2021/11/30 - 2021/11/30
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昨年11月の旅行記です。
芦屋の散歩は続きます。
以前、行った金津山古墳、今回は近くで見ることができました。宝物を埋めたという伝説のある古墳です。
こちらの付近の名前は打出の小槌を連想させる名前、伝説もあります。
晩秋、芦屋の街並みを歩き、ちょっと休んだりするのが楽しみです。
虚子文学館は高浜虚子に関するもの、俳句に関係のあるものなどが展示されていました。
歩いた順番は次のとおり。
①金津山古墳
②徳本上人名号塔
③若宮まちかど広場の石造物
④虚子記念文学館
⑤大楠公戦跡碑
⑥打出橋
- 旅行の満足度
- 5.0
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打出駅そばにある商店街を通っていきます。
打出とはなんとも縁起の良い名前、、と思ってましたら、
やはり打出の小槌の伝説もあるようです。 -
駅がありました。
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銀杏の黄色がまぶしいです。
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こちらが金津山古墳。
以前、来たときは、草刈り中でよく見学できませんでしたが、今日は見やすいです。
阿保親王が打出の村人たちの困窮に備えて宝物を埋めたという伝承があります。
「黄金塚」「金塚」とも呼ばれてます。 -
説明看板があります。
残念ですが、入口に鍵がかかってあって、中に入れませんでした。(-_-;) -
たしかに!!
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ちょっと歩いていましたら、外にテーブルがあるカフェがあり、
誰もいませんでしたので、休むことに。 -
しばし、休憩。
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寒い時なのに、可愛い黄色の花。
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空気が澄んでいます。
どんどん歩きます。 -
面白そうなお店。
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本格的な冬が近づいてきたころ。
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芦屋川もなんだか寂しいような景色。
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道路脇にこんな看板が。
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得本上人名号塔。
得本上人は江戸時代中期の浄土宗の僧呂。
広く念仏行で布教を行い、打出の土地でも多くの人々が帰依したそうです。 -
美しい石塔でした。
人々の心の拠り所となった人を敬う気持ちが伝わります。 -
このような石碑もあり、
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小さな祠があり、
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こんな石造物が置かれている場所もあります。
市内のあちこちの石造物が集められています。 -
石の説明板があります。
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山芦屋町にあった水車場で使われていた石臼。
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こちらは珍しい石。
丸印は自然のもの。
説明によると、石は年月が経つとまわりからさびてきて、さびているところを皮、さびないところを身というそうです。 -
右のほうから、丸い穴の開いた石は手水鉢、古くからお屋敷で使われていたもの。そのとなりは刻印石だそうですが、かすかに真ん中あたりに刻印が見える気もしますが、、。
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一番、右端は矢穴石。
石を割るためのくぼみが見えます。
その隣の上の石も刻印石。 -
石造物の下のほに敷き詰められている石は、昔、路面電車が走っていたころ、敷かれていたものだそうです。
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虚子記念文学館に向かいますが、途中、川の中をみてみると
大きな石がゴロゴロ。
徳川大阪城六甲採石場から川を下って運んだそうですが、
途中、捨てられている石も多いと聞きました。
ここにもあるのかな。。 -
よく見ましたら、ギザギザのある石発見。
矢入り石です。石を割るためのクサビのあとの石。 -
途中見かけた可愛い赤い実の樹。
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綺麗な葉っぱでした。
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芦屋公園も見えます。
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こんな看板がありました。
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こんな松の樹が。
ものすごく頑張っている姿勢です。
少しくらい不便があっても、松の樹をこのままで保存するというのが
すごいと思いました。 -
虚子文学館へ。
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レトロな建物でした。
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中は撮影禁止です。
高浜虚子に関する資料、日本最古の俳句雑誌ホトトギス、正岡子規など、多くの資料が展示されていました。
女子の俳句育成にも力を注いだそうで、大正時代において進んだ考えの人だったのだと思いました。 -
大楠公戦跡碑もあります。
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1336年、楠木正成と足利尊氏が打出合戦で戦います。
結果は足利尊氏らは敗走します。
昭和10年の建立。 -
説明。
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こちらにも説明板。
このあたりの楠町という名前は、この碑に由来するそうです。 -
近くにお味噌の工場、直売店があって、買ってみました。
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ひよこ豆のお味噌。
まろやかでおいしいお味噌でした。 -
このような石碑も。
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打出橋。
大正時代の橋です。 -
1926年、大正15年にできた橋。
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欄干はSの字のようなお洒落な装飾。
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照明もついていて、珍しいです。
芦屋の橋はお洒落です。
細かなデザイン、時代を経てもしっくりくるものばかり。 -
更に歩いて、この横の道は西国街道と呼ばれていた街道。
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後日ですが、こちらの橋あたりにきて、川をのぞいてみたらびっくり。
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ボラの大群らしいです。
びっくりしました。 -
このあたりも、採石場から石が運ばれていったと聞いていたので、
刻印石はないかなぁ~と眺めます。 -
通りがかり人たちはボラの大群を見学してますが、私は刻印石を探してます。
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白い印の石もありました。
調査か何かをした跡でしょうか。。 -
それにしても、なぜに、こんなに集まっているのだろう。。
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川を眺めつつ思うのは、
山で切り出された石が川を経て海へ運ばれますが、大変な作業だったと思います。
大名も課せられた石を大阪城に送るために必死、働く人々も過酷な仕事だったはずです。
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