2022年7月、8年ぶりのサントリーニ島 プロローグ 〈出発～ミュンヘントランジット編〉

2022/07/16 - 2022/07/17

2022年7月、私たちの大好きな島サントリーニ島を再訪しました。
サントリーニを訪れるのは8年ぶり4回目。
2年前に行く予定でしたが、新型コロナのため延期していました。

プロローグは羽田出発からトランジット地のミュンヘンでワンステイ、サントリーニに到着までの序章です。

エリア ミュンヘン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ホテルズドットコム

旅の初めに羽田空港第３ターミナル（国際線ターミナル）のANAラウンジに入りました。
昨年からプライオリティパスで入れるようになりましたが、そのせいか朝から大混雑です。

羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ

朝食なので軽めにサンドイッチとオレンジジュースとコーヒー（写真は２人分）。

羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ

ルフトハンザドイツ航空 LH715便 は114番ゲートから搭乗。
戦争中のロシア上空を飛べないため、フライト時間は通常より3時間ほど多くなり、その分出発時間が繰り上がっていて、ミュンヘンまでは15時間近くかかります。
日によってルートは西回り（ユーラシア大陸経由）の日もありますが、今日は北回り（シベリア経由）とのこと。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

離陸後2時間ほどでドリンクのサービスがありました。
ドイツと言ったらやっぱりビールでしょ！

続いて機内食。ナスと枝豆のトマトソースパスタと巻き寿司でした。
味はイマイチ。

長時間フライトなので映画を観て時間をつぶします。
私は懐かしの「ゴースト」…大好きな映画で、内容が分かっているので英語版で観ました。　パトリック・スウェイジ…もう居ないんだなぁ（涙）
ダンナの方は日本語字幕のある映画はなかったので、日本語吹替の作品を3本見たようですが、「正直言ってどれもあまり面白くはなかった」そうです。

途中で軽食（おにぎり）が配られました。

飛行機は羽田から北東に進路を取り、北極海・グリーンランド上空を飛んで行きます。
昔は日本からヨーロッパへのフライトは、北回りでアンカレッジ経由とかありましたけど、最近このルートで飛ぶのは珍しいですよね。

尾翼カメラの映像をモニターテレビで見ると氷河の海ですね。

ミュンヘン到着前には再び軽食（パニーニ）が配られました。

現地時間18時ちょっと前にようやくミュンヘン空港に着陸。
これは機体下カメラの映像です。

コロナ禍ですが、ドイツを含むEU各国では日本からの入国制限はないので、入国手続きはスムーズでした。
ターミナル２の出口を出て、Sバーンの空港駅へ向かいます。

フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港

Sバーンのミュンヘン空港駅。
こちらの券売機で市内までのチケットを買いますが、私たちはネットで「9ユーロチケット」を購入していたので、そのまま乗車します。

9ユーロチケットは、コロナ禍で落ち込んだ観光振興策として、2022年の6～8月限定で行われていたドイツ政府の施策で、1カ月9ユーロでSバーンなどが乗り放題になるチケットです。
私たちはトランジットの数日しか使用しませんが、それでも通常の空港～市内往復より安くなりました。

ミュンヘン空港駅 駅

ホテル最寄りのKarlsplatz駅までは S8 or S1 で40分ほど。
先に来た S8 に乗車しました。

ミュンヘン空港駅 駅

車内の様子。

Karlsplatz駅から徒歩5分ほどで、「ホテルヴァリス Hotel Wallis」に着きました。
たった1泊だけなので、食事や観光に便利な市内中心部のホテルを選びました。

ホテル ワリス ホテル

シングルベッド2台のツインルーム。
豪華ぢゃないけどまあまあ広い。

ホテル ワリス ホテル

バスタブ付き。
格安で立地が良いのでこれで十分です。

ホテル ワリス ホテル

部屋で一休みしてから夕食を食べに出かけました。
実はホテル近くに評判の良いビアレストランがあったので予約していたのですが、出発の数日前に「急病人が出た」との理由で休業の連絡があり、この日の夕食は成り行きまかせでした。
カールスプラッツからノイウハウザー通りを進みます。

