2012/08/04 - 2012/08/12
1619位(同エリア2515件中)
酒山軍史さん
酒、山、歴史・史跡巡り等々が好きな平凡でちょっと変わった日本人の旅です。多くの方には理解も共感も得られません。ごく一部の需要向けに紹介するものです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日は乗り継ぎの悪いところや少し遠くまで出かけるので、朝早く出発。1等車も貸し切り状態です。
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ニーダーザクセン州の田舎街をいくつかぶらぶら街歩きした後、午前中の目的地、パーダーボルンに到着。日本人観光客が殆ど来ることはない田舎街です。目当てのものは駅からバスに乗り継いで行きます。
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目的地付近のバス停に到着。少し歩くと建物の上部が見えました。
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城の入り口に到着。入り口にはベルヒテスガーデンで見たような警備兵の詰め所が。
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この城、ヴェヴェルスブルク城といいます。この城はSS(親衛隊)全国指導者ヒムラーが、SS隊員を集めて怪しげな儀式を執り行っていたとされるいわくのある城で、その場所も見れるということでわざわざ見に来ました。物好きなんですよ。
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その場所はこの棟の中にあります。
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入場料を支払って城内へ入城。中世からのこの地域の歴史に関わる展示が続きます。はて?WW2当時の展示が見当たらない。三つの棟のうち北側の棟にあるはず。入り口はどこだ?
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見つけた!ここだ!ノブをひねりますが開きません。なっ、なにぃ~?!(汗)
入場券売場の方に聞くと、正門を入って見学できるのは、この地域と城の一般的な歴史等にかかる展示物で、ナチス関連は詰め所手前の「SSのイデオロギーとテロ」という建物に展示されており、無料で見学できるということでした。また、目的の場所もその建物からの通路を通って城に入り到達できるということでした。
見学可能ということで一安心しましたが、駅~城間のバスが少なく、予定のバスまで時間がなかったので、急いで城を出て、かけ足で見学。 -
閉まっていた扉の向こう側の部屋。実際は写真よりもっと薄暗いです。ここで儀式めいたことが執り行なわれていたそうです。途中にあったSS関連の展示物は、時間が限られ十分に見れませんでした。
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上を見上げると天井には鉤十字の装飾が。正確には鉤十字「風」ということなのでしょう。たしかドイツでは鉤十字の表示は禁止されており、取り壊されるか削り取られるので珍しいことです。
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予定のバスに間に合い、パーダーボルン駅に戻ってきました。また来るのも手間がかかるところなので、予定変更してゆっくり見ればよかったと後悔しました。
今日はこの後、ベルリンへ行って、フランクフルトに戻る強行軍の計画です。パーダーボルナー・ピルスナーを飲みながら列車を待ちます。 -
ベルリンに到着。これまで何回かドイツに来てますが、ベルリンは初。これまで必ずしもナチス関連の史跡がメインの観光ではなく、ドイツを中心にこの一帯の国々のビールや古城、景勝地目当てで訪問地を選択したため、南ドイツに偏った旅が続きました。
ベルリンも見所は沢山あると思いますが、今回の行先は時間の都合上、WW2関連に限定です。 -
唐突ですが、まずベルリンのマダム・タッソー蝋人形館に来ました。この方、鉄血宰相ビスマルク。
同蝋人形館は世界中にあり、日本にもありますが、やはりその国ならではの人物が数多く展示されてますから、ここは見たかった。
ビスマルクさんは精巧です。威厳に満ちてます。感動ものです。 -
総統も。う~ん、うつむき加減で、物憂げな表情。再現度もイマイチかなぁ。戦争末期の感じをイメージした感じですかね。
まあ、そりゃそうでしょう、絶頂期を精巧に再現したら問題になるでしょうから。この展示物、設置に際し政治的に物議を醸したそうで、実際何回か快く思わない人に襲撃されてます。ここだけ強化ガラスで区画し展示されてました。 -
チャーチルさん
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アンネさん。実際の運命は悲劇なだけに、この展示物の表情は明るめでよかった。
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マルクスさん
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ベートーベンさん
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現職のメルケル首相。似てるけど、少し細いような。もしかして忖度?
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おー、マレーネ・ディートリヒ姐さんではないですか。
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ドイツ人ではありませんが、前の流れでモンローさん。
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ガガ様も。
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蝋人形館で数々の歴史的人物、世界的スターとの時空を超えた擬似遭遇をした後、ブランデンブルク門付近を見て回ります。蝋人形館、門のすぐそばなんです。
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先に今日の本命の地へ。世界史を動かす舞台となった「ヴィルヘルム通り」、「ウンター・デン・リンデン通り」です。ここには第三帝国の政治・軍事の中枢だった総統官邸がありました。
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総統官邸はソ連軍の攻撃により損壊し、戦後取り壊されました。代わりに戦勝国の米国、英国のデッカい大使館が建てられました。
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諸所、当時の説明板が設置されてます。
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少し外れたところに来ました。生活感漂う一般のアパートらしきものが建っています。
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いえいえ、ここも当時、世界史のターニングポイントとなった歴史的場所の一つなんです。終戦を間近にし、ヒトラー以下第三帝国戦争指導部は、この真下の地下壕、所謂「総統地下壕」に立てこもり最後の抵抗を続けたのでした。
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「総統地下壕」です。戦後この辺りは取り壊されたそうですが、ここもコンクリートで大規模、堅固に作られたため、現在、一般人の立ち入りはできませんが、かなり残っているそうです。
ちなみに、図の左下の円筒状の建物は当時の地上への出入口で、ヒトラーと新妻エバ・ブラウンは、自決後、出入口手前付近の穴で火葬されたとされています。 -
その現場がこの付近です。
今回の旅で、ヒトラーの政治活動で主要な役割を果たしたベルヒテスガーデン、ニュルンベルクと見てきましたが、その最後の場所は、今では一般人の生活感漂う場所になり、跡形もなく生活に溶け込んでしまっているのを見ると、これまた何とも感慨深いものがありました。 -
この辺りは、冷戦期の東西ドイツ分断の地でもあります。それを示す「ベルリンの壁」の一部でしょうか。
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ブランデンブルク門
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逆光のブランデンブルク門を見ながら第三帝国の終焉の状況について思いを巡らします。頭の中ではワグナーの「神々の黄昏れ」。
この後、ベルリン駅で余韻に浸りながら地ビールを飲み、フランクフルトに戻りました。
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