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2022年4月、近鉄週末フリーきっぷを使って、京阪奈の仏像と花を巡る旅。その2は国宝秘仏を訪ねて観心寺と金剛寺へ。観心寺では年1度の秘仏如意輪観音、金剛寺では春秋に公開される金堂三尊にお参りしました。<br /><br />・観心寺で朝から整理券を配っていることを聞いて、9時前に急いで駆けつけるも、10時半からの拝観に<br />・観心寺霊峰館(写真なし)や、境内の散策<br />・弘法大師が配置したという星塚めぐり<br />・楠木正成の首塚など<br />・金堂内で秘仏に対面(写真なし)<br />・バスで河内長野駅へ<br />・タクシーで天野山金剛寺へ<br />・金剛寺境内の散策と、金堂で三尊像の拝観<br />・金剛寺子院の摩尼院書院<br />・バスで河内長野駅へ。昼食は田舎蕎麦<br />  <br />表紙写真は、新緑の中の観心寺金堂。

2022年4月・京阪奈仏像と花巡り その2~国宝秘仏を訪ねて観心寺と金剛寺へ

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2022/04/17 - 2022/04/17

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ROSARY

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この旅行記のスケジュール

2022/04/17

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2022年4月、近鉄週末フリーきっぷを使って、京阪奈の仏像と花を巡る旅。その2は国宝秘仏を訪ねて観心寺と金剛寺へ。観心寺では年1度の秘仏如意輪観音、金剛寺では春秋に公開される金堂三尊にお参りしました。

・観心寺で朝から整理券を配っていることを聞いて、9時前に急いで駆けつけるも、10時半からの拝観に
・観心寺霊峰館(写真なし)や、境内の散策
・弘法大師が配置したという星塚めぐり
・楠木正成の首塚など
・金堂内で秘仏に対面(写真なし)
・バスで河内長野駅へ
・タクシーで天野山金剛寺へ
・金剛寺境内の散策と、金堂で三尊像の拝観
・金剛寺子院の摩尼院書院
・バスで河内長野駅へ。昼食は田舎蕎麦
  
表紙写真は、新緑の中の観心寺金堂。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
グルメ
3.0
交通
2.5
交通手段
高速・路線バス タクシー 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 奈良は耳成山の向こうに上る朝日。<br /><br />今日は朝から、河内長野の二大寺院、観心寺と金剛寺を訪れます。<br />サイトをチェックしたら、観心寺では朝8時半から、金堂拝観の整理券を配布するとのこと。その時間に到着するのは難しいですが、とりあえず7時半ごろホテルを出発。大和八木から橿原神宮、下市で乗り換えて、河内長野駅へ。少しでも時間をセーブするために、タクシーで観心寺に向かいました。

    奈良は耳成山の向こうに上る朝日。

    今日は朝から、河内長野の二大寺院、観心寺と金剛寺を訪れます。
    サイトをチェックしたら、観心寺では朝8時半から、金堂拝観の整理券を配布するとのこと。その時間に到着するのは難しいですが、とりあえず7時半ごろホテルを出発。大和八木から橿原神宮、下市で乗り換えて、河内長野駅へ。少しでも時間をセーブするために、タクシーで観心寺に向かいました。

  • 観心寺には、9時少し前に到着。<br /><br />山門を入った所で、整理券付きの入場券を販売しています。<br />10時半からの拝観券をゲットできました。

    観心寺には、9時少し前に到着。

    山門を入った所で、整理券付きの入場券を販売しています。
    10時半からの拝観券をゲットできました。

  • 1時間半もあるので、境内をゆっくり散策することに。<br /><br />山門の先、左手には梅園が広がっています。<br />といっても、すでに花はなく・・・

