兵庫県民割でおでかけ　その3（あわじ花さじきから洲本温泉）

2021/12/17 - 2021/12/18

季節は12月、冬には兵庫県北部には松葉蟹という魅力的な食材がありますが、これからの時期は雪対策も必須です。
私達夫婦、倉吉で24年間暮らし関西に戻る一因となった理由に雪があります。
生活環境等、凄く暮らしやすい場所でしたが、年に数回とはいえ雪に悩まされた経験が重くのしかかっていて、冬場旅行に行くなら必然的に南部に重点を置いた行先探しとなっています。

六甲アイランド、赤穂御崎と楽しませて貰い、奥様と次は・・・と相談し、昨年も同じ頃訪れた淡路島に決定しました。
昨年の忘備録↓
https://4travel.jp/travelogue/11672535
https://4travel.jp/travelogue/11672649

淡路島は関西から本当に近く、楽しめるスポットも沢山ありますが、今回は年末という事から、2021年のお礼参りと言う意味で「淡路島七福神巡り」という、島内7か寺を巡るコンパクトな霊場巡礼を行ってきました。
前編は、「あわじ花さじき」で少し早い菜の花を見て、美味しい海鮮丼からイチゴスィーツを頂き、洲本温泉で温泉と美味しい料理を頂くという、食べただけの記録となってしまいました。

COVID-19も、皆さん少しずつ慣れて来たのか、気を付けるポイントを間違わなければ、楽しめる時間が増えてきたように思います。
集まって大きな声を出したり、いわゆる宴会等で自覚の無い人達と、無防備に過ごす等を避けながら、リスク管理を徹底して今回も楽しんできました。

エリア 淡路島(兵庫)

自宅から40分も掛からず、淡路SAに到着です。
快晴の元、明石海峡大橋が綺麗に望めます。

少し旅行客は戻って来たかな、と思いますが、まだまだ賑わいには遠いですね。

淡路サービスエリア 下り ショッピングコーナー グルメ・レストラン

「あわじ花さじき」は淡路島の花の名所として、兵庫県によって設置された公園で、北部の丘陵地域の標高298～235mという最高部に、季節毎の花々による花のジュウタンを楽しめる見物席として命名されたようです。

約15haという広大な敷地に、明石海峡、大阪湾に向かう大パノラマと花を楽しめる場所という事から、近年インスタ映えスポットとして有名なようですね。

あわじ花さじき 公園・植物園

何度も淡路島に来ていますが、「あわし花さじき」は初めてです。
「花さじき」という名の通り、丘陵全体が花で溢れる場所なんでしょうが、秋から冬に移行した今は、一番花が少ない時期のようです。

ただ、冬の澄み切った空気の中、天気が良ければ鳴門海峡から大阪湾を見通せる最高の場所ですね。

この時期は、早咲の菜の花が少し開いて来ているようです。

薄っすらと黄色の菜の花が見えます。

綺麗な樹形と青空に描かれた雲。

冬の情景として、今回の写真の中の最高傑作です。（マァ、私のiPhoneの撮影ですので・・・）

本当に四季折々の花で彩られる場所のようです。

入場料は不要（駐車場は有料）なので、公園感覚でワンちゃんもOKのようです。

ランチは花さじきで見つけたガイドブックに紹介されていた、こちら「渡舟」で頂きます。

花さじきから洲本に向かう道路沿いにあるお店で、私はガイドブックでも紹介されていたシラス丼、奥様は海鮮丼を頂きました。

少し小ぶりで軽めのランチにはぴったりですが、ボリュウム的にはもう少し欲しいな、と思います。
見た目も綺麗ですし、新鮮でお味も美味しいとは思いますが、私達、海鮮系は鳥取在住時の休日のランチ場所であった若林や山芳亭、海等が基準なので、関西に帰ってきて残念ながら、「満足」と言うお店には、まだ巡り合っていませんね。

お食事処 渡舟 グルメ・レストラン

ランチは醤油系となると、甘い物が欲しくなる私達夫婦。
ということ（何が？）で、スィーツを求めて東浦ICから2分程にある、イチゴカフェとイチゴ＆トマト直売所「greenarium granary」に入店です。

農家が丹精込めて育てた「淡路の島いちご」をもっと多くの人に味わってほしい、と特製スイーツにして提供されているようです。

グリナリウム グレイナリー グルメ・レストラン

奥様チョイスの「マキィズ チョコパフェ」。
神戸の老舗チョコレート専門店「マキィズ」との共作パフェのようで、イチゴとチョコの相性を追求し、イチゴの魅力を引き立てるオリジナルチョコで繊細な味に仕上げたという事です。

