変則飛行ルートとノーマスクのヨーロッパに行ってみた

2022/05/02 - 2022/05/13

コロナ禍とウクライナ危機の最中ではありますが、家族の外せない重要イベントが有り、約２年半ぶりに渡欧したので、最新の旅行事情などお知らせします。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 タクシー 飛行機
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ ANA オーストリア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回ウィーンに行くに当たってはスイス航空のチューリッヒ経由を利用しました。当初はANAのフランクフルト経由便を予約していましたが、その便がキャンセルになったため振替られたものです。現在東京からウィーンへのANA、オーストリア航空の直行便は運休中でウィーン行きの便は限られています。成田空港ではチェックインカウンターで口頭でワクチン接種の確認が有りました。

成田空港国際線 ANAラウンジ 第5サテライト 空港ラウンジ

成田からチューリッヒまでロシア上空を避け北極回りで約14時間、チューリッヒからウィーンは約一時間、トランジットの待ち時間を入れて合計約17時間です。現在ANAのフランクフルト便は南回りで途中ウィーンで給油しますが乗客は降りられないのでウィーンまで行くのにさらに五時間ほど余計にかかります。

成田空港は閑散としていましたが、このフライトは満席でした。成田を出発すると航路を北東に取り、アラスカに向かいます。
かつてソ連健在だった冷戦時代（80年代）にアンカレッジ経由でヨーロッパに行ったことはありますが、このルートは珍しいです。

北極を通過して

ノルウェーに向かいます。

ノルウェー南部のかつて訪れたクリスチャンサン近くを通過しチューリッヒに向かいます。

チューリッヒ空港に到着しスターアライアンスラウンジで時間待ち。ここでは誰もマスクを着けていません。

ここではシェンゲン地域への入国手続きをしましたが、ワクチン接種証明の提示は不要でした。

オーストリア航空に乗り換えてウィーンに向かいます。機内ではマスクが必要ですが、到着したウィーンでも誰もマスクを着けていません。オーストリアでは電車やバスなど公共交通機関や公共の建物、食料品店のみではKN95マスクの着用が必要なようです。チューリッヒからはシェンゲン内の移動なのでパスポートチェックもなし、ワクチン接種証明の提示も求められませんでした。

町行く人はマスクをしていません。

カフェでも勿論マスクをしていません。

ちなみに後日訪れたウィーン国立歌劇場でも観客はノーマスクで「ブラボー！」と叫んでいました。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

帰国1~2日前には日本への飛行機搭乗に必要な陰性証明書をもらうため、PCR検査を受けました。

帰りはフランクフルト経由なので、フランクフルト空港の東京行きANA搭乗口で陰性証明書の確認がありました。

帰りはロシアの南を迂回するルートです。

シベリア経由より二時間ほど余計にかかります。

羽田空港では日本に入国する全員が検疫手続きを受けます。パスポートや陰性証明書の提示、MySOS画面の提示などが求められ唾液によるPCR検査を行います。全て終了すると待合室で検査結果が出るのを待ち、陰性であれば晴れて入国できます。陽性であれば隔離施設に連れて行かれるようです。私の場合は飛行機を降りてから外に出るまで約二時間かかりました。結構空港内の移動距離が長く年寄りにはつらいです(笑)

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

無罪放免の通行手形(笑)

コロナ禍とウクライナ危機の中、久しぶりに海外に行ってきましたが、やはりいろいろとリスクが伴うので気を使います。特に帰国時の現地と日本でのPCR検査で陽性となると面倒なので、余裕を持った旅行計画が必要と思います。

なお６月からオーストリア等からの帰国時PCR検査は免除になったようです。