2022/07/21 - 2022/07/24
364位(同エリア696件中)
ふむすけさん
この旅行記のスケジュール
2022/07/21
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電車での移動
新魚津駅 08:38発ー宇奈月温泉駅 09:33着
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電車での移動
黒部峡谷鉄道 宇奈月駅 10:03発ー欅平駅 11:21着
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猿飛山荘(温泉・食事)
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電車での移動
欅平駅 13:53発ー黒部峡谷鉄道 宇奈月駅 15:10着
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電車での移動
宇奈月温泉駅 15:46発ー電鉄富山駅 17:36着
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電車での移動
富山市電(路面電車) 西町ー富山駅
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この旅行記スケジュールを元に
北陸行ったことないなあ魚と日本酒かいいなあ、と思い立ち、2022年7月に神奈川から富山まで18きっぷでひとり三泊四日旅。
できるだけJRを使用。
往路では、未乗だった「えちごトキめき鉄道」「あいの風とやま鉄道」も満喫。
帰路では大糸線と「リゾートビューふるさと」を利用し
姫川の美しさを堪能。
盛夏の車窓の美しさに、退屈知らずの旅でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
富山県三泊四日の旅の二日目は
富山地方鉄道と
黒部峡谷鉄道の2本立てから始まります。
いやしかし
うちには猫がいるんだが
こいつがうるさくてね
毎日、日が昇る前からご飯コールを耳元で始めるので
私はいつも寝不足。
こんな風に旅にきて
一人で寝るとさ、
睡眠っていうのは疲れをとるものなんだなあって実感するね。
ねえ、ろっちゃん(うちの猫)。
朝ごはんは昨日コンビニで買ってきた菓子パンで済ませます。
朦朧としてたので(スーパー低血圧)
何を食べたのかは全く思い出せません。
ちなみにホテルの部屋の窓からの景色は
↓こんな感じに線路。 -
遠くには海。
ちょっと曇ってます。
もともと予報は雨なので上出来ですね。
さすがふむすけ。アパホテル 魚津駅前 宿・ホテル
-
昨日購入した富山地方鉄道の一日フリーきっぷを改札で見せて
新魚津駅のホームへ。
新魚津駅から見た
あいの風とやま鉄道 魚津駅のホーム。 -
広ーい。
本当に、新幹線が開通するまでは大きい駅だったのね。 -
昨日停まったホテルも見えますね。
毒のある虫みたいな色の看板ですね。 -
富山地方鉄道の線路とホームからはこんな感じ。
ね。
看板目立つね。
毒のある虫の頭みたいね。
(ホテルは良かったです) -
冬は辛そうな吹きっさらしのホーム
(待合所はあります)。
線路においてあるのはきっと除雪用。 -
新魚津の駅名標。
いつも味気ないJR東海道線ばかり見ているから
余計にかわいらしく見えます。 -
入線してきたのは
こんなかわいい車両。
※実は新魚津で撮り忘れて
電鉄黒部駅の待ち合わせ時間に撮影しました。
ヘッドマークがホタルイカ。
さすが。
ほんと、かわいいカラーリング。
何種類かあるようですが、これは菜の花みたいでいいですね。
いすみ鉄道を思い出します。
そういえば電鉄黒部ですれ違った違うカラーリングの車両は
ベージュにオレンジで
これもいすみ鉄道の別カラーリングのに似たのがありますね。 -
内装はこんな感じ。
実にレトロで最高です。
転換クロスシート。
背もたれを手でがこっと反対側にやると
進行方向に合わせて簡単に座席の向きが変えられます。
合理的。
なんだかむかーしの修学旅行の時に乗った列車みたいね。
座り心地も決して悪くありません。
スプリングのきいたシート。
ただし、列車自体が異常に揺れるので
ビールは零れると思います。
二日酔いの人もつらいと思います。 -
さっき乗ったばっかりだけど
電鉄黒部駅で15分停車します。
外に出てまずは公衆トイレへ。
改札出て左に進むとあります、と
改札の微妙に富山アクセントの若い駅員さんが
親切そうな感じで教えてくれました。
そう、ここは有人駅なのです。 -
駅舎は割と大きめ。
ちょっと変わった外観。
変なアングルと角度なのは
駅前に佇んでいた女性の方が入らないように
配慮した結果です笑 -
好きな人にはたまらないだろう駅前の建物。
この!
