2022/02/11 - 2022/02/19
610位(同エリア754件中)
菜さん
5年に1度しかもらえない特別休暇。今回、2020年4月に付与されて期限が2022年3月末…なんとも最悪なタイミング。
数年前からアーユルヴェーダ治療院に滞在する旅がしたいと調べていたものの、当然海外旅行なんて無理。
国内も数カ月先の予定を立てることが一切できず、2020年秋に一時的に収まった際に急遽与那国~奥間を旅して、休暇の残りは2021年度に…が、2021年度の方が休みが取りづらくなるとは思ってもなかった…。
結局、年度末を迎える直前である2月に取得し(これ以上後ろ倒しは仕事的に無理)、九州へ行ってきました。
この時期の旅行だと温泉しか浮かばなかったので、湯治宿を検索する中で気になった宿の空き状況+せっかく九州に行くなら行ってみたい所を重視で考えた結果、熊本と大分を往復する少しおかしな旅行程になってしまったけど、
私的には盛りだくさんで充実したとても楽しい旅になりました。
◆◆◆
旅の7~9日目。
黒川温泉で1泊した後、車で5分ほどの小田温泉へ。
一人で露天風呂付の離れなんて、私的にはなかなか贅沢。
宿からほとんど出ず、ひたすら温泉三昧の2泊の旅行記です。
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お迎えに来て頂いた車でこの日の宿へ。
※写真は別日に撮影。
全室離れで、露天風呂付のお部屋もあるお宿。ちょっと奮発しちゃいましたー。落ち着いた離れの宿 by 菜さん四季の里はなむら 宿・ホテル
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私のお部屋は「すみれ」。
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玄関から広々。
大きな丸い照明がかわいい。 -
お部屋に入ると炬燵にテンションが上がる!
お布団は最初から敷いてありました。 -
お部屋が広めなのは嬉しいけど、広い分テレビがちと遠い(汗)。
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内湯。
※お湯が溜まってから撮影。 -
そして部屋付の露天風呂!
ワー!ワーー!!
露店風呂付の離れだなんて、本当贅沢~。
ちょっと奮発したけど、この2年間、嫌なことばかりだったから、少しぐらい自分を甘やかしても良いよね…と。 -
ひとっぷろ浴びる前に宿内散策。
こちらは「談話室 道草」。
お水やコーヒーを無料で頂けます。
暖炉の火に温かみがあって良い感じ。
でも暖炉に炎が入るのはチェックインから夕飯あたりくらいの間だけかも。
夜や朝は入っておらず、かつ、とても寒くてあまり長居できなかった。 -
奥にはソファーも。
翌朝、ここで新聞を広げて読みつつコーヒーを頂きました。 -
中2階にもこんなスペース。
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天井が低くて狭めなのがかえって落ち着くかも。
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お部屋にもお風呂はあるけど、せっかくなので大浴場へ。
この日は明るい時間も夜も貸切状態だった。
(翌日は結構人がいた) -
モワモワと立ち込める湯けむり。
写真は撮ってないけど、上の方にあった洞窟風呂も堪能。
こちらは湯温が低めで、長湯できるのは良いけど真冬にはちょっと寒いかな。 -
お部屋の露天にも入った後は、炬燵でゴロゴロ夕飯を待ちます。
夕飯はお食事処にて。外を歩かないといけないのはやっぱり寒い。
お庭は少しライトアップされてました。 -
食事処に来てびっくり。
完全個室!
