娘と行く広島・山口3日間　1日目

2022/03/27 - 2022/03/29

学生の娘と行く旅行もいよいよ最後となり、娘の旅立ちにふさわしく、桜を見るツアーに参加することに決定。
事前のネット情報では、咲いていても5分咲き程度だったのが、実際に現地に行くとほぼ満開近い場所が多く、桜を堪能することができました。特に、萩では日本に2本しかないというガクが緑色のミドリヨシノを満開の状態で見ることができて感動しました。

3/27(日）JL255　8:30羽田発　9:55広島着　千光寺公園　広島城址　原爆ドーム　広島平和記念公園　宮島泊
3/28(月）宮島（厳島神社・大聖院・千畳閣）岩国（錦帯橋・吉香神社・吉香公園）錦川鉄道 大寧寺 長門湯本温泉泊
3/29(火）一ノ俣桜公園　角島灯台公園　角島大橋　元乃隅神社　萩遊覧船　萩城址指月公園　松陰神社　松下村塾
　　　　 JL296 19:05山口宇部発　20:40羽田着

エリア 広島市(広島)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

今回のツアーはクラブツーリズムの「空から海から列車から！春爛漫！美しき山陽路１２の桜絵巻３日間」一人79,900円プラス空港施設利用料740円でした。さらに、新型コロナウイルスワクチン接種済（2回）参加者限定のためそれを確認する時間が必要とのことで集合は通常のツアーより早めの出発1時間前の7時半でした。
とはいっても今回の添乗員さんは長年海外をやっているベテランの女性だったため、本当にてきぱきとして、あっという間に受付も終わり、カードラウンジへ。

羽田空港(東京国際空港) 空港

クラブツーリズムのいいところは、MAX30名なので、余裕があるところ。
加えて今回は、全部で41名なのでバスを2台にわけ、私たちは1号車20名。20名なので席は一人2席でした。先日トラピックスの九州で41名で一台のバスで5日間過ごしたので、人数が少ないというのは乗降時間、空間、すべてに余裕があって快適でした。
いただいた、地図。今回行く場所に赤く印がついています。

航空券。やっぱりJALはマイレージつきませんでした。

とりあえずラウンジでほっと一息。

定刻通りです。

東京湾。

小さくスカイツリーが見えました。

左の方に国立競技場。

3月末でも山に雪が残っています。

これはアルプス？？

いつものコンソメスープをいただきます。

あっという間に広島空港に到着。

広島空港 空港

ここは、3月7日に夜、夕食にもみじ饅頭を買った思い出の場所。

今回のバス。8列と9列の右側でした。娘が8列目に座ります。よく寝るので、後ろからすぐに起こせるように(笑)。クラブツーリズムはツアー中、席は固定です。
このバスの良かったところは、USB電源があったので携帯を充電できたこと。

空港を10時15分ごろ出発して、1時間ほど走って11時15分、尾道に到着。50分ほどの自由時間で、各自昼食を食べます。添乗員さんのお勧めは尾道ラーメンで、ラーメン屋さんの地図もいただいたのですが、

