嵐山まで旅しよう　後編

2021/10/31 - 2021/10/31

嵐山に到着してフラフラ。
温泉と夕食と夜散歩を楽しみました。
前編はこちら。https://4travel.jp/travelogue/11721695

エリア 京都

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 徒歩

常寂光寺を出てからこんな看板に出会いました。
お、落柿舎が近いのね。
行ってみようか。

少し進むと芝が広がる広場に出ました。

近くにはMuseum 李朝 cafe & gallery。

ミュージアムにカフェが併設されているお店のようです。

カフェあたりから見える景色はこんな感じ。

近くには土佐四天王像。
坂本龍馬、中岡慎太郎、武市瑞山、吉村寅太郎といった面々。なぜこの場所に建てられているんでしょうね。

いやぁ、それにしても空の雲が綺麗ですね。
せっかくなので、Museum 李朝 cafe & galleryとは芝生を挟んだ反対側に向かってみます。

嵯峨天皇皇女有智子内親王陵墓がありました。
有智子内親王は第52代嵯峨天皇の第8皇女に当たる方で、日本史上数少ない女性漢詩人の一人。宮内庁が管理している場所なので入場することはできませんが、柵の外から中をのぞくことはできました。

嵯峨天皇皇女 有智子内親王墓 名所・史跡

お隣には落柿舎。
向井去来の別荘で、芭蕉が「嵯峨日記」を著した場所でもあります。俳句を作って投函することができますが…そんな技量は私にはない。

落柿舎 名所・史跡

昔40本の柿の木が周りにあったのが、嵐で一夜にして全ての柿が落ちてしまったことから落柿舎と名付けられたそうです。

ゴミ箱が京都らしい感じ。

小倉山を見ながら暮れ始めた街を歩きます。

排水溝の蓋がお洒落。

こちら卵の専門店。その名もずばり「たまごや」。
卵かけごはんが美味しいそうだったけれど、夕食のことを考えて断念。

かみ舎楽 七味唐辛子＆カフェ。
初めて見た時には、唐辛子のお店でカフェ？と思いましたが、七味に使われているのもを考えれば、アリなのかもしれないと思いました。

県道29号線に出たところにある踏切にて。

電車が通る瞬間って映画みたいだなと思いました。

なんだか好きなんですよね、踏切から見た路線って。

生麩チーズカツの看板が魅力的に見えた、じょうたつ屋。
食べ歩きにはもってこいなんですが、夕食を考えると…断念。

嵐山商店街 市場・商店街

おうすの里。
梅製品の店でいくつか味見をさせていただいたのですが、求めているものは見つからず。美味しかったんですけれどね。

ぶらり嵐山という建物にトイレを借りがてら入ってみましょう。

ぶらり嵐山 専門店

広めの案内所や休息スペースの他に、障害者の方が作った品がたくさん販売されていました。障碍者施設が出している品って、施設の経営内容によっては値段の割に丁重に作られた良いものがあるんですよね。
こういう場所が嵐山にあるってのが良いなと思いました。

嵐山駅は人が結構いますね。

薄暗くなっている頃でしたので、キモノフォレストの灯が点灯されていました。
よし、これは夜にもう一度来てみよう。

宿に帰って手続きを済ませて投宿。

京都嵐山　花のいえ 宿・ホテル

室外には庭も見えますね。

枯山水の庭でした。中々に良い感じ。

ご飯前にお風呂に入っちゃいましょうか。
宿には内風呂１つの人工温泉があり、お湯を堪能した後は、マッサージ機で疲れた足をほぐして体を労りました。

夕食の時間になり、部屋に料理が運ばれてきます。
お酒を飲むことができない状況だったのでお水で乾杯。

お酒を飲まない代わりに、ご飯とお味噌汁と香のものも持ってきていただいて、さあ食べましょうか。

茶わん蒸し。
つるんとした優しい口上がりにほっとします。

嵐山ならやっぱり湯豆腐が出ますよね。
小葱と刻みのりを入れたポン酢で頂きました。

箱の中には四つの小鉢。

刺身は鯛とサーモン。
鯛の刺身好きなんですよね。

ローストビーフのサラダ。
さっぱりいただけました。

炊き合わせやキヌカツギなど。
見ていて楽しい。

鶏ひき肉の餡がかかったかぼちゃの煮物。
餡かけの出汁がよく効いていて美味しかったです。

たくさん歩いたからか、夕食は丁度良い量だったけれど、お酒を飲まなかったのでご飯が進み過ぎてしまい、思わずお代わりしてしまいました。
漬物だけで一杯食べることができる状況ってのはたぶんお腹が予想以上に空いていたんだと思われ。