しかも掘り炬燵的に足を下ろせるようになっていて楽。
下にはホットカーペットを敷いてくれていて、足元がホカホカだったのも嬉しかった。 -
最初にセットされてたものを見ただけでテンションが上がる。
品数多い~ -
盛り付けが美しく、器も上品。
手鞠寿司や橘玉子は真ん丸でかわいい。
器の蓋を開けて写真を撮れば良かったけど、鮑と影山葵の雲丹和えとか、お酒に合う濃口のおかずが少しずつたくさん。
牛舌のパイ包み焼き(左の)と洋風なものも。 -
サラダの盛り付けもかわいくておされ。
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連日の馬刺し!やっぱり熊本と言えば…よね。
薔薇のような盛り付けがキレイ。 -
蚕豆すり流し。
優しいお味に三つ葉の渋みがアクセントになっていておいしい。 -
山女魚の塩焼き。左上の器は湯葉のべっ甲餡、手前にはれんこんや柿の白和えもあったりと、ひとつひとつが凝っている。
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味彩牛のしゃぶしゃぶ。
野菜もたっぷりで、おいしく頂きました。
良いお肉を連日頂けるって贅沢だ~ -
ご飯はちりめん山椒が乗せてあり、こちらもおいしく完食。
量もちょうど良かったです。 -
デザートはバナナムースに生チョコ、フルーツ。
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この日はオリンピック女子フィギュアフリー。
上位陣が登場する前に男女が入れ替わった大浴場へ。
この大浴場、22時までとはちょっと早いような…。まぁお部屋のお風呂は24時間いつでもOKだけどね。
この時も貸切状態。木の影から見え隠れするお月様を見ながらのんびり浸かりました。 -
お風呂上りに「談話室 道草」に寄ってお水を頂いた。
でも暖炉の火は消え、エアコンもきいておらず冷え冷え。 -
夜は雰囲気が変わる~っとあったけど、これでは長居できませぬ。
お部屋に戻ってからはオリンピック女子フィギュアフリーを観戦。
モヤモヤしたままの最終滑走…なんだか見てはいけないものを見てしまった感じ。とにかく胸が痛く、悲しくなった。
せっかく日本選手がメダルを獲ったのに、後味が悪くて残念。
でも、さかもっちゃんの努力が報われたのは私もとっても嬉しかった。
笑顔も最高!頑張ってきた甲斐があったね。本当によかった。
以前「もう二度と採点競技にははまらない」って思ったし、それが翻ることはないだろうけど、あぁいう笑顔を見るとやっぱり良いものだなぁって感じるね。 -
ぐっすり眠って翌朝。目覚めたら朝食の時間が迫っていてちょっと焦った。
夕食と同じ個室の食事処で頂きます。 -
野菜蒸しがあったり、煮物は温かい状態で持ってきてくださったり、熱々で頂けるものがあるのは嬉しい。
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朝からもデザートも。
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朝食後にお部屋の露天で朝風呂ー
連泊なので時間を気にせずのんびりできる。
この「時間を気にせず」が何より贅沢。
お天気も良いから陽射しも受けての温泉入浴、気持ちえぇーわー -
お風呂から上がったらしばらく炬燵でゴロゴロ。
お部屋の掃除はなしで良いですと言っていたのだけど、浴衣やアメニティの入替とゴミ回収のついでに手際良くシーツ交換までしてくださった。
そうそう。お布団の下にマットレスも敷いてあってフカフカでしたよ。 -
小腹が空いてきたかなとちょっとだけ外出。
歩いてすぐの場所に評判の良いお蕎麦屋さんが…と行ってみたら定休日!ちょっと残念…。
側の商店でアイスを買って宿に戻りました。
それにしても良いお天気。 -
まぁ朝食をたっぷり頂いたし、夕飯もしっかり食べられるよう昼食に重きは置いてなかったのだけど、さすがに何も食べないのは厳しいので、
鉄輪温泉で地獄蒸しした卵と、冷蔵庫に入っていたわらび餅を頂く。
このわらび餅、宿のオリジナル商品なのね。お土産用にと売店で売られてた。
ばらまきにはちょっとお高いけど、ボリュームもあっておいしかったし、買えば良かったな。
結局、お土産を買うタイミングは空港しかなくて、リニューアル中でこぶりな熊本空港ではあまり選択肢がなかったのよね。 -
大浴場が開いてからこの日も行ってみたら、ちょっとお湯が熱かったー。一緒に入っていた方に「熱いですね」って話し掛けられたくらい(笑)。
前日ぬるく感じた洞窟風呂がちょうど良かったな。
宿は前日より混み気味だったのか、大浴場で何人も会ったし、談話室にも人がいるのをちょいちょい見ました。
そうなるとやっぱりお部屋の露天よねぇーっと、明るいうちにまた入る。 -
お風呂上りには商店で買ってきたモナカ。
