のんびり観光特急・青のシンフォニーに乗って

2022/01/02 - 2022/01/02

年末年始は関西へ、近鉄電車の3日間乗り放題切符が￥３０００であるというのでそれを利用して関西を旅してみよう、大晦日は奈良へそして２０２２年元旦はお伊勢参りに行ってきた、今日は阿倍野駅から出ている観光特急「青のシンフォニー」に乗車しましょう。

エリア 奈良

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は大阪阿部野橋駅から出発です

目的の列車は一番右端の６番ホームから出発のようです

大阪阿部野橋駅 駅

青の交響曲（シンフォニー）吉野行がすでにホームに入っていました、吉野まで1日2往復運行されており、今日は第1便に乗車します

青の交響曲 乗り物

3両編成ですが真ん中の2号車は全部ラウンジカーとなっているので、乗客定員はずいぶん少なくゆったりしています。

オリエントエクスプレスを彷彿させる濃紺のボディーカラーと金色のエンブレム

今までの近鉄電車の車両イメージとは一線を引いた感じ、わくわくします

デッキ部も広々ゆったり

並び２席と通路挟んで１席の横３列、座席も高級感あるゆったりリクライニングシートですね

車両中ほどには向かい合わせのテーブル席もありました、上質な大人旅にふさわしい空間です、ほぼ満席になりました

１０：１０　大阪阿部野橋駅を出発です

列車は大阪の街中をノンストップで走り抜けて行きました、奈良県に入ったようです

まもなく初めての停車駅、尺土駅です

尺土駅に停車して次の高田市駅にも停車しました

２号車のラウンジ車両に行ってみましょう

ゆったりしたソファがありホテルのラウンジのようです

特製のグッズやお土産も販売されています

特製スイーツや軽食とコーヒー、お酒類も充実しています

座席に持ち帰りいただいてもいいのですが、せっかくですからラウンジでくつろぎましょう

ラウンジカーの通路側窓は少し小さくなっている

１０：４６　橿原神宮前駅に停車しました、京都奈良方面との乗換駅です、こちらから乗車されるお客様もいました

橿原神宮前駅 駅

１０：４９　飛鳥駅に停車しました

飛鳥の街並みをラウンジカーの車内から

壺阪山駅に停車、対向の普通列車が行きます、こちらの非日常空間と日常がすれ違う

のどかな景色が広がります

JR和歌山線の線路が見えてきました、まもなく吉野口駅です

１１：００　吉野口駅で上り特急とすれ違いました、どちらも特急料金は同じ￥５２０ですがこの青のシンフォニーはさらに特別料金が￥２１０かかります、でもこの差額ならすごくお得な感じがします

吉野口駅 駅

１１：０５　なんとなく縁起のよさそうな駅名の福神駅に停車

福神駅 駅

列車はさらに山間部へ行く

１１：１１　下市口駅に停車、山間部を抜けて視界が広がりました

下市口駅 駅

１１：１７　むだに停車、面白い駅名です

六田駅 駅

吉野を源流に和歌山に流れ込み紀ノ川となるその上流、吉野川を渡る

そろそろ快適な乗車時間が少なくなってきました、もっと乗っていたいな

１１：２８　終点の吉野駅に到着しました

吉野駅 駅

乗車時間は１時間１８分、実に快適であっという間でした

今日は太陽の日もさしていいお天気でした

桜の季節は大いに賑わうのでしょうが今は正月２日ですが閑散としております

和風な駅舎の吉野駅

吉野駅 駅

駅前は広いスペースとお土産屋さんが左手に数件並んでいる

突き当りまで歩くとロープウェイ乗り場がありました

吉野山ロープウェイ 乗り物

冬場は運休日もあるようですが今日は運行していました

天気もいいので歩いてみました

七曲りと呼ばれる急勾配を歩いて上る、桜のころは確かにいいだろうね

けっこうな坂道を息をきらしながら、上までは15分ぐらいで登れました

ロープウェイの山上駅付近です

金峯山寺へ続く参道

お土産屋さんが並ぶ

黒門をくぐりもう少し歩く、ずっと上り坂が続く

吉野山 自然・景勝地

この先金峯山寺の仁王門と蔵王堂がありますが現在は修復工事中で覆いがされているとのことで、今回はここで引き返します

帰りは下り坂で一気に戻ってきました

１２：３５　大阪阿部野橋行が出発です