Ｂ級イグアス 滝見以外にプエルト・イグアスでできること その３

2022/07/12 - 2022/07/15

満月の日に開催されるイグアスの滝ナイトツアーが雨天中止となった翌日、結局滝には行かずにプエルト・イグアス市内で観光を続けました。午前中はハチドリの乱舞するピカフローレス庭園へ。昼食のあと午後はパラナ川・イグアス川のボートクルーズをする予定でしたが、すでに空席がなくて残念。

エリア イグアスの滝周辺(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩

昨晩楽しみにしていたイグアスの滝ナイトツアーをキャンセルさせた雨は一晩じゅう断続的に降り続き、10時を過ぎてようやく外出できるくらいになってきました。

もうちょっと素材のクオリティが高ければ、と文句を言っていたホテルの朝食ですが、そのわりに食べます。おかわりもします。黒パンが甘さがあって好きじゃなかったので、めずらしく白パンを食べました。

Orquideas Palace Hotel & Cabañas ホテル

雨上がりの水たまり。舗装が中途半端なので靴が赤土だらけになりました。

初日に訪れたアリプカ。チケットを見せて2回目割引がないか訪ねてみたら、いいよいいよとフリーパスでした。

アリプカ 博物館・美術館・ギャラリー

雨上がりの歩道をネコが巡回中。

アリプカを再訪したのはこのマテ茶のジェラートが目当て。初日は涼しくてアイスを食べる気分じゃなかったので。これ、マテ茶そのまんまの渋みが最初に来てあとからジェラートの甘さが。絶妙。

中にマテの葉っぱが。なんか当たりの気分。けど、サルタ・フフイ旅行でのコカの葉のトラウマがあるので、口に入れませんでした（高山病防止に噛むだけでいいコカの葉を一袋全部食べてしまったら二晩寝込んだ）。

今日もいい天気になりそうです。昨日の夜も晴れてればなー。

今日は歩かずにバスでセントロまで。ピカフローレス庭園に来ました。ピカフローレス Picaflores とはハチドリのこと。

ピカフローレス庭園 自然･景勝地

入場料は700ペソ。小さな個人のお宅の庭に、ハチドリが餌付けされています。

蚊が多いのですが、虫よけのクリームも用意されていました。

餌台がいくつも樹からぶら下げられていて無数のハチドリが集まっています。なかなか想像できない光景でした。

みなさん写真や動画撮りに勤しんでいます。私も何枚写真を撮ったかわかりません。

とにかく飛び回ってじっとしていないのですが、何枚かに一枚は羽ばたきの瞬間が写ります。

スマホのカメラはちょっとズームするとすぐ画質が落ちます。

小さな庭に樹が密集していましたが、きれいな花をつけている樹もいくつかありました。

雨上がりなのでみずみずしさが増しています。

小さな水槽にはカメと小魚が。

近くにいた人に「スマホのカメラだとうまく写らないんだよねー」とぼやかれれました。私のカメラも大きくて重いだけでコンデジなので「百枚撮って一枚いいのがあれば」と返しました。今回の旅行では観光施設ばかり巡っていたのでよく話しかけられました。

別の青い鳥が。近くにいた家族連れの子に「あそこに青い鳥おるの見えるか」と教えたら塩反応だったのですが、あとで兄弟に「あそこに別の鳥おったで」と得意げに話していたので、おー、通じたｗ、と嬉しくなりました。

南国らしい樹もありました。森の中を歩くのと違って、町中での日差しは暑く感じるので、このこぢんまりとした庭は快適でした。

カウンターの脇のタンクになにやら動くものが。米粒ほどのハチでした。

以上、ピカフローレス庭園でした。あまり動き回らずにのんびりと癒やされました。

簡単なレンガの塀ですが、端の処理でおしゃれなデザインに見えます。

前回の旅行で予習していたブラジル通りで昼食を。閉まっているところが多かったので、ディナーがメインでしょうか。

いかにも食堂、といった風情のこのレストランへ。Libre というのは食べ放題のビュッフェですが、それほどお腹が空いていないので、単品メニューもあるかチェックして入りました。

パリーシャ ドン マリオ アメリカ料理

イグアスらしい景色のテラス席で料理が出てくるのを待ちます。

少し小さめのこのメニュー、肉以外は全部おいしかった。肉以外は。イグアスは肉だめなのか。手前のピータンみたいなのは血の入ったソーセージで、スパイスがきいておいしかった。

パラナ川・イグアス川のボートクルーズで滝なしイグアスの旅をしめます。途中にあった旧警察署の建物。市の文化財に指定されています。

さらに歩いてイグアス国立公園の管理事務所。

旧税関。イグアスは国境沿いの町なのでこういう施設があるんですね。

そしてボートクルーズへ。はりきってチケット売り場に行ったら本日の便はすべて売り切れていました。

そのまま３国国境の碑へ行くには暑かったので引き返します。

セントロからイグアス川まではつづら折りの坂道です。

いい道。

プエルト・イグアスのツーリストインフォメーションセンター。

ボートクルーズが空振りだったので時間が余ってしまいました。セントロで時間をつぶして夕食を食べてからホテルに戻ろうかとも思ったのですが、ホテルエリアの集落をのぞいてみることにします。イグアスの滝ナイトツアーで使うはずだった復路のバスチケットで乗せてもらいました。

これです。今日明日も開催されるので、今晩予約していた人たちは見られるんですね。うらやましいなあ。

ビオセントロのところでバスをおります。ジャングルフライという、５階建てくらいの櫓から滑車で森の樹の上を滑空するアトラクション用のトラックが。イグアスの滝につっこむボートとか、アクティブ系のアトラクションにはいまいち食指が動きません。

アリプカのあたり。国道を一本それると、赤土に石畳の道路に変わり、とたんに歩きづらくなります。

観光スポットを少し離れると、道幅が広くてとても静かな町並みが。

地元の人しかいなくてアウェイ感が半端なかったのですが、少なくともイヌは歓迎してくれたようです。

写真を撮るのも遠慮がちになりました。バス停もありますが、原付が人々の生活の足でした。

アリプカのところまで戻ってきて、昨日は行列が長すぎてあきらめた屋台のチョリパンにありつきます。集落のキオスクで買ったコーラとこれを夕食にして、本日の行程を終了。

最終日。初日に空港に到着した際にシャトルバスを往復で予約していたのですが、結局来ずにタクシーで移動。ホテルが空港に近いので慌てず便利でした。

離陸時、空港ごしに水煙を上げる悪魔の喉笛を眺めることができました。窓側の席を予約していてもどちら向きに離陸するかは天候次第なのでラッキーでした。

イグアスの滝国際空港 (IGR) 空港

アエロパルケ着陸間際に見えたリーベルのホームスタジアム エル・モヌメンタル。

霧で寒いブエノスアイレスに到着しましたが、森の中を歩くのと違って町歩きの日差しは暑く感じたので、むしろひんやりと快適でした。

リーベル プレート スタジアム スタジアム・スポーツ観戦