2022/05/03 - 2022/05/03
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+mo2さん
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4月半ばに、甥っ子のともちゃん(小1)に会った時に「GWに何処に行きたい?」と聞いたことろ、ともちゃん「ぼく、プリマヴェーラが見たい」。
???だったのですが、妹によると、ともちゃん、最近、西洋美術の本が好きで、ボッティチェッリの「プリマヴェーラ(春)」がお気に入りとのこと。
私「おじちゃんも行きたいけど、ウフィツィ美術館(イタリア)遠いんだよ」
ここで思い出しました、6年前のGWに徳島に行ったことを「大塚国際美術館で、プリマヴェーラ見れるよ。他にもともちゃんの知っている絵、多分、全部見れると思うよ」ということで、2泊3日で徳島に行くことになりました。
今回の旅の目的は大塚国際美術館ですが、1日目は一宮巡詣と四国八十八箇所霊場を少しです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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前日(5/2)、小学校が終わってから鎌倉より妹とともちゃん(甥っ子・小1)が帰省。翌朝、沼津を3時半頃出発しました。新東名は、それほど混んでおらず、刈谷ハイウェイオアシスに着いたのが5時半頃。既に明るいです。
刈谷ハイウェイオアシス 道の駅
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妹は寝ていたのですが、ともちゃんはオルセー美術館のBlu-rayを見ています。大塚国際美術館に行くのがとっても楽しみなようです。
7時前に草津SA。この辺りまでは、比較的道路も順調だったのてすが・・・モテナス草津 グルメ・レストラン
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京都を過ぎたあたりから混雑、一番渋滞情報が少なかった新名神を選んだのですが、やはり混雑。宝塚北サービスエリアで休憩。
宝塚北サービスエリア 道の駅
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ともちゃんも長時間のドライブで疲れました。アイス美味しい!!
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明石海峡大橋を渡ります
明石海峡大橋 (本州 舞子浜側) 名所・史跡
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観覧車のある淡路SAに着いたのが11時でした。SAで前回(6年前)淡路島に訪れた時のフォートラ(旅行記)読み返したところ、2時半に出発し、こちらに到着したのは12時になっていました。2時間くらいは短縮、自動運転(プロパイロット)なのでかなり楽でした。
淡路サービスエリア 道の駅
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まだ、先も長いのでこちらでランチ。淡路島の名産は玉ねぎということで、玉ねぎ御膳。玉ねぎご飯、天ぷら、煮物と新玉ねぎを満喫。
ロイヤル 淡路サービスエリア店(下り線) グルメ・レストラン
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レストランからの眺望も素敵です。
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観覧車に乗ります。高さ65m、一周およそ15分です。
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観覧車から明石海峡大橋がよく見えます。
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反対側です。大阪湾を挟んで、大阪や和歌山の方まで見えます。
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一番高いところからの明石海峡大橋の眺望。神戸方面まで綺麗に見えます。
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この明石海峡大橋、飛行機からもよく見えます。
※2016.7撮影 -
観覧車大好きな親子、大喜びです!!
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観覧車の下の展望デッキで記念撮影。
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ともちゃんは、橋の上の車や船も良く見えると大喜び。
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大人たちは、コーヒーを飲みながら休憩。
スターバックス・コーヒー 淡路サービスエリア(下り線)店 グルメ・レストラン
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今回の旅の目的は大塚国際美術館ですが、1日目は一宮巡詣。まずは、大麻比古神社に参拝しました。一宮といえば、原則的に令制国1国あたり1社ですが、ここ阿波國は、一宮を称する神社が4社あります。こちらの大麻比古神社には、6年前にも参拝しています。
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現在「阿波国一宮」と言った場合は大麻比古神社とすることが多いですが、大麻比古神社が一宮とされるようになったのは中世以降のことです。古くから一宮とされていたのは上一宮大粟神社(名西郡神山町)でした。平安時代後期に、一宮大粟神社から国府の近くに分祀して一宮神社(徳島市一宮町)が創建されました。上一宮大粟神社および一宮神社は式内名神大社の天石門別八倉比売神社の論社ですが、八倉比売神社(徳島市)も天石門別八倉比売神社の論社であり、こちらも一宮とされます。
大麻比古神社 寺・神社・教会
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大麻比古神社は四国八十八箇所霊場の第1番札所である霊山寺の門前から横道に入り、車で2~3分ほどの場所にあるのですが、車の通りの多い霊山寺門前からちょっと入るだけで、静寂な空間になっています。ユニークなお顔の狛犬、鬼滅ですね。
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ともちゃんも、お寺や神社が大好きです。
今回、ともちゃん用に御朱印帳も用意しました。 -
樹齢はおよそ千年の立派なご神木の大楠があります。
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本殿は現在、修復中。
農業、産業の守り神である大麻比古大神と、交通安全、厄除けの神である猿田彦大神が祀られています。また、平安時代から鎌倉時代にかけて、神仏習合思想に基づき神社を実質的に運営する神宮寺が各地で置かれましたが、『諸国一の宮』では四国八十八箇所の第一番札所霊山寺が当社の神宮寺であったと述べています。 -
※ 6年前(2016.5)に撮影した本殿です。
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本殿の鬼瓦のようです。
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大麻比古神社の敷地を流れる板東谷川に架かるドイツ橋です。
第一次世界大戦の捕虜として収監されたドイツ兵の一部は、大麻比古神社の約2km南にあった板東俘虜収容所に収監されており、そのドイツ人達が帰国する際に記念として造ったものです。ドイツ橋 名所・史跡
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神社の境内にはドイツ橋とは別に、ドイツ人捕虜が造成した池があり、この池にも捕虜の建造した小さな石造りの2連アーチ橋がかかっています。こちらは「めがね橋」という愛称が付けられています。
