Ｂ級イグアス 滝見以外にプエルト・イグアスでできること その１

2022/07/12 - 2022/07/15

先月に続いてふたたびイグアスへ。先月が前座で今回がメインのはずだったのですが、前回は天気も良くて暖かく思いのほか満喫できたので、賢者タイム継続中でややテンション低め。悪天候のためキャンセルになってしまいましたが、メインの目的がイグアスの滝ナイトツアーだったので、昼間は滝に行かずにプエルト・イグアスにある観光施設めぐり。到着初日は気温が低めでしたがいい天気だったので、さっそくホテルに近い観光スポットに出かけました。

エリア イグアスの滝周辺(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 徒歩

前回のトゥクマン旅行につづきとてもおだやかなラプラタ川。

冬のバカンスシーズンに入り混雑しているアエロパルケ。

今回はパラグアイ上空を飛行しました。着陸直前にイグアスの滝が見えるかと思ったら、ちょうど翼に隠れてしまって残念。

ここのところ立て続けに小旅行をしていて、ぼやぼやして直前にホテルを予約してしまいました。この旅行を一番先に決めたのに。空きのあるホテルがほとんどなく、少し割高な滞在になってしまいました。

Orquideas Hotel & Cabañas ホテル

天気がよかったのでさっそく付近を散策。今夜から明日にかけては気温が10℃台とイグアスにしてはかなり涼しい。

ホテルは町のはずれにありますが、周囲には観光施設が集まっています。これは鉱石の置物や装飾品のお土産屋。今日は通り過ぎます。

プロドクトレス ミネロス 史跡・遺跡

まずはビオセントロ Biocentro へ。動物のテーマパークということですが、口コミの評価がとても低いのであまり期待せずに入場。入場料は1100ペソでした。

ビオセントロ 博物館・美術館・ギャラリー

蛇と魚がいるようです。

水槽が並んでいて蛇が展示されています。

小型から中型まで色とりどりの蛇がいました。どれもつやつやしていてよく見るとかわいらしい表情でしたが、噛まれたら秒で死にそうでした。写真はあまり毒々しそうでない種のものを。

TVでしか見たことがない色鮮やかな蛇もいました。

タランチュラの水槽にタランチュラがいなかったときの恐怖。と思ったら隣の水槽にしっかりいました。写真は自粛。

続いて淡水魚の展示。

目のところだけ色鮮やか。

これだけ？と思って、まあ期待してなかったからいいかとエントランスに戻ろうとしたら、そばにいた家族連れに「まだまだ先があるわよ」と教えてもらいました。今日は寒かったのか外への扉が閉まっていて順路が見つけられませんでした。

寒いからか１ミリも動かないワニ。ミズーリ州からやってきたそうです。他にはガラパゴス諸島からの亀もいました。わりと成金な園ですね。

順路に従っていくと、またまた蛇と亀がいるようです。

大型の蛇と亀が展示されていました。

続いてささやかな蝶園。

寒いので温度調整のために暖房が入っていました。夕方になり日が傾いて、園内は木陰ばかりなのでかなり冷え込んできました。

入ります。

いろいろな種類の蝶がいるようですが、寒いからどうでしょう。

白いの。

黒いの。

群れていました。一羽がはばたくと他も動きます。集会の目的はなんなのでしょう。

亜熱帯らしい植物も見られました。

続いて蘭の温室がありました。

冬ですが満開です。

こちらも。

ハチドリが餌付けされていました。ハチドリは翌々日に行ったセントロにあるピカフローレス庭園で、もっともっとたくさん見られました。

思ったより広かった園内を歩きまわっていると、ホテルのプールに出ました。出口がホテルのロビーとつながっていました。

にわとり小屋があったりして。

ロビー前の中庭は池になっていました。

施設が侘しげなビオセントロでしたが、期待していなかったのと小動物を眺めるのが好きなのでわりとよかった。すぐ近くにもう一つ観光施設があるので行ってみます。赤土の道路が夕焼けでさらに赤味を増しています。

黒猫が出迎えるアリプカ La Aripuca へ。グアラニー族の文化を紹介するエコツーリズム的な施設だそうです。入場料は600ペソでした。

アリプカ 博物館・美術館・ギャラリー

入場門の左側の樹は樹齢1000年だそうです。右側のは500年。

そして屋根の樹は樹齢200年だそうです。

園内はガイド付きでした。アルゼンチンの国民的飲料マテ茶の樹。

原住民が作る小動物捕獲のための罠。オリジナルだそうです。この形を覚えておきましょう。

いっしょのガイドグループだった老夫婦の歩調に合わせてゆっくりと進行します。

この庇も大胆な作りです。基本あまり加工しないんですね。

そして大きな建物が。先ほどの罠をモチーフにして造られたそうです。

夕日がいいかんじに差しています。罠をモチーフにして建てられたということは、ここにいる我々は囚われの身。真ん中の螺旋階段は残念ながら閉鎖されていました。

原始的ですが力強い構造です。

弓矢のコーナーで記念撮影中。

池の向こうの小屋では、木彫りの動物や笛などの素朴な土産物を売っていました。中で親子のお父さんの方に「お前どっから来たんだ。うちの子中国語のあいさつ知ってるぞ。ナマステ。」と声をかけられたんですが、それインドだし。俺日本人やし。

名産の鉱石も飾られていました。

別の土産屋では、キーホルダーやマグカップなど、もっと俗っぽいものが並んでいました。

売店でマテ茶のジェラートがあったので食べたかったのですが、寒かったので諦めました。あとで来よう。

きれいな夕焼けです。遠くにブラジル側の観覧車が見えます。

ホテルまで戻ってバスでセントロへ出ようかとも思いましたが、歩くことにします。少し寒いですが。

この時点では、前々から行ってみたかった満月の日のイグアスの滝ナイトツアーがいよいよ明日だと楽しみにしていたのですが、スコールのためまさか直前でキャンセルされるとは思ってもいませんでした。

町まで一直線にのびる国道12号線を北上します。途中にあったYPFのガソリンスタンドでは長蛇の列が。

国道を外れるとローカルな町並みがひろがっています。

用水路も夕暮れています。

家路へ急ぐバイク。

浄水施設の給水塔も真っ赤です。火星みたい。

国道沿いにあったレストランへ。

Tatu Carreta アメリカ料理

今夜は肉を、と Ojo de Bife（リブロースステーキ）を注文。店が高級そうなので期待していたのですが、肉自体は筋も脂身も多くて残念なかんじでした。近所のカルフールで肉を買って自分で焼くほうがだんぜんおいしいのがかなしい。サラダはおいしかった。

ふと気がつくと、つやつやとしたかわいい黒猫がテーブルの脇で目をまんまるにして控えていて、ここはイスタンブールか、と思ったのですが、肉の切れ端をあげても食べませんでした。グルメね。

気温はどんどん下がっていますが、また歩いてホテルまで帰りました。２日目へつづく。