退職記念！アラフィフ夫婦、スペイン6都市食い倒れの旅＜8＞～サグラダファミリアにカサバトリョでガウディもりもり

2016/06/13 - 2016/06/25

約6年前のスペイン旅行です。

コロナ禍、昔の旅行を思い出して書いております。

今回は、いよいよバルセロナのメイン、サグラダファミリアとカサバトリョのハシゴに加え、海に面したレストランへも足を延ばすというもりもりの日になりました。

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ツマであるわたくし、約6年前のこの時期、28年勤務した会社を退職し、退職記念と銘打って、スペイン旅行へ行きました。

わたくしは当時から30年前学生のころ訪れたきり、オットは初スペインでございますうう！

１日目　羽田～マドリード
２日目　マドリード
３日目　マドリード
４日目　トレド
５日目　トレド～マドリード～コルドバ
６日目　コルドバ～グラナダ
７日目　グラナダ
８日目　グラナダ～バルセロナ
９日目　バルセロナ★今回はココ★
10日目　フィゲラス日帰り
11日目　バルセロナ
12日目　バルセロナ～羽田
13日目　羽田着

初日から読みたい！と思って下さった方はこちらから♪
https://4travel.jp/travelogue/11152431

エリア バルセロナ(スペイン)

奇妙な顔たちを見ながらの朝食を経て、、、、、、

スペインでも日本蕎麦のインスタントがあるのね、、、などと思いつつ、、、

地下鉄に乗って向かいましたよ。

車内の様子。
スペイン地下鉄はキレイでした。

そそそそ、いよいよのサグラダファミリアです。
そして、、、

地下鉄の駅を降りたら！

こーですよ！
いきなりそびえ立ってました！！

すぐ一緒に記念撮影。
そりゃ撮るよね。

ワタクシ、この時約30年ぶりのサグラダファミリアでした。
30年前当時はこの生誕のファサードくらいしか建っていなくて、写真左側に見える白めの建物、聖堂部分にはまだ何もなく、ガレキが散乱していたのを覚えています。

ですが、その時の写真はほとんどないのです。
実は当日発熱してしまい、もうろうとしながら観光したからなのでした。
重たい一眼レフしか持っていなかったので、撮影する元気がなかったかもしれません。
元気に再訪できてよかったです。

ってか30年も経ってるのにいまだ工事中。

予約時間まで少し余裕があったので、全体を見渡せる公園に行きましたよ。

そこにあったのは池に写る逆さサグラダファミリアでした！

オットとサグラダファミリア。

朝の8:30くらいだったからか、公園は比較的空いていました。

こちらはプリントアウトしたチケット。
オーディオガイドと鐘楼まで登れるセットです。

オーディオガイドは日本語がやっとリリースされたタイミングで、ラッキーでした。

入口でチケット所持を確認されてから入場です。
この写真の後ろ側で、オーディオガイドを借りられましたよ。

ガウディ生前に唯一完成した、生誕のファサード。
近くで彫刻を見上げました。

これは正面最上部の生命の樹。

内部への入場は、日本人の彫刻家、外尾さんがデザインした生誕の門をくぐって入りました。
ちいさなトカゲがいましたよ。

聖堂内部です。

なんだか、大きなクジラのお腹の中にいるような感覚に襲われました。
ピノキオでしたっけ？そんなシーンがあったのは？

神秘的な、とても心地よい気持ちになったのを覚えています。

真上を見るとこんな感じ。

光が差し込んできて、とても美しかったです。

そして、、

側面にはステンドグラス。

ステンドグラスを通して、鮮やかな色の光が聖堂内を染めていました。

光がグラデーションを作っていましたよ。

訪れる季節や時間帯によって、様々な光の絵画に出会えそうです。

反対側は温かい黄色がメイン。

床にも落ちる色たち。

聖堂内は観光客が多かったですが、皆さん比較的静かに鑑賞していました。

ワタクシも光の中の一部になり、没入するように空間を味わいましたよ。

9:30に、鐘楼へ上る予約をしていました。

チケットは、生誕のファサード側と新しい受難のファサード側を選べたのですが、新しい方は帰りもエレベーターに乗れるとガイドに書いてあったので、軟弱なワタクシは、そちらを選びました。