カールスプラッツ駅 駅

聖母教会の時計台。
21時過ぎでこの明るさです。

路地を入ったところにかなり混んでいるビアレストランがあったので入ってみました。
聖母教会前広場に面した 「Augustiner Klosterwirt GmbH」という店で、市内にたくさんある Augustiner の系列店です。

Augustiner Klosterwirt GmbH 地元の料理

メニュー。
とにかく美味しいビールが飲みたいので、このお店の代表的なビールを２種類頼みました。

Augustiner Klosterwirt GmbH 地元の料理

「Augustiner Hell」と「Augustinian dark」だったかな～？
ダークビールが美味しかった！

Augustiner Klosterwirt GmbH 地元の料理

「Klosterwirt sausage platter」
３種類のグリルドソーセージとポテトサラダとザワークラウトの盛合せ。
やっぱりビールに良く合いますね！
写真右上の horseradish（西洋わさび）がメチャメチャ辛くてびっくり！

「Münchner Weißwurst（白ソーセージ）」がメニューにあったので頼んでみましたが、「朝食時だけだよ」と笑われてしまいました。
ここは観光客向けぢゃなくて地元客向けのお店なんですね。

本場ドイツのビールを堪能して、千鳥足でホテルに戻りました。

Augustiner Klosterwirt GmbH 地元の料理

翌朝は早起きしてマリエン広場までお散歩です。
途中にあるアザム教会の近くに、きれいなパサージュがあると聞いて行ってみました。
日曜日の朝８時前なので、どの店もやっていません。

アザム教会
日曜朝の礼拝をお邪魔しないように、私たちは外観を撮影しただけで中には入りませんでした。

アザム教会 寺院・教会

マリエン広場に到着。
市の清掃車がたくさん出動していて、割れたビール瓶の破片などを回収していました。
ドイツ人って勤勉実直・質実剛健なイメージですが、夜はメチャメチャはしゃぐ人が多いンですね。

マリエン広場 広場・公園

マリエン広場に立つミュンヘン新市庁舎。
午前11時、12時には仕掛け時計が動くそうですが、時間がないので外観だけ見てホテルに戻ります。

ミュンヘン新市庁舎 建造物

帰りにどこかのカフェで朝食を食べるつもりでしたが、日曜日だからかマクドナルド以外はどこもやってませんでした。
ホテルの朝食もクチコミの評判が良かったので、@9ユーロ支払ってホテルで朝食を食べることにします。

ホテル ワリス ホテル

ミニハンバーグ、スクランブルエッグ、ハムなどに加え、ワッフルやフルーツもあるなかなか美味しい朝食でした。

ホテル ワリス ホテル

10:30にホテルをチェックアウトして、Sバーンで空港へ向かいます。

サントリーニ行き LH1764便 13:15発 はちっちゃい飛行機。

アルプスの山を越えて南下します。

機内食は有料です。
水とチョコは無料で配られました。

エーゲ海の島々が見えてきました。
サントリーニ島がどちら側に見えるかは、その日の航路によって違うようですが、この日は右側でした。
私たちは左側の席だったので、サントリーニを空から見ることはできず残念（涙）

所要時間は約2時間半で、17時ごろサントリーニの空港に到着。
ミュンヘンとサントリーニは時差が1時間あるって知ってましたか？
私たちは到着してから気が付きました（汗）

サントリーニ空港 (JTR) 空港

小さな空港ですが、8年前に来た時と比べると改装されたようできれいになっていました。
手配していた送迎車でカマリビーチの「Chez Sophie」に向かいます。
サントリーニ滞在については、次の旅行記①〈カマリビーチ 前編〉からご紹介します。

サントリーニ空港 (JTR) 空港