2022/08/10 - 2022/08/16
972位(同エリア1552件中)
菜さん
3年振りの夏旅。
3年前に徳之島に行った際、「時が止まっているようで良いよ~」と勧められて以来気になっていた加計呂麻島にやっと行くことができました。
「のどか」という単語がぴったりの雰囲気で、大きなビーチも人が少なくて快適。
その分、お店が少なかったり不便もあるけど、まぁ「だからこそ」というか。ここに来るなら受け入れましょうという感じ。
沖縄の離島(特に八重山)が大好きだったけど、コロナ前の人の多さに疲れてしまうようになった私にとって、久々に「ドンピシャ感」があった旅だったかも。
お天気にも恵まれ、美しい青と緑に癒された5日間でした。
◆◆◆
加計呂麻島4~6日目→帰路。
好天続きでさらに満喫の旅後半。
最後の最後までミスやトラブル続きだったけど、なんとか無事に乗り越えられました…(?)。
-
加計呂麻島4日目の朝。
早朝に目が覚めたのでちょっと出てみたら、真っ白なお月様が君臨してました。 -
和定食的朝食。
普段はこんなん食べてないので、旅行の朝ごはんという感じ。
お味噌汁はインスタント、鮭はファミマで買ったレンチンだけど(汗)。
雑穀米は無事炊飯ジャーで炊けました。 -
今日も良い感じです。
-
この日もゆっくり目にバイクで出発。
まだ宿からそんなに離れてない場所で「急に雨雲が出て来たな」「レインボンチョ持ってきた方が良かったかな」と思ったら、間もなくスコールのような豪雨に。
近くに雨宿りができる所もなかったので、籠に入れていたバックを急いでポリ袋に入れ、バイクから降りて傘をさして少し待ったらすぐに上がった。ほどなくして強烈な陽射しも復活。
服は濡れちゃったけど、炎天下の中バイクで走ってればあっという間に乾くわー。
今回の旅で雨に降られたのはこの時が唯一だった。 -
瀬相港のあたりを通った際、ちょうどフェリーが来てた。
そして出発するレトロな加計呂麻バス…なんだか映画みたいな光景。
このあたりで、あれ?と思う。
バイクのサイドミラーが右しかない(左のミラーがない)。
最初から?そんなはずないよね?だったら気付くよね??もしかしてこんな離島で窃盗!?弁償するのにいくらかかるんだろう…っと悶々。
でも宿に戻ってからレンタル先に問い合わせたところ、最初から右だけだったことが判明。
ホッとしたけど、ここまでなんで気付かなったのか。ちょっと恥ずかしかったわーフェリーかけろま 乗り物
-
私の思い違いはともかく。
こういう海沿いの道のドライブは本当に気持ち良い。
バイクで風を感じながら走ると暑さはそれほどでもない。 -
前日曇りだったので、2日続けて来たデイゴ並木。
あれ?フォートラベルの地図表記がおかしい。古仁屋になってるー。諸鈍長浜のデイゴ並木 自然・景勝地
-
やっぱり日が照っていると海がよりキレイ。
-
気持ちの良い青空。
ここも一応加計呂麻の中では観光地なのだけど、人はいませぬでした。 -
奥の方のデイゴは倒れそうになっていて支えられている。
-
良い感じのベンチ。
-
そういえば、加計呂麻島でもう1つの伝泊:リリーの家はこの近く。
定員が2名からだったので対象外になってしまったけど、ちらっと外観を見てきました。映画『男はつらいよ』ロケ地 名所・史跡
-
さらにバイクを走らせて徳浜へ。
宿からは正味1時間くらい。遠かったけど、お天気良かったし、せっかくだからと。徳浜海水浴場 ビーチ
-
ここも寅さんのロケ地で、こんな案内板が。
映画観てたら感慨深いんだろうな。
観てない私の感想は「コトー先生、わっかいわー」(笑) -
ここも広いビーチだけど、人は数人のみ。
-
緑がモクモク。
-
砂浜には波の跡がくっきり。
ライオン岩は…?どれ?? -