大手:M永のかと思ったら、M永はM永だけどちょっと違った。 -
そうそう。ここの浴衣、鳥みたいなイラストが入っててかわいかった。
あと、2日目になって気付いたのだけど、浴衣以外にパジャマも用意されてるのね。
確かに「食事処には浴衣でもパジャマでも…」とは書いてあったけど、「パジャマとは?」と思ってたら、「なんだろこれ」と開きもしないで放っておいた紫色のものがパジャマだった。
まぁ温泉と言えば浴衣だし、湯上りにさっと羽織れるのも良いのだけど、ご飯の時は帯が苦しくて、何より寝てるとめっちゃくちゃになるのがちょっとね(汗)。
その点、パジャマはすごく楽。さすがに食事処に行くのは憚られたけど、部屋に戻ってからはパジャマで心身ともにリラックスできました。 -
夕飯までの時間はYoutubeを見てのんびり。
Youtubeが見れるような設定がされてるテレビだった。
スマホのミラーリングもできるみたいだったけど、私の機種では無理で残念。
炬燵でダラダラし過ぎると足がだるくなるという感覚を久々に思い出した(汗)。 -
お待ちかねの夕食。
この日も美しい盛り付け。器も素敵。
ただ、お品書きは初日しかないとのことで、何かわからないまま食べてたり(汗)。お魚の下に葉っぱで包まれたちまきがあって、ちょっとびっくりした。 -
お刺身には連日の馬刺しも。
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説明がちゃんと聞き取れなかった…クリームコロッケの部類に入るのかな。
中のクリームはかつて食べたことがないほどトロットロで液体に近い感じ。割った瞬間感動してしまった。
味は豆乳っぽくさっぱりしていたので全くしつこくなく、一気に頂いちゃいました。
それにしても、揚げてあるのになんでこんなに真っ白なんだろう?? -
一口ステーキ。
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えびしんじょ的な…お品書きがなかったので(汗)。
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メインは鴨鍋。
前日より食事全体の量が多く感じたなぁ。全部おいしかったけど、結構苦しくなってしまった。 -
この日は炊き込みご飯でした。
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デザートは流れるような器で。
真ん中はジェラートでもっちりしてた。
右のミニケーキの上部は凍っててサクサク。酸味と甘みのバランスもちょうどよく美味でした。 -
夕食後は、再度お部屋の露天へ。
ゆっくり浸かったのでポカポカ過ぎる感じになり、汗を引かせようと部屋を出てみたら大浴場や談話室がしまった後だからか全体的に暗く、すぐ部屋へ逆戻り。
お部屋の窓を開けると縁側的なものがあるので、そこで少し涼みました。
※写真は明るい時間に撮影。
この縁側+小さなお庭は通路と隣接しているので、日中は人の動きをダイレクトに感じてリラックスできないけど、夜涼むにはちょうど良いかも。 -
旅最終日の朝。
お部屋の露天で朝風呂に入ってから朝食へ。 -
同じ個室。こういう風にちゃんと玄関みたいになってるのが良いわー。
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朝から元気にたっぷり頂きました。
朝食後、最後にひとっぷろ浴びてからチェックアウト。
文字通り温泉三昧の贅沢な日々で幸せでした。
チェックアウト後は黒川温泉のバス停まで送って頂き、九州横断バスで熊本空港方面へ。九州横断バス 乗り物
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帰りの飛行機まで少し時間があった+空港では時間を潰せそうになかったので、肥後大津駅で下車。
この旅最後のご飯は熊本ラーメンに。
タイミング良くすぐ入れました(その後、待ちのお客さんが出た時間帯も)。人気の熊本ラーメン by 菜さん文化ラーメン グルメ・レストラン
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文化特製ラーメンを注文。
おぉ!ガッツリしたにんにくの香に食べる前からテンションが高まる。
これぞ私がイメージする熊本ラーメン!
濃厚でも後味が軽いスープがおいしく、汁まで完食。
昼食後は空港ライナーで空港へ→お土産を購入して帰路につきました。
私的に盛りだくさんで充実してた8泊9日。あっという間だったなぁ。
温泉もたっぷり入れて贅沢できた。こういう旅をする機会ははなかなかないかも。空港ライナー (阿蘇くまもと空港~肥後大津駅) 乗り物
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