一気に登った上からは、ファサードの裏からバルセロナの街を見下ろせましたよ。

下も見られました。こわ～！！

高いところにある装飾も近くで鑑賞できましたよ。

苺に、、豆？？

手前は麦で、奥は、、、メロン？梨？

本当は生誕側のレリーフの方が近くで見たかったのだけど、階段を下りていくのは膝もガクガクするからな、ということであきらめたのだけど、、

なんと！結局こっちのファサードも降りるのは階段だったのです、、、
ガセネタだったのか、変わったのかは不明、、、、

30年前は発熱にも関わらず観光に来て、体調が悪かったことから一人でエレベーターに乗りました。貧乏旅行にも関わらずお金を払って。
（友人たちはみんな階段を上ってました）

そして帰りもエレベーターに乗った記憶がありますが、現在は観光客激増なため、新しいファサード側も含めて一方通行になったのかもしれませんね。

しかし歳のせいか、高いところがめっきり怖くなっていて、怖い怖いと叫びながら必死で降りていったのでした。

そんな中ふと目を窓の外に向けると、、、

人じゃないか！！！
こんな高いところに！！！！

怖さ倍増！！！

ひえー－－－、命綱つけつつの作業、、、、
そりゃそうよね、、、まだまだ建築中ですから、、、

ほんとお疲れ様です。

下方の階段は古い時代のものみたいで、巻貝をモチーフにしたそう。
頑張って階段で降りたから見られたとも言える、、、。

ポジティブなワタクシです、、、。

やっとの思いで降りたあとは、地下にある博物館を見学。

写真は完成模型。

職人さんたちの仕事場も見学できました。

ガウディデザインの燭台。
オリジナリティ爆発ですね。

こっちなんて昆虫モチーフ！

しかし虫の足感がめちゃリアル、、、！
ううう～ちょっと気持ち悪いかもしれんんん、、、

地下には礼拝堂が。みなさん熱心にお祈りされていた模様。
そこにガウディのお墓もありますが、一般人は入れませんでした。

最後にもう一度ステンドグラスの光を堪能し、、、

入場したのとは反対側、エレベーターで上がった受難のファサードを外から鑑賞しましたよ。

中心にはキリストの磔刑像がありました。
デザインは地元カタルーニャの彫刻家さんだそう。

敷地内にあるお土産やさんで、こんなシルバーリングを買いました。
ガウディ風曲線デザインです。

午前中ゆっくりサグラダファミリアを観光した後は、バスにて海辺にあるレストランを目指しました。

Googleマップほんと便利。無い時代には戻れない～

乗車時間は30分弱。

車窓を見ながらだから全く退屈せず。
自転車が気持ちそさそう。専用レーンもありました。

バスを降りると、、、

キレイな海岸が見えました！
海水浴客たくさん！

ヨットもたくさん！

海、青い～！！！

地中海とオット。

お目当てのレストランはこちら、
シーフード料理とパエリアのお店。

El Cangrejo Loco
[phone]
https://maps.app.goo.gl/LcDqxLj6xzNSt4ZN9?g_st=il

スペインってお昼12時だとまだまったくお客さん来ない。
一番のり。

海を一望できるテラス席に案内してもらいました！！！
サイコーだったな！！！

まずはビール。
海をバックに！
サイコーだったな！！！

アペリティフはタコ！
サイコーだったな！！！

メインはフーディウっていう、パスタのパエリアにしてみました。

パスタにシーフードの味が染みこんでて、美味しかったですよ～！
サイコーだったな！！！
（しつこいな）

お店の方もサービスよくて、とても楽しめました。

食べきれるか心配な大きさでしたが、ぺろりと。

アイスクリームも食べちゃいました。

海を眺めながらのアイスクリーム、
サイコーだったな！！！
（わかったよ）

