2022/05/18 - 2022/05/21
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mom Kさん
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あれは、釧路だったと思う。
汽車の中で、新聞紙を広げて食べた。駅前大通りで、茹で上がったばかりのカニがリヤカーに積まれていたからだ。関西生まれの私は、驚いた。北海道は、こんなふうに売られていることが普通なんだ。おやつを買う値段なんだ。
行き交う人の賑わいと、汽車の連結近くに乗り込んだ事しか覚えていない。遠い夏の日。
今はもう、初めての地に行く気持ち。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
-
空港のお迎え看板が、か・ん・づ・め!
驚き、立ち止まる。
小布施のYHで教えてもらった月桃印の鯖がない。
どうして。
鮭缶が二つもあるのに・・そうか、いわゆる「押し」というものなのですね。 -
北の大地到着。気温計で実感。
なんだかうれしくてパチリ。 -
ホテルに荷物を預け、釧路駅に行く。
-
明日の花咲線、どうなっているか。
・・・駅名が格調高いなあ、北海道・・・
8時18分発にしよう。 -
きょろきょろしながら、駅に向かっていた時、広い道路の反対側から見つけていた。
古書店。字体もいいなあと思っていた。
早速戻る。
ドキドキわくわく。 -
BGMはクラシック
誰もおられない? -
うわああ 釧路を選んでよかったあ。
奥の方へ進みかけたら、(右の本の山の後ろ)店主がパソコンに向かっていた。声をかける。 -
背表紙を見るだけでぞくぞく。
そんなラインナップに、本の並び。
この人の隣が、この人!?うーん。
家永三郎全集。私には到底たどり着けない域。 -
ここには、絶対また来る。旅中読み終え、置いてくれば、また持てる。自分に言い聞かせる。だから、厳選2冊にとどめた。
店主は、チェロが似合う風貌だったなあ。もしかしたら・・・ -
一夜明けて。
東方の北国の朝は、早い。
町が目を覚ましていない時間に飛びだす。 -
釧路川河口なのか。
海は、まだ先なのですね。
だから、水面、まっ平。
対岸には、根室から戻ってきたら行こう。 -
この霧に、長い橋に・・・こちらが町側のプロムナードで・・・
ポルト・・・サンディマン・・・アズレージョ・・・ -
<三日後>
戻ってきました、釧路川。 -
この幣舞橋の始まりにある観光案内所を訪れる。
このようなところは、閉まる時間は案外早いので、急ぎ足で向かった。外観も場所も、交番?と初日、目に留めてはいた。
係の人は、随分年配に見える。立っておられた。
先客は、二人の若い男女。テーブルを囲んでお話ししていたような雰囲気。
女性が、「○○さんは、松浦武四郎さんのこの町の会長さんなんですよ。」と、パフレットを手にした私の背に声を掛けてくれる。一瞬戸惑ったが、三人のお顔を見て、お仲間にお誘いと判断。
「厚岸でお会いしました。6度の北海道探索のうち三度も厚岸と知ったばかりなんです。」(厚岸郷土館で入手のホカホカ知識)
そこから、会長さん、名刺はくださるわ、毎年の松阪詣でのお話が始まるわ、釧路に記念碑を設置したお話やあれよあれよの展開。私は「はあー」としか言えない。
女性が「どこから」と私に尋ねてくれた。そうすると、「”あけぼの”にぜひ行ってください。ね。」と、お連れの男性にも促す。♀「美味しいです。絶対。」「ここから歩いて行けますか。」♀「行けます。すぐそこです。ね。」とまた、男性を見やる。楽しい方だ。「夕食に、行きます。」と私は、応えた。 -
まだ、案内所でのお話が頭の中で続いている。
そう、あれは、ゆんたくだった。沖縄のみなさん、
喜ばれるだろうなあ。北海道もおんなじですよ。 -
トンネルの電灯も港町風情。
町の文化度が、ここかしこに。 -
幣舞橋。私は、心で「へいまいばし」と呼んでいたら、「ぬさまいばし」と今
知った。
1889年、木造私設橋がはじまり。流されては作り直すこと4度。5代目が永久橋、
1929年。戦前である。
現在の橋は、1976年完成、6代目。次は・・・。私は生きてはいないけれど、
この橋にはできるだけ長生きをしてほしい。まだ46歳、貫禄が足りません。
私、惚れ惚れとまではいかないな。
300年後が風格でしょうか。 -
ようやくこの街で船のそば。
-
向こう岸が、着いた日にお散歩して、こちら側を眺めた、MOOとやら。
-
よく手入れされている。
命かけるお仕事の相棒。並々ならぬ大事さ、船主の愛情を感じる。 -
遠くから一見、税関所かなにかと
思ったら、元新聞社!
カフェ!! -
最高のひととき到来
-
先ほどの案内所のお話を書き留める。
パンフレットを開く。
「あけぼの」は、おすすめ店、宣伝店に掲載無し。
期待高まる。
私一人。
こちらの閉店時間の少し前に出て、ゆっくり「あけぼの」に向かおう。 -
末広町飲食街エリアに初めて足を踏み入れ、ぐるぐるぐるぐる。学生さんのような二人連れに尋ねたら、わざわざスマホを取り出し、「ここですよ。あの建物を曲がって・・・すぐみたいです。」と、手元と向こうの両方を指し示してくれる。釧路の人の親切、二乗三乗にいただく。
よい時間に着いた。ちょうど暖簾をだしているところでした。 -
「ご予約は?」と聞かれたけれど、お一人様なので、なんなくカウンターの端、
恰好の席をしつらえてもらえた。
何がなくても、なすびです。 -
和商市場の大将が言っていた。「釧路は、秋刀魚や鮭、ホッケが有名だけど、鯖も最高なんですよ。」と自慢していたことを思い出す。店頭の開き干し鯖の見事なこと、大きさ、肉厚、照り、お値段。納得。
ここで、食べなきゃ。それでなくても私は、「鯖命」 -
生ビール片手でも私は、ご飯派。
おにぎり、普通の三こ分は、ありそう。
はい「曙関」 -
頭上短冊のコメントで目に付いた。
大根おでんのてんぷら。
・・・・
申し上げることは、ございません。 -
さて、メインディッシュは、即決で選ばない。衝動で選ばない。お腹も落ち着いている。初物三人衆を食い入るように見つめ、脳内映像で考える。
ダメだ。無理だ。メインデッシュを迎えるおなかにならない。振り切って断念。
時刻はおそらく5時半。来客は、予約でない場合、断られ続けている。すでに満席。 -
泣いてしまいそう。
おいしすぎるよう。
デミグラスではない!ソースはシチュー!
熱々の大ご馳走。ゆうくりゆっくり。時々、ぐび(サッポロクラシック)。
お一人様来客。店員さん、登場。予約ではないと彼女。そちらを振り返り、私は、「もうすぐ出ますから。」と応える。
お勤め帰りのようなデキル風情の女性に、
「酪恵舎チーズのデミチーズメンチカツ!」と、お節介やの私はすれ違いざまにささやいた。 -
角で、お店をふりかえる。
この街に、1か月暮らす。
本気で考え始める。
「かわしま古書店」と「あけぼの」攻略は、
私の頭と胃では、それでも足りないかもしれない。
恐るべし、釧路。
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