    1時間半もあるので、境内をゆっくり散策することに。

    山門の先、左手には梅園が広がっています。
    といっても、すでに花はなく・・・

  • 少し先には、中院。楠木正成が仏道修行した場所です。

    少し先には、中院。楠木正成が仏道修行した場所です。

  • 石段の上には金堂。沢山の人がお参りしていますね。<br /><br />さすが、年1回のみの秘仏公開だけあります。

    石段の上には金堂。沢山の人がお参りしていますね。

    さすが、年1回のみの秘仏公開だけあります。

    観心寺 寺・神社・教会

  • 手水。

    手水。

  • 左手、霊宝館に向かいます。<br /><br />その途中に、たくさんの石仏が立っていました。

    左手、霊宝館に向かいます。

    その途中に、たくさんの石仏が立っていました。

  • 木の根元にも。

    木の根元にも。

  • 恩賜講堂。<br /><br />昭和天皇即位の大礼時に建てられた大饗宴場の木材や装飾品が下賜されて建てられたものだそう。<br /><br />この手前、右手に霊宝館があります。その中に収められている宝物も、金堂観音菩薩立像など、なかなかすごいもの揃い。

    恩賜講堂。

    昭和天皇即位の大礼時に建てられた大饗宴場の木材や装飾品が下賜されて建てられたものだそう。

    この手前、右手に霊宝館があります。その中に収められている宝物も、金堂観音菩薩立像など、なかなかすごいもの揃い。

  • 観心寺には星塚と呼ばれているところがあります。<br /><br />弘法大師空海が、如意輪観音の周りに北斗七星の形に配置した塚とのことで、一巡すると一年の厄除けになるとのこと。<br /><br />早速巡りましょう。

    観心寺には星塚と呼ばれているところがあります。

    弘法大師空海が、如意輪観音の周りに北斗七星の形に配置した塚とのことで、一巡すると一年の厄除けになるとのこと。

    早速巡りましょう。

  • 星塚一は貪狼星。

    星塚一は貪狼星。

  • それぞれの塚には、梵字が彫られた石が置いてあります。

    それぞれの塚には、梵字が彫られた石が置いてあります。

  • 星塚二は巨門星。

    星塚二は巨門星。

  • 星塚三は禄存星。

    星塚三は禄存星。

  • 金堂の左手にこの星塚があることがわかります。<br /><br />ここから、正面の山の方に向けて、幟がたっています。続く星塚は山腹に。<br /><br />山桜がまだ残っていますね。

