2021/12/12 - 2021/12/12
450位(同エリア667件中)
ドクターキムルさん
- ドクターキムルさんTOP
- 旅行記7569冊
- クチコミ134件
- Q&A回答247件
- 7,194,603アクセス
- フォロワー40人
御門は京都・平安神宮近くの寺院・西方寺にあった、江戸時代の宝暦5年(1708年)頃に造られた門である。三溪園には大正時代の初め頃に移築された。
戦前、三溪園では、一般に開放されていた外苑に対して、内苑は原家の私的なエリアとして使用され一般の人は立ち入ることができなかった。その境界にあった建物がこの御門である。この先にある臨春閣は当時、豊臣秀吉が建てた桃山時代の聚楽第の遺構とされ、「桃山御殿」と呼ばれていたため、この門も「桃山御門」、または「桃山御殿門」と呼ばれていた。
また、同時に移築された西方寺の裏門は現在は三渓園の海岸門となっている。
西方寺は平安時代の末期に創建され、時の公卿、藤原経宗の開基と伝わる浄土宗の寺院である。その表門と裏門が三渓園の原家の表門と裏門として移築されたのだ。
御門の屋根に上がっているのは露盤の飾り瓦なのに対し、海岸門の屋根に上がっているのは桃の飾り瓦である。この桃の飾り瓦は鎌倉・建長寺総門のものが知られている。建長寺総門は昭和15年(1940年)に京都の般舟三昧院から移築されたものである。皇室由緒寺院で,般舟三昧院はもとは伏見にあり、後土御門天皇が離宮の伏見殿を勅願寺に改めて文明11年(1479年)に開創された。
京都御苑では御所には屋根に菊の飾り瓦が上がっているが、仙洞御所などには桃の飾り瓦が上がっている。ただし、三渓園の職員は魔除けだという。
それにしても、西方寺の表門を移築した御門に目に付くような飾り瓦が上がっていないのは不思議な気がする。
(表紙写真は海岸門)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ドクターキムルさんの関連旅行記
本牧・根岸・磯子(神奈川) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
8