福島・只見線を追いかけて（奥会津）

2021/11/12 - 2021/11/12

えっと…、だいぶ前の旅行記ですね。
季節も違うし…。
でも、忘れてしまうし、あげておこうかな、ということで。

2021年秋、10年以上前に行ったきりの福島県を、再訪しました。
前回は白虎隊を追いかけての旅でしたが、今回は、温泉と只見線メイン。
綿密に計画を練って、車で移動しつつも乗り鉄もするというプラン。
なかなか大変な計画でしたが、さて、成功したでしょうか？

エリア 只見(福島)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

生憎のお天気…
まあ、今回のメインは温泉なので良いと言えば良いですが、少しは晴れてくれるかな？

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

車を借りて、一人旅。
この頃は、旅行と言えば温泉とレンタカーだった。

最初の目的地、柳津の駐車場。
別に車を停めたかったわけではなく、彼に会いたかったから。

福太郎さん。
赤べこ一家の、お父さん。
家族は、あちこちに居るらしい。

そこから更に走って、みしま宿まで。
只見第一橋梁のビューポイントへは、この道の駅に車を置いて行く。
（この写真は、戻って来た時に撮ったものなので、青空）

まずここで、お手洗いをお借りして、お昼ご飯用にまつたけおにぎり（2個入り）を購入。
車の中で食べたのだけど、これが、ご飯の粒１つ１つがしっかりツヤツヤ、とても美味しかった！
道の駅にレストランもあるのになぜそんなことをするかと言えば、時間がないから。

道の駅 尾瀬街道みしま宿 道の駅

ささっと昼食を終えたら、ビューポイントへ。
道の駅の向かって右側にある、トンネル横の階段を、上って行く。

雨の中、上って行くなんて酔狂な人は私だけ。

ポイントはいくつかあって、一番上まで上らなくても景色は良い。
でも、とりあえず上ってみたくて、上まで。
やがて、雨が上がって…

あっ、虹が出た！
こんなこともあるんだ…
素敵な光景、独り占め。

第一只見川橋梁ビューポイント 名所・史跡

橋がきれいに見える。

そして、この青空。
ちょっとシンドかったけど、上って良かった！

道の駅に戻って、あれこれ見てみる。

道の駅 尾瀬街道みしま宿 道の駅

結局、買ったのは、きくらげと、まつたけおにぎりアゲイン。
え？アゲイン？
そう、夕食用(笑) ←今夜のお宿は食事がない&近くに食べられるところもないので、気に入ったものを確保しておこうと思って

車に乗って、会津宮下へ。
ここでは、アーチ三兄弟を観る。
無料駐車場があるので、そこに停めて。

これが、アーチ三兄弟。

長男:大谷川橋梁 JR只見線
次男:宮下橋 県道237号小栗山宮下線
三男:新宮下橋 国道252線

あくまでも生まれ順で（兄弟なので・笑）、写真上から順ではない。
上からだと、三男、長男、次男となる。

観終わったら、身一つで会津宮下駅へ。
相棒（車）には、そのまま待っていてもらい、ちょっと只見線に乗って来るのだ。
本当に、分刻みのスケジュール。

会津宮下駅 駅

無事、乗車！
一日に何本も無いので、スケジュール管理をしっかりしなければ、こんなことはできない。

美しい風景が、窓外を流れていく。

会津柳津駅で下車。
ここで降りて見学し、下り列車に乗って会津宮下へ帰るのが、ベストだという判断だ。
あまり向こうまで行きすぎると、戻る列車をうまく拾えず、宿に着く時間が遅くなりすぎるから。

会津柳津駅 駅

柳津は、赤べこ発祥の地なのだそうで、赤べこさんがあちこちに居る。

ほら、建物の中からも覗いてる。

じーーーーっ

赤べこは、疫病から子どもを守る意味もあるそうで。
赤べこの黒い点々は、疫病の点々だとか。
コロナ禍、アマビエばかりがクローズアップされたけれど、赤べこだって、もっと注目されても良かったのに。
奥ゆかしいんだから…

