶ道ができ、その道においてここ多摩丘陵は重要な拠点となっていたそうです。ちなみにこの道はフォッサマグナの糸静構造線を利用しているそうで、ブラタモリ好きの私はフォッサマグナにこんなところで会えるとは、とワクワクしてしまいました。また土器も複数の地域の土器が見つかるそうです。
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「丘陵のビーナス」と呼ばれている土偶。どっしりとした下半身やハート形の頭部などをもちながら、やはりシンプルで素朴です。目からでる二重線が気になります。
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館内にある特別収蔵庫は時代区分された縄文土器をガラス越しに見ることができます。
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東京都立埋蔵文化財調査センターのとなりにある「縄文の村」では遺跡が保存・整備されています。
こちらは4,500年の敷石住居です。八王子市の遺跡で発見された住居を移築したものです。遺跡庭園 縄文の村 名所・史跡
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床に大きく平たい石が敷かれていることからこの名前で呼ばれています。少し小さい印象です。
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こちらは6,500年前の前期の竪穴住居です。奥に長いつくりで、こちらは中に入っても広いです。
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この日は運よく防虫・防腐をかねた火焚きを見ることができました。縄文人気分を多少味わいました。
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こちらは実際の住居跡に盛土をして、その調査当時の様子が模型で再現されています。
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5,000年前の中期の竪穴住居です。入ってみると昼間にもかかわらず真っ暗で、明かりがないと過ごせない感じです。
こちらの縄文の村ではこうして実際の竪穴住居を見たり入ったりすることができるので、より具体的に縄文時代を感じました。三内丸山遺跡訪問のいい準備になりました!
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東京(+千葉)の博物館で先史時代巡り
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