2022/08/21 - 2022/08/22
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葵さん
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酷暑が続く2022年の夏、この7月から予期せず忙しい部署に異動となってしまい、結局夏休みも3日間取れただけ。。。
こういう時は近場でまったり過ごそうかと思いつき、今回、1泊2日で東京からアクセスも便利な栃木県へと向かい、県内北西部に点在する温泉スポットを巡ってみることに。
最初に訪れたのが、鬼怒川の支流・湯西川の渓谷沿いにある「湯西川温泉」で、その昔、源平合戦に敗れた平家の落人が隠れ住んだという山里の温泉地です。
山間地とはいえ整備された道路を走り、途中立ち寄った「龍王峡」では優雅に流れ落ちる滝を眺めつつ、「湯西川温泉」に復元された「平家の里」では、山間の深い緑と茅葺きの建物が醸し出す郷愁溢れる光景を味わい、そしてもちろん温泉にも。。。
盛夏の東京を離れ、爽やかな空気の中でゆっくりとした時間を過ごすことができました♪
〔2022年の盛夏に、ふらっと栃木温泉旅(2022年8月)〕
●Part.1(1日目①):湯西川温泉【この旅行記】
●Part.2(1日目②/2日目①):塩原温泉郷①(ホテルステイ)
https://4travel.jp/travelogue/11777828
●Part.3(2日目②):塩原温泉郷②/板室温泉
https://4travel.jp/travelogue/11779139
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 交通手段
- レンタカー 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
●浅草駅
今回の旅のスタートは東武鉄道の「浅草駅」。
ホームに着いた時には既に入線していた特急けごん号に乗り、一路栃木県へと向かいます。
それにしても、ターミナル駅にもかかわらず、構内に売店が見当たらないのが辛いところで、これもやはりコロナの影響でしょうか。。。 -
特急列車は定刻の9時に出発。
この日の東京は時々雨も降ったりのイマイチな天気で、「東京スカイツリー」も厚い雲に覆われますが、さて栃木の方は大丈夫かな。
●ぷらっと東京さんぽ《Scene.3》~高さ450メートルの天空散歩・東京スカイツリーへ~
https://4travel.jp/travelogue/11649736 -
●下今市駅
列車の終点である「東武日光駅」まで行かず、その1つ手前の「下今市駅」で下車し、駅舎の外に出るとお天気も良さそうなのでまずは一安心。
これから向かう栃木県北西部の山間地となると、さすがに公共交通機関では厳しいので、ここでレンタカーをピックアップし、2日間ともに車で移動していきます。下今市駅 駅
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●龍王峡
「下今市駅」から北上して鬼怒川温泉郷を通り抜け、最初に訪れたのが、鬼怒川上流部に位置する「龍王峡」と呼ばれる景勝地です。
広い駐車場に車を止めて、奥に見える鳥居の方へと歩いていきます。龍王峡 自然・景勝地
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周辺の地図がこちら。
約3キロにわたる峡谷には、川に沿って自然研究路(遊歩道)が整備されていますが、今回は右下の今いるあたりをサクッと散策するだけに。 -
やがて緑に包まれた遊歩道へと足を踏み入れ、九十九折のルートを下っていくと・・・。
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イチオシ
おおっ、いきなり見事な滝が目の前に!
こちらが落差約20メートルある「虹見の滝」ですね~。 -
●五龍王神社
崖地の方へ進んでいくと、高龍命(たかおのみこと)をお祀りする「五龍王神社」の小さなお社が鎮座しています。
神社の名前からすると、「龍王峡」という名前の由来でしょうか。五龍王神社 寺・神社・教会
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そのお社のすぐ裏手に滝が流れ落ちており、今度はシャッタースピードを上げてもう1枚♪
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崖の先端まで行ってみると鬼怒川に架かる吊橋が見下ろせ、さらにあの橋まで行ってみますか~。
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(鬱蒼とした緑で判別しづらいですが)少し戻って、分かれ道を今度は木道の方へと歩いていきます。
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その途中、沢になっているところには小さな木の橋が架かり、この上流側からの水の流れが滝へと続いています。
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イチオシ
●虹見橋/虹見の滝
そのまま道なりに進み、先ほど見えた「虹見橋」まで行ってみると、「龍王峡」の峡谷美と「虹見の滝」のコラボレーションが!
正面左上の崖の上あたりに、先ほどいたお堂も見えますね~。虹見橋 名所・史跡
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滝にフォーカスするとこんな感じで、いろんなアングルから眺めることができます♪
虹見の滝 自然・景勝地
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反対側(上流側)に目を転じると、火山岩が侵食されてできた峡谷らしく、岩盤が露出した断崖の間を川が流れていく光景が見て取れます。
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この先にも遊歩道が続いていますが、ここからさらに山奥の方へと向かうため、ここで引き返すことに。
「虹見の滝」をはじめとする峡谷美は素晴らしく、かつ駐車場から橋までアップダウンはあるものの10分程度あれば着く距離感なので、気軽に立ち寄れるのも良い点かと思います。 -
●湯西川ダム
「龍王峡」から国道121号線をさらに北上し、途中、県道249号線へと左折して目的地の「湯西川温泉」方向へ進んでいく途中、鬼怒川の支流・湯西川に設けられた「湯西川ダム」があるのでちょっと寄り道を。湯西川ダム 名所・史跡
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ここ「湯西川ダム」は2012年に完成した比較的新しいダムで、ダムのそばには見学用の駐車場や展示施設も設けられています。
せっかくなので、天端部分を歩いて中央あたりまで行ってみましょうか。 -
おおっ、巨大な重力式ダムを間近から見下ろすとスゴイ迫力ですね~。
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上流側のせき止められたダム湖は「湯西川湖」と呼ばれ、かなりの水量を貯めることができそうな広さです。
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イチオシ
ダムの堤高は約119メートルあり、ちょうど真ん中あたりから下流側を見下ろしてみると、そこには圧巻の景色が広がっています!