南国らしいアダンの木。
-
随分遠浅に見えたなぁ。
そこそこシュノーケルにも適してるとのことだったけど、私が行った際は誰もやってませぬでした。
そういえば、山の中を走行中、何度かりゅうきゅういのししに遭遇したな。
思ってた以上に小さくてかわいかった…けど、犬すら触れない私は近づけなかった。 -
いっちゃむん市場でお土産を調達しつつ1時間くらいかけて帰ってきたら、初日にも行ったタテカルポイントへ。
-
宿に戻って遅めのランチ。無印の宮崎風冷や汁(レトルト)。
長時間炎天下にいて火照った身体にスーっと入っていく感じで、味もおいしかった。
薬味等パッケージ写真をかなり忠実に再現したはず…だけど、お椀ギリギリいっぱいになってしまった。
この次の大きさの食器だとでか過ぎたのでしょうがない。
ここまで好天続きで写真をたくさん撮っていたけれど、ここにきて旅の序盤(加計呂麻島2日目の朝)からスマホの写真設定がいつの間にか変わっていて、低い解像度になっていたことに気付いて大ショック。
スマホ購入以来解像度の設定なんて変えたことなかった=変え方すら知らなかったのに、カメラを起動したままちょっと歩いた時に無意識で画面に触れ、運悪く設定変更されてしまったもよう。
えーーーなんでーーーっと大きなショックを受けた私は料理をする気もなくし、夕飯も食べずにふて寝してしまいました(苦笑)。
まぁでも、後々調べたり、帰宅してから画像をPCに取り込んだりしたら、ポスター並に引き伸ばさない限りほとんど変わらないとわかったのだけど。 -
気を取り直して、加計呂麻島5日目の朝。
-
この日も良い天気で青が美しい。
それだけでもう充分嬉しいじゃないか…と、自分に言い聞かせる。 -
朝食は卵とトマトの中華風炒めなど。
前夜食べてないのでモリモリ頂く。 -
毎朝同じ所から写真を撮ってた。
-
涼み台で深呼吸。
-
集落をお散歩。
-
徒歩数分で須子茂小学校に到着。
校門の前に大きなデイゴの木。 -
生命力を感じます。
-
いつ廃校になったのだろうと思いながら中に入っていくと、掲示板が残ってた。
休校の記事が掲示されていて、なんとも言えない気分に。
新聞の日付は2011年。もう10年以上前なのか…。
(2011年休校→2018年廃校だったそう) -
校庭が見えると「わー!」と声が出た。
大きなデイゴの木がまるで「このー木なんの木♪」
こんもりしたフォルムがとてもかわいい。 -
木の下に入ると、上に昇れるように細工されてたり、遊び道具がつけられてたり。
なんだか絵本の世界みたいでキュンとくる。 -
校舎。逆光ですが。
時計はいつ止まったのかな… -
右奥にあるのが泰安殿。
-
コンパクトな校庭にゴツゴツした芝生。いかにも離島の小学校という感じ。
-
母子の銅像ができた際のエピソードが宿に置いてあった雑誌にあったな。
-
なんともノスタルジックな校舎。
たった10年前まで現役だったのね。 -
加計呂麻島にもある厳島神社に参拝。
-
階段を上るとこんな感じ。
しっかりお参りしました。 -
そういえば、日中は鳥のさえずりが絶えず聞こえてたな。
歌うようなメロディ感のある鳴き声はリュウキュウアカショウビン? -
「神道(カミミチ)」…ちょっと気になる。
入っていいのかいけないのか…とちょっと迷いつつ入ってみると、
少し歩くと資材置き場みたいなのがあって、さらにその先にも細い道は繋がっていたのだけど、
大きなクモの巣が行く手を阻んでいたのでそれ以上先に進むのはやめました(行ってはいけない気がした)。 -
宿の前まで戻ってきました。
手前の看板はかなり傷んでしまってますな。 -
潮が引く頃を見計らって、再度花富のタテカルポイントに行ってみた。
-
ビューティフォーーー!!!
