どこかにマイル第３弾　長崎旅～初日は移動とこじんまり中華街と出島観光

2022/03/07 - 2022/03/07

オミクロン株が猛威を振るう日本列島。
コロナ禍の日本列島はまだまだ、かつての自由旅行も難しい。

夏の長期休暇は遠慮して家に籠っていたけれど、3月のリフレッシュ休暇はどこかにマイルを使って出かけることにした。
寒さに弱い私は北を避けつつ、沖縄、石垣、広島、長崎をチョイス、行先は第一希望の長崎に決定しました。
長崎は就職した年に旅行して以来〇十年ぶり、当時はグラバー園やオランダ坂、26聖人殉教地に言った記憶がある。

間近まで蔓延防止措置(まん防)にて様々な施設は休業中、どうしようかと頭を抱えましたが、直前に長崎は解除になり観光を楽しむことが出来ました。

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日はゆっくりJAL609便　12時30分発～14時30分着

チェックインもほとんどが無人のマシンによるもの、デジタルシフトが空港でも進んでいますね。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

パワーラウンジも時間が無くて珈琲1杯しか飲めなかった。

POWER LOUNGE SOUTH (第1旅客ターミナル2F 南ウィング) 空港ラウンジ

さあ出発です。
地方便はラウンジから遠いです。

長崎が見えてきました。
雲で霞んでいるけれど、天気予報によると滞在中に雨は降らなさそう。

長崎空港 空港

長崎空港はこじんまりしていますが、国際線も併設していてコロナ後はもっと使い勝手がよくなるんだろうなあ。

長崎空港 空港

飛行機の離発着に合わせて、市内までのリムジンバスが発着しています。

空港バス (長崎空港) 乗り物

大体30～40分ほど、チケットはパスモなどのICカードをタッチして乗ることも可能ですが、記念に現金で購入してみました。
もっともこの後は全て、ICカードタッチになりました(;^_^A

最初の停留所『長崎新地』で下車。
車内は平日もあってビジネスマンや、卒業旅行らしい若者が多かった。
コロナ禍で海外に行けないのが気の毒ですね。
私ももう丸二年海外には行ってない。

市電が走っているのに感動して、思わずパチリ‥‥
長崎では中心的交通機関になっている。

東京も荒川区を中心に都電が走っていますが、本当に限られた区域のみで、忙しい都内ではスピードも含めて住民の足とは程遠い。

トコトコ歩くと長崎中華街の門が見える。
親切なんだろうけれど、地元のご婦人がどこ行くの？どこから来たの？と話しかけてついてきた。
何となく素っ気なくなり早足になる私だが、娘は丁寧に対応している。
元々の性格が出るんだろうなあ。

長崎新地中華街 名所・史跡

今月のお宿はドーミイン長崎新地中華街、色々と検討してみたものの、大浴場以外に夜鳴きそばや風呂上がりのドリンクやアイスなどの食べ物に惹かれる私(子供か！)
https://www.hotespa.net/hotels/nagasaki/spa/

出島の湯 ドーミーイン長崎新地中華街 宿・ホテル

何と隣には長崎角煮まんじゅうの岩崎本舗さん。
宿泊中は2回も買って食べちゃった。

岩崎本舗 西浜町店 グルメ・レストラン

1階にはホテルへの入り口とコンビニ有り、バスターミナルから徒歩5分。

出島の湯 ドーミーイン長崎新地中華街 宿・ホテル

ロビーには無料のドリンクと珈琲メーカー有り、部屋飲みＯＫですか？
ドーミインのこういう心遣い大好きなんですよ。
３～4回貰っちゃいました(;^_^A

お部屋は狭いけれど、相変わらずコンパクトに纏まっている。
何か部屋がタバコ臭いと思ったら、間違って喫煙ルームを選択していた。
気付いたのが観光から戻ってきた20時過ぎ、間違ったのはこっちなのに直ぐに階上の禁煙ルームに交換してくれた。
提案も対処もスピーディーだし、スタッフさん素晴らしいです。

風呂場は極普通のビジネスホテル並み、でも大浴場使うからあまり関係ないか…

窓からは中華街の北門が見える。
早速、中華街散策に出かけよう。

門構えは立派ですが、横浜、神戸と比べると、こじんまりしていてえっ？
これだけと思ってしまう小規模ぶり。

長崎新地中華街 名所・史跡

昼間の16時過ぎなのもあるけれど、寂れています。
中華街は15時で一旦閉店、17時から再度開くので、今は殆どの店が閉まっているからかもしれませんが、それにしてもこれは観光地としてどうなの？

長崎新地中華街 名所・史跡

北門の突き当り、中華門前には長崎くんちの会場にもなっている湊公園がある。

湊公園 (長崎市) 公園・植物園

かつてはここに人が溢れていたのでしょうねえ、人がいないとお土産物屋さんにも入りづらい。
蔓延防止措置が今日から正式に解除になって、まだ開いていないお店もあるでしょうが、地方の観光地にとってはまさに死活問題です。