柳津駅には、こんな可愛いポストもあるのだ。
可愛いよう。

蒸気機関車も置かれていて、とても見応えのある駅だと言える。
それが、私が折り返しポイントを会津柳津にしたもう一つの理由。

そうこうするうちに、また雨が降り出した。
天気がくるくる変わる。
でも、せっかくなので、雨の中、少し町を歩いてみる。
湯気が立っているお菓子屋さんがあったので、吸い込まれてみよう。

小池菓子舗 グルメ・レストラン

粟まんじゅう。
この文字、パッと見て「くり」まんじゅうだと思ってしまいそうになるけれど、「あわ」まんじゅうだ。
1個から購入できるので、買ってみた。

誰もいない駅に戻って、

ベンチで粟まんじゅう（黄色い方）をいただく。
関西の方には、桜餅に似ている、と言えばわかっていただけるかな（東の桜餅は、また違うようなので）
粟の粒が周りを覆っていて、表面がちょっとねっちりした感じで美味しかった。

もう一つのまんじゅうは、夜のお菓子として取っておこう。

そしてもう一度下り列車に乗り、相棒の待つ、会津宮下駅へ。
ここからは、そう時間に縛られることもない。

会津宮下駅 駅

テレサ・テンファンの方には、こんなのも。

せっかくなので、お土産物屋さんにも入ってみる。

こういうの、いいな。
ジャムでも作ったら美味しそう。
などと思って見るだけ撮るだけでは、ちょっと申し訳ないような雰囲気。
何しろ、最初から最後まで私独りしかいなくて…
可愛い苺のアクリルたわしを購入した。
作った方のお名前入り。

さて、相棒をピックアップしに、駐車場へ戻ろう。
そして、共に、今夜の温泉宿へ。

この旅行記へのコメント （2）

• 毛利慎太朗さん 2023/12/28 06:12:04

  お久しぶりです。

  ラムロールさん、こないだは当該ページをご訪問くださり有難うございます。
  2年前に只見線を訪れてらっしゃったんですね。
  私は09年に「SL只見号」で会津若松～只見の間を往復しただけで、只見川の川幅がずいぶん広かったなあ…と記憶しております。
  ここと磐越西線の阿賀野川の光景は中国の桂林っぽいなと思います。
  
  >あわまんじゅう
  懐かしいなあ、SLの車内で出来立てを配ってくれたんですよね。
  粟のプチプチした食感がよかった…
  ああ、道明寺の桜餅に確かに似てますね。
  
  これから温泉ですか…会津宮下付近にもありますが、炭酸泉のT梨温泉とか、秘湯揃いのN山温泉とかそっちに行ってくれることを期待してやみません。
  
  毛利慎太朗

  ラムロールちゃんさん からの返信 2023/12/30 15:31:24

  RE: お久しぶりです。

  毛利慎太朗さま
  コメントありがとうございました(^o^)／
  遅くなってすみません！
  
  中国の桂林っぽい…、なるほど☆
  途中の駅も面白いのがあったりして、なかなか、見応えのある景色でした。
  
  粟まんじゅう、SLの車内では出来立てが配られたんですか。
  いいな、いいな♪
  素朴なお菓子ですけど、旅先でいただくと、旅情溢れて、良い感じですよね。
  この旅では、とにかく食料が無かったので（お金をかけない旅ということだったのもあり）、貴重な食料ともなりました(≧▽≦)
  
  温泉、実はこの時、私が泊まった辺りで宿泊キャンペーンをやっていて。
  とてもお安く泊まれるということで、決めました。
  ほんとを言うと、他に泊まりたい宿があったのですが（温泉が特徴的なO旅館）、そこは、コロナ禍で泊まれなかったんですよね…。
  それは本当に残念でした。
  
  ラムロール