バラ咲き誇るハウステンボスを満喫&ちょこっと長崎観光☆3日目

2022/05/17 - 2022/05/19

大好きなヨーロッパへ行くことが難しい中、ヨーロッパへ行った気分が味わえるところは？と考えた時、ハウステンボスが思い浮かびました。オランダといえばチューリップ、最初はチューリップ祭に行く予定をしていましたが、バラ祭の華やかで美しい写真を見て一気に心が傾き、バラの見頃にあわせて訪れることにしました。

主な日程はこちら↓
5/17(火) 新大阪⇒博多⇒ハウステンボス～ホテルアムステルダム泊
5/18(水) ハウステンボス～ホテルヨーロッパ泊
5/19(木) ハウステンボス⇒長崎～グラバー園&周辺散策～眼鏡橋⇒長崎⇒新大阪

エリア 長崎市(長崎)

5時、窓から眺めると昨日までとは打って変わり薄雲が広がっています。

6時すぎ、今日も少しだけ朝散歩に出かけます。

あじさいの小道へ。
バラの見頃が終わる頃、今度はあじさいが満開になりそうです。

ハーバー沿いに建つウォーターマークホテル。

目の前には大村湾が広がり、桟橋からはハーバーエリアやドムトールンが見渡せ、ゆったりとした時間が流れています。

6時半、朝の散歩から帰ってきました。

まだ誰もいないロビーでバラ鑑賞。ふと見ると、ハート型のバラが新しくなっていました。

高級感あるロビー、内装も豪華でエレガントな雰囲気が漂っています。

朝食は昨日アフタヌーンティーをいただいたアンガーズラウンジで。
ただいま準備中です。

桟橋へ、朝早く静けさに包まれています。カラフルで鮮やかな花々に彩られて綺麗♪

朝食は7時から、10分程前になると人が集まりだしたのでレストラン前で待機。1番乗りです(^-^)

朝食はビュッフェ形式、大きな窓ガラスが広がる開放的な空間にお料理がズラリと並び、とても豪華です。

種類豊富なパン、珍しい具材もあってトッピング選びも楽しいオムレツコーナー、地魚のお造りや長崎和牛のしゃぶしゃぶなど、長崎や九州の食材を使ったメニューを中心に和食も充実しています。

ドリンクにはスパークリングワインも提供されます。ジュースで割ってカクテルにしてみたり…朝から優雅な気分～♪

今日も洋食、和食にフルーツやデザートとお腹いっぱいです(*^^*)

名残惜しいですがチェックアウトします。9時のクルーザーに乗りたかったのですが、列車に間に合わないとのことで、8時57分発ホテル専用バスで出発。

バスを降りてすぐ目の前にある陸橋を渡ると、ハウステンボス駅が見えてきました。

ハウステンボスの雰囲気に合った、可愛い改札や照明です。　

9時39分発シーサイドライナーで長崎駅へ向かいます。

11時3分、長崎駅に到着しました。秋に新幹線が開通するとのことで、駅も真新しくて綺麗です。ロッカーに荷物を預けて早速観光に出かけます！

ルートバスで西口駅前からグラバー園まで乗車します。ANAクラウンプラザホテル前にあるバス停を降りてまず向かったのは、、、

長崎ちゃんぽんの発祥とされている四海楼。満席でしたが待ち時間は20分程だったので、待つことにしました。行列覚悟のお店で半ばあきらめていたのでホッと一安心。

長崎港が一望できる窓側席へ。定番のちゃんぽんと皿うどんを注文、どちらもマイルドな味わいでボリュームもたっぷり。老舗店で長崎名物をいただけて良かったです(*^^*)

ランチの後はグラバー園へ。グラバー坂を上って行くと入口がありますが、楽してグラバースカイロードを利用します。エレベーターが斜めに進むので少し不思議な感じ。

南山手ハウス
グラバースカイロードを上がってちょっと寄り道。1864年に建造された洋風建築で、現在は休憩施設です。英国風の庭園はバラが見頃を迎えて綺麗、目の前にある展望所からは長崎湾が見渡せます。

今度は垂直エレベーターに乗って、グラバー園入口に到着です。
グラバー園は元々このエリアにあった旧グラバー住宅を含む3邸宅の他、明治時代に長崎市内に点在していた6棟の歴史的建物が移築復元されています。こちら側から入ると、園内を下りながら見学できるので、またまた楽チンでした♪

旧三菱第2ドックハウス
1896年に三菱重工長崎造船所が乗員の休憩や宿泊施設として建設、1972年に三菱から長崎市へ寄贈され、現在地に移築されました。

2階ベランダからは稲佐山を正面に長崎港を一望できます。一番高い所に建っているので、見晴らしが良くパノラマ景色が広がります。うーーん、曇り空のお天気がちょっと残念！

旧ウォーカー住宅
ウォーカー商会を設立したロバート・ニール・ウォーカーJrの旧邸。
日本瓦や和風ひさし、イギリス式暖炉と煙突など、長崎居留地に典型的な和洋折衷型建築となっています。

