2022年6月北フランス縦断横断特別編・帰国ファストトラック攻略＆パリ地下鉄スリに財布盗られる体験す

2022/06/09 - 2022/06/15

　2020年の新型コロナウイルス肺炎克服のため、一丸で力を合わせつつ健康維持の外出をします。2019年10-11月の16日間ポルトガル縦断横断旅行の次に計画していた2020年5月ポーランド行エミレーツ航空チケットは欠航となりました。そのバウチャーの交換期限が今年7月14日帰国便に迫りパリ行きを恐る恐る予約しました。

　今回はパリから帰国するときに国内空港でコロナ前のように入国審査（特に検疫）が完了した体験談とポイントを解説する特別編です。もちろん隔離や審査待ちの長時間待機はありません。写真の画面がスマホのＳＯＳアプリに表示されればＯＫです。パリに行きたい方が今一番知りたい情報と思い第2回前にアップします！

　コロナで困っているのはスリも同様です。自称ベテランと思ってましたがＰＣＲ検査終了で気が緩んでました。アジア人カモがこないと困ったスリグループに狙われました。ＰＣＲの次に立ち寄ったモンマントルの帰りの地下鉄で財布の紙幣を盗まれました。こちらの体験談を共有いたします。ベテラン旅行者でも狙われるのが今のパリです。

　コロナ対応と日本の共通性のギャップに四苦八苦・満喫しながら鉄分補給で観光ミッション・コンプリートを目指します。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• 交通: 1.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

　ＰＣＲ検査前日です。検索で見つかった門前仲町の旅行会社さんの予約料5500円、検査現地払い50ユーロの検査場所の下見に行きました。

コンヴァンシオン モンパルナス ホテル

　病院はどこ？という場所にありました。店の2階にあるようです。旅行会社は白い箱の所に病院スタッフがいて手続きをすると説明しましたがスタッフはいません。

Abaca Messidor by Happyculture ホテル

　上に病院があるはずですが、施錠されていて入れません。下見はここまでにしてラインで問い合わせることにしました。

ホテル アウグステ ホテル

　検査翌日病院の送ってくるＰＣＲ結果は当然厚生省フォーマットではありません。帰国する前に病院に立ち寄って厚生省フォーマットに書き換えてもらう必要があります。旅行会社から実際に現場を知らなそうな不安な回答をもらいました。

　翌日ルーアン大聖堂を観光しました。検査1時間前に病院最寄り駅に着きました。

ルーアン大聖堂 寺院・教会

　近くのケンタッキフライドチキンで時間をつぶしました。画面で買いたいドリンクが選べるので便利でした。

Abaca Messidor by Happyculture ホテル

　時間となりクリニックに行きましたがスタッフはおらず中に入れません。クリニックから出てくる人が開けたドアで入りました。結局矢印の先に開錠スイッチがありそれを押すと開錠されるようでした。

コンヴァンシオン モンパルナス ホテル

　受付でパスポートを見せてＰＣＲ検査を受けました。旅行会社に厚生省フォーマットを持参するように言われましたが受け取ってもらえませんでした。

ホテル アウグステ ホテル

　パリ観光は今日が最終日、行けなかったモンマルトル丘のサクレール寺院に行きました。丘の上の荘厳な寺院には観光客であふれていました。

サクレクール寺院 寺院・教会

　地下鉄に行く道はツアー客であふれています。ここでスリ警戒警報がでていたのですが・・・。パリ地下鉄の駅によっては日本語のスリ注意のアナウンスが流れています。そういう駅では過去にスリ被害があったので注意！と今回の件で思い知りました。

アンヴェール駅 駅

　パリ地下鉄2号線アンヴェール駅に駆け乗ったらドア近くは極めて混雑していました。極めて普通身なりのスリ男女3人組はドア近くに乗車した妻と私を同時に狙い、次の駅の間に素早くお腹バッグのファスナーを開け私の財布を奪いました。気づいた私に財布が落ちてますよ、と陽動しわざと財布を落として次の駅で降りました。（妻バッグの財布も物色し、財布がないためバックが開いていると指摘し、時間を稼ぎましだ）戻った財布のカードは無事だったが中の紙幣は消えていました。検査で100ユーロをキャッシュで払ったばかりで被害は少額であったがその組織的で鮮やかな手口に驚きました。これは狙われたら逃げられないなと悟りました。

Bervic Montmartre ホテル

　翌日土曜日はパリのホテルが満杯だったのでエペルネ／ランス観光をしました。シャンペンで有名な町だそうです。ドンペリを作っているモエ・エ・シャンドン社の創業者ドンさんの銅像は有名な記念写真ポイントです。

モエ エ シャンドンのカーブ 文化・芸術・歴史

　ランチの時にクリニックから結果のメールが届きました。ランスのホテルで生年月日を入力してアカウントを作りました。さらに2段階認証のパスワードを入れて結果をダウンロードするとＥＵフォーマットの陰性証明書が出てきました。これがパリ空港のエミレーツカウンタで役立つことになります。

ビストロ ル セット フレンチ

　帰国する月曜日午前に厚生省フォーマットを取りに行きました。すると厚生省フォーマットを出せと言っているようでした。こちらがスーツケースを開けて探しているとこれでよいかと画面を見せられました。紙がすぐに出てこないのでＯＫしました。ｽﾀｯﾌはその場で記入し病院印を押してました。いつ白紙フォーマットが必要かちゃんと教えてよ、と旅行会社を逆恨みしたくなりました。

　病院をでてから見直すと最新版厚生省フォーマットと比べかなり記入項目が少ないです。医師名や検査方法の記入場所がありません。

　エミレーツカウンタのチェックインではＳＯＳアプリを見せるよう要求されました。紙の結果を見せればよいかと思いＳＯＳアプリの入力が未完成でした。チェックインの待ち時間が長かったのでその時にやるべきでした。

シャルルドゴール空港 (CDG) 空港

　クリニックから送られたＥＵフォーマットとそれに比べると貧相な旧式厚生省フォーマットのＰＣＲ検査証明でなんとか航空券の発券をしてもらえました。

エミレーツラウンジ ターミナル2C (シャルルドゴール空港) 空港ラウンジ

　ＳＯＳアプリには軽微な問題があります。3回目のワクチン証明をアップロードするよう指示あり3回目のワクチン証明だけをアップするとエラーになります。エラー原因は接種者が特定できない、3回のワクチン接種が確認できないことから名前の部分と3回分全部アップ必要があると悟れれば正常に手続きが完了します。

　搭乗前のゲートでなんとか事前登録が完了し私のアプリの画面が青くなりました。これを見せるだけで日本での検疫は事前完了となります。

　嫁のSOSアプリは審査中のため赤いままでしたが、乗り継ぎのドバイで無事に青くなりました。

ドバイ国際空港 (DXB) 空港

　ホッとして成田行きに搭乗します。

　成田空港の検疫カウンタ前では職員がアプリをチェックして人を振り分けています。青くない人は長い長い手続きや隔離が待ってているのでしょうか？

成田国際空港 空港

　コロナ前と同じ時間で無事入国できました。ＳＯＳアプリが青い人は公共交通機関を使って帰宅してもよいことになっています。

成田空港第2ターミナル 空港

　翌日が待機最終日となり無事に待機終了となりました。

成田空港 第2ターミナル 見学デッキ 名所・史跡