    金堂の左手にこの星塚があることがわかります。

    ここから、正面の山の方に向けて、幟がたっています。続く星塚は山腹に。

    山桜がまだ残っていますね。

  • こんな感じの道を辿って、山腹へ。

    こんな感じの道を辿って、山腹へ。

  • 星塚四です。文曲星。

    星塚四です。文曲星。

  • 文曲星の石。

    文曲星の石。

  • 金堂が見下ろせます。

    金堂が見下ろせます。

  • 星塚五は廉貞星。

    星塚五は廉貞星。

  • 星塚六は武曲星。<br /><br />ここで山を下ります。

    星塚六は武曲星。

    ここで山を下ります。

  • 星塚七は最も大きい塚。破軍星。

    星塚七は最も大きい塚。破軍星。

  • 建掛塔のすぐ脇にあります。<br /><br />その向こうに金堂。星塚が、金堂をぐるりと取り囲んでいることがわかります。

    建掛塔のすぐ脇にあります。

    その向こうに金堂。星塚が、金堂をぐるりと取り囲んでいることがわかります。

  • 表側からみた、破軍星の石。<br /><br />奥に見えているのは御影堂でしょうか。

    表側からみた、破軍星の石。

    奥に見えているのは御影堂でしょうか。

  • 建掛塔。<br /><br />茅葺きで、垂木は竹ですね。

    建掛塔。

    茅葺きで、垂木は竹ですね。

    観心寺建掛塔 寺・神社・教会

  • 鐘堂。

    鐘堂。

  • 建掛塔の正面に回ります。

    建掛塔の正面に回ります。

  • 建掛塔の中には大日如来。本物は霊宝館にあるようです。

    建掛塔の中には大日如来。本物は霊宝館にあるようです。

  • そうそう、星塚の最後は、こちら鎮守堂。<br /><br />訶梨帝母天が祀られています。

    そうそう、星塚の最後は、こちら鎮守堂。

    訶梨帝母天が祀られています。

  • 鎮守堂に向かい合うように、拝殿が建っています。<br /><br />その向こうに新緑が。

    鎮守堂に向かい合うように、拝殿が建っています。

    その向こうに新緑が。

  • 拝殿前から見た鎮守堂。

    イチオシ

    拝殿前から見た鎮守堂。

  • まだ9時半。最初の拝観の方が、金堂の中にはいっていっています。30分ごとに80人ずつ。並んでいるのは10時からの回の方々ですね。<br /><br />

    まだ9時半。最初の拝観の方が、金堂の中にはいっていっています。30分ごとに80人ずつ。並んでいるのは10時からの回の方々ですね。

  • では、境内をもう一回り。<br /><br />修行大師像。

    では、境内をもう一回り。

    修行大師像。

  • 開山堂。開山道興大師実恵上人をお祀りされています。<br /><br />このお寺、役行者によって開かれたようですが、空海が高野山を開くための拠点として整備したとのことです。空海の一番弟子が実恵上人。<br /><br />一番奥まった場所にあって、周囲の緑の中でとても心休まる場所でした。

    イチオシ

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    開山堂。開山道興大師実恵上人をお祀りされています。

    このお寺、役行者によって開かれたようですが、空海が高野山を開くための拠点として整備したとのことです。空海の一番弟子が実恵上人。

    一番奥まった場所にあって、周囲の緑の中でとても心休まる場所でした。

  • 開山堂の内部。

    開山堂の内部。

  • さらに奥には楠木正成の首塚も。

    さらに奥には楠木正成の首塚も。

  • 小さな五輪塔が。

    小さな五輪塔が。

  • こちらは、道興大師の御廟。

    こちらは、道興大師の御廟。

  • 修験道の幟もありました。

    修験道の幟もありました。

  • その奥には行者堂。

    その奥には行者堂。

  • こちらは、役行者のお像でしょうか。

    こちらは、役行者のお像でしょうか。

  • お堂の前には四国八十八か所お砂踏み巡礼の石畳。<br /><br />○の中に、数字が書いてありました。

    お堂の前には四国八十八か所お砂踏み巡礼の石畳。

    ○の中に、数字が書いてありました。

  • 池の向こうには可愛らしい辯天堂。<br /><br />花の季節には遅かったけど、新緑がとても美しい。

    池の向こうには可愛らしい辯天堂。

    花の季節には遅かったけど、新緑がとても美しい。

  • 金堂の横手に出てきました。<br />この建物も国宝です。<br /><br />10時半に中に入り、外陣にてお寺と如意輪観音菩薩像のお話をお聞きしてから、内陣に入れていただきました。<br /><br />かつては33年に1度しか御開帳されていなかったとのことで、815年に作られた、榧の一木造りの上の彩色が、今も美しく残っていました。

    金堂の横手に出てきました。
    この建物も国宝です。

    10時半に中に入り、外陣にてお寺と如意輪観音菩薩像のお話をお聞きしてから、内陣に入れていただきました。

    かつては33年に1度しか御開帳されていなかったとのことで、815年に作られた、榧の一木造りの上の彩色が、今も美しく残っていました。

  • ほんとうに素晴らしい仏様でした。

    ほんとうに素晴らしい仏様でした。

  • 河内長野から奈良県五條市を通って、吉野、熊野に通じる大沢街道。ここに観心寺のバス停があります。<br /><br />行きはタクシーでしたが、戻りはバスで河内長野駅へ。

    河内長野から奈良県五條市を通って、吉野、熊野に通じる大沢街道。ここに観心寺のバス停があります。

    行きはタクシーでしたが、戻りはバスで河内長野駅へ。

  • 河内長野駅からはタクシーで、金剛寺を目指しました。<br /><br />楼門。

    河内長野駅からはタクシーで、金剛寺を目指しました。

    楼門。

  • 食堂。南朝の後村上天皇が行宮とされた建物です。

    食堂。南朝の後村上天皇が行宮とされた建物です。

  • 食堂前から金堂を見たところ。

    食堂前から金堂を見たところ。

  • 高野山を彷彿とさせる多宝塔。ここは、奈良の室生寺、九度山の慈尊院、高野山女人堂と並んで、女人高野とも呼ばれる寺なのです。<br /><br />右手奥は御影堂です。