もとは大浦天主堂のそばに建てられ、1974年にグラバー園に移築されました。邸内にはベッドルームや応接室、バルコニーがあります。

旧リンガー住宅（国重要文化財に指定）
グラバー商会に勤め、ホーム・リンガー商会を設立したフレデリック・リンガーの旧邸です。

開放的な南欧風邸宅からは長崎湾の眺望が楽しめます。花壇には色とりどりのお花が咲いていて華やかでした。

邸宅に隣接した庭園では、バラが見頃を迎えています。

旧オルト住宅（国重要文化財に指定）
1865年に建築、イギリス人実業家ウィリアム･ジョン・オルトの旧邸。
立派なエントランスに玄関前の噴水やテラスなど造りも豪華です。

庭を彩る花々も優美な雰囲気。
洋風建築が並ぶグラバー園の中でも印象に残る、美しい風景です。

応接室も豪華、当時イギリス領事館のパーティーが催された事もあったようです。

邸内には家具や食器、花瓶や燭台など、当時の生活用品がほぼ往時のままに残されています。

海星学園の寄宿舎として使用されていましたが、1972年に長崎市に寄贈、現在地に移築されました。

日本人シェフによる初の西洋料理レストランで、レトロカフェとして建物を活用しています。

階段を降りて旧グラバー住宅へ。
ここからの眺めもなかなか良い感じです♪

旧グラバー住宅
1863年にスコットランド出身の商人、グラバーが建てた日本最古の木造洋風建築で、世界遺産の一部にもなっています。半年ほど前に補修工事が終了し全面オープンしたこともあり、真新しく見えます。

日本瓦や土壁が用いられ、イギリスの様式と日本の伝統技術が融合した独特の造りとなっています。

グラバーが暮らしていた頃の寝室や大食堂が忠実に再現されています。

グラバー邸前の展望所から。園内には眺望が楽しめる場所が多くあり、それぞれ高さの異なった景観を見比べることができます。

お土産店などを通ってグラバー園の見学は終了、少し駆け足でしたが素敵な洋風建築や、よく手入れされた庭園を楽しめました。

南山手十六番館
グラバー園の出口向かい側にある、日本で一番古い木造洋館です。1860年に開館し、初代アメリカ領事館員の宿泊所として建てられました。

グラバー坂を進むとこちらの入口に到着します。
さらに階段が続いて大変そう。。。

大浦天主堂
1865年に建てられた、日本に現存する中では最も古い教会キリスト教の建築物です。ステンドグラスやゴシック様式の造りが見所ですが、内部は修学旅行生でごった返し大混雑、早々に引き上げることにしました(+_+)

グラバー通り沿いにある「南山手ぷりん」でちょっと休憩。暑くて冷たいものが欲しかったので、プリンソフトを購入。お店前のベンチに座って頂きました(^^♪

グラバー通りには、カステラをはじめ多くのお土産店が並んでいます。

「坂の町長崎」で有名なオランダ坂、異国情緒を感じる洋館が立ち並んでいます。

東山手甲十二番館（国重要文化財に指定）
1868年建設、東山手居留地では最も古い建物です。ロシアやアメリカの領事館、宣教師の住宅として使用されていました。

オランダ坂を上って行くと目の前には長崎市街の景色が一望、眼下には水色の壁が印象的な洋風住宅群があります。

東山手洋風住宅群
明治中期に社宅や賃貸住宅として建設されたそうで、現在は東山手町並み保存センターや、レストランとして活用されています。
これにて洋風住宅群巡りは終了、坂を下ります。

路面電車で西浜町駅へ移動しました。

百貨店や老舗のカステラ屋の他、長崎名物の飲食店など何でも揃っている商店街でお買物。

カステラを中心に、お土産を購入しました♪
お店を眺めながらアーケードを進みます。

岩永梅寿軒
こちらのカステラを購入したかったのですが定休日(>_<)ただ、営業していても購入するのは難しいようです。

さらに北へ進むと眼鏡橋に着きました。
中島川に架かる日本最古のアーチ型石橋です。

隣の袋橋から眺めると、実際の橋と川面に映りこむ橋とが合わさって眼鏡のように見えます。周辺の昔ながらの景色も風情があって良い感じです。

川沿いを少しだけ散策します。
5月中旬ですが、もうすでにアジサイが咲きだしていました。

可愛い路面電車に乗って長崎駅へ。
小さな電車なので車内はかなりの混雑でした。

駅に戻ってきました。駅の東側は工事がまだ続いていて、迂回ルートを進んで構内へ。

16時41分発特急かもめ32号でまずは博多駅へ向かいます。

梅月堂のシースクリームでティータイム♪
本当はカフェで頂きたかったのですが、時間がなくてテイクアウトしました。甘すぎず上品なお味で美味しかったです。

18時50分に博多駅に到着後、一旦改札から出て車内でいただく夜ご飯を調達して新幹線ホームへ。

19時25分発新幹線みずほ612号で新大阪へ向かいます。

購入したお弁当、車内で早速いただきます。

21時47分、新大阪に到着。在来線に乗り換えて家路に着きました。

☆グラバー園で出会ったバラを最後に☆
美しい花々にあふれたハウステンボスでの滞在は期待以上、ちゃんぽんやグラバー園にオランダ坂、長崎観光も楽しめ3日間の旅を満喫できました。ハウステンボス売却、IR誘致の話もあるようですが、今後も美しい景観が継続されることを願っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。