リーフが見える断崖絶景を見る度に与那国の六畳ビーチを思い出すのはお約束。
それにしても、天候が不安定になりがちな奄美でこんなに好天続きはものすごくラッキーだったかも。
加計呂麻の旅行記って写真が暗いものが多いし。
私の滞在中は夜には結構降ってたっぽいけど、昼間は4日目の短時間スコールのみで済んだ。
景色云々はもちろん、足がバイクだと雨の影響をめちゃくちゃ受けるので本当に良かった。雨続きだったら荷物運搬の時とかどうなったことやら…。 -
そして須子茂に戻ってきました。
-
すっかり帰ってきた感。
左奥の四角い建物が、冷蔵庫を借りた公民館です。 -
屋根から青い海が見れるのはいよいよわずか。
-
遅めのランチはフライパンで焼いたピザ。
生地から作った…とはいえ、薄力粉+発酵なしで作れる簡単レシピ。
クリスピー生地にするつもりが、そこそこふっくら。
具材は茄子やウィンナーなど。 -
加計呂麻島最後の夜も屋根にあがってゆっくり移ろう空を眺めます。
-
本当はこの日のうちに大荷物を郵便局に運んで返送手続きをしておくつもりだったのだけど、
何を入れて何を残すかとか考えるのが面倒くさくなったのと、
宿から一番近い郵便局でも片道30分近くかかる+悪路なので、
バイクに積めるならフェリーに乗せて古仁屋郵便局で出した方が楽だなと思い、面倒を先送り。
おかげで明朝は超絶バタバタになってしまった。 -
最後の夜はのんびりしたかったので許して。
そういえば、この時間、砂浜のゴミを拾ってる方がいたなぁ。こういう方のおかげで、ビーチの美しさが保たれてるんだなと。 -
あまり焼けなかったけど、とても美しい空をゆっくり眺められて良かった。
-
この旅最後の夕飯は油そうめん。
一応奄美を意識してみたけど、沖縄のそうめんちゃんぷるとの違いは??
照明のせいでオレンジっぽい色の写真になってしまった。
実は作るのも片づけるのも面倒になって、レトルトカレーで良いかなって思いかけたのだけど、豚肉を使い切らねばならないという使命感で(汗)。
味はシンプルにおいしかった。 -
最終日は7:35発のフェリーで古仁屋に渡るので、早朝からチェックアウト準備でバタバタ。
段ボールに荷物が入りきらず大焦り→なんとか詰め込んでバイクの荷台にロープ固定し、さぁ港へ…と出発するなり、最初のカーブで段ボールがゴロンゴロンと落ちてしまってさらに大焦り。
その後も何度か落とした衝撃で段ボールの上を止めていた布テープが裂けてきてさらに×さらに大焦り。
でもフェリーは待ってくれないので、私には止まっている時間はない!!
何度も乗せ直し→できるだけ優しく運転しながら瀬相港へ→無事乗船できて心からホっとした。
いやぁ、もっと余裕持ってやらんといかん。どっと疲れたよ。
写真はフェリーのチケット。
行き(下)はバイク料金があるのを知らず先に乗船券だけ買い、指摘されてから航送券を追加購入。
帰り(上)はまとめて注文したのでホチキス留めしてあった。 -
せとうち海の駅のそばで適当に握ってきたおにぎりを朝食として食べ、
ファミマで買ってきたアイスコーヒーといっちゃむん市場で買ってた(加計呂麻で食べきれなかった)チーズケーキをデザートとして頂く。
日影のベンチが見つからず、帽子かぶったまま外で。海の駅の中はなんとなく臭いが気になってしまったのでね。
そうこうしているうちに9時を回ったので、古仁屋郵便局へ行って布テープ補強をしたゆうパックの発送完了。いろいろな意味で重石が取れた(笑)。
ちなみに、加計呂麻島で出すより1日早く届くもよう。
よく考えたら、郵便局が開くのを待たず、ファミマで出しても良かったんだな(ヤマト)。
まぁでもバスの時間まで空きがあったから。 -
バイクを返却→9:45発のしまバスに乗車して1日乗車券を購入。
その場で日付ゴム印を押してくださった。なんか懐かしい雰囲気。しまバス 乗り物
-
まっすぐ空港へ行くと時間が余るので、途中下車して鶏飯を食べに。
