2022/03/28 - 2022/04/02
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2022/03/28
2022/03/29
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この旅行記スケジュールを元に
ウクライナが悲惨な状況になっているときに呑気に旅行をしていてよいものだろうかと内心咎める気持ちがありましたが、私の人生もいつ終焉を迎えるのかわからないので生きている時にやりたいことはしておこうという気持ちで出かけました。まさに、秀吉が最後に盛大な花見の宴を催したという「吉野山」が目的地です。
神戸へは震災があった後に行ったことがありません。
久しぶりの旅です。
3月28日(月) 神戸三宮、南京町
3月29日(火) 有馬温泉 ホテルオークラ「さざんか」
温泉巡りの旅12 有馬温泉 金の湯
温泉巡りの旅13 有馬温泉 銀の湯
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東海道新幹線に乗って見える景色は静岡県。大きな風力発電の風車が見える。町の中にポツンと立っているようで前に見える駐車場とアンバランスが面白い。
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新神戸に着いた。駅のホームから見える景色は大都会だ。ビルが立ち並んでる。
新神戸駅 駅
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三宮の駅でロープがプラットホームに貼ってあった。なんのため?何に使うの?
転落防止だと思われるが電車にどうやって乗るの? とても不思議。三宮駅 駅
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やがて電車が来て理解できた。ロープが両サイドの柱で引き上げられ、電車の乗降口は支障なく使える。
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神戸で行ってみたいところはたくさんあるが、一度は見て食べておきたい。南京町。
横浜の中華街、長崎の新地中華街に並ぶ3大中華街だ。西の端の入り口にある西安門。南京町 西安門 名所・史跡
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南京西路歩くと賑やかだ。コロナの影響を受けているようには思えない。しかし、ほんの3分ほど歩くと長安門。
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門の外に布袋様の像がふくよかな微笑みを浮かべて立っている。すぐ横のお店はスタバで文化が混在している。布袋様は中国の僧侶だそうだ。
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長安か・・・。ここに住む人々にとって懐かしい名前なのだろう。今は遠い外国だ。
南京町 長安門 名所・史跡
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台湾へ旅行した時に、大変おいしい小籠包のお店(梅子)で小籠包を食べたことが記憶に強く残っていて、その味に勝る小籠包はないものかと、小籠包を見るたびに台湾を思い出し、探している。
ここで売ってるのは焼き小籠包。ジューシーなたれは焼いたらどうなるのだろう? -
そして、南京町で一番美味という評判のお店へ行ってみると、なんとお店はやっていない。テイクアウトを期待していたのになんとも残念!
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南京南路の最南端まで行ってみた。ここには海栄門があった。長安門。西安門に比べると迫力を欠くように思う。人通りもまばらだ。
南京町 海栄門 名所・史跡
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南京町の十字の路が交差するところに広場がある。この町ができて153年の歴史があるようだ。
南京町広場 公園・植物園
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南京西路を再び歩く。目的の夕食のお店に行く途中でかわいいパンダの中華まんじゅうを売っているお店があった。思わずシャッターを押す。
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予定していた「華鳳」というお店に入る。今日もいい旅ができました。乾杯! 冷えたビールはおいしい!
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北京ダックという盛り付け。少し寂しい。もっと食べたい。
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このお店の一番高いフルコースを注文したのだが・・・。やはり誇大広告だ。
手前のふかひれラーメンは写真の半分もなかった。神戸南京町ではどこからふかひれを仕入れるのだろう? -
ホテルに戻り、次の朝の朝食会場。図書館のような雰囲気のダイニングだ。
神戸三宮東急REIホテル。駅から3分の立地で至便。神戸三宮東急REIホテル 宿・ホテル
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地下鉄の神戸三宮駅から西神・山手線に乗り、谷上へ行く。そこから神戸電鉄有馬線に乗り換えて有馬口。有馬口で乗り換えて有馬温泉に着いたのは10:52。
乗り換えが多くてやっと着いた感じは否めない。 -
お目当ての一つ金の湯。褐色で金色に輝いて見えるという。確か神奈川県の稲村ケ崎温泉も褐色だった。
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ここが有馬温泉 金の湯。42℃の温泉で熱い。
湯船に入っていると87歳になるおばあちゃんに話しかけられた。おばあさんは回数券で金の湯と銀の湯とを日によって入り分けているそうだ。「元宝塚ジェンヌでは?」尋ねてしまう。それほど綺麗なおばあさんだった。温泉の効果? -
銀の湯はおばあさんが教えてくれた通り、かなりの数の階段数を上ったところにあった。銀色をしているわけではない。金の湯の対照として銀と名づけたらしい。無色透明。金の湯より温度は低い。
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銀の湯から有馬温泉駅へ向かう途中で「太閤の湯殿館」があった。豊臣秀吉は有馬温泉によくやってきたそうだ。
1995年1月の大震災で壊れた極楽寺庫裏下から、秀吉が作らせた「湯山御殿」の一部と庭園等が400年の時を経て発見された。史実が裏図けられたようだ。 -
記念館になっている。太閤が入ったという湯殿が残っていることをテレビで見たことを思い出し、期待して中に入る。
太閤の湯殿館 美術館・博物館
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ガラス張りで中を見ることができる地下に、岩で湯殿が作られていた。ここに座って入浴したそうだ。それまではたくさんの人が一度に入浴できるように立って入る湯殿しかなかったそうだが、太閤は足を伸ばして座って入る方法で入浴し、それまでの常識を変えたという。
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説明書
有馬温泉は神戸の奥座敷で飛鳥時代から入浴に著名人が来ている。清少納言も来ているようだ。
秀吉はもてなしの場としてここでも茶会を開いている。 -
有馬温泉は坂道が多い。よく見ると3階建ての家があり驚く。
神戸から30分余りでここに来られるので便利だったのだろう。 -
有馬温泉から東急REIホテルに戻り、荷物をピックアップした。フロント前のロビー。
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三宮駅に向かう途中でホテルオークラ神戸のシャトルバスに出会った。一便待って乗車。ホテルに着いた。
ホテルオークラ神戸 宿・ホテル
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このホテルを選んだのは高いところから神戸の夜景を見ながら夕食を取りたいと思ったからだ。神戸港の夜景は素敵だと聞いている。
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落ち着いた部屋。調度の品がよい。
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シティビューだとこういう景色が見える。15Fだったのでこれほど見渡すことはできない。
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35Fの鉄板焼き「さざんか」で夕食を食べる。最上階からの夜景を眺めながら目の前の鉄板で焼き立ての食材を食べることができる時間は至福の時間だ。
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まぁ、とりあえず一杯。今日も良い旅ができた!