濃厚なチョコとイチゴの酸味のバランスが絶妙で、美味しかったです。

私は、奥様注文のパフェを少し舐めて、珈琲でブレイクタイムです。

倉庫を改造した様な建物ですが、何かお洒落な雰囲気のカフェになっています。

カフェタイムを終え、「淡路島七福神巡り」の寺社を少し巡りながら、ゆっくりと洲本に向かいます。

途中、淡路島牧場の案内を見つけて、得意の寄り道です。

こちらの乳牛はモーツァルトを聞かせているのだとか・・・。

案内を見ると、乳絞り体験とか乳牛を真近に見れる等とありましたが、冬は観光シーズン外なのか、牧場内は閑散としていてイベント関係が行われている、という様子は無かったです。

牛乳も無料で飲めるという案内でしたが、こちらはCOVID-19の関係で中止されていました。
私は牛乳を飲むと一発でお腹に来るので、特に問題は無いですが、販売所も閑散としすぎていて、入るのも憚られる雰囲気だったので、早々に退散いたしました。

一日も早く、賑やかな子供達の声が戻ってくる日が来ることを切に祈ります。

淡路島牧場 テーマパーク

本日の宿に到着です。

洲本温泉　海月館です。
部屋は二人では広すぎる（10畳+3畳）位で、目の前に海が広がっています。

ミキハウスのウェルカムベビーの宿という事で、赤ちゃん連れに優しい宿と言う事は、高齢者に優しい宿かも知れませんね。

淡路島洲本温泉　海月舘 宿・ホテル

本日のプランは「海の幸にはもう飽きた　黒毛和牛を満喫肉会席プラン」です。
先附：季節の小鉢
お造り：旬魚三種盛り
焼物：牛陶板焼き
煮物：牛タンと淡路玉葱の和風煮
鍋物：牛すき焼き
箸休め：牛すじのトロロかけ
蒸物：淡路地鶏蒸し
酢の物：炙りしゃぶの吉野酢あんかけ
御飯：しぐれ茶漬け
香の物：三種盛り
吸物：清汁仕立て
水物：季節のデザート

私達としては久し振りの部屋食です。
食べ物の匂いがこもるのと、椅子席の方が楽と言う事で、部屋食は避けていたのですが、今回のプランは部屋食という事です。

風呂（一度目）から戻ってくると、早速セットが始まりました。

ここからは、肉、肉、肉のオンパレードです。

炙りしゃぶです。

牛すき焼き一人鍋。

陶板焼き。

牛肉に飽きてきたら、淡路地鶏蒸しです。

牛タンと淡路玉葱の和風煮。

私の弱ってきた歯には、牛タンは少々厳しかったです。

最後は、牛しぐれをご飯に乗せて、お茶漬けで締めます。

タップリすぎて、お腹がはちきれてしまいました。

少しだけですが刺身が付いているのは、味変でとても良い感じがしました。

本来、関西の人が淡路島に来るのは、海鮮を求めて、という人が多いのでしょうね。

夜明け前に目が覚めて、何度目かの温泉に浸かり、ホテル周辺を少し散歩して、朝食は海を眺めながらレストランでバイキングです。

この浜辺は、私が小学校の修学旅行に来て、朝ラジオ体操をした浜辺の様な気がします。
もう、50年以上前の事なので当然、明石海峡大橋等は無く、奈良の片田舎をバスで和歌山まで出て、そこから船で洲本に着いたという記憶がうっすらと残っています。
鳴門の渦潮を見て、また和歌山経由で戻ったように思います。
50数年振りの洲本・・・でした。

大浜海水浴場 ビーチ

本日の予定は、昨日巡れなかった「淡路島七福神巡り」の3寺社を、北上しながらお詣りの予定です。

その前に、ホテル近くにあった近代化産業遺産に認定されている「旧鐘紡洲本工場」、赤レンガの建物群を見学です。

アルチザンスクエアとして、ショップや図書館、レストランとして利用されています。

洲本アルチザンスクエア ショッピングモール

淡路に来たら必ず立ち寄っている「大鳴門橋記念館」です。

大鳴門橋は、工事中から何度も見に来たのですが、最近は別の意味で行きたいと思う場所になりました。

当然、大鳴門橋を見下ろす雄大な景色と、玉ねぎオブジェで人気のスポットですので、景色も見たいのですが…。

うずの丘大鳴門橋記念館 お土産屋・直売所・特産品

今の目的は、ココにしかないタマネギのクレーンゲーム。

昨年ゲットした快感を忘れられず、また来てしまいました。
昨年の旅行記↓
https://4travel.jp/travelogue/11672649

結果は・・・。
機械との相性が悪く（涙）、奥様ショップで購入していました。

前編これまで。