2022/06/02 - 2022/06/03
56位(同エリア107件中)
クラッツさん
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2020年の新型コロナウイルス肺炎克服のため、一丸で力を合わせつつ健康維持の外出をします。2019年10-11月の16日間ポルトガル縦断横断旅行の次に計画していた2020年5月ポーランド行エミレーツ航空チケットは欠航となりました。そのバウチャーの交換期限が今年7月14日帰国便に迫りパリ行きを恐る恐る予約しました。
小高い丘のブドウ畑へ登りアルザスの田舎の美しい村リクヴィルを象徴する場所から見下ろした写真です。
コロナ対応と日本の共通性のギャップに四苦八苦・満喫しながら鉄分補給で観光ミッション・コンプリートを目指します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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フランス3日目の朝、ホテルの近くに朝食のパン屋がなかったため、チェックアウトしてからイートインのお店を探しました。ディジョン駅とホテルの中ほどにある旧市街のPAULに入りました。
シティ ロフト アパートホテル ホテル
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フランス中にお店があるこのPAULは1889年創業です。1983年には初めての海外進出で日本に出店しました。現在も東京都内の山の手には5店展開しています。
https://www.paul-bakeries.com/en/pnews/news/index/ -
ディジョン駅まではトラムの線路沿いに歩きました。旧市街の道は目的地が分かりにくいです。トラムはターミナル駅と旧市街を結んでいます。トラムの線路が良い道しるべになりました。
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12世紀ころ、ディジョンの旧市街は壁で護られていました。城壁の外から旧市街に入るときのゲートがギョーム門です。現在建っている門には壁がなく18世紀にできました。旧市街の入口を象徴するモニュメントとなっています。
ギョーム門 建造物
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ギョーム門から市街地を進みディジョン駅に着きました。アルザス地方に向かうルクセンブルグ行ホームEへ進みます。ホーム下の通路はきれいに内装がされており感心しました。
ディジョン ヴィレ駅 駅
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ホームの画面にはこれから乗車する10時7分発ルクセンブルグ行の停車駅が示されています。ホームはRからZまでのゾーンに分けられています。画面は何号車はどこのゾーンに停まるかを示しています。乗客は予約した号車とゾーンを見比べて移動します。フランス流の案内は日本の丁寧さがありませんがシンプルさを追究している点で合理的と思いました。
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隣のホームに乗車するTGVの最初の停車駅ブザンソンまでの普通電車が停車していました。私は日本の普通電車で旅情を味わい移動するのが好きです。しかしフランスの場合普通電車はTGVより乗客が少ないためか運賃が高いです。やむをえずTGVでアルザスに移動することにしました。
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時間どうり(掲示板にはa l'heureと表示)にTGVは入線しました。2階建て電車です。ブルゴーニュとアルザスを結ぶ高速バスはなく、この列車は貴重な交通手段となっています。
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階下の2等車と2階の1等車の運賃が5ユーロしか変わりませんでした。そこで奮発して1等車を予約しました。同じことを考える人が多かったらしく1等車は満席でした。にぎやかなゆったりとした席で移動できました。
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1等車で優雅な移動もコルマール駅では緊張のバス停探しが待っています。初めて降りる駅で乗り継ぎ時間が10分しかない106番バスを探します。乗り逃したら2時間待ちのリクヴィル行きバスを見つけました。
コルマール駅 駅
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アルザスワインの生産地として有名で、ワイン街道といわれるぶどう畑の一帯をバスは走ります。ドイツのロマンティック街道に負けない中世の趣きが残る道を進みました。
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市庁舎前でバスを降りてリクヴィル村に入ります。人口2000人未満で文化財がある「フランスで最も美しい村協会」に登録されています。昔ながらのフランスの村を味わいます。リクヴィルは英語で言うとリカービレッジで8世紀ごろにワインが多く作られたエリアであることから名付けられたそうです。
市庁舎 (リクヴィール) 建造物
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ドゴール将軍通りを登ります。落ち着いた街並みはミッション系大学のキャンパスのようです。木材組で5階建て高さ25mのアルザス地方で一番高い建物を通ります。
プロテスタント教会 寺院・教会
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メインストリートのドゴール将軍通りには木骨組みの建物や石畳の道を進むと井戸がありました。ここに一休みするベンチがありのんびりしている観光客がいました。今日は軽めのランチをここで食べてもいいかな、と目星をつけました。第二次世界大戦で戦禍を逃れたのでこの村は16世紀ころのの建物が残っています。
リクヴィール旧市街 旧市街・古い町並み
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リクヴィルのメインストリートの終点はドルダーの塔です。1291年に建てられた塔はリグヴィルの見張り塔でした。ピンクの砂岩をレンガのように積み上げ、部分的に木骨組み造りを混ぜた構造になっています。
ドルダーの塔 (ドルダー博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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同じく1291年に建てられた「泥棒の塔」です。15世紀に刑務所に転用されたのでこういう名前になったそうです。
オ トロテュス フレンチ
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木組の建物の壁に笛を吹き羽を持つ天使が観光客を見下ろしていました。あっという間に村の端から端まで歩いてしまいました。
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村にはランチのお店も少ないのでパン屋さんで買っていただきます。
シャンブル ドート バスティオン ド リクヴィエ ホテル
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先ほどの井戸の近くのベンチで座っていただきました。切り分けられたパンが分厚いです。
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帰りのバスまで時間があるので村を見下ろす丘に登ることにしました。ドルダーの塔と泥棒の塔を反対側を眺めつつ進みます。16世紀の風景を感じます。
カトリック教会 (リクヴィール) 寺院・教会
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坂にはバラの花が咲き誇る家々が続きます。村の外側の家は新しめです。ドイツとの度重なる戦争がこの村を襲えば村の中もこのような家で占められていたでしょう。
丘を登り切って村を見下ろすスポットに着きました。オ トロテュス フレンチ
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イチオシ
リクヴィルといえば定番のこの写真、ブドウ畑から眺めるリクヴィルの村、アルザス地方の田舎のイメージ通り整った風景を見つけました。有名な撮影場所なので、ブドウの生育にとっても整っていると書いてあるらしい看板がありました。
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リクヴィルは北からの豊かな水で良いブドウが生育できるようになりブドウ畑の真珠と呼ばれるようになったそうです。ブドウ畑に包まれた真珠の家々を見下ろします。
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坂を下って村内に戻って来ました。先ほどの場所を逆に見上げました。さっきはブドウ畑の切れ目を降りて撮影したようです。
Best Western Hotel & SPA Le Schoenenbourg ホテル
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コルマールへ戻るバスを待つ間、リクヴィルのワイナリー、ドップフ・エ・イリオン社Dopff &Irionでワインを試飲に入りました。気難しそうな女性店員はこちらのワイン知識がないことを見透かしたようで、1杯いただいて早々に退散しました。
ドップフ エ イリオン社 その他の店舗
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時間通りに市(村?)庁舎前のバス停に帰りのバスがやってきました。
市庁舎 (リクヴィール) 建造物
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コルマール駅に戻って来ました。お昼と違い、観光客が少なくバス停は静かです。
コルマール駅 駅
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線路沿いを進むと本日のお宿です。フレンドリーなスタッフは英語が通じてスムーズにチェックインできました。日没まで3時間以上あるので荷物を置いてコルマール観光に向かいます。
ジ オリジナルズ アクセス ホテル コルマール ガレ(プティ デジュ ホテル) ホテル
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この旅行で行ったホテル
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シティ ロフト アパートホテル
3.24
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