この存在感!
スーパービルって名前もすごいなと思ったら
角井スーパーのビルってことのようです。
今時GoogleMapの口コミ件数がゼロなので
きっと営業は終了しているのでしょう。
うん。
やってたらごめん。 -
さて
出発時刻が近づいてきたので
ホームに戻ります。
たいていの駅のホームにはこのような大きなミラーがついていて
これも印象的です。
つい自撮りしてしまいます。
鏡の端っこの自分が歪んで
なんかフェレットみたいな体形になってるのが面白いです。
ちなみにこんな風にうろうろしてますが
ボストンバッグは列車に乗せたまま。
2両編成で
一両に2-3人しか乗ってないので
油断しまくりです。 -
車窓はずうっとこんな感じ。
田んぼがさらさらと風に揺れて
撫でて回りたいような気分。 -
静かな気持ちで乗っていたら、
いきなり新黒部駅でたくさんの人が乗ってきてびっくり。
ああ、新幹線組か(ちょっと僻んでいる)。
トロッコ列車、予約しておいてよかった。
さすがふむすけ。
計画性の天使。 -
さあ、宇奈月温泉駅に到着です。
駅前にも温泉が湧いています。
ここから黒部峡谷鉄道の宇奈月駅には
徒歩で10分かからないくらい。
荷物をコインロッカーに入れたいのでギャロップで。 -
階段を下りて
後ろ手にぐるっと回ると
すぐ見えてきます。 -
中にはお土産屋さんにトイレにコインロッカーに
広い窓口、改札・・・
観光気分を盛り上げてくれます。
無事荷物をコインロッカーに預けます。
往復の切符を予約済みの私は
予約済みの人向けの窓口へ。
普通席往復で3960円。
往路は普通の窓のないトロッコ。
帰路は窓と背もたれありのリラックス客車(+530円)です。
窓口でお支払い。
ビールでも買おうかと思いましたが、
先ほどの地鉄があんなに揺れたんだから
こっちはもっと揺れるだろうと懸念の上、断念。黒部峡谷鉄道 (トロッコ電車) 乗り物
-
トロッコ列車のホームには乗り込む人たちが結構いたため
良い写真が撮れず。 -
座席の写真を代わりに乗せます。
普通席はこのように窓と背もたれなし。
ちなみに車体側面に記載の記号は
「ボハ」と「ボハフ」。
詳しくはWEBで。
向かいのホームには工事用の車両。
かわいい色使い。
どうしてJR東海道線は
あんな面白くないデザインなんだろうか。
こんなポップな色使いなら
満員電車もちょっとは耐えやすく・・・ならないよね。
乗ってたら見えないもんね。
ちなみに駅で観光カメラマンに全員無理やり写真を撮られます。
別に買わなくていいし、買ってないけど
頑張ってにっこりしました。 -
さあ、出発進行。
駅を出ていきなりの絶景です。
風景は大変すばらしいのですが
そしてみんなで黒部峡谷鉄道を楽しんでもらおうという
皆さんの熱意も創意工夫も非常に素晴らしいのですが
ここから先
素晴らしい景色に紛れてつぶやかせてほしい
あ、聞かなくて大丈夫です。 -
(なんか車内では富山出身のタレントの何とかさんの
ハイテンションなアナウンスがずっと流れております) -
映えスポットとか教えてくれたり
峡谷の歴史などを教えてくれたりで
大変ためになるんですが -
もう少し音量下げてもらえたらいいのになあなんて。
-
あ、まあせっかく楽しいトロッコ列車の旅で
こんな無粋なこと言うの私だけかもしれんし
全然いいんですけど -
せっかくだからトロッコ列車の走行音と
森の中の音をじっくり聞きたかったなあ
そうだ、
希望者にイヤホン貸し出しみたいにすればいいのでは?