バス停すぐ側+ちょうどランチ時間くらいに通るということで、有名処:ひさ倉。
せっかく奄美に来たんだし、自炊ばかりじゃなくそれっぽいものも食べたいものね。
鶏飯といえば、与論の「たら」で食べたのがおいしくて忘れられないのよねぇ。
お店は広いから待つことはないと何かで見た気がするけど、お盆のお昼時だったせいか、それなりの人数の待ち客がいました。
まぁでも回転が速く、10分くらいで席に着けたかな。けいはん ひさ倉 グルメ・レストラン
-
そして大定番の鶏飯。
久々に食べたなぁ。とてもおいしくてサラサラあっという間に完食。
ただ、「たら」で食べた時ほどの感動は感じなかったような…。
とりさしも食べたかっただけど、なくて残念でした。 -
バス停近くからのお店全景。
ほとんどの方が車で来店する(バスはガラガラだった)ので、大きな駐車場があります。
食後、再度しまバスに乗り空港へ→ちょっとだけお土産を買い足して搭乗→鹿児島空港で乗継。
特典航空券で予約してた羽田便は夜だったけど、早い便に空があったので変更=乗継時間が1時間もなくとてもスムーズに帰れて良かった。
ただ、来年の春から特典航空券の変更はできなくなるのよね。知った時はちょっと衝撃だった。なんたる改悪!
当日変更は初めてだったけど、とりあえず空いてる便を抑えて都合の良い便に空きが出たら変更…なんてことはこれまで何度もしてるし。変更不可では使いづら過ぎる。
まぁコロナの影響をもろに受けていると思われる航空会社からしたら、陸マイラーは黙っとけという感じなのだろうけど。 -
ミスやトラブル・勘違い続きの旅だったけど、なんとか乗り越え無事に帰れてホッ。
ただ、反省すべきは自炊のための食材調達について。
元々旅行荷物が多くなりがちな性分の私。洋服やタオルならそのまま持ち帰れば良いけど、生鮮食品は廃棄になっちゃうから本当よろしくない。
夕飯を食べずに寝てしまった日があったのが想定外だったとはいえ、うーん…反省。
※写真は小分け持参した調味料など。
今までは100均のスティックタイプとかを持って行ってたけど、
割高なので変えてみた(貧乏くさい)。 -
今までの自炊旅でも食材を使い切らねばというプレッシャーで頭いっぱいになったことがあるし、「『少ないかも』くらいがちょうど良い」と学んでいたはずなのに…。
自炊旅上級者への道は遠いかもだけど、とりあえず今後の教訓。
1週間程度なら…
・卵は6個で充分(Aコープでは10個入りしかなかったけど)
・食パンは3枚入で充分
・スパム缶は小さいので充分
・レトルトや缶詰・乾麺・米で数日は生きられるので、楽に構えよう -
あと、延長コードがあったら便利だったな。
以前、民宿ばかりに泊まってた時は必ず持参してたけど、しばらく持っていってなかった。
古民家をリノベーションした宿なんかだとコンセントは少ない場合もあるので。忘れないようここで打っとく。
忘れないついでに、最後にもう1つ。
首~肩の日焼け止めは広めに&入念に!
Tシャツの襟ぐりとUVカットマフラーの間(首の後ろ側)に隙間ができていたようで、首飾りみたいに線状で日焼けしてしまった。
気付いた時に以前も同じようになったことがあると思い出したけど、すっかり忘れてたので。 -
トラブルやミス・勘違いが多発したり、「大丈夫かな?」「うまくいくかな?」も多かったので疲れてしまった部分もあったけど、
美しい青と緑に癒され、生命力溢れる木々からはパワーを頂き、とても良い旅でした。
加計呂麻島は本当に時が止まっているようで、のどかな島だったな。
行くのはなかなか大変だけど、また行きたいなと思う。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
菜さんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
奄美大島(鹿児島) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
63