2023/10/08 - 2023/10/08
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みょうさんさん
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宮城・福島 秋のドライブ旅行の2日目、
石巻から福島に移動し、飯坂温泉にある旧堀切邸を見学した後、共同浴場の波来湯に入湯。
その後、医王寺を訪ねました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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旧堀切邸の駐車場に車を停め(自己申告制で1時間100円)、先ず旧堀切邸を見学します。
旧堀切邸は、江戸時代から続いていた豪農・豪商の旧家で、補修、復元して、現在福島市が管理し、無料で公開しています。 -
桁行が10間(約18メートル)ある十間蔵、1775年に建てられたそうです。
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明治13年の火災で焼失した後、明治14年に再建されたという主屋に入ります。
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明治13年の火災前から建っていたという中の蔵
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火災の後、明治20年頃に建てられた新蔵
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庭に面した座敷
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座敷の天井は珍しいアーチ状になっていました。
邸内には足湯もありましたが、この後共同浴場に行くので、パスしました。 -
次に飯坂温泉に9つある共同浴場の一つ波来湯に来ました。
この浴場は温湯と熱湯があり、温湯は42度と入りやすい温度でした。
もちろん源泉かけ流しですが、無臭で個人的にはあまり温泉らしく感じられませんでした。 -
波来湯のロビーから摺上川沿いのホテル群を望みます。
廃墟になっているようなホテルもありました。 -
次に飯坂温泉で一番古い湯と言われる鯖湖湯に来ました。元禄2年(1689年)に飯坂を訪ねた芭蕉もこの湯に入ったといわれています。
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趣のある建物です。一度入ってみたかったのですが、相当熱いと聞いていたので入りませんでした。
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大きな樽が上げられているような木造の貯湯槽はシンボル的な存在です。
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鯖湖湯の近くには、江戸末期に建てられたという、白壁土蔵造りのなかむら屋旅館もあり、よい雰囲気です。
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次に飯坂温泉の近くにある医王寺を訪ねました。
ここは平安時代、奥州藤原氏と関係のあったこの地の豪族佐藤氏の菩提寺であった真言宗の寺院です。源義経挙兵の際、藤原氏の命により佐藤継信、忠信兄弟が義経の家臣として平家討伐に加わりましたが、兄継信は屋島で平家に討たれ、弟忠信は源頼朝の刺客により京都で自害しました。 -
本堂の中に入ることができます。
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本堂に入ると、薄暗い中で、本尊の大日如来を拝むことができました。
りんを鳴らすと、透き通った音がいつまでも鳴り響きました。 -
本堂の右側には佐藤継信、忠信兄弟の位牌殿がありました。
二人の息子を失い深く悲しむ母乙和に、継信の妻若桜と忠信の妻楓は兄弟の武将の姿になり慰めたとか。その人形が位牌殿に飾られています。 -
義経は奥州に逃れる際この寺を訪ね、太刀と弁慶の笈を奉納したとされています。
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江戸時代、この地を旅し心打たれた松尾芭蕉は、奥の細道で、「笈も太刀も五月にかざれ紙幟」と詠んだそうです。本堂の左に芭蕉の句碑があり、弁慶のものとされる笈が宝物殿に飾られています。
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奥の院に続く杉並木の道を進みます。
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途中、源義経を中心に佐藤継信、忠信兄弟の石像がありました。
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奥の院の薬師堂に着きました。
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薬師堂の右に、立派な兄弟の墓碑が建てられていました。
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見応えのある寺院でした。拝観料300円。
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