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 自転車の旅 山陰編(1)<br /><br /> 今回も前回と同じ前置きを書いとくことにしました。まぁ古い旅の話を持ち出すので言い訳みたいなものです。2020年から始まったコロナウィルスのお陰で、国内・海外を問わず何処へも行けなくなってしまいました。お陰でこうして過去の旅をブログにしています。大昔に行ったサイクリングの旅も5作目の今回は、電車で京都まで輪行して、京都から下関までの約900キロを走り廻ったお話です。<br /><br /><br /> 1979年8月、前橋駅から自転車の入ったでっかいバッグと、旅行のための一切合切がぎっしり詰まったリュックを背負い東京行きの電車に乗る。まず着いたのは上野駅。構内を大きな荷物を抱えてウンコラ言いながら山手線で乗り換える。山手線はラッシュの時間なので、大荷物を抱えた私には辛いかなーと想像していたが、心配する程でなかったので良かった。でも混んでいた電車はさすがに自転車抱えて入るのは躊躇したので1本やり過ごして次のに乗り込む。<br /><br /> 東京発の18時30分の新幹線に乗り込む。京都までの電車代5900円。初めて乗る新幹線は、夏休み真っ最中なので混雑この上ない。記念すべき新幹線初乗車なのに座るのはおろか、通路も人だらけで身の置き場に一苦労だ。自転車の入ったバッグは座席と壁の間の手頃な隙間にすべりこませられたが、自分は電車の連結部分で京都までの道のりをずっと過ごさなくてはならなかった。新幹線なんて快適でも何でもない、ただ速いだけだった。<br /><br /> 3時間の電車の旅で9時37分京都着。やっぱり相当速いのだろうが、電車だと距離感が分からないので実感がない。数年前、京都まで自転車で5日間掛かったのを思い出せば、その差は4日と十数時間てことだろが、比べ物にならないのでこれまたピンとは来ない。<br /><br /> 何はともあれ、駅前で自転車を入念に組み立てる。大小4つのバッグも取り付けると、これでやっと今年の夏のサイクリングのスタートって気分だ。自販機の缶ビールを飲んでから、駅前食堂で親子丼の遅い夕飯にする。もう10時過ぎなので、夕飯と言うより夜食と言った方が適当か。<br /><br /> 今回なぜスタートが京都かというと、数年前に前橋から京都を往復して、2年前には前橋から北海道まで走っている。で、今回京都から西の外れの下関まで走れば、日本の端から端とまでは行かなくても、取りあえず本州は自分の足で縦断したことになるのではあるまいか!と言うことで京都スタートなんであります。できればその足で九州まで突入してみたい気もするんだけど、それはまたゴールした時点で気が向いたら考えるってことにしておこう。一人旅の気楽なところだ。<br /><br /> その後、駅前のベンチでボーッとしていると、駅前交番のお巡りさんが話しかけてくる。身分を証明するものを見たいと言うので、更新して期限切れの穴あき免許証を見せてやる。期限切れの免許証なら旅先で無くしても惜しくはないし、身分を証明するには十分なので、いつもツーリングの時は持ちあるってる。でも実際に使ったのは今回が初めてだ。<br /><br /> こんな所でボーッとしてないで、すぐに立てたコースに従い日本海目指して走り出せばいいのか知れないけど、京都では以前来たときに大雨のために断念した大原の三千院見物を最初に予定してるのですよ。三千院への途中は山道田舎道と分かっているので、どうしても京都市内で一泊目をとりたい作戦なのだ。京都駅で寝ちゃおうと思い、ひと気の無くなるまで頑張ってたけど、警官にマークされたのが感じ悪いのでどっか別の寝床を捜しに夜の京都をさまよう。<br /><br /> 賑やかな繁華街をすぎた大通りに、屋根だけ付いたバス停があったので、今夜はここ!とシュラフを広げて眠ることにする。ここなら急の雨でも何とか屋根が防いでくれそう。周りが寝静まった夜中に、この道路上で暴走族とパトカーが追っかけっこを始めてやかましい。うるせー、どっかよそへ行けーっ。

