青春18きっぷで瀬戸内海沿岸の旅③：大阪発、四国（松山）～九州（別府）～中国（山口・宮島・尾道）

2021/12/29 - 2021/12/31

12月29日（水）　＊29日は平日ダイヤ
大阪6:51-7:56姫路8:01-9:29岡山9:33-（マリンラーナ17号）-10:11坂出10:30-11:25観音寺11:40-15:13松山伊予鉄道；松山駅前15:24-15:33市役所前16:29-16:44道後公園‥（徒歩）‥道後温泉18:35-19:01松山駅前
松山20:16-22:12八幡浜‥（徒歩20分程）‥八幡浜港

午前は、松山まで移動中。
午後は、松山観光（松山城・湯築城跡）・道後温泉入浴。
夜行便のフェリーに乗船し、船中泊。

12月30日（木）
八幡浜港0:20～（宇和島運輸）～3:10別府国際観光港（5:30まで船内休憩できる）‥（徒歩30分程）‥
亀の井バス；別府駅西口7:37-7:53鉄輪9:06-9:13紺屋地獄前12:16-11:39別府駅西口
別府12:28-13:52中津15:15-16:21小倉16:38-16:52下関16:53-17:32小野田17:42-17:57雀田18:12-18:17長門本山18:37-18:42雀田18:49-18:58居能19:01-19:08宇部　　宿泊：宇部ステーションホテル

午前は、別府温泉巡り。
午後は、福沢諭吉の中津観光、山口の宇部線秘境駅長門本山駅訪問。

12月31日（金）
宇部6:43-7:34防府8:44-10:20岩国10:22-10:47宮島口
11:00～（宮島フェリー）～11:10宮島11:55～（宮島フェリー）～12:05宮島口12:20-14:05三原14:15-14:28尾道16:19-17:25倉敷17:41-19:25姫路19:26-20:28大阪

午前は、長州藩の港町防府観光、安芸の宮島参拝。
午後は、尾道観光。

エリア 広島

12月31日（金）。
宿泊先の宇部ステーションホテルより、夜明け前の宇部駅。

宇部ステーションホテル（朝食付き）の朝食の弁当。
移動中の車内で食べる。

防府駅下車。
歴史ある場所の駅の旧名は、長州藩の港名「三田尻駅」。三田尻御舟倉跡があり、日本三大天神防府天満宮の最寄り駅。

幕末の長州藩の足跡を巡る。

三田尻御舟倉跡。
防府駅から徒歩20分程。

「御舟倉」とは、藩主が乗る御座船などがあった毛利水軍御船手組の本拠地。現在は水路や通堀の一部しか残っている。

三田尻御茶屋。
藩主の参勤交代や領内巡視の時の宿泊、迎賓館的な役割をした長州藩の公館。幕末は多くの志士が利用した歴史の舞台。
現在は英雲荘と呼ばれ公開されている。

入館時間：9:30～16:30
入館料：310円
休館日：月曜日(祝日の場合は翌日)・12/29～1/3

萩往還関連の遺跡・三田尻御茶屋旧構内英雲荘として国の史跡に指定され、三田尻御舟倉跡からは徒歩5分程。防府駅からは徒歩15分程。

三原駅。広島駅方面の電車に乗り換え、宮島口駅に向かう。

宮島口駅下車。
世界遺産厳島神社への玄関口の駅。
改札口を出、駅前の道路一直線上に宮島行きフェリーターミナルが見える。徒歩5分もかからないが、途中国道2号の交差点を渡る。ところがこの交差点は地上に横断歩道がなく地下道でしか渡れない。不便。

宮島口フェリーターミナル。

宮島フェリー。
宮島口と宮島を結ぶ航路で、JRフェリーと広島電鉄の宮島松大汽船の2社が運航している。　
発着場・運賃（180円）・所要時間（10分）・日中の運航本数は同じ。運航ダイヤは、通常期は日中1時間に4本と便利。

JRフェリーは、宮島口発9時10分から16時10分の便は大鳥居に接近する「大鳥居便」を運航している。また、青春18切符で乗船できる。

宮島桟橋。
宮島（厳島神社）側のフェリー乗り場。
宮島の風景と同化するような外観。
JRフェリー・宮島松大汽船ともに宮島航路の料金収受は宮島で行っている。宮島口から乗船した場合は下船時に切符の回収を行い、宮島から乗船する場合は乗船前に切符の回収を行う。

宮島の大鳥居。
今回の宮島訪問では、大鳥居の修理工事中で、全体に足場が組まれて覆い囲まれており、元来の姿を全く見ることができなかった。
大鳥居の工事状況は、海に浮かぶビルを建設しているような風景だった。
修理工事終了は未定。

厳島神社。国宝。
干潮時の厳島神社の美しさ荘厳さは半減以下だ。
海辺の海岸に建物が建っている情景と変わらず残念。
海に浮かぶ厳島神社を見る目的、相反して大鳥居のそばによる目的のいずれにせよ、潮汐・潮見表の確認は必見である。

宮島。

宮島口駅。
糸井行きに電車に乗車、三原駅で乗り換え尾道駅に向かう。

尾道駅下車。
尾道観光：尾道駅～持光寺～天寧寺～千光寺～西國寺～尾道通り～尾道駅。

駅舎の2階のテラスからは瀬戸内海（尾道水道）が眺められる。

尾道の町並み。

尾道の町並み。

天寧寺。
境内山手には1367年（貞治6年）に足利義詮が建立した国の重要文化財の塔婆（三重塔）がある。千光寺に向かう急な坂道上にあり、塔越しに見る風景は尾道を代表する見事な風景である。
現在は三重塔だが、建築当時は五重塔であったと伝えられている。

千光寺。
尾道の代表的な観光名所千光寺には、急坂道の階段を登るか、ロープウェイを利用する。
登りきった先の、千光寺山中腹の境内からは、瀬戸内海（尾道水道）と尾道の町並みの素晴らしい風景が広がる。徒歩での方が感動は深い。
境内には色々な形をした巨石群があり、巨石を見て回ることにも面白い。

千光寺。

尾道の町並み。

西國寺。
西國寺の名の由来は、伽藍の規模は西国一という意味を込めて名付けられている。名の通り広大な寺である。

山門である仁王門には「大わらじ」が掲げら、健脚祈願の寺である。
仁王門を潜ると108段の階段。階段の先にやっと本堂がある。
仁王門や金堂や足利六代将軍・義教の寄進と言われる三重塔など見所が多い。

西國寺。

尾道通り。
JR尾道駅から東に1.2km続くアーケードのある商店街。芙美子通り・土堂中商店街・本町センター街・絵のまち通り・尾道通りの 5 つの商店からなり、約210件の店舗がある。

往路は坂の町・寺社のルート、復路はアーケード街から駅に戻るルートで尾道を楽しむ。

尾道駅。
途中下車することもなく、大阪に向け帰路に着く。