    イチオシ

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    高野山を彷彿とさせる多宝塔。ここは、奈良の室生寺、九度山の慈尊院、高野山女人堂と並んで、女人高野とも呼ばれる寺なのです。

    右手奥は御影堂です。

    天野山金剛寺 寺・神社・教会

  • 御影堂と渡り廊下でつながる五仏堂。

    御影堂と渡り廊下でつながる五仏堂。

  • 御影堂を近くから。

    御影堂を近くから。

  • 観月亭は後村上天皇が月見の宴を催した場所。

    観月亭は後村上天皇が月見の宴を催した場所。

  • 御影堂下から、金堂を見たところです。

    御影堂下から、金堂を見たところです。

  • さらに奥には、法具蔵と護摩堂。

    さらに奥には、法具蔵と護摩堂。

  • 一番高いところにあるのが開山堂。

    一番高いところにあるのが開山堂。

  • 金堂脇から御影堂を見たところ。

    金堂脇から御影堂を見たところ。

  • 金堂内部で、国宝の大日如来、不動明王、降三世明王像を拝観しました。<br /><br />河内長野市の観光ポータルサイトに、2019年の御開帳時のポスターがありました。観心寺と金剛寺の、国宝仏像の写真がのっています。<br />https://kankou-kawachinagano.jp/blog/2019/04/post-1036.html

    金堂内部で、国宝の大日如来、不動明王、降三世明王像を拝観しました。

    河内長野市の観光ポータルサイトに、2019年の御開帳時のポスターがありました。観心寺と金剛寺の、国宝仏像の写真がのっています。
    https://kankou-kawachinagano.jp/blog/2019/04/post-1036.html

  • 金堂の奥にある鐘楼。

    金堂の奥にある鐘楼。

  • 隣りにある、摩尼院へ。こちらに後村上天皇が住まっていらっしゃったようです。<br /><br />井戸の向こう、塀をへだてて、先程の鐘楼と、右手には金堂の屋根が見えています。

    隣りにある、摩尼院へ。こちらに後村上天皇が住まっていらっしゃったようです。

    井戸の向こう、塀をへだてて、先程の鐘楼と、右手には金堂の屋根が見えています。

  • 茅葺きの書院。

    茅葺きの書院。

  • 中庭。

    中庭。

  • この先、本坊も公開されていましたが、時間の関係でパス。

    この先、本坊も公開されていましたが、時間の関係でパス。

  • 急いでいたのは、バスの時刻が迫っていたから。<br />なにせ、1時間に1本しかないのです。<br /><br />12時19分のバスに間に合いました。

    急いでいたのは、バスの時刻が迫っていたから。
    なにせ、1時間に1本しかないのです。

    12時19分のバスに間に合いました。

  • バス停から楼門を見たところ。<br /><br />門の前には天野川と天野街道が通っています。<br />天野街道は、大阪狭山市で西高野街道から分かれて、金剛寺を目指す道です。

    イチオシ

    バス停から楼門を見たところ。

    門の前には天野川と天野街道が通っています。
    天野街道は、大阪狭山市で西高野街道から分かれて、金剛寺を目指す道です。

  • バスで河内長野駅に戻り、少し遅めの昼食を。<br /><br />ノバティというショッピングモールに入っている、麺坊万作にて。<br />ぶっかけの田舎蕎麦をいただきました。

    バスで河内長野駅に戻り、少し遅めの昼食を。

    ノバティというショッピングモールに入っている、麺坊万作にて。
    ぶっかけの田舎蕎麦をいただきました。

    麺坊 万作 ノバティながの店 グルメ・レストラン

  • 河内長野の観光マップ。<br /><br />駅から右に行けば観心寺、左に行けば金剛寺です。

    河内長野の観光マップ。

    駅から右に行けば観心寺、左に行けば金剛寺です。

  • ここから南海に乗れば高野山に。

    ここから南海に乗れば高野山に。

    河内長野駅

  • 私は近鉄で、古市経由、道明寺に向かいます。<br /><br />もう一つの国宝仏像を拝観に。

    私は近鉄で、古市経由、道明寺に向かいます。

    もう一つの国宝仏像を拝観に。

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