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大麻比古神社と奥宮峯神社の御朱印
ともちゃんも御朱印デビューしました。 -
ここまできたのですから、四国八十八ヶ所霊場の発願の寺「霊山寺」に参拝します。四国八十八ヶ所霊場のスタート地点でもある仁王門です。
第1番札所霊山寺 寺・神社・教会
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仁王門を入ってすぐの所に縁結び観音がります。恋愛の縁だけでなく、仕事や健康などさまざまな縁結びにご利益があるとされており、参拝のはじめにここで清めます。
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境内に入ると、まず見えてくるのが放生池である大池。見事な錦鯉が泳いでいます。また右手には、弘法大師を祀っている大師堂があります。
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ともちゃん、いつのまにかこんなもの見つけています(笑)
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奥には釈迦如来を祀っている本堂があります。寺伝によれば、霊山寺は、奈良時代、天平年間(729年 - 749年)に聖武天皇の勅願により、行基によって開創されたそうです。弘仁6年(815年)に空海(弘法大師)がここを訪れ、21日間(三七日)留まって修行したといいます。その際、天竺(インド)の霊鷲山で釈迦が仏法を説いている姿に似た様子を感得し天竺の霊山である霊鷲山を日本、すなわち和の国に移すとの意味から竺和山霊山寺と名付け、持仏の釈迦如来を納め霊場開創祈願をしたそうです。
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本堂の天井からはたくさんの吊り灯篭が下がっています。
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応永年間(1394年 - 1428年)の建造の多宝塔。内部は見ることができませんが、五智如来像が祀られています。ともちゃんは、隣で鐘を突いています。
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境内の東側の駐車場横に納経所があります。
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御朱印を頂きました。
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霊山寺から移動し、第十三番大日寺へ
大日寺(徳島県徳島市) 寺・神社・教会
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合掌している手を模した中に観音像が入っている「しあわせ観音」です。
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県道に面した山門を入ると向かいにしあわせ観音があり、左に大師堂が建ちます。
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大師堂と向き合う形で本堂があります。GWということもあり、多くの方が参拝していました。
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大日寺の御朱印。四国八十八箇所霊場巡りをスタート(?)したのが、2014年9月、讃岐国一宮「田村神社」の別当寺である第八十三番札所一宮寺。その時に第七十五番善通寺にも参拝。2016年5月に第1番札所の霊山寺から5番地蔵寺まで5寺。今回、第13番札所の大日寺と8年かけて8寺。このペースですとお遍路終わるのに、後80年かかりそうです(笑)
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道路を挟んであるのが、一宮神社。明治初年の神仏分離以前は当社が札所で、大日寺が別当寺だったそうです。
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阿波国一宮の「天石門別八倉比売神社」の論社の1つですが、元々は上一宮大粟神社(名西郡神山町)が阿波国一宮であったが、参拝に不便であるため平安時代後期に国府の近くに分祠が作られ、こちらが一宮となったと伝えられています。
一宮神社 寺・神社・教会
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立派な神馬(駒馬?)
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立派な太鼓橋もありました。
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一宮神社の御朱印
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一宮神社の横には、阿波国守護である小笠原氏の一宮城跡があります。小笠原氏は一宮氏を称し、一宮城は一宮氏が代々居城とし、一宮神社の神職も兼ねていたようですが、戦国時代の天正の陣で主戦場となり、一宮神社を含め辺り一帯焼け野原になったそうです。
一宮城址(徳島県徳島市) 名所・史跡
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一宮神社参拝が4時過ぎとなったので、本日の宿となる美馬市脇町へ向かいます。GWで宿とれず、大塚国際美術館のある鳴門市からかなり離れたところになりました。
途中、道の駅 藍ランドうだつというのがあり、寄ってみました。道の駅 藍ランドうだつ 道の駅
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初代藩主・蜂須賀家政の奨励により、阿波藍の一大集散地として発展した脇町。当時は藍商で莫大な富を築いた豪商たちが成功の証として、『うだつ』と呼ばれる火よけ壁を競い合って立てたそうです。脇町南町通りにはこのうだつが上がった、本瓦葺きの屋根、塗籠壁の重厚な家が軒を連ね、「脇町うだつの町並み」と呼ばれています。
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本瓦葺きの屋根、塗籠め壁の重厚な家が軒を連ねる、脇町南町通り。430mに渡って東西に延びる家並みは「うだつの町並み」と呼ばれ、江戸から明治にかけて藍商で財を成した商家が約50戸残ります。
美馬市脇町南町地区 (うだつの町並み) 名所・史跡
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時間もないし、疲れたので少し散策しておわり。
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今晩の宿、ビジネスホテルマツカ。
ビジネスホテルマツカ 宿・ホテル
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ホテルの近くに食べ物屋少なく、夕飯は「廻る寿し祭り」という地元の回転寿司のチェーン店へ。値段も安くお腹一杯食べ、この日は早く寝ました。
廻る寿し祭り 脇町店 グルメ・レストラン
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この旅行記へのコメント (1)
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- エヌエヌさん 2022/05/14 17:16:59
- ふふふ
- +mo2さま
ともちゃん
小1なのに渋いですね。(#^^#)
お寺や神社が好きで芸術にも・・・
朝早くから美術館のBlu-ray・・・これは大物の予感(*^▽^*)
お兄ちゃんはサッカーなど体育系
ともちゃんは文系といったところでしょうか?
+mo2おじさまとしてはともちゃんの趣味嬉しいですよね(#^^#)
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