自転車の旅 山陰編(1)

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1978/08/11 - 1978/08/19

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旅行記グループ 自転車の旅 山陰編

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おく

おくさん

 自転車の旅 山陰編(1)

 今回も前回と同じ前置きを書いとくことにしました。まぁ古い旅の話を持ち出すので言い訳みたいなものです。2020年から始まったコロナウィルスのお陰で、国内・海外を問わず何処へも行けなくなってしまいました。お陰でこうして過去の旅をブログにしています。大昔に行ったサイクリングの旅も5作目の今回は、電車で京都まで輪行して、京都から下関までの約900キロを走り廻ったお話です。


 1979年8月、前橋駅から自転車の入ったでっかいバッグと、旅行のための一切合切がぎっしり詰まったリュックを背負い東京行きの電車に乗る。まず着いたのは上野駅。構内を大きな荷物を抱えてウンコラ言いながら山手線で乗り換える。山手線はラッシュの時間なので、大荷物を抱えた私には辛いかなーと想像していたが、心配する程でなかったので良かった。でも混んでいた電車はさすがに自転車抱えて入るのは躊躇したので1本やり過ごして次のに乗り込む。

 東京発の18時30分の新幹線に乗り込む。京都までの電車代5900円。初めて乗る新幹線は、夏休み真っ最中なので混雑この上ない。記念すべき新幹線初乗車なのに座るのはおろか、通路も人だらけで身の置き場に一苦労だ。自転車の入ったバッグは座席と壁の間の手頃な隙間にすべりこませられたが、自分は電車の連結部分で京都までの道のりをずっと過ごさなくてはならなかった。新幹線なんて快適でも何でもない、ただ速いだけだった。

 3時間の電車の旅で9時37分京都着。やっぱり相当速いのだろうが、電車だと距離感が分からないので実感がない。数年前、京都まで自転車で5日間掛かったのを思い出せば、その差は4日と十数時間てことだろが、比べ物にならないのでこれまたピンとは来ない。

 何はともあれ、駅前で自転車を入念に組み立てる。大小4つのバッグも取り付けると、これでやっと今年の夏のサイクリングのスタートって気分だ。自販機の缶ビールを飲んでから、駅前食堂で親子丼の遅い夕飯にする。もう10時過ぎなので、夕飯と言うより夜食と言った方が適当か。

 今回なぜスタートが京都かというと、数年前に前橋から京都を往復して、2年前には前橋から北海道まで走っている。で、今回京都から西の外れの下関まで走れば、日本の端から端とまでは行かなくても、取りあえず本州は自分の足で縦断したことになるのではあるまいか!と言うことで京都スタートなんであります。できればその足で九州まで突入してみたい気もするんだけど、それはまたゴールした時点で気が向いたら考えるってことにしておこう。一人旅の気楽なところだ。

 その後、駅前のベンチでボーッとしていると、駅前交番のお巡りさんが話しかけてくる。身分を証明するものを見たいと言うので、更新して期限切れの穴あき免許証を見せてやる。期限切れの免許証なら旅先で無くしても惜しくはないし、身分を証明するには十分なので、いつもツーリングの時は持ちあるってる。でも実際に使ったのは今回が初めてだ。

 こんな所でボーッとしてないで、すぐに立てたコースに従い日本海目指して走り出せばいいのか知れないけど、京都では以前来たときに大雨のために断念した大原の三千院見物を最初に予定してるのですよ。三千院への途中は山道田舎道と分かっているので、どうしても京都市内で一泊目をとりたい作戦なのだ。京都駅で寝ちゃおうと思い、ひと気の無くなるまで頑張ってたけど、警官にマークされたのが感じ悪いのでどっか別の寝床を捜しに夜の京都をさまよう。

 賑やかな繁華街をすぎた大通りに、屋根だけ付いたバス停があったので、今夜はここ!とシュラフを広げて眠ることにする。ここなら急の雨でも何とか屋根が防いでくれそう。周りが寝静まった夜中に、この道路上で暴走族とパトカーが追っかけっこを始めてやかましい。うるせー、どっかよそへ行けーっ。

