
2022/06/19 - 2022/06/19
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レモンパパさん
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北の大地が、色とりどりの“花”で咲き溢れるころ。
雨模様の自宅を抜けだす。
真っ黒な雲を越え、青空を抜けて、降り立ったのは“梅雨”を知らない国。
今回、目指すのは日高本線から。
風光明媚な太平洋に沿って走る列車は、一度乗ってみたいと思っていた。
※日高本線の前身は、大正時代に軽便鉄道として開業する。
その後1937年に様似駅(起点の苫小牧からは146.5km)まで開通した。
当時は襟裳から広尾を通り、帯広まで計画されていたという。
(現在JRバスが運行されている)
往時には、札幌から様似まで直通の急行列車『えりも』も走っていた。
ところが2015、16、18年と自然災害に見舞われる。
高波に盛土が洗われ、土砂が流失し、地震で鉄の橋梁が損傷した。
時は流れ、2021年4月1日。
JRは鵡川ー様似間の運行を終了する。
現在は、鵡川までの約30kmを走るのみ。
もう青い太平洋や緑の牧草地を、その車窓から観ることは出来ない。
- 旅行の満足度
- 3.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
-
今回も、早朝に
岡山空港 空港
-
出発です。
-
定刻に離陸
-
雨雲を一気に突き抜け
-
駿河湾を過ぎた。
-
千葉県上空にくると、機首を北に向けて下降
-
B滑走路の『22』へ
(A321のモニター越し) -
無事に着陸
-
定刻運行です。
羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
-
羽田空港で乗り継ぎ
苫小牧駅 駅
-
次に乗り込むのは、人気アニメを塗装した
-
B767-300機
-
先発のJAL機が飛び立つ。
-
今度はC滑走路から離陸
-
あっという間に雲の上
-
眠る間もなく、
-
北の国の玄関の
新千歳空港 空港
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新千歳空港に到着
-
レンタカーで国道36号線を南下
-
途中、ウトナイ湖に寄る。
ウトナイ湖 自然・景勝地
-
自然豊かな湖は、
-
ラムサール条約に登録されているんだって。
-
道の駅まで戻り、
海鮮パーク グルメ・レストラン
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やや遅めの昼食を
-
「押し寿司」も有名らしいが、
-
本日のおすすめ『海鮮丼』を注文!
-
ひらめ、ほたて、かんぱち、まぐろ、など山盛り (^^♪
-
ホッキ貝を頂きます。
-
苫小牧港の近くには“海の駅”があり、魚介市場や食堂もある。
海の駅 ぷらっとみなと市場 市場・商店街
-
食事を終え、日高本線の起点の苫小牧駅へ
苫小牧駅 駅
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本当は、鉄路をゴトゴトと揺られたいのだが・・・
-
時間が無く、レンタカーで沿線を巡る。
-
勇払駅に到着
勇払駅 駅
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閑散としている。
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ホームまで行ってみる
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長くて立派なホームですね。
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太平洋に沿って海岸を走る。
-
向こうにはコンビナート群が見える。
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真っ直ぐに伸びる
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踏切を渡ると、
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むかわ町に入る。
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立派な鵡川駅
鵡川駅 駅
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現在の日高本線の営業は、ここまで。
苫小牧駅から僅か30.5kmのみ。 -
かつては、鵡川駅から
-
日高町へ富内線が伸びていた。
ここからは「廃線跡めぐり」です。 -
旧富川駅
富川駅 駅
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柵が設けられています。
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日高門別駅
日高門別駅 駅
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駅舎内には
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実は鉄路があった
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駅名表示版などがありました。
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海岸線に沿って走る。
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慶能舞川に着く
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こんもりと緑の山になっているが・・・
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しかし、台風など度重なる自然災害により
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橋梁が流される。
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無残な姿が...
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自然の恐ろしさを垣間見る。
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山が海に迫っている間に国道と日高線があった。
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波さえ穏やかであれば、
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風向明媚な海岸線が観られたことでしょう。
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新冠駅は、憩いの場に
新冠駅 駅
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静内駅に到着
静内駅 駅
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今は、バスターミナルになっています。
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鉄道の写真もチラホラ
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閉鎖されたホームは、ご覧のとおり・・・
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駅前は、キレイに整備されています。
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かつての終着駅の様似です。
様似駅 駅
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観光案内所が併設されています。
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鉄道愛が溢れています。
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地元の人々は、さぞ残念だったことでしょう。
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無人のホームに出てみます。
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静かです。
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この先には、線路がありません。
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こちらの駅前は、ガランと...
-
山を越えて、襟裳まで南下する。
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今日の、お宿に到着
クリフハウス・柳田旅館 宿・ホテル
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アンティーク調のロビー
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部屋は和室でした。
-
宿から太平洋を望む。
-
夕食は、地元の食材を使っている
-
美味でした♪
――― つづく ―――
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道央・北の鉄を巡る旅
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