デザートは抹茶ムースと緑茶。
ムースに乗っている餡子が甘すぎず美味しかったです。

お腹も満たされたところで、腹ごなしもかねて夜の散歩に出かけます。

綺麗な月が空に浮いていました。

水面に映る灯や山を照らすライトなど思いの外明るくて良い感じです。

丹山酒造の販売店。
実は常寂光寺からの帰り道、こちらのお店で日本酒の試飲をさせてもらいまして、その中の一つの酒がとても美味しくて気に入り一本購入したんですが、あまりに美味しかったので思わず他のお客さんにも勧めてしまいました。販売員でもないのに何やっているんだか。

夜の嵐山駅に到着。
ライトアップされて輝いています。

嵐山駅 (阪急) 駅

遅い時間なので流石に誰もいません。

お店も全てしまっています。

色とりどりの京友禅柄がポールの光に照らし出されて綺麗です。

カッコイイ京友禅の柄だな。

奥までずらりとポールが続いていますね。

構内を歩いている時に、このライトアップはよく計算されていると感心しました。

ホームの方に向かってみましょうか。

ホームには一両だけ電車が停まっていました。

昼間の景色とは全然違いますね。

暫くするとベルが鳴りました。ちょうど電車が出発するようです。

ホーム奥に何かありますね。

これはハイキュー?とのコラボブースのようです。

外から中を覗くとこんな感じ。
嵐山温泉の足湯で、コラボ仕様になっていました。

嵐山温泉 駅の足湯 温泉

営業時間外だったのでお湯は抜かれています。

烏になったキャラクターたちが釣り下げられていて可愛い。
ちゃんとバレーボールも置いてあり、ファンには楽しい場所でしょうね。

普段の足湯チケットだけではなく、ミニタオル付きのチケットも販売されているようです。

太秦でもコラボイベントやってたんだ、となった看板。

関西弁キャラだから大きく出てるんかな？
このキャラクターは兵庫県代表だけれどね。

何やらこちらの方にたくさんの光るポールが立っていますね。

奥の方まで光るポールが続いていました。

ポールが続く道の奥に行ってみます。

600本の光林の威力、堪能させてもらいましょうか。

うわー！全て違う模様の光林による光の道ができてる～！
綺麗だなぁ。

おや？何かありますね。

道沿いに歩いて真ん中まで行ってみると泉がありました。
夜のこの光景はとっても素敵。

どこを見てもキラキラ輝いていて綺麗です。
まるで別世界にいる様。

こんなに様々な模様が輝いているっていうのは凄いなと思いつつ、もと来た道を戻ります。

構内のタリーズ前にある広場に戻ってきました。

どこもかしこも光林で埋め尽くされた構内は素敵でした。
横道に続く階段から構外にでます。

綺麗だったので渡月橋も歩いてみましょう。

渡月橋 名所・史跡

向こう岸には嵐山公園 中之島地区がみえますね。
結構明るくて、人もそこそこいそうです。

ライトアップされた嵐山。
もっと紅葉が進むと更に違う感じになるんだろうな。

橋自体も綺麗にライトアップされていました。
明るくて歩きやすいです。

嵐山公園 中之島地区の辺りまで来ました。

大堰川 自然・景勝地

ライトアップの基が見えますね。

来た道を戻りましょうか。
再度、橋を渡って向こう岸に向かいます。

こちらからの景色もきれいだなぁ。

遠くに大文字焼きをする山が見えます。
やっぱり京都市内は明るいです。

あの辺りに宿があるんだなと思いながら歩いていました。

橋を渡り切ってからてくてく歩いて宿に到着。
ただいま。
この辺りに停まっているからこそできる楽しい散歩でした。もう一度お風呂に入ってから寝ることにしましょうか。