旅行の満足度
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
新幹線
  •  出発から2日目、8月12日。京都バス停の朝。<br /> この辺りを掃除している奇特なおじさんがホウキ片手に話しかけてくる。こっちが返事をすると、すかさず「おっ、長距離でんな!」。でんなとは言わなかったと思うが、とにかく関西弁だった。私の関東弁にすぐ反応したということでんな。長距離ツーリングには違いないが、群馬から昨夜電車で着いたばっかりだということを説明しなくてはならない。<br /><br /> おじさんは群馬の尾瀬に行くのが夢だそうだ。地元で育つと尾瀬も珍しくないが、関西から尾瀬に行くと言ったら、どうしても2泊、3泊しなくては行って来られないだろうから「遙かな尾瀬遠い空」なんだろう。尾瀬なんか20回以上行ったなんて自慢して羨ましがらせる。その代わり京都はこれで2回目だけどね。

     出発から2日目、8月12日。京都バス停の朝。
     この辺りを掃除している奇特なおじさんがホウキ片手に話しかけてくる。こっちが返事をすると、すかさず「おっ、長距離でんな!」。でんなとは言わなかったと思うが、とにかく関西弁だった。私の関東弁にすぐ反応したということでんな。長距離ツーリングには違いないが、群馬から昨夜電車で着いたばっかりだということを説明しなくてはならない。

     おじさんは群馬の尾瀬に行くのが夢だそうだ。地元で育つと尾瀬も珍しくないが、関西から尾瀬に行くと言ったら、どうしても2泊、3泊しなくては行って来られないだろうから「遙かな尾瀬遠い空」なんだろう。尾瀬なんか20回以上行ったなんて自慢して羨ましがらせる。その代わり京都はこれで2回目だけどね。

  •  京都市内の観光地はどこも見る予定はないが、折角京都まで来たんだから銀閣寺でも見てみるかと、地図を広げて行ってみる。勿論、こんな早朝から開いているはずはない、塀の外から銀閣の雰囲気だけ感じて大原を目指す。都合のいいことに、京都から日本海へ抜ける367号の線上に三千院はあるので、今回のツーリングにぴったりの観光地なのです。<br /><br /> 市街を抜けると、道は急に細くなり本当にこの道で良かったのかなーなんて思うけど、地元だけじゃなく京都ナンバー以外の車がしょっちゅう走っているからこれでいいんだろう。

     京都市内の観光地はどこも見る予定はないが、折角京都まで来たんだから銀閣寺でも見てみるかと、地図を広げて行ってみる。勿論、こんな早朝から開いているはずはない、塀の外から銀閣の雰囲気だけ感じて大原を目指す。都合のいいことに、京都から日本海へ抜ける367号の線上に三千院はあるので、今回のツーリングにぴったりの観光地なのです。

     市街を抜けると、道は急に細くなり本当にこの道で良かったのかなーなんて思うけど、地元だけじゃなく京都ナンバー以外の車がしょっちゅう走っているからこれでいいんだろう。

  •  8時過ぎ、大原の三千院着。つい歌のメロディーを口ずさみたくなっちゃうね。京都~おーはら三千院・・・。この歌にひかれて大原に来る観光客は相当いるはず。<br /><br /> 朝飯用にパンでも売ってる店がないかなと探してみると、こんな早くからちゃんとした食堂が開いている。京茶漬けというのを注文してみる。朝から茶漬けもないモンだが、これが一番安かったから。それでも何とお茶漬けが800円もした(1979年の値段ね)。家で食べる永谷園のお茶漬けを想像していたが、ごはんは小さなおひつに入ってて茶碗に自分でよそるスタイルだし、高野豆腐の入ったとろっとした吸い物、厚焼き玉子、上品な煮物に小魚と、一体これのどこが茶漬けなんだろう?京の都の茶漬けとはこういうモンだったのかと恐れおののく。雅やかでとても京都らしい物を食べられて良かったので値段以上の経験が得られた気がした。