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前菜。おしゃれでおいしい。
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今から焼く食材を見せてくれた。じゃがいもはインカのめざめ。きっとおいしいのだろう。
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サラダ、いろどりが綺麗で食欲をそそる。盛り付けがおしゃれだと思った。
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サーロインステーキ。期待が持てそうだ。
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目の前で焼いてくれる分だけおいしい。ここではパフォーマンスはなし。プラウドオブアメリカ号のパフォーマンは面白かった。思い出した。
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魚介類が焼きあがった。美味だった。
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記念撮影。
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焼きあがったサーロインステーキ。ミディアム。おいしかった。
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デザートは別のテーブルに移動して食べた。アイスクリームが鉄板の前で食べると熱で食べきらないうちに溶けてしまうのだろう。なかなかの配慮で満足した。
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次の日の朝、日本庭園に出てみた。北京のホテルオークラの日本庭園を思い出した。
北京は滝のようなスケールの大きな水が幅広く流れるのが見えて圧巻だった。ここは静かで物寂しい。 -
35階建てのビルはかなり高い。見上げるようにそびえている。
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ホテルの前はメリケンパークという公園になっている。その一角に神戸港震災メモリアルパークがある。27年前の記録をそのまま残している場所だ。1月17日が来る度に一度は訪ねなければならない場所だと思っていた。
神戸港震災メモリアルパーク 公園・植物園
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ここに作られた過程が記載されていた。
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大きく傾いた街路灯。ひび割れた岸壁。ここは27年前で時間が止まっている。
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背景に浜手バイバスという高架になった現代の道路がはしり、手前に震災の被害の姿がそのままになっている過去との対比がなんとも言えずに切ない。
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私はこの日の朝、かすかな揺れを感じて目を覚ました。地震速報がテレビの画面に流れた。高速道路が倒れ、信じられない現実を目にした。
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震災からの復興は驚くほどの速さで行われている。3年後には神戸港は再建され、街は元に戻り、震災は夢ではなかったかと思った。震災後に訪れたときは驚いた。
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メリケンパークにある神戸海洋博物館。開館前に来てしまった。開館時間は午前10時。しばらく待つ。小学校高学年かと思われる2人の男の子たちも待っていた。
神戸海洋博物館カワサキワールド 美術館・博物館
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たくさんの船の模型が展示されていた。海洋博物館の規模は大きい。船が好きな方にとっては魅力的な博物館に違いない。
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進化論を唱えたダーウィンの愛船。ビーグル号。
1831年にポーツマスを出港して南米大陸を一周し、ガラパゴス諸島等を経由し、太平洋を横断して5年後に帰港した。調査結果を「種の起源」として出版。進化論が広まった。 -
威臨丸(かいりんまる)日本史の教科書で見たことのある船だ。
1860年に勝海舟が乗船してサンフランシスコへ行っている。
江戸幕府がオランダに発注し蒸気エンジンを備えた木造船。 -
サンタマリア号。
1492年にコロンブスが大西洋を横断し、アメリカ大陸到達を成し遂げた時の船。
3本マストナオ型。船の現存する資料はない。風を頼りに航行する船だ。
よくこのような帆船でアメリカ大陸まで行けたものかと感心する。 -
タイタニック号。
「大西洋航路の女王」と言われ、1912年当時のイギリスの世界最大級の豪華客船。
2000人を乗せて処女航海で流氷する氷山に接触し、船底の亀裂から浸水して沈没する。1513人の犠牲者を出す歴史的海難事故として映画化されたことは有名だ。
映画を私も見ている。 -
これは飛鳥Ⅱ。いつかこの船に乗りたい。クルーズでお目にかかった方々の何人かが推奨する日本を代表する船だ。
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海洋博物館の2階のテラスに出てみた。神戸港が見渡せる。船の形をしたオリエントホテル。港の先端に停泊する船のイメージでホテルを設計したのかもしれない。
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BEKOBEモニュメント。写真を撮るのに列ができていて並んで撮った。シャッターを次の順番で待つ方と押し合った。
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残念ながら神戸タワーは修理中ですっぽり上から下まで膜に覆われている。
赤い神戸港のシンボルがないと何か大事なものが神戸港の景色の中に欠けていて淋しい。 -
あまり宿泊することはなさそうなので記念に撮っておこう。
三宮へ出て、近鉄橿原神宮前駅へ向かう。
明日は吉野山へ行く。天気は曇りのち雨。桜が咲いているのを見ることができるだろうか?
~旅は続く~
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