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ちなみに写真右上に見える場所に、最近ダム展望台が設置されたそうですが、さすがにあそこまで上るのは大変そう。。。
まぁ、この雄大な景色を楽しめたので、先へと進んでいきましょうか。 -
●平家の里
「湯西川ダム」から県道249号線をさらに道なりに西進し、ついに目的地である「湯西川温泉」の温泉街へ到着。
ここ湯西川は、平安時代末期の源平合戦で、源氏との争いに敗れた平家の武士達(平清盛の嫡男・重盛の六男にあたる平忠房と伝わる)が落ち延びた地とされ、当時の生活様式などを再現した「平家の里」という施設があるので、まずはこちらを見学していくことに。
◇平家の里ホームページ◇
http://www.heikenosato.com/index.html平家の里 名所・史跡
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立派な冠木門を抜けたところにあった案内図がこちらで、敷地中央に小川が流れ、その周囲に昔ながらの茅葺きの建物が複数復元されています。
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受付で観覧料(@510円)を払って施設中へと入っていくと、緑に包まれた空間に渋~い茅葺きの建物が♪
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じゃ、ちょっと建物の中にお邪魔してみましょうか。。。
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建物内部の構成にはそれぞれにコンセプトがあり、こちらでは往時の民芸品が所狭しと展示されてました。
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イチオシ
う~ん、いくらでも味わいのある絵を切り取れますね~。
そしてまた、里内に哀愁を感じさせる音楽が流れていて、まさに平家の落人の里といった雰囲気を醸し出しています。。。 -
敷地の真ん中あたりには清流を湛えた小さな池も。
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お、こんなところで蜻蛉たちがひと休みのよう。。。
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お、こちらの茅葺き屋根にはけっこう草が生えちゃってるな。。。
これを維持していくのも大変なんでしょうねぇ。 -
そして1番奥まった建物には平家の武将たちがおり、もちろん平清盛もいたものの入道姿だったので、絵的な観点から、「一の谷の合戦」のエピソードで知られる平敦盛の方をチョイス(笑)
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ちょうど咲いていたのは可憐な萩の花で、このあたりは一足早く秋が近づいているようですね~。
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イチオシ
山間の深い緑と昔ながらの茅葺きの建物が醸し出す、何とも言えぬ郷愁溢れる光景がいいですねぇ。。。
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こちらのひと際大きなお宅は、甘味・お土産処になっていました。
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そのとなりにある休憩所で、ここ湯西川を紹介する映像を見ながらちょっとひと休み。
今はこんな緑豊かな風景ですが、このあたりは豪雪地帯なので、冬には景色が一変して真っ白な世界になってしまうとのこと。 -
最後、約800年前にここ湯西川を安住の地と定めた際、武具や金銀財宝等を埋めたとされる「平家塚」の前を通り抜けて、「平家の里」の見学を終えることに。
思ってたより復元された建物も多く展示もしっかりなされており、観光スポットが少ないエリアでもあるので、歴史系が好きな方であれば訪れてみて損はないと思います。 -
●湯西川温泉水の郷
「平家の里」を出発し、温泉街の入口方向(東方向)へ少し戻ったところにある「湯西川温泉水の郷」へと移動してきました。
せっかくここまで来て温泉に入らないという選択肢はあり得ないので、こちらの日帰り温泉へ立ち寄っていくことに。湯西川温泉 水の郷 名所・史跡
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日帰り温泉(入浴料@700円)の施設はとても新しくきれいで、内湯・露天風呂ともに広くとても気持ちよかったです♪
◇温泉の様子はこちら◇
https://yunishigawa-mizunosato.jp/onsen -
湯上りにビンのコーヒー牛乳でもと思ったのですが、無かったので缶のミルクコーヒーで代替(笑)
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湯上り後、すぐそばを流れる湯西川に橋が架かっているのが見えたので、ちょっと行ってみることに。
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で、なぜかとても立派な吊橋のたもとへ(笑)
対岸の方に見るべきものは無いようですが、せっかくなので途中まで歩いてみますか~。 -
橋の上から清流・湯西川を眺め、ぼちぼちここ「湯西川温泉」を出発することにしましょうか。
このエリアは土地勘が無く、平家の落人の里という響きからどんな秘境なのかと少し身構えてましたが、確かに山々に囲まれているものの、道路事情はとても良好で、移動で苦になるところは全くありませんでした。
このあと、栃木県内の別の温泉地へと移動していきますが、その模様はまた別の旅行記で。
今回も最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。
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