     8時過ぎ、大原の三千院着。つい歌のメロディーを口ずさみたくなっちゃうね。京都~おーはら三千院・・・。この歌にひかれて大原に来る観光客は相当いるはず。

     朝飯用にパンでも売ってる店がないかなと探してみると、こんな早くからちゃんとした食堂が開いている。京茶漬けというのを注文してみる。朝から茶漬けもないモンだが、これが一番安かったから。それでも何とお茶漬けが800円もした(1979年の値段ね)。家で食べる永谷園のお茶漬けを想像していたが、ごはんは小さなおひつに入ってて茶碗に自分でよそるスタイルだし、高野豆腐の入ったとろっとした吸い物、厚焼き玉子、上品な煮物に小魚と、一体これのどこが茶漬けなんだろう?京の都の茶漬けとはこういうモンだったのかと恐れおののく。雅やかでとても京都らしい物を食べられて良かったので値段以上の経験が得られた気がした。

  •  三千院は写真で見るのと同じようだった。あー、おんなじだーと思うが、人工の物では感動もそんな所止まりか。せめて三千院の歴史でも仕入れておけば見る目が違ったんだろな。<br /><br /> 三千院を後に、日本海の若狭湾を目指して北上する。道は相変わらず国道とは名ばかりの田舎道が続く。それにずっと山の中の道なのだが、標高は数百メートル程度なので、まずまずのペースで上っていける。昔はキット、若狭湾で獲れた魚を塩漬けにしてこの道を通って京都まで運んだんだろなーと思いを巡らす(他に考えることがないので)。

     三千院は写真で見るのと同じようだった。あー、おんなじだーと思うが、人工の物では感動もそんな所止まりか。せめて三千院の歴史でも仕入れておけば見る目が違ったんだろな。

     三千院を後に、日本海の若狭湾を目指して北上する。道は相変わらず国道とは名ばかりの田舎道が続く。それにずっと山の中の道なのだが、標高は数百メートル程度なので、まずまずのペースで上っていける。昔はキット、若狭湾で獲れた魚を塩漬けにしてこの道を通って京都まで運んだんだろなーと思いを巡らす(他に考えることがないので)。

  •  この辺りは鉄道のなかった時代に、若狭湾で取れた海産物を京都まで運んだ、いわゆる鯖街道だったらしいが、実際にはこの舗装路ではなく少し左に入った山の中らしいです。この道だったら歴史が感じられて良かったのに。<br /><br /> 花折峠にある長いトンネルの出口は、クーラーと同じような涼しい風が吹きまくっている。長いトンネルだと温度差の関係でこのように結構な風が吹き抜けるトンネルがあるようだ。この炎天下の中、これだけ快適な休憩場所は滅多にないので20分ほど休んでいく。あー極楽ごくらく。<br /><br /> 海が近くなってきたのか、ほぼ平地になってきた。豪華な朝飯と言っても基本的に茶漬けだったので腹が減ってきたので、昼飯を食べられる店を探しながら走るようになる。食べ物屋を捜しながらキョロキョロ走る時間もちょっと楽しい時間だ。どこもかしこも初めて走る道なので、何の店がどこにあるのか見当も付かない。今度はどんな食堂で食べられるんだろうと、そのちょっとしたドキドキが楽しい気分にさせる。<br /><br /> 今回はパワー持続を考えて焼き肉屋に入る。レバーにホルモン、ライスで730円。朝の800円の茶漬けも珍しくて良かったが、やっぱり普段はこれですよ。<br /><br /> 出てきたホルモンは、今まで見たことのない奇妙な代物だった。一瞬、ゲテモノ食堂に入ったかと思ったぞ。海釣りでの餌にゲジゲジみたいなのがあるが、それそっくりなのや、クラゲのように透き通ってベチャッとした物とかあって気味が悪い。こんなの食べるのにはちょっと勇気がいりそう。店の人に聞いてみたら、これは小腸だそうで、いつも関東で食べてるのは大腸だそうだ。焼いてみると幾らか肉っぽく見えてくる。タレも関東のとは違っているようだ。ま、遠くまで来てるんだから珍しい経験でいいんだろう。所変われば品変わるだ。<br /><br /> 若狭湾の小浜まで11Kmの所に、めのう会館というのがあって観光客で賑わっている。人がいっぱい居る店は買う気のない私には入りやすいので持ってこいだ。それにこういう所は冷房もあるので休むには最適。うまくすると冷水のサービスや試食があるかもなので入らない手はない。<br /><br /> めのうっと言うのは宝石の一種だろから高いと思っていたが、安いもんだった。でも勿論、荷物になる物は買わないけどね。涼しいので瑪瑙の研磨作業まで見学して長時間居座る。<br /><br /> やっと日本海に出て、通りにあった海水浴場でコーラを飲んだら120円だった。あほくさ!何でこんな不便でも何でもない道っぱたの海水浴場で20円増しなんだ、国道端だぞ。なんて文句を言いながら結局飲んじゃう私って根性なし。<br /><br /> 夕方6時過ぎに東舞鶴に着く。今回の旅では事前に、萩、津和野、舞鶴と3つの教会に往復葉書で一夜の宿を頼んであるから、かなーり心強いのだ。おまけに、返信用葉書の宛名は、こっちの教会にしといたので、あちらさんとしても身元確認ができるので安心だろう。ここは東舞鶴だけど、調度カトリック教会が通りにあったので西舞鶴の教会への道順を教えて貰う。

