2021/11/12 - 2021/11/12
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昨年11月の旅行記です。
私は実はお酒は下戸です。ほとんど飲めません。
見学しているだけで酔った気分になったくらいです。(笑)
灘五郷は全国の三割のお酒を出荷されているそうです。
灘五郷は、西宮市と神戸市の沿岸にある5つの地域、白鹿は西宮郷というところに属します。
灘は六甲山から川も多く、お米を精米するための水車も多く、海沿いに近いことから樽廻船を利用して酒造りが発展してきました。宮水、地域のお米、六甲颪の気候、丹波杜氏の技術もあって、灘のお酒は生産地として有名になってきました。
(パンフレットより)
この土地のお酒造りに適した環境や人々の技術が長年積み重ねられてきたことがよくわかりました。
カフェやレストランなども近くにあり、コロナ禍も落ち着いたら、ぜひ、行ってみたいと思います。
近隣にもお酒造りに関する遺蹟なども多く、散歩が楽しいです。
- 旅行の満足度
- 4.5
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旧辰馬喜十郎住宅から見学します。
1662年に辰屋吉左エ門が酒造業を始めます。
その後様々な事業を展開、財閥を形成していきます。
お酒の「白鹿」ブランドなども1901年ごろにできたそう。 -
煙突もちらり見えます。
辰馬財閥 辰馬本家の分家南辰馬家の当主 辰馬喜十郎が神戸居留地の英国領事館を模してつくるように依頼。
1888年の建築。 -
テラスも素敵ですが、耐震など安全の問題から、中への見学はできません。残念です。
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北野異人館などのコロニアルスタイルの建築特徴と聞きました。
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近くのレンガの壁も素敵でした。
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近くに公園があり、
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説明板がありました。
写真などが見えにくいのが残念です。 -
こちらの鉄の大きな釜のようなものは、酒造りに使われたものでしょうか。。。
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とりあえず、白鹿記念酒造博物館に行きます。
こちらは、中は撮影禁止です。写真はありません。
1982年に設立。
酒造業の歴史などを学べます。
精米、宮水、気候、技術など、この地で酒造が発展していった様子などが詳しくわかりやすく展示されています。
また、酒造業のほかに、桜の研究家として有名な笹部新太郎についての
展示もありました。
桜の園といわれるところもあり、30種、5000本の桜が植樹された場所があるそうですが、春になったら訪ねてみたいです。
一生を桜の研究に没頭されたそうですが、桜の通り抜けで有名な
大阪造幣局、夙川、など多くの桜に関わる事業を手掛けてこられたそう。樹齢400年のエドヒガンという桜の種類のものを移植したことは世界的に珍しい業績とのこと。 -
入口に大きな酒林がありました。
杉玉ともばれています。
杉の葉を球状の籠に差し込み先を丸く刈ったもの。
新種ができたことを愛飲家に伝えるものらしいですが、葉の色が
だんだん褐色へと変化してお酒の熟成と似ているので、酒屋の看板として使われるようになったとか。
杉は奈良の大神神社の神木であることから、酒林には杉の葉を使うようになったとのこと。 -
こちらは酒蔵館。
実際の酒造を再現しています。
こちらもわかりやすい展示です。 -
奥にあるお酒の蔵はもともと古いものだったそうですが、何度か修復されています。
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入口はそんな古さを感じさせない、モダンな外見です。
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入ってすぐにも展示があります。
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外にも展示。
昔はこのように運んでいたようで、専用の道があったよう。 -
樽廻船で東京方面にもお酒を送っていたようですが、下り酒と言っていたそう。
「くだらない」という言葉はここに由来があると聞きました。 -
庭にある長い柄をした井戸水をくみ上げるもの。
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大きな樽を洗うためにも必要な道具だったのでしょうか。
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中の展示をみてみます。
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ここにも酒林。
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説明もありました。
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酒造りの様子を再現。
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酒造りの条件、環境などを説明。
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伝統のある酒造りの様子がリアルです。
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まずは、お米から。
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放冷といわれる作業。
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様々な道具類。
近くの公園に展示してあったのも、この鉄の大釜だったのでしょうか。 -
発掘された釜場もそのまま展示。
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映像などもあり、わかりやすく説明されてます。
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八方とあります。
行灯の種類でしょうか。
とてもお洒落でした。 -
お酒造りの行程を写真や道具類などで説明。
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建物の図がありますが、広い。
一体、何人の職人たちが働いていたのでしょう。。 -
二階には行けませんが、上も広いです。
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酵母づくり。
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これらの道具、桶、樽づくり要具などは兵庫県や西宮市の重要有形民俗文化財に指定されているそうです。
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樽の大きさ。。
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イチオシ
大変な労力です。
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樽を作る技術もすごいです。
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樽づくりなどの専門の職人さんもいたそう。
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道具類。
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麹の部屋。
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こちらでも、発掘された現場がそのまま。
映像で昔の様子などを紹介。 -
出荷する際の印型。
美しいです。 -
職人さんたちのお部屋。
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滑車なども用いた、おおがかりな道具たち。
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とにかく、道具類が多いです。
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お酒といえば、盃。
お酒と共に、発展していったのでしょう。
こんなに種類があるんですね。 -
こんなコーナーもあります。
阪神淡路大震災の際には、そのころあった博物館は全壊したそうです。
大きな被害をうけました。 -
とても見ごたえのある酒造文化がわかりやすい資料館でした。
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すぐ近くにレストラン、カフェがあります。
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ちょっとメニューをのぞきます。
コロナ禍が落ち着いたら、ゆっくり食事に行きたいと思いました。 -
アンテナショップみたいなお店もありました。
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酒蔵通りを歩いてみます。
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所々に、説明看板があります。
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喉も乾き、疲れたので、スタバで甘い飲み物を買って、外で飲みます。
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白鷹緑水苑。
レストランなどのようです。 -
こちらも次回に来てみたい。
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お庭もお洒落だったし、
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昔のお酒を運んでいたものなども外に展示。
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こんな表示が。
中をますます見てみたい。。 -
近くにはこんな説明板も。
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裏側のほうから観た建物。
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近くの工場の敷地にありました。
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説明にもありますが、伊勢神宮の御料酒として献上されてきた由緒ある酒蔵屋さんです。
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銀杏並木が美しい道を歩きます。
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説明板にもありますが、このあたりは良い水が出ました。
良い水はお酒の命です。 -
中には入れません。
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宮水発祥の地の石碑があります。
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井戸らしきものも見えました。
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マンホールのふたにも、酒蔵の樽らしきものが。
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自然も豊かなところです。
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川の美しい風景と、
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のどかな風景をみながら、
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秋を思いっきり感じながら歩きました。
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