2022/03/12 - 2022/03/13
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チャムンパスさん
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この旅行記スケジュールを元に
2022年3月中旬の週末に、静岡県伊東市の伊東温泉へ一泊二日の一人旅に行ってきました。
今回の旅の目的は、居住地から近く交通費がかからない代わりに、普段は泊まることのないややお値段の張る温泉宿に泊まって、いつもと違う旅のひと時を過ごすことです。
温泉好きにとって最高の贅沢は内風呂であれ露天風呂であれ温泉風呂が付いている客室に泊まることですが、今回温泉内風呂付きの客室で一人泊するプランを出されている伊東温泉の全室離れの旅館を見つけて、予約して利用させていただきました。
建家は古いながらも懐かしさを感じる落ち着いた趣きの離れで一晩思い思いの時間を過ごし、自分一人だけに用意された掛け流しの温泉のお風呂を誰気兼ねなく心ゆくまで楽しんで来ました。
旅の2日目は午前中に伊東市内の小室山公園を訪れ、午後は伊東市街に戻り情緒のある温泉街を散策しました。
本編は前編の宿泊先の伊東温泉の旅館『やまだ屋』さんの旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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旅の1日目の3月12日(土)は、横浜駅12時33分発の熱海行き上野東京ライン・東海道線普通電車に乗車しました。
居住地から近い関東地方や静岡県伊豆方面の旅行は、出来るだけ新幹線や在来線特急を使わずに普通電車を利用することにしています。
交通費を節約すること以外に、少しでも長く旅情を楽しみたいからなのです。
熱海駅には13時57分に到着し、14時29分発の伊豆高原行き伊東線普通電車に乗り換えて、14時51分に伊東駅に着きました。
伊東は2019年4月に一人旅で訪問していまして、今回約3年ぶり、2回目の訪問となります。伊東駅 駅
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今回の旅は宿泊先で時間の許す限りゆっくりと滞在したかったため、1日目は宿泊先へ直行しました。
伊東駅改札口を出て右手にある派出所の前を通り、土産物店が軒を並べる通りを歩いて本日のお宿に向かいました。 -
駅から2~3分の場所にあるスーパー『MaxValu伊東駅前店』に立ち寄って買い物をしました。
その奥には15階建ての高層マンション『ポレスター伊東駅前』が聳えています。 -
スーパーと高層マンションの間に、宿泊先の入口があります。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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通路の先に車用のターンテーブルがあります。
その奥に今回宿泊した『別荘風離れ家の旅館 やまだ屋』さんの門があります。
じゃらんで予約したプランは『【春SALE】一人旅《貸切天然温泉♪お部屋食》瓶ビール1本特典付♪~【湯】【味】【癒】を楽しむ~』で、基本料金は1泊2食付きで33,000円(入湯税別)でした。
ポイントも使って割引しましたが、今まで一人泊したお宿の中でもトップクラスのお値段でした。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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表通りから離れた奥まった所にあるため、お宿の敷地内は至って静かです。
表玄関のある母屋のパブリックスペースはフロントだけで、宿泊客は敷地内に点在する離れに泊まって過ごします。
全ての離れには温泉内風呂が付いていますが、実は温泉内風呂付き客室に泊まるのは今回の旅で2回目です。
最初の利用は昨年2021年1月に神奈川県湯河原の老舗旅館で、その時の旅行記をUPしています。
【当時の旅行記】
2021年1月冬の週末一泊一人旅~神奈川県湯河原温泉・亀屋旅館さん~
https://4travel.jp/travelogue/11688311
なお、亀屋旅館さんは昨年2021年8月末に閉館し、今年2022年4月の再開に向けてリニューアルをされているとのことです。
当時の基本料金は1泊2食付きで2万円を切っていましたので、コロナ禍の中とはいえ破格のお値段だったようです。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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到着した時フロントには女将さんがいらっしゃって、名前を確認してから早速お部屋に案内していただきました。
本当は客室に案内されるまでの間、写真は撮っていなかったのですが、後で撮った写真を経路の様子として使っています。
広い敷地内は日本庭園で大変趣きがありますが、先程の高層マンションが視界に入って、伊東の街の新旧の対比となっています。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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やまだ屋さんの敷地内には、7棟の離れが建っています。
伊東温泉の七福神に因み、離れには七福神の名前が付けられています。
ただし現在稼働しているのは4棟だけで、残りの3棟は休止して久しいそうです。
お庭も含めて維持するのが大変そうです。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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お庭の池では錦鯉が元気に泳いでいます。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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お庭の紅梅も満開でした。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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こちらは白梅。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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今回泊まった離れ『寿老人の家』です。
稼働中の離れの中では一番小さくて、収容人員は最大大人2~3名までのようですが、やまだ屋さんでは一人でも泊めていただけるようにされています。
それにしても相当年季が入った古い建物です。
古い旅館は苦手という方にはおすすめしません。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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玄関の様子です。
離れの玄関の引き戸は内側からロックが掛けられますが、何故か宿泊客用のキーがありません。
ロックをかけて外出してから戻って来た時には、お宿の人に頼んで開けてもらう必要があります。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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玄関に上がると正面に浴室・洗面所の入口、右手にトイレがあります。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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トイレは最低限改装されていて、ウォシュレット付きの洋式です。
側の手洗いの陶器が今では珍しい丸型で、昭和チックで懐かしい。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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左側の廊下の先には左手前に次の間、右手奥に本間があります。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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廊下の途中には、流しと食器棚、冷蔵庫があります。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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冷蔵庫の中は備え付けの有料の飲み物が入っていますが、空きスペースも確保されています。
やまだ屋さんは持ち込み自由です。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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次の間の広さは4.5畳、通常は食事処として使われています。
小さな部屋ですが、正面に床の間を設えて趣きがあります。
なお、本間にはクローゼットがないので、右側のクローゼットを使用しました。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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休憩や寝室で使う本間の広さは6畳、こちらも立派な床の間があります。
床の間の掛け軸の絵は、三月らしい桃の花と立ち雛でした。
部屋全体を撮った写真がなかったのですが、この時お布団は敷かれていませんでした。
夕食の時に支度されます。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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床の間の前に浴衣や半天の入った箱が置かれていました。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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広縁の長押(なげし)の上に架けられた古い書の額。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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広縁は畳敷で、テーブルと椅子が置いてあります。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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反対側には鏡台が置いてあります。