折角、長崎まできたのですから本場のちゃんぽんを食せねば、ガイドブックに載っている有名店に夜の開店と同時に入ってみます。

会楽園 グルメ・レストラン

ショーウインドの陳列に目移りする。
さすがに観光地価格でお高めです。ちゃんぽん１杯９３５円。
ちゃんぽんか皿うどんか…長崎名物ハトシも食べてみたいな。

豪華な店内ですが、ここもほぼ貸し切り状態。
客より従業員が多いみたいです。

会楽園 グルメ・レストラン

ちゃんぽんのお味の方は、美味しいには美味しいのですが、野菜や麺が蒸しすぎなのか軟らかすぎる。
私はシャキシャキした野菜が好きなので、少し物足りない。
スープも甘すぎる、ちゃんぽん１杯９３５円とするとリンガーハットに軍配が上がるかもしれません。

ハトシは食パンの間にエビなどのすり身をはさんで、油で揚げた料理。
長崎では本来のエビをつかったものの他、魚のつみれ、豚肉や豚角煮など、別の材料を使ったはさみ揚げも作られている。

ふう～お腹いっぱい、やがて日は暮れる。
本日は立地から考え、これから出島を観光して終わりにしよう。

出島方面に歩いていくと日本最古の神学校が復元されている。

出島 名所・史跡

水色の鉄橋を渡れば、江戸時代に唯一の海外との外交の場であった出島跡に着く。
復元は意外と早く、昭和26年から始まっていたようですが観光化されたのは2000年からのようです。

運河側に回り込んで見ると、立派な神学校です。

コロナ禍で入場できるのは中央の表門からだけ、立派な架け橋ですが木製に見えるもののコンクリートらしいです。

出島 名所・史跡

次第に日が暮れてきます、表門のスタッフさん曰く東側は暗くなるので先に回ります。

出島 名所・史跡

旧長崎内外クラブ、グラバーの息子さんの尽力により、長崎の外国人と日本人の社交場として造られた建物。

出島の中の出島15分の1のミニチュアです。

オランダつながりでミッフィーちゃんのフォトスポット。

復元された建物の内部は出土された食器や調度品の博物館になっていて、見ごたえがあります。

この水差しなんか、博物館に展示されてそう(欲しい)

段々暮れてきて、見えないし段差も危ない。
本来なら昼間に来ればいいのですが、時間がないからね。
オランダ商館長(カピタン)の居宅は出島の目玉。

クリスマスの宴会を再現した部屋。
毎年行っていた、テーブルウエアフェスティバルのテーブルセッティングみたい。

生活感あるお部屋ですが、当時にしては相当文化的だったのでしょう。

1階は体験展示を楽しめます。

かなり暗くなってきました、マジックアワーの時間帯は美しい写真が撮れるのだけど、手元がブレて興奮が伝わってしまう。

実際はかなり暗いのですが、おまけにここも貸し切り状態のように人は少ないし、段差多いし1人じゃ怖いです。

観光客いないから人が映りこまない写真撮り放題ですが、やっぱり日の高い内に来た方がいいですね。

開場は8時から21時までで、年中無休。入場料320円。
先日まではまん防で閉館だったようです。

ライトアップされて表門が幻想的に浮かび上がっています。
これからベストシーズンになるので、集客が見込めるといいですね。

3月ですが、日が暮れるとまだまだ寒い。
市内の中心地なので、金融、保険会社のライトアップも水辺に移って綺麗です。

ホテルまで徒歩で戻ってきましたが、中華街は夜も人まばら。

ちゃんぽん食べたのに小腹が空いてきたね。
早速、角煮まんじゅう買って部屋で食べましょう。

小さいのに意外と高いのですが、これが凄く美味しくてジューシーでお土産にまで買ってしまいました。
蓬莱の豚まんレベルくらい、ご当地グルメのレベル高いです。

1日の疲れを癒す大浴場。月曜なのもあるけれど、ここも貸し切りのように空いています。
コインランドリーも併設されているけれど、使うほど洗濯物ないですね。

出島の湯 ドーミーイン長崎新地中華街 宿・ホテル

ドライヤーも化粧品も完備、浴槽はサウナやシルキー風呂などバラエティー豊かですが、写真を撮れないのでHPをご覧ください。

https://www.hotespa.net/hotels/nagasaki/spa/

湯上りはやっぱり夜鳴きそば、どんだけ間食してるのやら、夜の22時近くにラーメンなんて家じゃ怖くて出来ないから、旅先限定の特別感も影響しているのかも？

量はハーフ、京風のさっぱり醬油ベースが癖になる。

そして更に湯上りのアイスキャンデー、明日から本格的な観光が始まります。