ほら、美術館の展示説明用のガイドフォンみたいのさ。
いい案だと思いませんか?
(独白終わり)
黒薙駅です。
しかし絶景が続いておりますね。
ちなみに -
途中、鐘釣駅でスイッチバック。
今までは進行方向右側が景色のいい席でしたが
鐘釣からは逆になるので、
そろっと左寄りに移動です。
空いててよかった。 -
どこの駅だったか忘れてしまいましたが
すれ違います。
みんな歓声を上げています。
この線路沿いには
冬季にメンテナンス作業を行う方たちのための
トンネル歩道が設けられています。
天井が低くて非常に歩きづらそうです。
みんながんばってるんだなあ。
すごいなあ。
大変だろうなあ。 -
そんなこんなで欅平に到着
・・・したのですが、
ホームから働く建機が見えてしまったため
(建機の写真を撮るのが趣味)
駅そっちのけで写真を撮ってしまい
駅舎の写真がありません。
GoogleMapにたくさん載っているので
興味のある方はそちらをどうぞ。 -
欅平では小雨。
山の上なので肌寒く、
カーディガンと100均で購入した合羽を羽織ります。
寒がりなので準備は欠かせません。
この赤くてきれいな橋の先に
人喰い岩。
下には美しい川。
山の頂上はガスっております。
冷たくてきれいな空気。欅平駅 駅
-
雨だけどそれもまた風情があってよろしいね。
風がないので快適です。
帰るころには雨はやんでいました。 -
そもそも本日、
黒部峡谷鉄道に乗りたかった理由の一つがこの日帰り温泉。
食事処もついていて一石二鳥。
入浴料は500円。
営業時間は9時-17時です。猿飛山荘 グルメ・レストラン
-
先客が上がった後、
貸し切りになったのでパチリと。
露天風呂って大好き。
自然の中で裸でいるのが好きなのよね。 -
少し熱めの、泉質もすごくよい温泉で、
湯の花の花吹雪が舞ってます。
もうここから出たくありません。 -
あ、これお湯の成分表?ね。
列車が来るまでに何か食べないとひもじいので
向かいの建物にある食事処でお昼御飯です。 -
食事のメニューはこちら。
まずはウドの酢味噌和えと日本酒をいただきながら
メインを考えます。 -
大きな窓から外の景色が見えます。
メインは温玉そばにしました。
山菜もトッピングされています。 -
ふう。
のんびり。
幸せ。
陳腐だが、命の洗濯み。
堪能して
少し酔っぱらって
欅平駅に向かいます。
中にも食事ができるところやお土産屋さんがあり
駅舎外には大きい公衆トイレもあります。
トイレ、きれいです。
山の中のトイレがこんなにきれいなんて
いい国よね、日本って。 -
帰りの列車が入ってきました。
先ほどお土産屋さんで購入した
「ぷれみあむ宇奈月ビール 富富富」を手に
窓と背もたれのあるリラックス客車に乗り込みます。
車両指定制なのですが、
私の乗った車両には
ほかに一組の夫婦だけ。 -
世の中をすべて知ることなんてできないんだな。
と
このビールを飲んで思いました。
こんなに私の口に合わないビールがあるなんて。
これ一缶450円なんですよ。
富山の特産米「富富富」を使用したライスエール。
自信満々で出しているのだから
これは私の問題なのだろう。
多分これ以外の宇奈月ビールの方が
好みだったのでしょう。
面白い体験でした。
そんなこんなで
帰路はうつらうつら。
あっという間に終点宇奈月駅です。
荷物をコインロッカーから引っ張り出し、
地鉄の宇奈月温泉駅に向かいます。
ちなみに駅前はこんな感じ。 -
なんかレトロな観光案内所。
-
人はほとんどいません。
平日の昼だからでしょうか。
地鉄に乗り込み