至る所に昭和の雰囲気が漂う屋内ですね。
そういえば、旅館の室内にはほぼ必ず置いてある金庫もありませんでした。
防犯上心配なら、貴重品は旅館に預けるようです。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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広縁からの離れの庭の眺めです。
通路側のお庭は剪定が行き届いていましたが、こちらは余り手をかけられていないようでした。
離れの池に注がれる水は余った温泉だそうです。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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女将さんに客室にご案内していただいた後で、客室に備え付けられた宿泊者カードを書いていると、入れ替わりに愛想のいい若女将(女将さんの娘さん?)が来られて、お茶とお茶請けの和菓子を出していただきました。
お菓子は伊東市内の『伊豆柏屋』さんの一口栗蒸し羊羹です。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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客室で暫く休憩してからお目当てのお風呂に入りました。
入口の扉を開けると右側にガラス張りの浴室があります。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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更衣室の脱衣籠とタオル掛けです。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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奥には洗面所があります。
アメニティは一揃え置いてありましたが、ドライヤーは洗面所にコンセントがないため、客室に持ち込んで使いました。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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浴室の洗い場です。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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側にはボディソープ・シャンプー・コンディショナーの3点セットが置いてありました。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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窓は防犯上格子が取り付けられています。
室内の湯気抜きのため、ガラス戸を少し開けていました。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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浴槽は一人分入れる大きさです。
深めの浴槽ですが掘り込み式なので、洗い場の床に腰を下ろすと無理をせずに入れます。
洗い場の床や浴槽の底に使われている黒石は、旧宇佐美火山の溶岩だそうです。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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浴槽には湯口から絶えず温泉が注がれていて、この時期絶妙な湯加減でした。
もちろん掛け流しです。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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お風呂の源泉の泉温は53℃、泉質は弱アルカリ性のナトリウム・塩化物泉です。
伊東ではごく普通の温泉ですが、『熱の湯』とも呼ばれ保温効果の高い温泉です。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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一風呂浴びてから客室に戻り、畳の上に仰向けに寝転んで天井を撮影しました。
床の間の上部や天井の設えが凝っていますね。
若女将に伺うと、お宿の離れは終戦後間もない昭和20年代前半に建てられたものだそうです。
今この離れを壊して同じ造りのものを建てようとしても、同じ部材が手に入らないことと、同じように造れる技術を持つ大工や左官職人がいなくて、事実上再建はできないそうです。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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夕食は18時30分から、次の間で頂きました。
若女将に給仕をしていただきました。
最初のセッティングの様子ですが、飲み物はお宿に来る途中のMaxValuで買ったレモンサワーにしました。
写真上中央の八寸の一番上にある卵の殻に入った洋風茶碗蒸しが温かくて美味しかったです。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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箸を付けるのが前後しましたが、先付けの鰈のおろし和えです。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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お造りは伊勢海老と3種の魚の板盛りです。
豪勢ですね~。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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伊豆名産、金目鯛の桜蒸しです。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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酢の物の帆立貝の饅(ぬた)です。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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後から運ばれて来た、大目ハタの煮付けです。
厨房のある母屋とは離れていますが、運ばれて来た時はまだ温かかったです。
温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま提供しようとされるおもてなしの心を感じました。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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穴子の蕪蒸しです。
出来立てで熱々、甘めの味付けでしたが美味しかったです。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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最後の方はお腹いっぱいでしたが、牛ステーキとお吸い物、香の物でお茶碗一杯分ご飯を食べ切りましました。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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デザートに出てきたいちごとオレンジですが、お腹いっぱいでその時は食べる気がせず、若女将に頼んでラップをして冷蔵庫に入れていただきました。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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本間に戻るとお布団が敷かれていました。
この後お酒の酔いが醒め満腹感が収まってから、もう一度ゆっくりとお風呂に入りました。
湯上がりに残しておいたデザートを頂いて、その日は23時頃に就寝しました。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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翌日は6時頃に目覚めて朝風呂に入ってから、8時に昨晩の夕食と同じ次の間で朝食を頂きました。
お給仕は夕食と同じ若女将にしていただきましたが、座卓の上に鯵のたたきをはじめご馳走がずらりと並んでいました。
夕食のお造りに出されていた伊勢海老の頭は、朝食の味噌汁の具になっていました。伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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食後にサービスのコーヒーを頂きました。
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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チェックアウト前に離れの内風呂で最後の温泉を楽しんでから…
伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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リミットギリギリの10時前にチェックアウトの手続きを済ませました。
帰りに伊豆柏屋さんの羊羹をお土産に頂きました。
女将さん、若女将、大変お世話になりました。
一人旅には高額でしたが、家族経営らしい良さを感じる私にとっては好きなお宿でした。
この続きは『2022年3月春の週末一泊一人旅~静岡県伊東②:小室山公園・伊東温泉街~』となります。
https://4travel.jp/travelogue/11743554伊東温泉 やまだ屋 宿・ホテル
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