2021年のクリスマスマーケット、チューリヒ&地元の様子

2021/12/02 - 2021/12/02

チューリヒ駅構内のクリスマスマーケットは、全体をスワロフスキーのオーナメントで飾られた大きなツリーで有名です。
移動や乗り換えの途中など、ちょっと立ち寄るのに便利な場所なので、いつもお客さんで賑わってるのですが、今年はちと様子が違ってました。

エリア チューリッヒ(スイス)

チューリヒ近郊にあるショッピングセンターに行ったあと、チューリヒに向かうのに普段利用したことがない路線のバスに乗ったら、クリスマスっぽい飾り付けがされていて驚きました、ピカピカ

ウチの地元のバスはこういうのしないから驚いちゃった

チューリヒでは駅構内のクリスマスマーケットが有名ですが、もちろん外でも開催されています

これはチューリヒ歌劇場前の会場です

チューリッヒ歌劇場 劇場・ホール・ショー

私はトラムの中から見かけて急いで撮っただけなんですけど、この会場は子供向けのアトラクションが用意されているようでした

この日はメッチャ忙しくて、こういうの見かけても立ち寄る暇が全くなかったよｗ

で、こちらが駅構内のクリスマスマーケット会場です

チューリッヒ駅 駅

チューリヒのクリスマスマーケットはクリストキントリ・マルクトという名前です

(￣▽￣)b　ちなクリストキントは幼子キリストのことですよ

おーやー？こんなところに扉が…

今年はコロナ対策として、入り口を設けて入る際にワクチン接種照明を提示するようになっていました

少し並んで中に入って、さっそくツリーを見に行きました

白っぽく見えているのはスワロフスキーのオーナメントですよ

こういうのがどっさりと、ツリーにぶら下がってるんですわ

ツリーの根本の周囲には、ぐるりとスワロフスキー製品が展示されています

毎回違った感じの展示になっているんですよ

うーん、キレイ(*'▽')

毎年限定デザインのオーナメントが販売されてるんですよねー
一個ぐらいなら買えるか？

これが今年のオーナメントかぁ…ちょっとあっさりしすぎ？

正直言って特に買いたいものもないんで、お店のほうは流し見です

これはポップアップのクリスマスカード

こういう灯り系のデコレーションって素敵ですよね

ロウソク関連の商品も豊富だったかな

飲食店もまぁ色々あったんですが、今年は日本の屋台が一つあってびっくりしました

餃子とか唐揚げだったか？　ちょっと時間がなくて寄る暇がなかったのが残念

さて、せっかくなんで、観光地でも大都市でもない、ごく普通の町のクリスマスの様子もご紹介しましょうか

１２月の初旬の土曜日、我が家がよく買い物に行くショッピングセンターでこんな風景に出くわしました

サンタクロースの行列です

スイスでは、１２月6日の聖ニコラウスの日にサンタさんがやってきます

今年は6日が平日だったので、ちょっとずらして土曜日に開催したようです

生ロバ　(￣▽￣)

この人はシュムッツリといいます

(￣▽￣)b　シュムッツリは全身真っ黒のサンタの従者で、悪い子には罰を、良い子にはお菓子を配るのが役目です

橇の中にあるのが子供に配る用のちょっとしたお菓子（たいていピーナッツとかミカン）です

スイスのクリスマスで時々見かける、巨大なランタン
伝統的なクリスマスをする自治体では、夜も明けきらぬうちからこういうのを頭にのせて村中ねり歩いたりするらしいです

さて、ここのショッピングセンターに入ってるスーパーはコープです

コープではここ数年、クリスマス時期になるとこのイエティもどきのキャラを押してるんですよ

この時期は特にチョコの販売量がすごいんですが、リンツも特別バージョンのクマのチョコを大々的に出してきます

各家庭で大量にお菓子を作る時期なんで、小麦粉や砂糖なんか10キロ単位で売っています

日本ではまだなじみのないアドベントカレンダーですが、こちらではお菓子以外に化粧品やお酒など大人向けの物もあったりと、バリエーションが豊富です

クリスマスといえばアグリーセーターだっけ？ちょっと普段着ないような面白柄のセーターが売られてますね

ショッピングモールの飾りつけも、クリスマスシーズンが一番気合が入って美しいです

ドラッグストアの前に、プレゼント向けのこまごまとした商品がラッピングされて置かれてました

これも毎年恒例のクリスマスシーズンだけの風景です

こっちは酒屋の前

お酒もクリスマス時期の贈り物によく選ばれますからねぇ

クリスマスといえば、スーパーなどに無料のラッピングコーナーができるのもお約束

ギフト用のお花も販売コーナーを拡大して参戦してます

今年は私も自分用に一つ買っちゃったｗ

我が家のある自治体のクリスマスマーケットは開催するのは一日だけなんですけど、背後に城塞のあるロケーションが美しくて、なかなか人気があるんですよ

今年はちょっとお店の数が少なかったかも

町役場の階段のところで子供たちがクリスマスソングを合唱していました

スイスドイツ語の歌で、ウチの夫は全部分かったみたいですけど、私には知らない曲ばっかりでした

そうそう、クリスマスといえばアドベンツクランツですよ！

クランツというのは輪のことで、４本のロウソクを立てたリースが一般的です
四旬節(アドベンツ)の毎日曜ごと、一本ずつロウソクに火をともしていきます

これは我が家の飾りつけなんですけど、リースは作らず四つの高さの違うロウソク立てを利用しています

グリューワインもクリスマスマーケットではよく見かけますかね

クリッペ

クリスマスマーケットではミニチュアの人形や動物などを売るお店を見かけることがあるのですが、こういったクリッペを作るのに利用するようです

ところで、最初にチューリヒ郊外のショッピングセンターに行ったのは訳がありまして、そこに無印良品が入ってるんですよ
この日は福缶購入してきました

ヨーロッパではお正月を祝う感覚がないので、クリスマスで盛大に盛り上がった後は何となくシラーっとした雰囲気が漂っています

クリスマスツリーは１月6日に片づけるのが一般的ですが、家の内外に飾られているデコレーションは一月中にやわやわと片づけていく感じですかね

1月6日が何の日かといえば公現祭、エピファニーの日です
東方の三博士の訪問と礼拝を記念するイベントが行われます

この日を過ぎると、あとはカーニバルそしてイースターを経て春がやってくるのを待ちわびる日々です