素敵な温泉宿で温泉と食を楽しむ　その１

2021/08/14 - 2021/08/15

福島県の福島市は私の生まれ育ったところ。
とは言え、18歳で地元を離れてからは、アラフィフのこの年まで、年に1～2回実家に帰る程度なので、今、福島市に行っても浦島太郎状態。
それにこのコロナ禍が追い討ちをかけて。

ここ2年は年老いた両親の住む実家にも行くことができないでいるが、お墓参りだけは毎年行っている。

今回は、のんびりお泊まりを満喫していた会津湯野上温泉の蕎宿湯神をチェックアウトしてから福島市へ向かい、一泊した福島の飯坂温泉のある旅館の記録。

エリア 飯坂温泉(福島)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

会津湯野上温泉から会津若松と猪苗代を経由して二本松へ車を進める。
この日は台風みたいな風と物凄い土砂降りで、のんびりどこか見学しながら…なんてこともなく、とにかく福島を目指した。

ちょっとした休憩をどこにしようか？ということで、道の駅安達（下り）に寄ってみた。

駐車場はなかなか広い。
数年前に出来た施設のせいか、なかなかきれい。

土砂降りの雨が小止みになるのを見計らって、車をでる。
外での販売車は、今日は集客は難しいだろうなぁ。

この道の駅にはファミマが入っていた。

案内図。
いろいろお店も揃っている。

道の駅安達智恵子の里下り線 道の駅

パン屋さんも！
ご当地パンが大好きな私には、かなり魅力的な場所！
でも今日泊まるお宿は食事のボリュームが凄すぎると聞いているので、買うのを我慢。

お土産物もいろいろたくさん。
福島のお土産って言うより二本松市のお土産がほとんど。

お酒もいろいろあって。
そういえば二本松って日本酒の酒蔵があった筈。

道の駅らしく植物も販売していた。

こちらはフードコート。

メニューもなかなか工夫があって、面白い。
朝定食があるのっていいね。

フードコートの様子。
なかなかキレイで清潔。

道の駅の奥には情報コーナーも。
ちょっと静かに休憩したい時にいい場所かも。

道の駅安達をぶらついた後は、福島市へ向けて再出発。雨も風も凄いから、お墓参りは明日にして、まずはお宿へ向かおう！

宿泊の予約をしていたのは、福島市にある飯坂温泉の老舗のお宿。
口コミが良かったのと、その雰囲気は我が家向けかな？と予約してみたのだ。

お宿は幹線道路から細い路地を入ったところにあった。対向車が来たら絶対すれ違えないだろうな、と思う感じの道だったが、そう言う道だからこそ他の車は来ないので、落ち着いて車を進めることができた。

お宿の玄関は古い雰囲気。
ガラス引き戸の内側にカーテン。
昭和初期のお宿みたいな。

お宿の玄関に入ると、壁際に何やらいろいろある。

吊るし雛？それとも？
たくさんの飾りがかけられていた。

でも、お宿の玄関に入って一番目を引くのは、真正面に置いてある衝立。素晴らしい衝立が目の前にばーんと飛び込んでくる。

そしてお宿の天井がまた素晴らしくて。
建築物に興味がある人なら、ついつい見入ってしまう筈。

さて、ここの旅館はフロントがないそうで、検温や消毒を済ませると、すぐ部屋に案内された。
お宿の廊下はこんな感じ。
以前に泊まった馬頭温泉のいさみ館に凄くよく似てる。

今回予約していた別館という名前の客室。
別に離れでもなく廊下で繋がっているし、別館の感じは全くないのだけれど、別館という名前なのは増築した部分なのかも？となんとなくそう思った。

飯坂温泉　青葉旅館 宿・ホテル

別館という名の客室のドアを開けると、脇にミニテーブルが。
食事が部屋食だから、配膳の時使うのかもしれない。

その奥の冷蔵庫は、部屋側の襖を開けて使うと便利。

冷蔵庫の中は空。

因みに客室に入ってすぐは、この小さな次の間になる。

ここにタオルやアメニティがあった。

次の間の襖を開けると…。

床の間まわりは、いろいろな物が揃っている。

ここに出る。
大きな大きなテーブルは掘り炬燵になってる。

ここに座って、お茶を入れてもらってからチェックイン手続きをした。
お茶菓子はりんごで作ったオリジナルのお菓子とのこと。これ、すごーく美味しかった。

お茶用の湯沸かしポットは大きいタイプ。

生花が飾られていて、ちょっとした本も。

これ、なんだろう？と思ったら。
抗菌バスターというものらしい。
使い方がわからなかったので、使わなかったけれど、お宿側でもいろいろ意識してくれているんだろうなぁと思った。

さて、居心地のよい掘り炬燵のお部屋の隣は寝室。

あらかじめお布団が敷いてあるのは嬉しい。

寝室側の床の間もいろいろ置いてある。

金庫にテレビに、その奥にあるのは何？

これ。よくみたけど、結局分からなかった…。
空気清浄機かな…？
でもこの部屋にちゃんと空気清浄機あるのにな？

さて、寝室の横を見ると、ガラス戸の向こうに玉砂利が！？
室内なのにオシャレ！

寝室の前にこんなスペース。

なんか、おばあちゃんの家を思い出す。

ちょっとしたお庭もある。

天井の意匠も今となっては素晴らしいと思う。

洗面所はシンプル。

洗面所件脱衣所から一段下がって浴室のドア。

脱衣かごにドライヤー。

客室付きの浴室のカラン。
アメニティはシャンプー、コンディショナー、ボディーソープと洗顔フォーム。

こちら、部屋付きの浴室だけど、温泉！
飯坂温泉はとにかく暑いので、つい水をじゃーじゃー入れちゃった。

普通は部屋付きの温泉だと窓を開けたり、温泉の出る量を絞ったりして温度を調整したりするんだけど、ここは、それだけでは無理だった。

この部屋のトイレ。
昔の作りらしいつくり。

ただし、設備は最新式。笑
ありがたい。