     この辺りは鉄道のなかった時代に、若狭湾で取れた海産物を京都まで運んだ、いわゆる鯖街道だったらしいが、実際にはこの舗装路ではなく少し左に入った山の中らしいです。この道だったら歴史が感じられて良かったのに。

     花折峠にある長いトンネルの出口は、クーラーと同じような涼しい風が吹きまくっている。長いトンネルだと温度差の関係でこのように結構な風が吹き抜けるトンネルがあるようだ。この炎天下の中、これだけ快適な休憩場所は滅多にないので20分ほど休んでいく。あー極楽ごくらく。

     海が近くなってきたのか、ほぼ平地になってきた。豪華な朝飯と言っても基本的に茶漬けだったので腹が減ってきたので、昼飯を食べられる店を探しながら走るようになる。食べ物屋を捜しながらキョロキョロ走る時間もちょっと楽しい時間だ。どこもかしこも初めて走る道なので、何の店がどこにあるのか見当も付かない。今度はどんな食堂で食べられるんだろうと、そのちょっとしたドキドキが楽しい気分にさせる。

     今回はパワー持続を考えて焼き肉屋に入る。レバーにホルモン、ライスで730円。朝の800円の茶漬けも珍しくて良かったが、やっぱり普段はこれですよ。

     出てきたホルモンは、今まで見たことのない奇妙な代物だった。一瞬、ゲテモノ食堂に入ったかと思ったぞ。海釣りでの餌にゲジゲジみたいなのがあるが、それそっくりなのや、クラゲのように透き通ってベチャッとした物とかあって気味が悪い。こんなの食べるのにはちょっと勇気がいりそう。店の人に聞いてみたら、これは小腸だそうで、いつも関東で食べてるのは大腸だそうだ。焼いてみると幾らか肉っぽく見えてくる。タレも関東のとは違っているようだ。ま、遠くまで来てるんだから珍しい経験でいいんだろう。所変われば品変わるだ。

     若狭湾の小浜まで11Kmの所に、めのう会館というのがあって観光客で賑わっている。人がいっぱい居る店は買う気のない私には入りやすいので持ってこいだ。それにこういう所は冷房もあるので休むには最適。うまくすると冷水のサービスや試食があるかもなので入らない手はない。

     めのうっと言うのは宝石の一種だろから高いと思っていたが、安いもんだった。でも勿論、荷物になる物は買わないけどね。涼しいので瑪瑙の研磨作業まで見学して長時間居座る。

     やっと日本海に出て、通りにあった海水浴場でコーラを飲んだら120円だった。あほくさ!何でこんな不便でも何でもない道っぱたの海水浴場で20円増しなんだ、国道端だぞ。なんて文句を言いながら結局飲んじゃう私って根性なし。