次の宿のある場所、富山駅へ向かいます。
都会やね。
地鉄の駅舎というのは本当にすごくて
全部降りてみたいくらい。
中には廃墟みたいなところも。 -
内山駅。
たまりません。 -
走り出した車窓から見てしまったの。
この駅舎の少し横に
どんなに切羽詰まっても絶対に現代っ子には入れないような
公衆トイレがあったことを。 -
山と川で発電しているので
こんな設備も。
かっこいい! -
富山の車窓は空が広い。
山から遠ざかるにつれて
田んぼが増えてきます。
いくつか広くてきれいな川を渡り -
富山駅に到着です。
本日の宿はホテルクラウンヒルズ富山。
ちょっと駅から離れています。
荷物を置きに一度向かいます。
フロントの方がとてもいい人だったので
あんまり言いたくないことが多いホテルでした。
初めの部屋はトイレが流れず。
変えてもらった部屋はセミダブルでしたが2階で、
窓の外がすぐ別の建物の壁。
掛け布団にもしみがついてるし、
あんまりきれいくない感じ。
ま、朝食付きでこの値段は破格よね。
寝るだけだしいっか。
ちなみに2泊朝食付きで8436円です。
文句言うなって?
さてと。
時刻は18時ごろ。
まだご飯には早いかしら。
市内電車に乗ってみたいし、
そうだ、ガラス美術館併設の
富山市立図書館本館に行ってみよう。
と意気揚々と市内電車乗り場に向かったのですが、
なにこれ
道路の真ん中にあるのね。
行く方向をネットで調べて待っていたらすぐ来ました。
逆方向のが。
あきらめて歩きます。
歩きながら路面電車の走行を観察します。
なるほど。
車の方向と同じ向きのところで待ってないといけないんですね。
私車の運転ができないので
こういうのピンときませんでした。
よし、帰り道でもっかいチャレンジしよう。 -
ガラス美術館、もとい目当ては富山市立図書館本館。
同じ建物です。
ご覧ください。
この壮麗な建物。
KADOKAWAミュージアムに似ていると思ったら
同じ隈研吾氏のデザインでした。富山市ガラス美術館 名所・史跡
-
美しい。
こんなところで働ける人は
きっと前世ですごくいい行いをしたんだろうな。 -
仕事帰りの人たちもちらほらと。
図書館好きな人っていいよね。
しばらく本を立ち読みなど。
さ、先ほど学んだ路面電車乗車の心得を活かしつつ
富山駅まで戻ります。
この時乗った路面電車の写真撮っとけばよかった。
すごくボロいのが来て嬉しかったの。
しかし、
富山県というのは
このような路面電車で駅周辺を網羅して
しかも山という山で発電をし、
食料も自給自足できており
エコロジー的にもSDG的にも模範の街ですね。 -
夜ご飯は富山駅構内にある
「廻る富山湾 すし玉 富山駅店」にて。
11貫盛り 1800円と、日本酒「黒部峡」。
写真では見切れてしまいましたが
白エビとホタルイカとカニもあります。
平日限定だそうですが
セルフのお味噌汁があって
これが海老の頭なんか入っていてめちゃめちゃ美味しいです。
お酒もお米もお魚もおいしくて
路面電車も走っていて
図書館がきれいで
いいところだなあ、富山って。
さ、ビール買ってホテルでのんびりしようっと。
※この後、ホテルのコインランドリーで
うっかり洗濯なんかしちゃったら
すんごい変なにおいと細かいゴミがついちゃって
困りました。
ファブリーズ借りて吹きまくりました。
うーん。
ちゃんと眼鏡して確認しないとダメねえ。廻る富山湾 すし玉 富山駅店 グルメ・レストラン
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