私たちはラーメンっていう気分じゃなかったので、こちらへ。

尾道浪漫珈琲 本店 グルメ・レストラン

なんかいい雰囲気。

ミックスサンド693円と

チョコバナナワッフル693円をシェアして食べることに。

空いていたのですぐに来ました。

おいしそう！
なかなかおしゃれなカフェで気持ちよく休憩できました。

待ち合わせのロープウェイ乗り場の前の

ええもんやさんで

はっさくソフト350円を購入。

お店の前がバスの駐車場になっており、そこでバスを降りました。
ベンチもあったのでそちらでいただきます。

おいしそう！！

桜はまだほころびかけ。

食べ終わってロープウェイ乗り場へ。

千光寺山ロープウェイ 乗り物

5分前だったのですが、すでにいた添乗員さんから来た人順にチケットをもらって各自乗ります。

レトロな感じのロープウェイ。

登っていきます。

短いロープウェイです。

千光寺を通り過ぎ

こちらが本堂です。

たくさんの岩があることで有名らしい。

ロープウェイから降りてこの風景です。

桜は1分咲き？

瀬戸内海って本当に美しいです。

乗り場から千光寺まで、文学のこみちを歩いていきます。尾道に関する記述のある文学が並んでいます。

文学のこみち 自然・景勝地

岩に彫ってある暗夜行路。読みづらい。

放浪記。林芙美子は尾道の学校に通っていたんですね。

千光寺まで、階段や坂を下っていきます。

鏡岩。上の丸いところが鏡になっているんでしょうか？？

やっと千光寺の鐘楼に到着。

千光寺 寺・神社・教会

15つのお寺が見えるというのですが

う～ん。よくわからず。

ただ、天気がいいので海の色、空の色、とても美しいです。
あの橋は四国に行くときに渡ったしまなみ海道でしょうか。

あれもお寺でしょうか？？

こちら、玉の岩。昔、人々の願いを叶えるという玉が置かれていたそうですが、異邦人に盗まれてなくなったという伝説があるそうです。

本堂にお参りして、鎖で岩を登れるという場所へ。

修行のひとつらしいです。到底無理なのでトライせず。

それでも女鎖だから、楽な方らしいです。
烏天狗とは

こちら。

なんか、色々な巨岩があります。
こちらは

夫婦岩。
娘とは愛を誓えないので、見るだけ。

こちらは、

祈りながら数珠を回すと厄難が除かれるというので祈ってみました。
日曜日のせいか、天気がいいからか、結構にぎわっていました。

2025に尾道で何かあるんでしょうか？

幟がはためいていました。

千光寺を出て、この道を登って駐車場を目指します。

こちらが入口だったのかしら？
なんだか、絵馬がリラックマだったりハート型だったり、ちょっと商業チックなお寺でした。

桜はこのくらい。

鼓岩。

大きな岩です。

この亀裂は、大阪城築城の時に石垣にしようとして割りかけた跡だそうです。

鼓のかわりにゴム製のトンカチ？があったので

窪みを叩くと本当にポンポンといい音がします。
回りではならなかったので、この窪み限定の音のようです。

こちらの岩割の松もすごい生命力。

猫ちゃん発見。
可愛らしい。

駐車場へ行く前の広場に桜がちらほら咲いていて

お～。

こちらの枝垂れ桜が結構咲いていました。

お花が密です。

枝垂れ桜もいいですね～。

華やか。

5分咲きくらいでしょうか？

青空に映えて美しい。

瀬戸内海の島々。

駐車場へ向かう途中にも満開の枝垂れ桜。

JALのCAさんが着陸の挨拶で「どんな事があっても、翌年にはきれいに咲く桜に励まされる思いでございます。」と話していました。

13時10分に千光寺公園を出て、1時間半ほど走って広島城址には14時45分到着。

爆心地から740ｍで被爆したユーカリの木。

被ばくして残ったユーカリはこの木だけだそうです。

こちらも、55分の自由散策。

とりあえず、天守閣まで添乗員さんについていきました。

広島城 名所・史跡

370円で中にも入れますが、彦根城で燃え尽きた私たちはパス。

桜を堪能することにしました。

尾道よりこちらの方がよく咲いていました。

城址公園の北のお堀沿いを歩きます。

こちらも被ばく樹木。
爆心地から940ｍのクロガネモチ。

こんなに桜の美しい青空の下、77年前の出来事に思いを馳せます。

何事もなかったかのようにすっくとそびえる樹木。

愛らしい赤い実をつけていました。

天守閣も原爆ですべて崩壊しましたが、13年後の1958年に再建したそうです。

広島護国神社がありました。
時間もないので前を通り過ぎ。

広島は尾道より暖かいのでしょうか。
今日の日差しで咲いたのでしょうか。