     夕方6時過ぎに東舞鶴に着く。今回の旅では事前に、萩、津和野、舞鶴と3つの教会に往復葉書で一夜の宿を頼んであるから、かなーり心強いのだ。おまけに、返信用葉書の宛名は、こっちの教会にしといたので、あちらさんとしても身元確認ができるので安心だろう。ここは東舞鶴だけど、調度カトリック教会が通りにあったので西舞鶴の教会への道順を教えて貰う。

  •  10キロほど走り、西舞鶴到着~。早速教会を尋ねると外国人の神父さんが応対してくれる。この人が返信はがきを書いてくれたようだ。日本語が堪能だけじゃなく漢字まで達者なのか。受け取った葉書を見せながらお願いすると、すんなりとOKが貰える。往復葉書の効果は絶大だった。前もって頼んでおくというのはいいもんだ。一日の終わりである寝場所が決まっているのは昼間のうちから気楽にさせてくれる。<br /><br /> 案内されたのは、教会からは道一つ隔てたリグリアンホールという建物で、信徒会館のようだった。おまけに缶ジュースまで貰えた。ここは本来宿泊施設でないので考えたら当然なのだろうが、生憎シャワーがないので汗が流せない。背に腹は代えられないのでキッチンの流しで頭を洗ったり体を拭いたりしてたら男の人から声が掛かった。どうやらこのホールを管理している人のようだ。これこれこういう訳ですと説明すると簡単に納得してくれる。<br /><br /> 幾らかさっぱりしてから夕飯を食べに出かけていく。まだスタートしたばかりなので、経費節約のため自販機の缶ビールを飲んでから中華料理屋でチャンポンと餃子を二人前食べる。帰りに一夜の宿のお礼用ポンジュースを2本買って帰る。<br /><br /> 炎天下の中を一日中走ったので、今日は随分日に焼けたのが今更ながら気が付いたが、この時代はまだ日焼けが健康に悪い意識はないので暢気なもんだ。寝る場所は有り難いことに畳の座敷の部屋だった。テレビもラジオもないので早々と9時にシュラフを敷いた上で寝てしまう。<br /><br /> 本日の走行距離110Km。<br /><br /> 自転車の旅 山陰編(2)へ続く<br />

     10キロほど走り、西舞鶴到着~。早速教会を尋ねると外国人の神父さんが応対してくれる。この人が返信はがきを書いてくれたようだ。日本語が堪能だけじゃなく漢字まで達者なのか。受け取った葉書を見せながらお願いすると、すんなりとOKが貰える。往復葉書の効果は絶大だった。前もって頼んでおくというのはいいもんだ。一日の終わりである寝場所が決まっているのは昼間のうちから気楽にさせてくれる。

     案内されたのは、教会からは道一つ隔てたリグリアンホールという建物で、信徒会館のようだった。おまけに缶ジュースまで貰えた。ここは本来宿泊施設でないので考えたら当然なのだろうが、生憎シャワーがないので汗が流せない。背に腹は代えられないのでキッチンの流しで頭を洗ったり体を拭いたりしてたら男の人から声が掛かった。どうやらこのホールを管理している人のようだ。これこれこういう訳ですと説明すると簡単に納得してくれる。

     幾らかさっぱりしてから夕飯を食べに出かけていく。まだスタートしたばかりなので、経費節約のため自販機の缶ビールを飲んでから中華料理屋でチャンポンと餃子を二人前食べる。帰りに一夜の宿のお礼用ポンジュースを2本買って帰る。

     炎天下の中を一日中走ったので、今日は随分日に焼けたのが今更ながら気が付いたが、この時代はまだ日焼けが健康に悪い意識はないので暢気なもんだ。寝る場所は有り難いことに畳の座敷の部屋だった。テレビもラジオもないので早々と9時にシュラフを敷いた上で寝てしまう。

     本日の走行距離110Km。

     自転車の旅 山陰編(2)へ続く

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