秋の北海道鉄道旅　特急北斗・宗谷編（函館→札幌→稚内）

2021/11/10 - 2021/11/13

北海道新幹線（東京-新函館北斗）、特急北斗（函館-札幌）、特急宗谷（札幌-稚内）を乗り継ぎ、日本最北端の稚内まで鉄道で旅してきました。
東京から稚内まで3日間で1,547kmの景色を楽しみ、時間を贅沢に使う旅となりました。

今回は函館から稚内までです。


11/10（水）
東京　　　 9:36-新函館北斗13:33　東北北海道新幹線はやぶさ13号
新函館北斗13:47-函館　　　14:02　函館本線快速はこだてライナー
函館市内観光（五稜郭）
東急ステイ函館朝市 灯の湯泊


11/11（木）
函館市内観光（朝市、赤レンガ倉庫）
函館　　　12:15-札幌　　　16:04　特急北斗11号
ＪＲイン札幌駅南口泊


11/12（金）
札幌　　　 7:30-稚内　　　12:40　特急宗谷
宗谷岬までレンタカーでドライブ
ドーミーイン稚内泊


11/13(土）
稚内　　　 6:36-旭川　　　10:19　サロベツ2号
旭川　　　10:30-札幌　　　11:55　ライラック18号
札幌　　　14:00-新千歳空港14:37　快速エアポート140号
新千歳空港21:40-羽田空港　23:25　NH988

エリア 稚内(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

函館から特急北斗11号に乗って、札幌に向かいます。

函館駅 駅

キハ261系ディーゼル特急。
デザインがかっこいいです。

函館駅 駅

普通車で約4時間の旅となります。

本日のお昼は、函館駅で買った駅弁とサッポロクラシック。
名物のニシンと数の子のお弁当を、昼からビールと頂きます。
なんとも幸せな瞬間。

車内販売はないので、函館駅で買わないと4時間何も食べられません。。

雨あがりで一気に雲が抜けたような小沼。

大沼駅の近くで、虹が見えました！

大沼駅 駅

北海道駒ヶ岳を回り込みながら、進んでいきます。

海が見えてきた！

森駅で停まっていたキハ40系。
もうすぐ見られなくなるのかな。。

森駅 (北海道) 駅

森駅を過ぎてからは、苫小牧までほぼ海岸線を進みます。
天気もよくなってきて、内浦湾を眺めながらのんびりビールを頂きます。

苫小牧が近づくと、一気に工業地帯となりました。
製紙工場などの煙突が立派です。

その後新千歳空港の横を通り、ほぼ定刻の16時過ぎ、札幌駅に到着。

札幌駅 駅

函館から約4時間。
新幹線が開通したら、便利だけど見える景色が一気に変わるんでしょうね。

ホテルにチェックイン後、札幌市街を散策します。

札幌市時計台 名所・史跡

大通公園。

大通公園 公園・植物園

11月も半ばですが、まだ10℃ありました。

すすきの交差点。
新しくファイターズの監督（ビッグボス？）に就任した新庄監督についてのインタビューを受けましたが、旅行者なので、断りました。。

寒い時期に札幌に来たら、やっぱりラーメンが食べたくなります。

新ラーメン横丁 名所・史跡

バターコーンラーメン。
うまい！

元祖札幌ラーメン もぐら グルメ・レストラン

北海道庁の方をまわって、ホテルに戻りました。

北海道庁旧本庁舎 名所・史跡

翌朝、今回最長の乗車となる特急宗谷に乗るため、朝7時頃札幌駅に入ります。

札幌駅 駅

いよいよ北海道新幹線開業に向けた工事が、札幌駅でも始まっていました。

特急宗谷で稚内を目指します。
特急宗谷は一日に一本しかないため、「宗谷〇〇号」のような数字が付きません。
朝7時半に出るこの特急が、稚内直通の最終便にもなっています。

5時間10分の旅、宜しくお願いします！

今回はこの長時間の乗車を楽しむため、この区間だけグリーン車にしました。

（1+2）×3列で、先頭車両に9席しかありません。

今回は一人席に乗車。

リクライニングも思いっきり倒し、5時間超の旅を楽しみます。

札幌駅を出発してからは、かなり長いこと室蘭行きの特急・すずらん2号と並走します。

昨日の海岸線メインの特急北斗と変わって、特急宗谷は北海道の内陸部分も多く走ります。
北海道らしい景色になってきました。

旭川から宗谷本線に入ります。
音威子府を通るころには、グリーン車は完全に貸切になっていました。
旭川までは3人（みなさん一人がけの席）いましたが、また一人と降りていき、途中からはほぼ広いグリーン個室のような感じでした。

音威子府駅 駅

野性の鹿が普通にいます。
車内アナウンスでも、「野生の動物とぶつかる可能性がある区間です」とアナウンスされていました。

天塩川に沿って北上を続けます。

古い客車が置いてあった、豊富駅。

豊富駅 駅

そして抜海をすぎたあたりで、遂に日本海が見えてきました。

札幌から走り続けること5時間強、日本最北端のホームに入ります。

稚内駅 駅

先頭車両のグリーン車だったので、このとき日本最北端の鉄道乗客となれました。

稚内駅 駅

東京駅より1547.9km。
線路のみで来られた！

稚内駅 駅

最北端の線路。
新幹線はやぶさ4時間+特急北斗4時間+特急宗谷5時間と、新幹線と特急を乗り継いても東京から13時間の旅となりました。

日本最北端の線路のモニュメント 名所・史跡

現在の稚内駅の時刻表。
一日6-7本しかないんですね。。

稚内駅 駅

かつての日本最北端の線路。

稚内駅でお昼を食べてから、レンタカーを借り、宗谷岬を目指します。

冬が近づき、自然の厳しさを感じるような景色が続いていきます。

そして日本最北端！

宗谷岬 自然・景勝地

気温5.9℃でした。

日本最北端の自販機。
厳密にいうと左が北なので、ファンタが最北端の商品でしょうか？

宗谷岬の町。

宗谷岬展望台 名所・史跡

曇ってはいましたが、この日は風が強く、サハリンが見えました。
こんなに近いんですね。

サハリンまでたった43km。
利尻・礼文より近いことに驚きました。

夜は天然温泉天北の湯・ドーミーイン稚内泊。
温泉でゆっくりし、夜鳴きそばを楽しみました。

天然温泉　天北の湯　ドーミーイン稚内 宿・ホテル