石段の上に登ってみると遠くで

安芸ひろしま武将隊が活動中のようです。

本丸を出て、二の丸へ急いで見に行く途中に

被爆樹木のマルバヤナギ。

お堀にはきれいな鯉が沢山泳いでいました。

こちら、安芸ひろしま武将隊。

日曜日なので活動していたようです。

その隣にあった櫓を見学することに。

櫓から見えた武将隊。
市役所の方たちなんでしょうか？

櫓の中。
大体どこもこんな感じですね。

本日、上の階でお茶会が開かれていたようです。

櫓と左奥に武将隊。

表御門と御門橋。

少し早めに着いたら、添乗員さんにお堀から天守がきれいに見えますよ、と教えていただきました。

広いお堀です。

満開になったらまた美しそうです。

駐車場へ戻ります。

10分ほど走って平和記念公園へ。

原爆ドーム 名所・史跡

原爆ドームを見るのは修学旅行で来た高校生以来です。

記憶にあるより小さかったのと後ろの建物がちょっと・・・できれば建てないでほしかった。

チューリップ！キューケンホフ公園を思い出しました。

平和記念公園 公園・植物園

チューリップも満開です。

広島城址もそうですが、平和記念公園もバスの中で地図をもらって、自由見学です。

原爆の子の像。
娘は知らなかったのでその場で語り聞かせました。

原爆で亡くなったすべての子供たちのための像です。

像の周りには千羽鶴を飾るブースがあり、本日はこちらにどうぞ、と案内がありました。

資料館に向かって進み、平和の灯。

核兵器が無くなる日まで燃え続けます。
早くその日が来ますように。

原爆死没者慰霊碑。
献花と祈りの人の列が絶えません。

間から、まっすぐ平和の灯と原爆ドームが見えます。

外国の方の姿も多く見られました。

安らかに眠ってください　過ちは繰り返しませぬから
母が、当時地御前に疎開しており、原爆が投下された時間、小学校にいたそうですが、門に立っていた兵隊さんが爆風でばたっと倒れたそうです。
その後、広島から次々と運ばれてくる死体を祖父が近所の男の人たちと小学校の校庭に運んで毎日毎日荼毘に付していたそうです。そんな話を何回も聞いて育ちました。

祈りの泉。

平和記念資料館。
小学校高学年で初めてここを見学した時、被ばく再現マネキンのあまりのリアルさに衝撃を受けたことを今でも覚えています。その後、マネキンは撤去されたそうですが、理由が「実際はあんなもんじゃなかった」ということにまた衝撃を受けました。
今回は見学しませんでしたが、並んでいる人はやはり外国の方が多かったです。

平和記念公園には15時50分から16時45分まで滞在。それから30分ほど走って本日の宿、安芸グランドホテルに到着。

安芸グランドホテル 宿・ホテル

お部屋はシンプルで居心地がいいです。

残念ながら、街側のお部屋。

御茶菓子とお水のサービス。お水は売店で一本150円で売られていました。

バスルーム。

なんだか、アトリウムのような、ここに加賀友禅がたなびいていたら加賀屋のような空間。

厳島神社のミニチュアがありました。

晩御飯は18時から。

お品書き。

牡蛎の味噌鍋。
牡蛎はさすがに大きくておいしかったです。

陶板焼き。

広いレストラン。
ただ、ここに行くのに階段のみで、2階分も降りないといけません。帰りは2階分、登ります。足の悪い人にはきついと思います。

穴子釜飯。
おこげがおいしかったです。

デザートのわらび餅と抹茶ゼリー。

夕食後、19時半から厳島神社ライトアップクルーズ。
ホテルレストラン脇の桟橋から出発します。

1，2号車41名と添乗員さん2名がホテルの船に乗り込みます。

厳島神社の朱塗りの鳥居のライトアップを見に行くのですが

鳥居は今現在、修復工事中で、建築中のマンションのようにすべて覆われていますが、うっすら影が見えます。

2日前に工事は年内に終わります、と発表があったそうです。

この姿を見ることは珍しいのでは、と思うことに。

小さな船ですが、小さな展望デッキがあり、出てみたりしました。

遠くにライトアップされた塔。

遠ざかります。

iPhoneが頑張ってくれましたが、実際は結構暗めでした。

帰りに牡蛎の養殖筏の近くに寄ってくれました。

筏の下に

ぶら下がっている牡蛎が見えます。

ひとつの筏に700個ほど下がっているそうです。

初めて見ました。
30分ほどのクルーズでした。
クルーズ後、温泉で冷えた体を温めました。

今日は珍しいもの、懐かしいものなどなど色々な経験が出来ました。
今回のツアーは本当に目いっぱい観光が詰まっていて充実した毎日です。
本日は11900歩ほどでした。