オットはアイスコーヒー。
こんな風に氷と分けて出してくれましたよ。

オットは食後の一服。
サイコーだったな！！！

って思っているかは聞いてないけども、、、

実はこの日は19回目の結婚記念日でした。
とても素敵な場所でランチできて、と～っても思い出に残る日になりましたよ～。

ちなみにタクシーもたくさん待機してましたよ。
日帰りで遊びに来る人が多いのかもしれませんね。

でもワタクシたちは、帰りもバスに乗ってみました。
海外では特にローカル志向です。

一度ホテルに戻り少し休んだ後、向かったのはこちら、
カサ・バトリョです！

ブルジョアのバトリョ家が、ガウディに建築デザインを依頼して建てたもの。
ファサードからしてガウディ色満載ですね！

こちらも時間フリーの優先チケットを買っていきましたよ。
そしてこちらは優先ルートあった覚えが、、、

そしてこのようなARなガイドを借りられました。

お魚さんがいるのは、この建物のテーマは海だから。
先ほどのファサードが海面で、内部は海の中とのこと。

吹き抜けは青いタイルのグラデーション。
深い海の底から、海面に浮きあがって行くような気持なりましたよ。

こういった手すりなど、細部までガウディはデザイン。
妥協なきプロフェッショナルだったのだなあと思いました。

手すりの先はこのように。
イソギンチャクなのかな、、、。

そして人間工学的側面も忘れない。

握りやすさを計算しているそう。

こちらも同様。

ばっちりですね。
そして形そのものが美しい。

サンゴにこんな形の種類があったような、、、

ここは暖炉の部屋。

メインどころ、サロンの部屋です。
肝心の上部の装飾がアングル切れちゃった。

なんて凝っているのか、、、

その天井も渦巻状。
海底にいるみたい。

曲線の窓格子越しに外の通りが見えます。

上部の丸模様は、海水の飛沫をイメージしているんだって。
徹底して海にこだわったのね～。

柱はウロコがあるみたい。

窓の反対側から外は、大きなテラスが続いていました。

テラスの床タイルも凝ってましたね～

屋上へ続く、屋根裏スペースも手を抜いていません。

こちらは屋上。
煙突が海中で揺れているかのようです。

斜めになっちゃってますが、壁面のタイルは龍のウロコだそう。
もっと全体を写せばよかったな～。

ウロコ、わかりますかね。
右側はファサードに突き出た塔部分。

タイルの装飾はグエル公園のデザインにも通じますね。

ガウディのこだわり、これでもか、と見せつけられました～。

そしてその日の夕食はこちら！

ですが大変残念なことに、このお店は閉業となっていました、、、。
ホテルから歩いてすぐ、カタルーニャ広場そばの場所柄もあって、観光客メインの客層だったからかもしれません。

店内はこのようなカウンターがメインで、、

日本語メニューもありました。

テーブルには写真付きピンチョスのメニューも！
見るだけで楽しかったな！

目の前のガラスケースにも既にピンチョスが並んでいるので、指差し注文可能でしたよ。

食べたのはこちら、、、、

何かのホントサンドだけども、、、詳細さすがに覚えてないや、、、

サーモンのピンチョス。

これ、美味しかったな。
やわらかい生パスタ？で巻いた牛肉の牛コツ？クリームがけ的な一品。

何も定かでない説明、、、

コンビーフのような、、、

そしてここからはピンボケ写真、、、、
オートフォーカスカメラだったのに、、、

これはなんだったかな～
と思い出せないものも多いですが、大満足したのは覚えてますよ。

とにかく盛沢山な、結婚記念日の一日でした！

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
翌日は朝も早よから行ったグエル公園と、フィゲラスのダリ劇場美術館になります。